大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会

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大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会

 私たちは、大阪府摂津市に暮らす市民の団体です。
 発がん性などが指摘される有害な有機フッ素化合物の一つ「PFOA」が、2020年全国一高濃度で地下水から検出され、私たちの不安は胸に大きく広がりました。市民の手で行った調査では、土壌や農作物、血液からも高濃度が検出されました。摂津市にあるダイキン工業(株)淀川製作所が40年以上排出し続けたことが分かりましたが、国も大阪府も摂津市もダイキン工業自身も、根本的な調査や対策を行おうとしません。
 しかし、PFOAを含むPFAS(有機フッ素化合物の総称)は、今や日本全国、世界的にも大きな問題となっています。遺伝子やホルモンへの作用があるともいわれ、未来の世代にまで影響するかもしれません。
 私たちはここ摂津市から声を上げ、多くのみなさんとつながりながら、問題の解決を求めて粘り強く活動していきたいと願っています。

更新情報

2024/12/16
幸田泉記者の「ダイキン工業淀川製作所の労働者から高濃度PFOA検出」をお知らせに掲載しました。 NEW
2024/12/12
「PFOA等の血液検査を求める要望署名」の報告をお知らせに掲載しました。
2024/11/27
「NHKスペシャル 調査報道新世紀File8 追跡“PFAS汚染”」放送のお知らせを掲載しました。
2024/09/26
「ダーク・ウォーターズ」の上映会のお知らせを掲載しました。
2024/09/05
「摂津市長選挙予定候補者のPFOA汚染問題公開質問状への回答」を掲載しました。
2024/08/15
「摂津市長選挙へ立候補を考えておられる方への公開質問状」を掲載しました。

お知らせ

ダイキン工業淀川製作所の労働者から高濃度PFOA検出 幸田泉記者

ダイキン工業淀川製作所の労働者から高濃度PFOA検出 人体への有害性が明らかになっているPFAS(ピーファス、有機フッ素化合物)。PFASの一種であるPFOA(ピーフォア、ペルフルオロオクタン酸)を製造していたダイキン工業淀川製作所(大阪府摂津市)の労働者が血液検査を受けたところ、高濃度のPFOAが検出されている。大阪では2023年、京都大学大学院医学研究科の予算で「大阪府民1000人血液検査」が行われ、実施団体として「大阪PFAS汚染と健康を考える会」(大島民旗代表)が設立された。摂津市内で血液検査の呼び掛けをした「大阪・摂津市PFAO汚染問題を考える会」(清水信行代表)は、「ダイキン工業淀川製作所の労働者で血液検査を受けたのは、会が把握しているところではまだ数人にとどまる。もっと広範囲の血液検査、健康影響調査が必要だ」としている。 是非、こちらから全文をお読みください

PFOA等の血液検査を求める要望署名 1496筆

本日、摂津市長宛の「PFOA等の血液検査を求める要望署名」1496筆、秘書課に提出しました。
市長との懇談は後日、日程を合わせて行います。
ご協力をいただいたみなさん、ありがとうございました。
署名活動は今後も行います。
引き続きよろしくお願いします。
署名用紙をPDF形式でダウンロードしていただけます。
要望署名1 要望署名2

調査報道新世紀File8 追跡“PFAS汚染”

初回放送日:2024年12月1日

自然界で分解されることがほとんどなく永遠の化学物質と呼ばれる有機フッ素化合物PFAS。去年WHO・世界保健機関が一部の物質について発がん性の評価を引き上げたが、そのPFASが日本各地の水道水から検出されているのだ。国が暫定的に定めた目標値を大きく超える地域もあり住民から不安の声が上がっている。汚染源を探る住民、PFASを製造してきた企業、国内外の研究者への独自取材から“PFAS汚染”の全貌に迫る。
【NHKスペシャル】
調査報道新世紀File8 追跡“PFAS汚染”

「ダーク・ウォーターズ」の上映会のお知らせ

 PFAS 汚染が伝えられ、国や行政が実態解明に後ろ向きな姿勢を示す中、私たちは 昨年9~12月、住民自身の手による1190 人の血液検査を実施し、ダイキン工業淀 川製作所周辺のみならず大阪の各地で、人体にも少なくない影響を及ぼしている実 態を明らかにしてきました。
 マスコミの報道もあり、住民の関心は高まってきていますが、身近に広がるPFAS 汚染の実態はまだまだ知られていません。そこで、2000 年代初頭に米国でデュポン を相手にたたかい、連邦政府や国を動かし厳しい環境基準、健康管理基準を定めさ せるキッカケとなった映画 「ダーク・ウォーターズ」の上映会を企画しました。
 多くの方に鑑賞していただき、PFAS 汚染と健康を考える機会となればと思います。

大阪 PFAS 汚染と健康を考える会 (代表 大島民旗)


ダークウォーターズ

「大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会」総会&学習会−溢れる参加者で大盛況

 5月18日「大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会」の総会&学習会が摂津市立コミュニティプラザにて開催されました。
 会場は主催者の予想を上回る108人の参加者で溢れ、資料や座席が足りなくなるほどでした。
 昨年大阪で行われた約1200人の大規模血液検査(「大阪PFAS汚染と健康を考える会」実施)では、摂津市4会場で201人が受検しましたが、その分析を行った京都大学の原田准教授からの講演では、摂津市民のPFOA血中濃度が他の地域よりも高く、健康リスクが上昇しうるドイツ環境庁や全米アカデミーの指針値を超える割合が高いことが数値を持って示されました。また、長年この問題に取り組んできた京都大学小泉名誉教授からは、PFOAの排出者であるダイキン工業と大阪府、摂津市が3者密約で情報を隠し、市民を欺いてきた実態も告発されました。
 会は、摂津市に対し血液検査実施を求める署名活動や、9月に行われる摂津市長選挙で候補者全員に公開質問状を送るなど、「PFOA汚染問題の調査・対策を進める市政への転換を」と今後の活動を確認しました。

大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会の当面の活動
 ☆PFOA含むPFAS問題について関心を持ち、学習します。
 ☆PFAS問題について周りの人と話します。
 ☆PFAS問題についてSNS等で発信します。
 ☆大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会の会員を増やします。
 ☆PFAS問題について学習会を開催します。
 ☆PFAS問題の調査・対策を行政・企業等に求めます。
 ☆「PFOA等の血液検査等を求める要望署名」を集めます。
 ☆9月の摂津市長選挙の候補者全員に「PFOA問題にどう取り組むか」を公開質問し、結果を市民に知らせます。
 ☆大阪 PFAS汚染と健康を考える会と連帯して運動を進めます。
 ☆全国のPFAS問題に取り組む人々と連帯して運動を進めます。

「大阪・摂津市 PFOA汚染問題を考える会」規約をダウンロードする(PDF形式)

発がん性指摘される「PFAS」 工場付近の川から高濃度で検出…住民に血液検査行うと『約2割の住民』で基準値超

大阪府摂津市と隣接する大阪市東淀川区の住民の血液から有害性が指摘される有機化合物「PFAS」が高い濃度で検出されたと、市民団体が明らかにしました。

詳細はMBSニュースでお読みください。
【MBSニュース】(YouTube版MBS NEWS)
発がん性指摘される「PFAS」 工場付近の川から高濃度で検出…住民に血液検査行うと『約2割の住民』で基準値超 | MBSニュース

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