暮らしに侵入した「永遠の化学物質」 20年以上にわたり有機フッ素化合物(PFAS)の毒性を研究し、市民とともに暮らしのなかの汚染調査をしてきた研究者がやさしく解説。
多岐にわたる用途で使われる有機フッ素化合物。発がん性が指摘され、世界では規制の波が押し寄せる。 そんな便利で厄介な物質によって、東京・多摩地区の一部の地下水と飲み水が汚染されていた。 住民に健康影響はあるのか。見えざる汚染源を追跡する過程で露わになったこの国の姿とは。
こげつかないフライパンや撥水スプレーなど、生活の身近で便利に使われてきた有機フッ素化合物(PFAS)。何千年も分解されず発がん性が疑われ「永遠の化学物質」と呼ばれている。米軍基地や工場から流出し、沖縄、東京、大阪など全国の水が汚染している。
大阪・摂津市PFOA汚染問題を考える会 大阪府摂津市 代表:清水信行 Mail:settsupfoa@gmail.com
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