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落葉松亭日記(2018年7〜8月)


ニュース・評論のスクラップ、凡夫の日々雑感

8月31日(金) 晩夏

暑かった8月も今日で終わり。
所用で街まで降りていったが、帰りは登り坂、汗をかいた。
シャワーをあびて風呂代わりにした。

明日、明後日は土日で、夏休みのおまけ。子供の頃、長い夏休みなのに、遊びほうけて宿題の仕上げに四苦八苦したことが思い出される。今の子供達はどうだろうか。

夕方、俄雨が降った。





8月29日(水) なぜ多い「反日日本人」

日本人でありながら自国を貶める人がなぜこんなに多いのか。
典型的な例では朝日新聞の慰安婦報道があった。数年前、捏造を謝罪はしたが、英文では未だ謝罪はしていないとか。
日本人の自虐史観は、占領下のGHQのWGIP(下記記事中)による洗脳だったという。
自分も教科書や報道番組などで知らず知らず洗脳されたクチだろう。
またGHQは洗脳だけでなく、大東亜戦争前後に発刊された多くの図書についても焚書を行った。(西尾幹二著「GHQ焚書図書開封」)。
【解答乱麻】「反日日本人」がなぜこんなに多いのか カギは米国産「WGIP」にあり
  麗澤大大学院特任教授・高橋史朗 2018.8.29 11:30
http://www.sankei.com/column/print/180829/clm1808290005-c.html

 1980年代から90年代にかけて国際問題化した教科書問題、靖国神社参拝問題、慰安婦問題のいずれも、自虐史観にとらわれた「反日日本人」が国際的に火を付け、マッチポンプ式に日本に持ち込んで騒ぎ立てた点が共通している。

 近年のユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」登録申請をめぐる問題も同じである。中国が「世界の記憶」に追加申請した「戦犯日本兵千人の供述書」は、事実を無視して日本の残虐さを強調する「南京大虐殺プロパガンダ」の中心的役割を果たしている。

 「日本軍『慰安婦の声』」申請文書の参考文献の多くを左派系の日本人研究者が占め、理論的にも史料的にも後押ししている実態が浮き彫りになった。

 韓国の「ナヌムの家」に展示されている写真の大半も日本の研究者らが提供したものであることが明示されている。

 終戦後、占領軍は占領政策を継承し、拡大再生産するために、文芸評論家の江藤淳の言う「黙契(暗黙の裡(うち)に気持ちが合ってできた約束)関係」を「反日日本人」と結び、「内的自己崩壊」の土台を築いた後に、占領を解除した。

 日本人に罪の意識を植え付けた「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」を陣頭指揮したブラッドフォード・スミスは1942年の論文「日本-美と獣」(コミンテルンの外郭団体の機関紙『アメレイシア』4月号)で、日本人の二面性(美しい心を持ちながら、「南京大虐殺」をしたという)が「敵の本質」であるとして、次の一文で締めくくっている。

 「今は世を忍んでいる自由主義的な指導者たちに、過去の原始的な怪獣が決して再び台頭しないよう建設する機会を保障するため、私たちに何ができるであろうか」。「本性に根差す軍国主義」という日本国民の伝統精神に対する誤解がWGIPにつながった。

 GHQ(連合国軍総司令部)月報によれば「占領軍が東京入りした時、日本人には戦争贖罪(しょくざい)意識は全くなく、兵士の犯した残虐行為を知らず、道徳的過失の感情はなかった」。それ故にWGIPが策定され、その中核に「南京大虐殺プロパガンダ」が位置付けられたのである。

 1945年7月に作成された対日心理作戦報告によれば、占領軍に友好的な「自由主義者」として、野坂参三、鹿地亘らの共産主義者を挙げて活用した。

 マッカーサーの政治顧問付補佐官であったエマーソンの米上院での証言によれば、野坂らの提唱で設立された日本人民解放連盟の中国での日本兵捕虜洗脳教育を対日心理戦に利用できると確信し、WGIPのモデルとなった。

 エマーソンは「日本国内の戦争反対分子を励まし、内部崩壊を早める」よう提言し実行されたが、同証言で「共産主義の目的についての理解がなかった」と弁明している。

 日米合作の太平洋戦争史観とコミンテルン史観との奇妙な癒着が戦後の「反日」歴史教育の土壌となり、戦後の「反日日本人」のルーツ、温床となった。

 その成果が80〜90年代の「歴史認識問題」を生み出し、今日の「世界の記憶」への登録申請につながったといえる。

 戦後73年を経た今日、「軍国主義」とは明確に区別すべきわが国本来の国民精神を取り戻し、「反日日本人」とも真摯(しんし)に対話しつつ、WGIP後遺症からの脱却を目指す必要があろう。

【プロフィル】高橋史朗
 たかはし・しろう 元埼玉県教育委員長。麗澤大大学院学校教育研究科道徳教育専攻特任教授、モラロジー研究所教授。親学推進協会会長。男女共同参画会議議員。
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8月26日(日) 日本のケータイ料金

総務省の調査によると携帯電話(PHSを含む)の加入数に対する人口普及率は、181.7%だそうだ。100%を超えるとは、意味不明だが・・・
ケータイを持っていない当方などは、もはや過去の遺物の感がある。
但し、電子メールは大いにお世話になっている。
旅行などに行ったときは、ケータイがあれば便利かなと思ったことはあるが、熱望するほどではなかった。やはり料金が高く、ふだん殆ど電話などかかってこない人間であるので、固定電話の他に契約するほどではない。
その料金であるが、日本は他国に比べものすごく高いらしい。

インターネットは見ているのだが、回線料金は月3000円で、これは米国と比べて安いらしい。
月3000円とプロバイダ料金を合わせると、かつて購読していた新聞代より弱冠高いが、内外の新聞を読めるし、自分もブログを作ったりしているのでまぁまぁかなと思っている。
菅義偉官房長官、携帯電話料金「4割程度下げる余地ある」 2018.8.21 14:45 http://www.sankei.com/politics/print/180821/plt1808210020-c.html

写真:札幌市内で講演する菅官房長官=21日午後

 菅義偉官房長官は21日、札幌市内で講演し、携帯電話の利用料について「あまりにも不透明で、他国と比較して高すぎるのではという懸念がある。4割程度下げる余地はあると思っている」と述べた。

 菅氏は「(携帯電話事業者は)国民の財産である公共の電波を提供されて事業している」と説明。その上で、携帯事業者の利益率が他の業種と比べても高いことに触れ、「競争が働いていないといわざるを得ない」と語った。

 また、公正取引委員会が4年分割払いでスマートフォンの料金を実質半額にする「4年縛り」などを問題視していることを挙げ、「政府として公正取引委員会と十分連携し、今まで以上に利用者に分かりやすく納得できる料金やサービスが実現されるよう取り組んでいきたい」と述べた。
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イギリスの3倍…⁉日本の携帯料金、やっぱり高すぎだった 官房長官「4割値下げ可能」発言で激震

長谷川 幸洋
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57173

諸外国と比べてあきらかに高い

菅義偉官房長官が8月21日、札幌市内で講演し、携帯電話料金について「4割程度、下げる余地はある」と述べた。これを受けて、大手携帯3社の株価が一斉に急落する事態になった。はたして携帯料金は下がるのか。

菅長官は「(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社の)携帯電話料金はあまりにも不透明で、他国と比較すると高すぎる。競争が働いていないと言わざるを得ない」と指摘した。そのうえで「(事業者は)国民の財産である公共の電波を利用している。過度な利益を上げるべきではなく、利益を利用者に還元しながら広めていくものだ」と述べた。・・・・



8月24日(金) 台風20号

台風20号は23日午後9時頃、徳島県南部に上陸した。
その後、同午後11時50分頃、姫路市に再上陸した。(weathernews
神戸でも、午後10時〜11時頃、ゴーゴーと強風が吹き荒れた。

今朝起きてみると、付近の樹木の緑の葉っぱが小枝とともに千切れ、建物の階段や表の通路に吹き寄せられて、強風の威力を見せられた。

24日午前8時の気象庁の予報では、台風は兵庫県を北上、舞鶴から日本海に抜け、 25日深夜、津軽海峡から襟裳岬方面へ向かうという。
以前乗船したことのある、新日本海フェリーのコースと同じで、やはり欠航が出ているようだ。


今日は台風一過の清々しい天気とは裏腹に、海の方から雲が間断なく押し寄せ、 まだエネルギーが余っているのか風が強く、蒸し暑い一日だった。

まもなく二百十日(9月1日)だが、先月末の台風12号と今回と大きいのが二つ来た。 猛暑は峠を越えたが、海の温度が上がっていることも台風誕生に影響するとか。 あと1,2回、やってきそうな気がする。


8月19日(日) ヨシフ・スターリン

「スターリンの送葬狂想曲」という映画が話題になっているそうな。
スターリン(1878-1953)といえば、旧ソヴィエト時代、1600万人〜2000万人を虐殺した悪魔のような人間として知られている。
第二次大戦では、天皇陛下の終戦の詔勅にも関わらず、ソ連は駆け込み参戦し樺太・千島を占領し北方領土問題を引き起こした。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第340号(8月18日)
http://melma.com/backnumber_190875/

*スターリンの葬送狂騒曲

 映画「スターリンの葬送狂騒曲」が3日、封切られた。昨年、欧州で公開されて話題を呼び、今年3月には米国で公開されて、今月ようやく日本での公開となった。英仏合作でスターリンの死を題材にした喜劇である。
(上映劇場 http://gaga.ne.jp/stalin/theater/ )

 スターリンが虐殺した人数は1600万人、毛沢東の6400万人に次いで世界第2位だが、現代史全体に与えた悪影響は毛沢東をはるかに凌ぎ世界史上、最大の極悪人と断定して差し支えあるまい。
 第2次大戦直後はスターリンを英雄視する風潮が日本を含め世界中に横溢していたが、これは共産党のプロパガンダであり、蓋を開けて見ればソ連の独裁者スターリンは戦勝国である筈のソ連の国民を含めて誰一人幸せにしていない。
 彼の家族や側近も同様で、誰一人幸せな人生を送った者はいない。一時的に幸せであったという時期すらない。これはスターリン本人にも当てはまる。つまりスターリンは自分を含めて世界中の人間を一瞬たりとも幸せにしなかったのである。

 こうした人物が具体的にどの様な人であったのか?常識的な想像は困難であり、従って今まで映画やドラマに積極的に描かれることは余りなかった。この点、繰り返し映画などで描かれたヒトラーと対照的であろう。
 常識的な想像が困難な人物を敢えて描こうとすれば、常識を逸脱した描写にならざるを得ない。この映画がコメディである理由は明白だ。常識的には想像もできないような状況が当時のソ連では展開しており、それを敢えて描こうとすればコメディにならざるを得ないのである。

 いうまでもなくスターリンを師匠として崇めていたのが中国の毛沢東であり、北朝鮮の金日成である。この二人の独裁者の死もいまだに謎に包まれたままだが、共産主義独裁体制の本質から考えて、同様のコメディが展開していたに違いあるまい。
 現在の中国と北朝鮮の二人の独裁者の地位が揺らいでいる。中国の北戴河会議で、あるいは北朝鮮の視察先の工場で、コメディの序幕がすでに繰り広げられていよう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「戦争の常識」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1494517092
上記動画のテキスト本
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265

動画配信中:「地政学入門」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1475838508
上記動画のテキスト本
「領土の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089

動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
上記動画のテキスト本
文庫「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/

動画配信中:「現代戦闘機ファイル」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
上記動画のテキスト本「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html

動画配信中「よくわかる!ミサイル白書」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
上記動画のテキスト本「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
2017年12月、韓国で韓国語訳が出版。

その他の著書:
「国防の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)

上記論説にあるように、普通に描こうとしても、あまりに常軌を逸しているので喜劇になってしまうという。予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=zohSdS5BRMs

ソ連の歴史(1〜7)FC2 Video
https://www.youtube.com/watch?v=pBjOpB8wmdY&list=PLNG2QTI728oM1FRFNEchWOwuKsfneP0lr


8月16日(木) スーパー78歳

山口県周防大島町で行方不明になった2歳児を発見した方は、
被災地支援や行方不明者の捜索活動などを続け、ボランティア仲間から「師匠」と慕われていた。
これまでも各地の被災地支援や救援活動をされてきたという。
2歳男児発見の尾畠さん「師匠」と呼ばれるスーパー78歳 2018.8.16
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180816/soc1808160016-n1.html

写真:2歳児行方不明 取材に応じる発見者の捜索ボランティア尾畠春夫さん=15日午後、山口県周防大島町 2歳児行方不明 取材に応じる発見者の捜索ボランティア尾畠春夫さん=15日午後、山口県周防大島町
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180816/soc1808160016-p1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto

 山口県周防大島町で行方不明となっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を発見したボランティアの尾畠(おばた)春夫さん(78)は、被災地支援や行方不明者の捜索活動などを続け、ボランティア仲間から「師匠」と慕われていた。

 尾畠さんは大分県日出町(ひじまち)在住で、66歳で鮮魚店を閉めた後、徒歩で日本を縦断したほか、新潟県中越地震や、東日本大震災の被災地でボランティアを行った。2016年12月、大分県佐伯市で2歳女児が行方不明になった際も捜索に加わり、女児は無事に保護された。

 尾畠さんは西日本豪雨の被災地から一時帰宅した際にニュースで理稀ちゃんの不明を知り、周防大島町に駆け付けた。理稀ちゃんの家族と会って自身の手で引き渡す決意を伝えたうえで、15日午前6時ごろから単身、裏山に入った。「小さい子供は上る習性がある」と判断し、30分ほどで理稀ちゃんを発見した。

 尾畠さんは「体が元気なうちは、まだまだ世の中のために働きたい」と意気込んでいる。

2歳児発見の尾畠さん、ボランティア資金は年金「お金はいるだけあったらいい」 16:13サンケイスポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/sanspo/region/sanspo-geo1808160016.html

 山口・周防大島町で行方が分からなくなっていた藤本理稀ちゃん(2)を無事発見したボランティアの尾畠春夫さん(78)が16日、フジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜前8・0)に出演した。

 番組MCの小倉智昭(71)が尾畠さんに「この度はありがとうございました」と言葉を掛け、「元気ですねぇ」「歯は全部、自分の歯ですか?」と質問すると「全部、総入れ歯です」と白い歯を見せて答えた。

 尾畠さんは自家用車に5日分の食料を積み込み捜索に駆けつけたという。「これがボランティアの基本中の基本。まずは自分の命を一番に守ること。そしてボランティアをさせてもらう」と答えた。

 今回の捜索に参加した経緯について、「地元の新聞で2歳の子供がいなくなったと知った。でも現地の様子が分からないから13日夜まではニュースを見て様子を見ていた。14日朝に起きて新聞を見たらまだ行方不明だというから慌てて荷物をまとめて現地に行ったんです」と振り返った。

 小倉が「ボランティアができる場所があったらどこでも行っちゃうんですか?」と聞くと、「行きますね。法律に反しなかったら」と応じた。

 大分・別府市で鮮魚店を営んでいた尾畠さんは、65歳で仕事をやめてボランティアを始め、現在は国民年金で生活しているという。小倉が「国民年金はそんなにもらえるわけじゃない。ボランティアで方々に行ってお金もかかるじゃないですか?」と心配すると、「お金はいるだけあったらいいです。余分にいりません」と即答。「いろんな考えがあるけど私は最低の物を食べてでもボランティアはさせてもらう」と話した。

 最後に小倉が体調を気遣う言葉を掛けると、尾畠さんは「私は悪いところが三カ所あります」と打ち明け、「顔が悪いです。色が黒過ぎます。足が短すぎます」とユーモアを交えて笑顔で答えた。



8月16日(木) 久しぶりのお湿り

今朝の気温26.5℃。
散歩から帰ってきた階下のご主人
「涼しくなりましたなぁ」
「ほんと、今夏は暑かったですねぇ」
  正午過ぎ、霧が立ちこめてきた。


8月14日(火) お盆

子供の頃は、近所のお寺で盆踊りと合わせて施餓鬼会が賑やかに行われていたように思う。
あまりに暑いので、墓参りも勝手ながら涼しくなるまで延期することにした。
12,13日は、お盆休み中の長男家族を訪れた。一家総出で狭い我が家に来て貰うのも気が引け、身軽なこちらから出向くことにしたのだった。

12日(日)午後、中国縦貫道を通って長男家族の居る吹田へ向かったが、大阪から中国地方へ帰省する車で塩瀬から宝塚付近の西向きは渋滞であった。
当方は逆方向でスムース。

孫たちも元気で迎えてくれた。下の子はまだ言葉が不明だが、時折オヤっと思う言葉が出たりする。


13日(月)はみんなでボーリングに興じた。
自分が三〇代の頃、ボーリングブームがあったが、それ以降はご無沙汰。
スコアは自動で採点されたり、幼児向けにボール転がし機があったり、長いレーンの両側にガーター除けが設置されたりで、ボーリング場も進化している。
二ゲーム目でやっと、かつてボーリングをやったことがありますと云えそうな178のスコアがでた。
久しぶりに賑やかに遊んだが、腰が少々痛くなった。

午後3時、退去。帰りの中国縦貫道は宝塚付近で大阪に帰る方向が渋滞していた。
西行きはスムース。4時過ぎには帰宅した。


8月11日(土) 慰霊祭

父の所属していたボルネオ会慰霊祭(高砂市荒井神社)に参列した。
2015年から「山の日」に行われるようになった。
昨年は交通渋滞に巻き込まれ30分も遅刻したが、今回は早めの30分前に到着した。

終戦から73年を経て、参列者は高齢2世10名程度になっている。


境内に咲く夾竹桃

独歩367大隊の足跡「あゝ ボルネオ」


8月8日(水) 月見草

昨日(7日)は「立秋」だった。
季節の花はないかいなと、夕方、土手に咲いている「月見草」を撮りに行ったが、萎れている。
近所のお姉さん方?が、「それ、朝でないとだめよ」と教えてくれた。
「月見草」というぐらいだから、黄昏時をイメージしていた。
WikiPediaによれば、待宵草(マツヨイグサ)のうち、白い花の系統を月見草というらしい。
しかし、一般的に黄花系統もよく月見草とよばれるとのこと。
近所の月見草は、昼咲きタイプらしい。

今朝、撮り直しに行ってみた。すっかり涼しくなった。










月見草といえば、南海4番バッター野村克也氏の名言を思い出す。
「ONがヒマワリなら、オレはひっそりと咲く月見草」
この名言の誕生秘話↓
https://news.goo.ne.jp/article/yakyutaro/sports/yakyutaro-3688.html


8月6日(月) 原爆忌

当方、小学生の時、「ひろしま」という映画が学校で上映された。
壊滅した広島市街、瓦礫の中、焼けただれて生き残った人々が川に入っていくシーンを覚えている。
中学生の時、学校から「第5福竜丸」の映画鑑賞会があった。
「ひろしま」の印象がこびりついていたので、担任の先生に「原爆映画は以前見たことがあります、気分が悪くなりました、どうしても観なければいけませんか」というと、「そうか、よし、いいだろう、その替わり『ひろしま』の感想文を書け」と云ってくれた。
広島 被爆から73年の「原爆の日」 犠牲者の冥福を祈り、「核兵器のない世界」へ誓い新たに 2018.8.6 11:40
http://www.sankei.com/politics/print/180806/plt1808060012-c.html

写真:平和記念式典に参列したハガティ駐日米大使=6日午前、広島市の平和記念公園

 広島は6日、被爆から73年の「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園では午前8時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、参列者が犠牲者の冥福を祈り、「核兵器のない世界」への誓いを新たにした。

 式典には、被爆者や遺族代表をはじめ、安倍晋三首相のほか、過去3番目に多い85カ国と欧州連合(EU)代表部の大使らが参列した。米国からはハガティ駐日大使が参列。駐日大使の参列は3年ぶりで、トランプ政権になってからは初めてとなった。

 原爆投下時刻の8時15分に遺族代表らが「平和の鐘」を打ち鳴らし、参列者全員で黙祷した。

 松井一実市長は平和宣言で「世界では自国第一主義が台頭し、核兵器の近代化が進められるなど、各国間に東西冷戦期の緊張関係が再現しかねない状況にある」と指摘した。そして「だからこそ私たちは『ヒロシマ』を『継続』して語り伝えなければならない」と呼びかけた。

 安倍首相はあいさつで「近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化している」との認識を示した。その上で「核兵器のない世界」を実現するためには「被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要だ」として、日本が双方の「橋渡し」に粘り強く努める決意を述べた。

 式典では、松井市長と遺族代表が、この1年間に亡くなったり、死亡が確認されたりした5393人の名前が書かれた原爆死没者名簿を原爆慰霊碑の石室に納めた。これまでに記帳された被爆死没者の総計は計31万4118人となった。

 全国の被爆者健康手帳の所持者数の減少と高齢化はさらに進んだ。所有者数は平成29年度末で15万4859人と過去最少で、平均年齢は昨年度末に比べ0・65歳高い82・06歳で最高を更新した。
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西村眞悟の時事通信 平成30年8月6日(月)
http://www.n-shingo.com/

兵隊さん、仇をとってください

七十三年前の本日午前八時十五分、アメリカ軍のB29爆撃機は、広島の上空からウラニウム型原子爆弾(コードネーム、リトルボーイ)を投下した。
これが、都市の住民に対する人類最初の原子爆弾の使用である。

四年前、私は、サイパン島でこのリトルボーイをB29爆撃機に搭載した場所とその二百メートルほど離れた場所にあるファットマンを搭載した場所に佇み、原爆を搭載したB29が広島と長崎に向けて飛び立った滑走路を歩いた。
ジャングルから滑走路に吹き抜けていく風は、熱帯の風なのに、そこに、ゾッとする不気味さを覚えた。
このテニアンの原爆搭載場所と広島長崎に向かう滑走路には、アメリカ軍の手によって、誇らしげに、[Historic Point]というプレート、そして当時の写真と説明書きが建てられていた。
しかし、日本人にとってこの地は、ユダヤ人にとってのアウシュビッツのように身の毛のよだつ地である。

以下、「大本営参謀の情報戦記」(大本営陸軍部参謀堀栄三著)より
************
昭和二十年五月中旬、ホノルルを発ってサイパン島方向に向かったB29が、長文の電報をワシントンに向けて発信したことを我が国の陸軍特情部が掴んだ。
B29が直接ワシントンに発信するなど、今まであり得ない行動であった。
即ち、このB29は、新しいコールサインを持つ正体不明機であった。
よって、以後、特情部は、このコールサインを持つB29を追跡し始める。
六月下旬、この正体不明のB29がテニアン近海を飛行しだし、七月中旬には、日本近海にまで足を伸ばしてきてテニアンに引き返す奇妙な行動を取り始めた。
八月六日午前三時頃、同じコールサインでごく短い電波がワシントンに飛んだ。
午前四時を過ぎた頃、硫黄島の基地に対してこの機は「われら目標に向けて進行中」と打電した。
特情部は、「特殊任務機前進中」と緊張した。

しかし、以後、一切、電波を出さなかった。
午前七時二十分頃、豊後水道水の子灯台上空から東の広島上空に達したB29一機が、播磨灘に東進中に簡単な電報を発信した。
通常、このような一機の発信は、航続編隊に対する気象の連絡であることは統計的に判明しているので、特情部は、先行の一機に続いて豊後水道の西から東に進む航続編隊の発見に目と耳を集中していた。
その瞬間、八時六分、二機のB29が、豊後水道とは反対の東の方向から広島上空に突入していた。
ああ、万事休す堀参謀等は、五月以来、注目していたワシントンに直接電波を発する正体不明機が原爆投下という特殊な任務をおびた機であることを最後まで見抜けなかった。

八時十五分広島上空に一大閃光ととともに原子爆弾が投下された。
八月七日早朝ワシントンでトルーマンが正式に原子爆弾と表明した電波をキャッチして、初めて広島に原子爆弾が投下されたことを確認し、ニューメキシコ州で新しい実験が為されたという外電が、原子爆弾の実験であったことが判明した。 ・・・我々は沢山の情報の中の一粒の金を見失っていた。
************
以上、「大本営参謀の情報戦記」終わり。

米国大統領トルーマンは、広島への原爆投下直後、戦艦オーガスタでその報告を受けた。
そして、飛び上がって言った。
「ワア、人類で最初のことが起こった。サア、みんな、家に帰ろう!」
この、日本に決定的ダメージを与える」というアメリカの対日作戦目標は、アメリカのハワイ併合前の一八九七年(明治30年)に海軍次官セオドア・ルーズベルトによって作成された「オレンジ計画」から一九一四年(大正3年)にセオドアの甥のフランクリン・ルーズベルト海軍次官が作成した「オレンジ計画」に至る迄一貫したものである。
アメリカにとって、日本に対する原子爆弾の使用は、この「オレンジ計画」に一貫して定められた対日作戦目的実現の「手段」だった。

その上で、この時点において、原子爆弾使用の人類史における意味を、直ちに見抜いた国家元首が、我が昭和天皇であることを我らは知るべきだ。
それは、八月十五日に国民に伝達された「終戦の詔書」(玉音放送)に明確に述べられている。

・・・敵は新たに残虐なる爆弾を使用して頻りに無辜を殺傷し惨害の及ぶところ、真に測るへからざるに至る。
しかもなお交戦を継続せむか遂に我が民族の滅亡を招来するのみならず、ひいて人類の文明をも破却すべし。
・・・是れ朕が帝国政府をして、共同宣言に応せしむるに至る所以なり。


昭和天皇は、原子爆弾が、人類の文明を破却するものであるとう認識を鮮明にされ、その人類の文明を破却から守る為に停戦すると宣言された。
この天皇のお志と、戦艦オーガスタの上で飛び上がったトルーマンの様子を見るとき、天地の差を感じる。
この差は、人間と無血虫の差だと言ってもよい。

ここに、我ら、日本人は、負けたとはいえ、人類の文明の名において、誇りを持つべき所以がある。
無自覚なアメリカを含む人類の文明を救ったのだから。

さて、本日の朝、八時十五分、私もNHKの広島での慰霊祭の実況を見ていて黙祷した。
そして、被爆者を思い黙祷したが故に、広島市長の「平和宣言」とNHKの女のアナウンサーに関して、一言、言っておかなければ気が済まない。

そもそも、数年前の土石流の時でも、この七月の集中豪雨による災害の時でも、多数の市民の命を陣頭指揮して守り抜く姿が一向に見えない広島市長が、現在進行中の市民の惨害から遊離した他人のように、「平和宣言」とは何事か。
身の程をわきまえろ。偽善ではないか。

また、式典の模様を厳かに解説していたNHKの女のアナウンサーは次のように言った。「広島市民の皆様は、過ちを繰り返しませんからという誓いを受け継いでこられました」厳かに押しつけがましく、何を言うか。
まるで北朝鮮のおばはんアナウンサーのようではないか。
これでは、原爆を落とされたのは、落とされた広島市民と日本の国が、過ちを犯したからと言っているのと同じである。無礼者。

アメリカは、十九世紀後半から、太平洋を支配するために練り始めた「オレンジ計画」による「日本を徹底的に壊滅させる」という一貫した対日方針を達成するために広島に原爆を投下したのだ。

さらに、広島の市長もNHKのアナウンサーも、我こそは、被爆した広島市民の心が分かっているかのように、彼らの思いを代弁するな。僭越ではないか。

三代目江戸屋猫八(岡田六郎)さんは、陸軍船舶部の兵長として呉にいたが、広島救援のために被爆直後に部隊で広島に入った。
その時、道ばたに座っていた被爆した人々は、異口同音に救援部隊に言った。
「兵隊さん、仇をとってください。仇をとってください」と。

お問い合わせ:西村眞悟事務所
TEL:072-277-4140 E-mail:sakaioffice@n-shingo.com
http://www.n-shingo.com/


8月4日(土) 猛暑 38℃超え

今日も暑かった、室温32℃、市街地は35℃を超えていることだろう。
もう飽きた?各地で気温上昇、6地点で38度超 16:27読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180804-567-OYT1T50060.html

 日本列島は4日も高気圧の影響で各地で気温が上昇した。

 気象庁によると、全国927地点のうち、午後3時現在で30度以上の真夏日が658地点、35度以上の猛暑日が193地点に上った。同庁は41都府県に高温注意情報を出した。猛烈に暑い日は今後も続く見通しで、同庁はこまめな水分補給など、熱中症対策を呼びかけている。

 同庁によると、午後3時40分現在で最も気温が高かったのは岐阜県美濃市の38・7度。次いで兵庫県宍粟市で38・5度、岡山県真庭市の38・4度、岡山県高梁市の38・3度、岐阜県郡上市の38・0度、岐阜市の38・0度、岐阜県揖斐川町の37・9度などと続いた。

 都内でも午後3時現在で練馬区で35・9度、千代田区で34・1度を観測した。

 7月の西日本豪雨の被災地でも、岡山県倉敷市で35・5度、広島市安佐北区で36・9度、愛媛県大洲市で35・5度まで上昇した。

 同庁は復旧作業中でも、こまめに休息を取り、十分な給水に心がけるなど、熱中症対策を呼びかけている。


暑さで頭がボーッとなっていると、蝉が、網戸にとまって「気合い」を入れに来る。


8月2日(木) 中国経済に陰り

2012年習近平が登場して6年、「反腐敗」「一帯一路」政策を掲げてきた。
ウイグル統治には厳しい姿勢を示し、情報システムによる「完全監視社会」に進んでいる。
ASEAN諸国では南シナ海問題で反撥を招いている。日本も東シナ海尖閣侵入で不快感を持っている。

トランプが仕掛けた対中貿易制裁措置から米中貿易戦争、高関税制裁ゲームになってきた。中国経済は陰りが生じているという。
習近平のみならず中共に支那に未来は無い 平成30年8月1日(水)西村眞悟の時事通信
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中共の習近平主席は、昨年の党大会では、慣例を無視して後継候補を昇格させず、この三月の全国代表者会議(全人代)で、憲法を改正して国家主席の任期制を撤廃した。
つまり、これ、習近平は、毛沢東と同様の「中共の皇帝」となった。
しかし、この習近平の「中共の皇帝」化は、中共内部(内蔵)の重大疾患の上に築かれた「砂上の楼閣」である。

中共には、退役軍人が五千万人もいると聞いたが、本年に入り、この退役軍人のデモが全国で多発してきて、民衆も、そのデモをする退役軍人達に、水を提供したりして歓迎しているという。
五月には、北京大学構内に、毛沢東は、個人崇拝を進めて人民は無数の災禍を経験した。
にもかかわらず、習近平は、個人崇拝を進めている、と習近平を非難する壁新聞が掲載された。
そして、七月には、習近平の母校である精華大学教授が、個人崇拝を非難し、主席の任期制復活と天安門事件の再評価を求め、習近平に対して、何故、このような知能レベルの低いことが行われたのか反省せよと迫る論文を発表した。
つまり、早々に、「中共の皇帝」という楼閣の基礎にある砂が動き始めた。
その上で、アメリカのトランプ大統領が仕掛けたのが対中貿易戦争である。

我が国の識者の多くは、中共の「本質」を見ずに、世界の経済秩序である「自由貿易体制」をだけを持ち出して、それを否定するようなことをするなと、トランプに批判的だが。
相手は、「共産主義を掲げてカネと地位を得た拝金主義者」が「資本主義にかぶれて共産主義の専制体制を利用して一攫千金を目指すハゲタカ」ではないか。
つまり、百年以上前に内田良平が次のように言った人種そのものではないか。
「相変わらず金銭万能が支那の国民性の持病となっている。
堂々たる政治家を自認する者にして、美辞麗句とは裏腹に、振る舞いは汚れ、彼らの心事が巷の守銭奴と何ら変わらないのは昔のままである」(「シナ人とは何か 内田良平の『支那観』を読む」展転社)。
このような奴は、盗作、盗品、特許侵害、賄賂、軍事的圧力など、あらゆる卑劣な手段を使って「自由貿易体制」を利用して稼ぎまくる守銭奴なのであるから、トランプ大統領の執った手段には正当性と合理性がある。
よって、トランプ大統領の仕掛けた対中貿易戦争は、この「巷の守銭奴と何ら変わらない連中」の打撃となり、その大波は民衆に及んで、習近平主席への批判が党内外で表面化しつつある。
つまり、共産党独裁政権宿痾の「内臓疾患」が膨らんできているのだ。

ドナルド(トランプ)は、ロナルド(レーガン)を尊敬していると聞いたが、ひょっとしたら、ロナルドがソビエトに仕掛けたスターウォーズがソビエト崩壊に繋がったように、ドナルドが中共に仕掛けたトレイドウォーズが中共崩壊に繋がるかも知れない。
そして、我が国こそは、巨大な内臓疾患を抱えた中共崩壊の「ラスト・ストロー!」にならねばならないのだ。
長い目で見れば、ロナルドとドナルドの米国大統領コンビが二十世紀の人類の大惨害の元凶である、ソビエトと中共の、まことに非人間的な共産主義独裁体制を崩壊させたと歴史家は記すだろう。
この二人は、映画俳優出身と不動産屋出身の異色の経歴という共通点もある。

そして、本日の産経新聞は、中国共産党の重要会議である「北戴河会議」の拠点でも党のスローガンから習近平の名前が激減したと伝えている。
これは、明らかに、三月から始まった習近平個人崇拝路線からの早々の転換である。

最後に、では、「北戴河会議」とは何か。
北戴河は、水泳好きの毛沢東が、渤海に面した海岸のあるこの地を避暑地としたので党幹部がここに集まるようになり、党幹部専用ビーチをもつ党幹部の避暑地となった場所だ。
そして、中国共産党の指導部や長老らが、この地に集まり、人事や重要事項について非公式に議論する「北戴河会議」が始まった。
かくして、今や、この、日程や参加者も公表されない非公式会議が、中国共産党の重要政策を決定する最重要会議であるという。
あほらし、バカバカしいではないか。

毛沢東を真似た習近平個人崇拝が駄目なだけではなく、毛沢東が泳いでいたから幹部が集まり幹部専用の避暑地になっただけの処に、今も秘密に集まる幹部連中の秘密会議が最重要会議であるという国家そのものが駄目なのだ。
習近平体制だけではなく、中共そのもの支那そのものに未来は無い。

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「一帯一路」ブームに陰り?中国企業の対沿線国投資、1〜6月は15%減 配信日時:2018年8月1日(水) 9時20分 Record china
https://www.recordchina.co.jp/b629797-s0-c20-d0054.html

30日、中国商務部のデータによると、中国が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の沿線55カ国に対する中国企業の1〜6月の直接投資は前年同期比で15%減少した。資料写真。

2018年7月30日、中国メディアの人民網は、中国商務部のデータによると、中国が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の沿線55カ国に対する中国企業の1〜6月の直接投資は前年同期比で15%減少し、76億8000万ドル(約8526億円)だったと報じた。対外投資全体に占める割合は12.3%で、主な投資国はシンガポール、ラオス、マレーシア、ベトナム、パキスタン、インドネシア、タイ、カンボジアだった。

中国企業が同期間に「一帯一路」沿線61カ国で新たに契約した対外請負工事の件数は1922件。契約額は前年同期比33.1減の477億9000万ドル(約5兆3060億円)で、全体に占める割合は44.8%だった。完成営業額は前年同期比17.8%増の389億5000万ドル(約4兆3243億円)で、全体に占める割合は53.5%だった。

仏RFIの中国語版サイトは、「一帯一路をめぐっては、世界中で困難に直面していると疑いの目が向けられている」とした上で、「中国商務部が最近発表したデータは、一帯一路ブームに陰りが見られることを別の面から証明するものだ」と伝えた。

報道によると、英紙フィナンシャル・タイムズは今月、「一帯一路」関連プロジェクトをめぐり「沿線国では市民の反対や労働政策への抗議、施工延期、国の安全への懸念など多くのトラブルが発生している」とし、「一帯一路は世界中で困難に直面している」などと報じた。これに対し、中国外交部の報道官は「偏った見方であり、事実に合わない無責任な言論だ」などと反発していた。(翻訳・編集/柳川)



米中貿易戦争、トランプが22兆円中国製品への関税25%に引き上げ検討 2018年8月1日(水)18時34分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/2225.php



米中摩擦で目算狂う中国経済 外需に頼れず、債務問題深刻化も 2018.8.2 00:05
https://www.sankei.com/world/news/180802/wor1808020003-n1.html

 米中貿易摩擦の激化で中国経済の減速懸念が強まっている中で、習近平指導部が安定化策に転じた。抑制していたインフラ投資の積極化などにより景気を下支えする考えだが、行き過ぎれば中国経済の「アキレス腱」とされる過剰債務問題を深刻化させる恐れがある。貿易戦争をきっかけとした経済の変調を前に、中国当局は難しいかじ取りを迫られている。

 習指導部が景気のテコ入れに動いたのは、貿易戦争で経済運営のもくろみが狂いつつあるからだ。

 昨年来、当局は目先の景気よりも過剰債務問題の解消といった構造改革を重視する政策をとってきた。問題が深刻化すれば金融危機という最悪の事態を招くことを懸念したためだ。

 2008年秋のリーマン・ショック直後、中国政府は総額4兆元(約66兆円)もの大型景気対策を打ち出した。各地ではインフラ投資が大盛況となったが、銀行融資などの「借金頼み」だったため巨額の債務が積み上がった。国際決済銀行(BIS)によると中国の金融部門を除く総債務の国内総生産(GDP)比は、08年に141%だったが17年には255%にまで拡大している。

 危機回避に向けた構造改革だったが、前提は米国などの外需による景気下支えだった。だが、深刻化する対米貿易摩擦で外需頼みの景気の先行きに悪化懸念が漂い出した。

 英調査会社マークイットが1日に発表した中国の7月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は、貿易戦争の衝撃などから昨年11月以来8カ月ぶりの低水準。今年4〜6月期のGDP(速報値)は物価変動の影響を除く実質で前年同期比6・7%増と、1〜3月期と比べて0・1ポイント減速。減速は3四半期ぶりだが、貿易戦争の本格的な「痛み」が生じてくるのはこれからだ。

 習指導部の求心力低下も噂される中で景気の安定は最重要課題。当局の危機感は跳ね上がっているが、インフラ投資の過熱はさらなる債務拡大につながりかねない。習指導部は貿易摩擦の激化を機に、景気安定と構造改革の難しい両立を迫られることとなった。(三塚聖平)
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ASEANで中国離れ相次ぐ、マレーシアは高速鉄道を白紙に、「南シナ海でレッドライン越えたら宣戦布告」と比外相、インドネシアも Record china 配信日時:2018年6月2日(土) 5時10分
https://www.recordchina.co.jp/b194533-s0-c30-d0059.html

ASEAN加盟国で中国離れの動きが相次いでいる。マレーシアは中国が受注を目指していた高速鉄道の建設計画を中止。フィリピンの外相は南シナ海問題で戦争に言及して警告し、インドネシアもインドとの防衛協力で合意した。・・・



鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第338号(8月2日)
http://melma.com/backnumber_190875/

中国は3年もたない。

 ドイツが安全保障上の理由から中国による独企業の買収を拒否した。このニュースが衝撃的な意味を持つのは、従来マスコミが前提としてきた中露欧vs日米という対立構図からは説明が付かないからだ。
 そもそもこの構図は、ノーベル文学賞を受賞した左翼作家、大江健三郎が「日米が世界の中で鎖国しているようなものだ」との主張を展開したことに始まる。
3年前の安保法制、反対の大騒動もこの構図に基づいているから、左翼の基盤をなす世界観が崩壊したのである。

 7月上旬、中国の李克強首相が訪独してメルケル首相と会談した。マスコミの報道では対米連携強化で合意したことになるが、実はメルケルが李克強に要求したのは、中国における資本の自由化だ。
 中国には日本を含めて沢山の外国資本が進出しているが、すべて中国資本との合弁であり経営権は中国資本にある。中国資本は中国共産党の管理下にあるから、中国にある外国企業は事実上、中国共産党の支配下にあるのだ。
 中国共産党の独裁体制の本質がここにあり、資本が自由化されれば、独裁体制は崩壊する訳である。つまりドイツの中国に対する姿勢は米国のそれと殆ど変わらない。対米連携で合意などというのは誤報である。

 昨今の国際報道では中国が自由主義の先頭に立って、米国の保護主義に反対しているかのような印象だ。先月下旬、南米ブエノスアイレスで開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議の報道もそうした論調で一貫していた。
 だが資本が自由化されていない中国が、自由主義の先頭に立てる訳がない。
G20で非難されている保護主義とはその実、中国に向けられたものであり米国ではない。米国の関税についてはEUとは既に話し合いに入っており、日本には実害がない。ならばその標的は中国である。
 米中の関税報復合戦は、輸出量が多い中国が圧倒的に不利であり中国に勝ち目はない。6月12日の米朝会談、7月16日の米露会談で、北朝鮮とロシアが、それぞれ米中戦争で米国側に就く意思を鮮明にした。

 つまり日米が主導した対中包囲網は完成し、今、中国では習近平主席の責任論が急浮上している。米国の識者は米中100年戦争と言ったが、包囲網が完成した時点で米中戦争はもはや勝負あったと言って良かろう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。


7月31日(火) 台風12号・変則コース(3)

台風12号は九州南部でループを描き、東シナ海を西へ進むという。


昨日の当地は比較的爽やかな一日だった。
8月1日の予想天気図では、関東以西は、太平洋上の熱帯低気圧に広く覆われている。
そのせいか、今日は猛暑がぶり返した。
兵庫の週間予報では明1日から5日(日)まで35~34℃となっている。

皆様、お身体大切に・・・


7月29日(日) 台風12号・変則コース(2)

午後7時台風情報より


東海から上陸し、西進、九州西岸を南下するという奇妙なコースだった。
昼間は俄雨が降ったりしたが、夕焼けになった。
明日からまた暑い夏が戻るのだろうか。





7月28日(土) 台風12号 変則コース

普通台風は南から北へ抜けるコースが多かった。
今回の12号は、東海から中国地方を西へ辿ると予想されている。
西日本豪雨、猛暑と今年は普通でない気候が続いており、不気味だ。

台風12号 東海に上陸の恐れ 警戒期間 13:22tenki.jp
https://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-1503.html

・・・
強い台風12号は、八丈島の東を北西へ進んでいます。今後も西よりに進路をとり、28日夜遅くから29日未明にかけて勢力を維持したまま東海地方に上陸する可能性が高くなっています。
暴風や大雨に警戒 災害に結びつくような雨も
・・・

7月26日(木) 中国海警の軍編入

中国海警(中国海警局)が7月から軍の指揮下に入ったという。
この公船が尖閣周辺の領海に侵入を相変わらず繰り返している。
中国は、海警の役割は従来と変わらないというが、それなら何故軍の指揮下に入るのか。
【主張】中国海警の軍編入 「尖閣の守り」一層固めよ 2018.7.15 05:00
http://www.sankei.com/politics/print/180715/plt1807150003-c.html

 尖閣諸島(沖縄県)の守りを、一層、固めなくてはならない。

 中国の海上警備を担当してきた中国海警局(海警)が今月から、軍の指揮下に入った。
 海警の行動が軍事作戦と区別しにくくなった。中国海空軍や海上民兵と一体的に動く余地が広がる。尖閣などへの軍事的圧力は増大し、日本に対する影響は大きいと考えるべきだ。

 これまで海警は国務院(政府)国家海洋局の傘下にあり、公安省(警察)の指導も受けていた。それが国務院と切り離され軍の最高指導機関「中央軍事委員会」直属の武装警察部隊に編入された。
 中国政府は軍の傘下に入っても海警の任務内容は変わらないとしているが、真に受けては危ない。単なる編成替えとみて油断してはならない。
 白地に青いラインが塗られた海警の公船は、海上保安庁の巡視船と見まごうばかりである。だが、その役割は海保とは異なる。

 中国は尖閣を奪おうとしていることを忘れてはならない。公船が尖閣周辺の日本の領海への侵入を繰り返し、接続水域を頻繁に航行するのは、その一環である。
 政府は、海警には海保が対応し、中国海空軍には自衛隊が備える態勢をとってきた。この役割分担は当面継続される方針だが、警戒を強める必要がある。
 軍主導で海警がより強硬な行動に乗り出す恐れがある。尖閣の島々を占拠しようとする場合には、中央軍事委員会の統一指揮の下、軍、海警、海上民兵が作戦を展開してくるはずだ。

 尖閣海域では昭和53年4月に、機銃を装備した中国の武装漁船100隻以上が現れ、領海に侵入した。平成28年8月には、公船13隻とともに300隻の中国漁船が押し寄せ、一部が領海侵入した。
 漁船には100人以上の海上民兵が乗っていた。中国海軍は28年6月にはフリゲート艦を、今年は2度にわたって潜水艦など3隻を尖閣の接続水域に侵入させた。あからさまな挑発である。

 日本はグレーゾーン事態、有事のどちらであっても、固有の領土である尖閣を守り抜く意志を鮮明にし、対応策を講じていかねばならない。
 海保や後詰めに当たる海空自衛隊の強化はもちろん、陸上自衛隊を含む島の有人化など、防衛態勢の見直しが急務だろう。
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中国、日本から尖閣奪取に「短期戦争」計画 2020年からの10年の間に=米シンクタンク 2018年04月17日 11時56分
http://www.epochtimes.jp/2018/04/32571.html

アジア安全保障などに関する研究を行う米シンクタンクが発表した新報告書によると、中国共産党政権が日本の尖閣諸島に軍事侵攻するのは、もはや「時間の問題」だという。報告書は中国軍や政府高官らの声明に基づいて、軍事侵攻が2020年から2030年の間に行われ、「懸念される10年」であると警告した。・・・

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第337号(7月26日)
http://melma.com/backnumber_190875/

*再論:尖閣に公務員を

 前号「尖閣に公務員を常駐させよ」に質問が寄せられた。ひとつは人数、規模、補給などの具体的質問だ。これから検討を開始すべき事柄だが、私が当初懸念したのは、中国漁民などによる尖閣の不法占拠である。
 2012年8月に尖閣に中国人14人が不法上陸した。海上保安庁と沖縄県警が上陸して逮捕したが、もし数百人規模で上陸され城砦化されたら海保や警察は上陸が困難になり、不法占拠が恒久化してしまう。

 自衛隊による上陸作戦は物理的には可能だが、一般市民と称する人々に対する武力行使は国際法上も国内法上も困難が伴う。結局、不法占拠は長期化し、最後は話し合いで解決しようと内外の世論が呼応すれば、もはや中国の勝利だろう。
 というのも話し合いの前提は双方の立場を認め合う事だから、「尖閣は日本固有の領土であり領土問題は存在しない」という日本の立場は、維持できなくなる。日中双方が領有を主張しているという前提を認めれば領土問題は存在する事になるのである。

 双方が領有を主張して領土問題で話し合いとなれば、結論は折半にしかなりようがない。つまり尖閣諸島の半分は中国領という落し所で線引きすることになろう。中国にしてみれば一滴の血も流さずに領土を拡張できる訳だ。
 こうした状況を阻止する為には、最初から尖閣に警察が常駐していれば、いいのである。警察が常駐すれば民間人の居住も可能になる訳だ。戦前、尖閣には日本人が居住していたのだから、再びここに日本人の居住空間が生まれることは経済的にも引き合う筈である。

 もうひとつ寄せられた質問は、自民党の高村正彦副総裁の回顧談に基づく。高村氏は昨年8月26日付の日本経済新聞の「私の履歴書」で、2012年9月の自民党総裁選において安倍晋三氏が「尖閣に公務員を常駐させる」と言ったのを止めたと述べている。
 しかしこれは高村氏の記憶違いであろう。というのも安倍氏は同年9月26日に自民党総裁に選出され、高村氏も副総裁に就任したが、同年11月21日に公表された自民党の選挙公約には「尖閣諸島への公務員常駐」が明記されているのである。
 親中派の高村氏としては、公務員の尖閣常駐が実現されないのは自分の功績だと誇示したい思いが背景にあるのかもしれない。しかし、公約が実現されないのは、前号に記した通り親中派よりも米国の意向であろう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)



7月26日(木) ラオスのダム決壊・「Kの法則」か?

■韓国企業が施工したラオスのダムが決壊…6つの村で洪水、数百人が行方不明 7/25(水) 7:45配信 中央日報日本語版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000002-cnippou-kr

信じていた堤防が豪雨によって決壊し洪水に見舞われる・・・西日本7月豪雨によって起きた。
ラオスで起きたダム決壊は、果たして・・・
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成30年(2018年)7月26日(木曜日) 通巻第5766号<前日発行>
http://melma.com/backnumber_45206/

ラオスで豪雨。ダムが決壊し、千名以上が行方不明に
  手抜きダム工事は「あの国」だろうと思ったら、じつは。。。


 7月22日から降り続く豪雨、ラオス南方のシェ・ピアン・シェ・ナムノイ・ダムが決壊し、メコン河下流域が未曾有の洪水に襲われた。行方不明千名以上。被災者が6600名(24日、ラオス国営通信)。
 現場は首都ビエンチャンから550キロほど南東部に位置する。

 決壊した水力発電のダムは工事完成間際だった。完成時には年間1860ギガ・ワットの電力を供給し、おもにタイへ輸出されることになっていた。
だからダム工事の胴元は70%がタイであり、金銭的損害でいえば、タイの金融機関が最大の被害者となる。

 ところで、工事は誰が行っていたのか。
 中国だろうと見当をつけて調べると、どっこい韓国だった。SKエンジニアリング集団と電力専門の韓国企業がラオスのゼネコンとコンソシアム(合弁事業体)を組み、資金はタイの銀行団がだして、2012年に着工、まもなく完成予定だった。

 ラオス北方では、国境地帯がすでに中国の経済植民地と化けており、新幹線はルアンパルパンまでの工事が急ピッチで進捗している。労働者も中国からやってきており、セメント、建材、建機、ブル、クレーンなど悉くが中国製。また資材を運ぶ大型トラックも、99%が中国からである。

 ラオスは一党独裁ゆえに決定が早く、また絶対権力は絶対腐敗するように、プロジェクトにまつわり腐敗の噂が絶えない。当該ダムもまた。。

「Kの法則」または「あの国のあの法則」といわれるものがある。
あの国に関わるとろくでもないという。↓
https://matome.naver.jp/odai/2139499921481949701


7月25日(水) 「世界各地で異常な猛暑」

今日も、室温は31℃(12:00)となった。神戸は36℃の予報となっている。
猛暑は日本だけでなく、世界的なものらしい。
ノルウェーやフィンランドの北極圏で7月に33℃に達したというから異様というか不気味だ。
世界各地で異常な猛暑=米で気温52度、北極圏でも30度超え―国連機関 7/24(火) 6:51配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000011-jij-int

 【パリ時事】国連の世界気象機関(WMO)によると、今年6〜7月は北極圏を含め世界的に気温が上昇し、異常な猛暑に見舞われている。

 カナダで熱波の影響で多数の死者が出るなど、日本と同様、世界各地で被害が相次いでいる。
 欧州北部では高気圧の停滞のため、平年より3〜6度高い気温が続く。雨が降らず水不足も深刻で、農作物への影響が懸念されている。
 ノルウェーとフィンランドの北極圏で7月、気温が33度に達した。スウェーデンでは約50件の森林火災が発生した。

 1913年7月に56.7度の世界最高気温を記録した米カリフォルニア州デスバレーでは7月、52.0度を観測。このほか同州ロサンゼルス近郊チノで48.9度、アルジェリアのサハラ砂漠で51.3度に達するなど、世界各地で異常な高気温となった。
 カナダでは東部のケベック州で熱波に加え湿度も上昇し、高齢者ら数十人が死亡した。一方で東部のニューファンドランド島では6月26日に雪が降り、地元メディアによれば約2センチ積雪した。

 WMOは異常気象について「温室効果ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係がある」と分析している。



7月18日(水) 猛暑続く(2)

連日、暑いばかりでブログネタもなし。
いよいよ明日の神戸は36℃の予報です。

今日15時の天気図 高気圧も熱帯低気圧も停留



過去の最高気温(気象庁)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php?prec_no=&block_no=
上記の表を見ると、36℃ぐらいで驚いてはダメのようです。
まだ7月の中旬、8月〜9月が思いやられます。

本日 17:23 残照



7月15日(日) 猛暑続く

百数十人の死者を出した西日本豪雨が終わり、それに続く猛暑も近年にない。
地方によっては40℃を超えるところもあるという。
命に危険が及ぶ暑さ続く 最大限の熱中症対策を(15日7時更新)7/15(日) 7:12配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00010000-wmapv-soci

 きょう15日(日)も、夏空が広がる東日本と西日本を中心に、命に危険が及ぶ暑さが続きます。最大限の熱中症対策をお願いします。

   きょう15日(日)も、東北〜沖縄のほとんどの地域で気温30℃以上の真夏日となり、内陸を中心に40℃に迫る暑さとなる所も多くなりそうです。平成30年7月豪雨で甚大な被害が出ている地域でも、命に危険が及ぶ暑さとなるため、熱中症に最大限の警戒をお願いします。水分をとる時間を決めてのどが乾く前に水分補給すること、お互い声を掛け合って体調を確認しあうこと、救出活動や復旧活動をなさる方はこまめに休憩をとることなどを心がけて下さい。

 北海道は雨で、雷を伴い激しく降る所もある見込みです。東日本と西日本は、おおむね晴れそうです。関東や東海、近畿では、光化学スモッグが発生するおそれがあるため、目やのどに痛みが出た場合には、屋内に入るようにしてください。また、東日本の山沿いを中心に天気が急変し、激しい雷雨となるおそれがあるため、山や川でキャンプをされる方は、特にご注意下さい。
(気象予報士・小林正寿)

気象庁予報図より





7月13日(金) 扇風機

我が部屋は、山上の団地にあり風があれば涼しいが、今日は無風。
室温30℃を超えるようになり、扇風機をとりだした。エアコンはない。
30年以上前、購入したが、「サイレント・ファン」という名の通り、今も静かに豊かな涼風を撒いてくれる。
阪神淡路大震災のときは、冬だが鴨居につり下げてあった。それが寝ていた子供の上に落下した。
つり下げ金具は充分深いものだったが、重量があったにもかかわらず飛び出して落ちた。
幸い頭には命中しなかったが、今思い出してもぞっとする。

扇風機のメーカーは「富士電機」で当時はたしか「富士電機モートル」で有名だった。ネットで見ると今も産業用電気機械・設備の会社として健在のようだ。




7月10日(火) 梅雨明け(写真)


摩耶山 天狗道尾根 4:40


梅雨明けの 青空うれし 白い雲  17:45




7月9日(月) 梅雨明け

西日本各地に甚大な被害をもたらした豪雨は終息し、今日は青空が広がった。
被災地は後かたづけ、泥との格闘で大変なことと思う。お見舞い申し上げます。

気象台は西日本の梅雨明けを発表した。平年と比べ10日前後早いという。
平成30年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)

天気図を見ると梅雨前線は消えたわけではなく、日本海に北上し長々とまだ横たわっている。これがまた、南下してくることはないのだろうか。

9日の天気図(気象庁ホームページより)


神戸地方の週間予報(気象庁ホームページより)


向こう一週間は傘マークはなく、最高気温も30℃を超える予報。
季節の移り変わりが早く、心身がついていかない気分だ。


7月7日(土) 長雨

3,4日前から雨と霧が続いている。
梅雨前線がどっかりと日本列島の上に居座っている。

気象庁7月5日13時の天気図


気象庁7月7日3時の天気図

予報では明日も、そして数十年に一度級の災害も危惧されている。
県内の殆どの鉄道で運休が出た。

土砂崩れ290カ所、建物浸水300棟 兵庫の大雨被害2018/7/7 19:58神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201807/0011424434.shtml

写真:大雨で川が氾濫し、床上浸水の被害に遭った民家=7日午後2時2分、宍粟市一宮町河原田(撮影・谷川直生)

 兵庫県内では播磨や但馬、丹波地域を中心に7日も大雨が降り、土砂崩れや建物の浸水被害が拡大した。神戸新聞の取材では土砂崩れが少なくとも290カ所、床上・床下浸水は計300棟に上り、県内初の大雨特別警報が15市町に発令された。宍粟市では山が崩れて民家が土砂に押しつぶされ、男性1人が行方不明。県は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、井戸敏三県知事は特別警報が出た市町に災害救助法の適用を決めた。

 宍粟市一宮町では、7日朝までの24時間雨量が7月の観測史上最多となる236ミリを観測。同日未明に山崩れが発生した同町公文の小原集落で民家が土砂に押しつぶされ、1人暮らしの男性(63)の安否が確認できていない。また、同市波賀町谷地区でも同日未明、裏山の谷が崩れて民家が押し流されたが、住人の男性(65)ら3人は避難し無事だった。

 県内41市町に被害状況を取材した結果、大雨による県内の死者は1人、行方不明者は1人で、重軽傷者は9人。家屋の床上浸水は丹波や西脇市などで22棟。床下浸水278棟のうち、半数近くの135棟を丹波市が占めた。家屋の損壊は、全壊1棟▽半壊3棟▽一部損壊11棟-だった。

 県によると、7日午後4時時点で、避難指示は10市町が5万2176世帯13万1158人に発令。養父、朝来、丹波市は市内全域が対象となった。避難勧告は28市町で34万9950世帯85万175人に及んだ。避難所への避難者は24市町で2791人。神戸地方気象台は7日午後6時すぎに大雨特別警報を解除した。