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昨夜はよく吹きました。
神戸の瞬間最大風速は45.9mで、歴代3位だそうです。↓
神戸で瞬間風速45・9メートル 近畿で最大
2017/10/23 02:53神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201710/0010668665.shtml
写真:根元から折れた神戸市天然記念物の「鷺の森のケヤキ」=22日午後7時57分、神戸市東灘区本山北町6
超大型で非常に強い台風21号で、23日午前2時半現在、神戸の瞬間風速が45・9メートル(23日午前0時半ごろ)を記録し、近畿地方で最大になっていることが気象庁の調べで分かった。神戸の観測では、「ジェーン台風」に次ぐ歴代3位の強風で、「第2室戸台風」も上回り、転倒事故や倒木、通行止めなどが相次いだ。
同庁によると、今回の台風の瞬間風速では岡山・奈義で観測史上最大の46・7メートルが記録され、西日本では神戸が続いた。
神戸で1937年の観測開始以降、歴代最も強い瞬間風速があったのは65年9月10日の「昭和40年台風23〜25号」(死者・行方不明者計181人)で観測された48・5メートル。2位は50年9月3日の「ジェーン台風」(同539人)で47・6メートルとなっている。
今回の台風が歴代3位となったことで、4位は98年10月18日の「平成10年台風10号」(同13人)での41・6メートル、5位は2004年10月20日の「平成16年台風23号」(同98人)での41・5メートル。1961年9月16日の「第2室戸台風」(同202人)での39・2メートルは歴代9位となった。
23日午前2時半現在、台風21号は勢力を弱め、北上している。
2017/10/23 11:13神戸新聞NEXT
神戸電鉄 鈴蘭台ー谷上間の運転再開
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201710/0010669185.shtml
倒木のため23日午前7時から鈴蘭台-谷上間で運転を見合わせていた神戸電鉄は、約3時間後の同日午前10時すぎに運転を再開した。
わが家の周辺の倒木
車が出にくい状態
車のそばの木は幸い倒れずに済んだ。 コンクリートの重しの駐禁看板は倒れた。
「国難突破解散」衆院選が投票日を迎えた。
東京都知事を兼ねる「希望の党」小池党首のしかけで民進党がいとも簡単に「立憲民主党」と「希望の党」などに分解した。
立憲民主の顔ぶれは、枝野党首、半島系の福山某幹事長、同じく辻本某女政調会長などで、反日そのものだが、勢いがあるという。
嘘の多いマスゴミ報道だから真偽の程はわからない。
昔、極左暴力集団から献金を受けたこともあるといわれている彼等に、どれほどの票が集まるのか・・・
一方の「希望」も巧言令色が見破られたか急に人気に陰りが出てきたように見受けられる。都政の生鮮市場の移転問題もどこかにいってしまった・・・
いずれにしろ深夜には「国難突破」がとれるかどうか大勢が決まるだろう。
映画「日の名残り」の原作者カズオ・イシグロ氏(62)(英国籍)がノーベル文学賞を受賞した。
映画データベースMovieWalkerより日の名残り 1994年3月19日(土)公開
https://movie.walkerplus.com/mv10702/
英国の名門家に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめるさまを描いた人間ドラマ。
原作は、英国在住の日本人作家カズオ・イシグロ(石黒一雄)がTVドラマ用の脚本を改稿した同名小説(中央公論社)。
主演のアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソン、監督のジェームズ・アイヴォリー、脚本のルース・プローワー・ジャブヴァーラ、製作のイスマイル・マーチャント、撮影のトニー・ピアース・ロバーツ、音楽のリチャード・ロビンス、美術のルチアーナ・アリジ、編集のアンドリュー・マーカス、衣装のジェニー・ビーヴァンと、92年カンヌ国際映画祭受賞作「ハワーズ・エンド」のキャスト、スタッフが再結集。そのほかのスタッフは、共同製作に「ハリウッドにくちづけ」のコンビ、マイク・ニコルズとジョン・コーリー、エクゼクティヴ・プロデューサーにポール・ブラッドリーら。共演は「パトリオット・ゲーム」のジェームズ・フォックス、「ある日どこかで」のクリストファー・リーヴ、「赤い航路」のヒュー・グラントほか。・・・
DVDパッケージ 何を読んでるの・・・(映画の一シーン)
第二次大戦中は英独は敵同士だったが、ダーリントン卿は親独派でドイツ復興に傾注していたという時代背景。
ダーリントン卿に仕える謹厳実直の執事(アンソニー・ホプキンズ)は自分の感情を抑制し、職場での恋愛沙汰は御法度と戒めている。
秘かに好意を寄せる女中頭(エマ・トンプソン)も自分の気持ちを上司に打ち明けられないまま物語は進んでゆく。
原作者は5歳の時から父の仕事の関係で英国に渡り育ったという。
物語はそのせいか、どこか日本の氏族の旧家に置き換えても良さそうな情感がある。
米・北朝鮮の言葉の応酬が止まないようだが、
某女性議員(埼玉県第4区 衆議院議員)の暴言もエスカレートしている。
■豊田氏、衝撃の新音声「痴呆症かお前らは?」 認知症患者の気持ち踏みにじる暴言:イザ!2017.9.14
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170914/plt17091420500015-n1.html
女性にしてここまでこっぴどく、よく云えるなぁと呆れる。
経歴を見てみると、最高学府をお出になって米にも留学するという才媛。
元厚生官僚でもあったらしい。
国会議員の品位を堕とし、本人の品位も堕としているのに気がつかないとは・・・
病的な感じもする。
吉本漫才の「人生幸朗・生恵幸子」では笑わせて貰ったが、
この女性議員は道を間違えた。
ああ言えば、こう言う・・・
D・トランプ氏(71)、金正恩氏(33)、親子ほどの年齢差の米朝首脳の応酬は止まらない。
ロシアのラブロフ外相は「幼稚園児同士のけんか」になぞらえ、冷静になるよう呼び掛けた。
どなたも経験することではあるが、どんな喧嘩も傍から見ると滑稽なところがある。
激高して核ボタンを押せば世界は悲惨な結果になる。
くれぐれも周囲のお方は気を付けていただきたい。米朝首脳の応酬は「園児のけんか」 ロシア外相 2017年9月23日 6:13 発信地:国連本部/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3143972?cx_position=18
【9月23日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は22日、米朝両国の首脳による言葉の応酬を「幼稚園児同士のけんか」になぞらえ、冷静になるよう呼び掛けた。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は19日、国連総会(UN General Assembly)での初演説で、北朝鮮を「完全破壊」すると警告。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」とやゆし、同氏が「自殺行為」に及んでいると述べていた。
これに対し金氏は21日、トランプ氏を「狂人」と呼び、北朝鮮を破壊すると脅したことに対して「大きな代償」を支払うことになると威嚇した。
国連総会に出席中のラブロフ外相は国連(UN)本部での記者会見で「われわれは熱い頭を冷やし、立ち止まることや一定の接触が必要だということを理解しなければならない」と表明。
さらにロシアは他国と協力し、「誰も止められない幼稚園児同士のけんかのように感情的な方法ではなく、理性的な方法」を追求するとした。(c)AFP
北朝鮮外相が国連総会で演説、「精神的に錯乱」とトランプ氏を非難 2017年9月24日 9:15 発信地:国連本部/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3144063?cx_part=topstory&cx_position=2
【9月24日 AFP】北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-ho)外相は23日、国連総会(UN General Assembly)で演説し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は「精神的に錯乱している」と述べた。トランプ大統領の北朝鮮に対する警告は2国間の軍事的な対決の危機を一層高めている。
李外相は、北朝鮮を「完全に破壊する」と語ったトランプ大統領の警告が、「わが国のロケットが米国本土全体に行くことをさらに不可避なものとした」と語った。同外相はさらに、トランプ氏を「精神的に錯乱している、誇大妄想で満たされた人物」と呼び、「核兵器のボタンを握っている」米大統領が「現在の国際的な平和と安全に対する最大の脅威」になっていると付け加えた。
トランプ大統領は国連総会で初めて演説した際、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長を「自殺行為」に及んでいる「ロケットマン」と呼んだ。金委員長はトランプ氏の発言に対し「大きな代償を払わせる」と警告していた。
李外相はトランプ大統領が国連を「金が敬意を受け、血を流すことが議事日程となっているギャング団の巣」に変えていると述べ、また金委員長を侮辱したと激しく非難した。
北朝鮮は米国とその同盟国の脅威から自国を守るという名目で、過去数週間に6回目の核実験を行ったほか、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験も数回行った。
米国は北朝鮮に対する制裁強化を主導し、国連安全保障理事会(UN Security Council)は今月11日に新たな制裁決議を採択した。また米国は北朝鮮と取引を行う企業に制裁を加えるための独自の措置を取った。
李外相は安保理の制裁決議は不当であると非難し、北朝鮮には「核による正義のハンマー」で対応するより選択肢が残されていないと述べた。
李外相の演説の数時間前には、米国の爆撃機と戦闘機が北朝鮮東岸沖の上空を飛行した。米軍機としては今世紀に入って最も非武装地帯(DMZ)の北まで飛行したという。
米国防総省は今回の飛行について、「米国の決意を示すものであり、また米大統領はいかなる脅威も打ち負かす軍事的選択肢を多数持っているという明白なメッセージ」だと述べている。(c)AFP
安倍首相はNYの国連総会で「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」「(金正恩を)確信的な破壊者」と厳しく非難した。
半島「異次元の危機」に米国人、韓国撤退準備 首相は国連で正恩氏罵倒、識者「先制攻撃前提で検討か」 2017.9.23
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308000001-c.html
安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、米ニューヨークで国連総会の一般討論演説を行った。国際社会の警告を無視して「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮について、「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」「(過去の対話の試みは)無に帰した」「必要なのは圧力だ」などと訴え、安全保障理事会の制裁決議を完全履行するよう求めた。演説の大半を北朝鮮問題に費やす異例の内容で、10月衆院選(10月10日公示-22日投開票予定)でも同問題は最大の焦点となりそうだ。こうしたなか、在韓米国人の退避準備ともいえる動きが発覚した。
安倍首相は演説冒頭、法の支配や安保理改革など多岐にわたるテーマを挙げたうえで、「論点をただ1点、北朝鮮に関して集中せざるを得ない」と切り出し、「今そこにある危機」に言及した。
まず、北朝鮮の脅威について「核兵器は水爆になったか、なろうとしている。運搬手段は早晩、ICBM(大陸間弾道ミサイル)になる」と指摘。国際社会が構築してきた核不拡散体制が「史上最も『確信的な破壊者』によって、深刻な打撃を受けようとしている」と断じ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を罵倒した。
同時に、核開発凍結や放棄を定めた1994年の「米朝枠組み合意」や、2005年の「6カ国協議による合意」後も、卑劣な北朝鮮は裏で核開発を続けていたと説明し、「対話とは、北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐための手段だった」と指摘。
北朝鮮との対話は、完全に検証可能で不可逆的な「核・弾道ミサイル計画の放棄」が条件としたうえ、「そのため必要なのは対話ではない。圧力だ」と述べた。
また、ドナルド・トランプ米政権の「すべての選択肢はテーブルの上にある」とする対北朝鮮政策を「一貫して支持する」と強調。北朝鮮の脅威に「日米同盟、日米韓3カ国の結束で立ち向かう」と明言した。
トランプ大統領は前日の一般討論演説で、北朝鮮を「世界全体の脅威」「(軍事攻撃となれば)完全に破壊する」と断言したが、安倍首相が歩調を合わせたかたちだ。
トランプ発言に対し、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は20日、「犬が鳴き声で驚かそうとしたとすれば、バカげた夢だ」と非難した。
安倍首相は5年連続の国連演説で、8割超を北朝鮮問題に割いた。
10月衆院選もにらみ、北朝鮮の脅威に対抗する国際包囲網づくりを主導する姿勢をアピールした。
年末以降、朝鮮半島で「異次元の危機」が懸念されるなか、朝鮮日報(日本語版)は19日、以下のような衝撃的なタイトルの記事を掲載した。
《「米国人避難作戦」の米実務者が来韓、対北軍事行動の前兆?》
北朝鮮が「6回目の核実験」(3日)を強行した直後、エリザベス・コードレイ米国防次官補代理(計画担当)が訪韓し、韓国在住の米国人の避難作戦(NEO)を点検していたとして、「米国が北朝鮮に対する軍事行動を準備しているのではないか」との観測を紹介した。
NEOとは、軍人ではない民間人(非戦闘員)を危険な場所から退避させる作戦を指す。韓国には約20万人の米民間人がいる。米軍は今年1月、北朝鮮の韓国侵攻を想定して、在韓米軍の家族を対象に、沖縄に避難する訓練を実施している。
NEOのチェックが事実なら、米国が「米朝開戦」の覚悟を固めた印象も受ける。実は、同様の動きは8月にもあった。
聯合ニュースは9日、CIA(米中央情報局)と国土安全保障省の情報要員数十人が韓国を訪れたと報じた。北朝鮮が、米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を「予告」し、米国が軍事的な対応方針を示唆した時期だ。在韓米大使館と在韓米軍の米国人退避計画も点検すると報じた。
トランプ政権首脳の言動も変化しつつある。
トランプ氏は先の国連演説で、北朝鮮への軍事行動に言及したが、これまで慎重な発言を繰り返してきたジェームズ・マティス国防長官も18日、韓国の首都ソウルを北朝鮮の報復で「重大な危険」に陥らせることのない軍事的手段があると記者団に明かしている。
米国は、北朝鮮への軍事行動に向けて、韓国の民間人や軍人家族の撤退準備を始めたのか。
評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「CIA要員の訪韓は、私も事実関係を確認した。『先制的攻撃』や『北朝鮮からの攻撃』の可能性を含めて、今後、米民間人らを避難させる必要性が出てくるという前提で、米国が本腰を入れて対策を始めたと考えていいだろう」と指摘した。
元韓国国防省北韓分析官で拓殖大客員研究員の高永チョル(コ・ヨンチョル)氏も「北朝鮮への『ピンポイント空爆』をいつごろするのか、という意思決定が迫っている証しだろう。ただ、米国は外科手術前の麻酔と同じように、北朝鮮のコンピューターネットワークや無線網、電力を麻痺させて、反撃できないようにしてから空爆する。在韓米国人を避難させなくても空爆に踏み切ることができる。北朝鮮への『だから挑発するな』『挑発したら終わりだ』というシグナルではないか」と分析した。
在韓米民間人は約20万人。避難にはどれぐらいの期間が必要なのか。
潮氏は「1カ月近くはかかるのではないか。とりあえず、米国は『頑丈な施設に避難させる』という検討をしているだろう。ソウルは核攻撃よりも火砲による攻撃の蓋然性が高い。頑丈な建物や地下に避難するだけで相当程度被害が極減できる」と語った。
朝鮮半島に危機が刻々と迫っている。
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■北朝鮮外相、太平洋でかつてない規模の水爆実験示唆=聨合ニュース 2017年09月22日 11時59分
http://www.epochtimes.jp/2017/09/28455.html
[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の聨合ニュースによると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は22日、太平洋での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が米国に対し「史上最高の強硬対抗措置」を検討すると警告したことについて、ニューヨークで記者団からの質問に答えた。
同相は、金委員長の考えは正確には分からないとした上で、北朝鮮は水爆実験を検討する可能性があると述べたという。
(後略)
南北で分断された朝鮮半島、民族自決で統一も可能と思うが、国民性か、隣接する中露の影響か、へたをすれば休戦中の朝鮮戦争再開のおそれがある。
慰安婦問題で反日を極めた朴槿恵前大統領から受け継いだ文在寅大統領は、フラフラとまた日本に擦り寄り始めたという。反日から蜜月? 中国にキムチまで侮辱される文在寅政権「日本に離れてもらっては困る」2017.9.23
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/print/170923/wor17092308550002-c.html
【ソウルから 倭人の眼】
就任から4カ月半となる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の口から、日本を批判する言葉がほとんど出なくなった。5月に大統領に当選するまでは、慰安婦問題などであれほど日本への嫌悪感を露骨に示していたというのに、北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、中国との関係悪化などで今や「反日」どころではないようだ。困っている韓国は、慰安婦問題を勝手に棚上げしたまま、また日本にすり寄り始めている。(ソウル 名村隆寛)・・・
(後略)
先日18日、安倍首相は衆院解散を示唆した。
北朝鮮の核やミサイル実験の連発に対応すべく遅々として進まない憲法改正が頭にあるのではないだろうか。
副産物として不倫議員や暴言議員の大掃除も行われるだろう。
北朝鮮の写真を見ると、巨大なビル街や地下鉄、人影はまばらだが着るものはこざっぱりとしている。これとは裏腹に地方では飢餓に苦しむ人民がおり、それらの写真は出てこない。
厖大な費用がかかる首領様の火遊びに人民の不満が鬱積しているという。
実験はしても使えないのが核兵器だ。もし使えば報復され人民と共に都市や村が一瞬にして灰燼となる。跡には何年も核汚染が残るだけだ。
北朝鮮にもこう思う人民が増えてきたらしい。
「もうウソは聞き飽きた」北朝鮮国民、金正恩氏の弁明に不満 2017年9月17日 14時19分 デイリーNKジャパン
http://news.livedoor.com/article/detail/13625064/
国民の生活苦を顧みず、核兵器とミサイルにばかりカネを注ぎ込む金正恩政権。北朝鮮の庶民とて、それを快く見ているわけではない。北朝鮮の人々の間でも、不満が鬱積してきている。
北朝鮮当局は、それが無視できないレベルに達したと判断したようで、世論をなだめる方策に出た。しかし、効果は全くと言っていいほど出ていないようだ。
核実験やミサイル発射実験が行われるたびに、日本のテレビでは、北朝鮮メディアが流した平壌市民の「喜びのコメント」を紹介する。しかし北朝鮮において、テレビカメラを向けられた人がホンネを語るわけがない。
権力への不満を公に語ったらどうなるかを、北朝鮮国民は過去の教訓からよく知っている。
それにもかかわらず、無謀な核兵器開発に対する不満は日に日に強まっているもようだ。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語ったところによると、地元の朝鮮労働党組織の宣伝部は、高級中学校(高校)の教師を講師にして、人民班(町内会)で当局の立場を説明する講演会を開いている。
その場で語られている内容は概ね次のようなものだ。
「これまでは、核兵器の開発に天文学的な額の資金を費やさざるを得なかった。元帥様(金正恩党委員長)は、人民にひもじい生活をさせないという約束が守れなかったことに対して心を痛めている。しかし開発が成功したので、これからは人民生活の向上に力を入れられることだろう」
最高指導者の反省の弁を伝え、今後の生活向上を改めて約束することで、怒れる世論をなだめようというものだが、話を聞いた住民たちは「過去に国民を餓死させたのは、核兵器が完成していなかったからとでも言い訳するつもりか」などと言って笑い飛ばしているという。
北朝鮮が核兵器の開発を本格化させたのは、経済が傾き始めた1980年代からだ。
数十万とも数百万とも言われる餓死者を出した1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」のころにも、開発は続けられていた。北朝鮮の人びとは、国が自分たちのためにカネを使わないことをわかりきっているのだ。
咸鏡北道の西隣の両江道(リャンガンド)でも、当局による同様のプロパガンダが行われている。
現地の情報筋によると、当局は「核兵器が完成したから、残りの軍事費は人民生活の向上に回す」と宣伝しているが、情報筋は「そんなものは怒れる世論をなだめるための弁明に過ぎない」「そんな使い古されたプロパガンダは、もはや人民には通じない」と吐き捨てた。
人民生活の窮乏は「苦しい」というレベルを超え、「深刻」なレベルに達していると情報筋は伝えた。
具体的にどのように深刻なのか情報筋は伝えていないが、ガソリンのみならず物価全体が高騰していることを指すものと思われる。
当局は、軍部隊における食糧不足の解消のために、インディカ米を輸入して配給しているが、それすらも市場に横流しされている有様だ。それを見た人々は「兵隊のためのコメすら横流しするのに、核開発に使っていた軍事費を人民生活向上に回す余裕などあるのか」と語っている。
米軍でも韓国軍でもない、北朝鮮軍を敗北させる「本当の敵」の正体 2017年08月26日 | 高英起の無慈悲な編集長日誌
http://dailynkjp.com/archives/2623/2
(前略)
つまり、北朝鮮軍の本当の敵は「飢餓」であると言うことができるのだ。
このような背景から、飢えに苦しむ兵士たちが協同農場を襲撃し、農作物を略奪する事件が頻発。地域住民からは「あんな土匪(馬賊)みたいなやつらを使って一体どんな戦争をするというのか」と罵られている。飢えた兵士たちは、国境を越えて中国にまで侵入し、たびたび強盗事件を起こしている。
そのため、中朝国境地域の中国側では、地元住民が自警団を結成して対応するほどだ。
そして、秋の収穫を控えている北朝鮮の協同農場では、兵士たちの襲撃と略奪に備えて厳戒態勢が敷かれていると咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。
北朝鮮が又してもミサイル発射を行った。
国連の北朝鮮制裁決議をはじめ全世界から非難囂々であるが、北は北で、「日本列島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」などと脅している。
北海道などでは、登校時間を遅らせるなど生活に支障が出始めた。
北朝鮮がミサイル発射 襟裳岬の東2000キロに着水
http://www.sankei.com/world/print/170915/wor1709150006-c.html
写真:北朝鮮がミサイルを発射したことを伝えるJアラートの画面=15日午前7時2分、東京都港区
全国瞬時警報システム(Jアラート)などによると、15日朝、北朝鮮からミサイルが発射され、北海道地方を通過し襟裳岬の東約2000キロに着水した。
菅義偉官房長官は同日7時半ごろから記者会見を行い、同日午前6時57分、北朝鮮西岸から発射された弾道ミサイルは同7時4分から6分にかけて北海道上空を通過し、7時16分ごろ、襟裳岬の東2000キロの太平洋上に落下したと推定されると発表した。ミサイルの種類は不明。菅官房長官は「断じて容認できない。もっとも強い言葉で断固非難する」と述べた。
安倍晋三首相からは、情報の収集・分析に全力を挙げて国民に迅速・的確な情報を伝え、不測の事態に備えるよう指示があった。政府はこの後、国家安全保障会議を早急に開催し、情報の収集・分析、対応を協議する。
ミサイルの破壊措置は実施されなかった。これまでのところ、日本領域への落下物は確認されていない。付近を航行する航空機や船舶への被害も報告はないという。
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【北朝鮮制裁決議】「日本列島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」 北朝鮮の暴言の裏には…金正恩政権が恐れる日本の“先制攻撃” 2017.9.14 21:59
http://www.sankei.com/world/print/170914/wor1709140051-c.html
写真:「火星14」型核弾頭と題された図面の前で「水爆」とみられる物体を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。朝鮮中央通信が3日配信した(朝鮮通信=共同)
「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」「日本はもはや、われわれの近くに置いておく存在ではない」。北朝鮮は、国民の怒りの声として、対外機関の声明でこう日本を非難した。合同軍事演習を続けた米韓に対するのと同等の強い言葉での糾弾だ。
北朝鮮は「千年の宿敵」として、これまでも日本批判を繰り返してきた。だが、一つの発言からトーンが過激さを増す。小野寺五典防衛相が8月の就任後、北朝鮮のミサイル拠点を破壊する「敵基地攻撃能力」の保有を検討するとした発言だ。小野寺氏を名指しし、「日本列島は一瞬で焦土化できる」と警告した。
北朝鮮は、先制攻撃を連想する米戦略爆撃機の朝鮮半島への飛来や、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の拠点を狙う米韓の「斬首作戦」にヒステリックに反発してきた。その戦列に自衛隊が加われば、北朝鮮にとって米韓軍を対象に描いてきた戦略が崩れることになり、何としても避けたいと恐れている裏返しといえそうだ。
ただ、今回の制裁決議後の公式表明は「全面的に排撃する」とした13日の外務省「報道」にとどまった。報道は声明や談話より格が低く、政府声明で「正義の行動に移る」と威嚇した8月の制裁決議後の反発に比べ、水準を落としている。草案にあった金委員長の制裁指定や石油の全面禁輸など、北朝鮮にとって最悪の事態が回避されたことで、米国を含む国際社会の出方を探る思惑もうかがえる。
かといって、制裁が履行されれば、経済への影響は避けられない。国民の声として日米韓との対決をあおるのも、内部結束を固める狙いとみられる。決議前には、採択されれば「最後の手段も辞さない」と牽制(けんせい)しており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を日本越しに発射するなど、新たな軍事的挑発に出る可能性も高い。(ソウル 桜井紀雄)
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【北ミサイル】8道県の51校で登校時間変更 2017.9.15 12:04
http://www.sankei.com/life/print/170915/lif1709150022-c.html
文部科学省に入った各教育委員会からの報告によると、15日の北朝鮮によるミサイル発射を受け、同日午前10時現在で、北海道など8道県の公立小中学校など計51校で登校時間を遅らせたという。休校措置はなかった。
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それにしても、この火遊びはいつまで続くだろうか。
その資金はどこから・・・ 2016年8月の記事から【北ミサイル】金正恩政権で発射30発超、正日時代の2倍 核実験含め費用は数千億ウォンどこから捻出? 2016.8.3 19:2590年代は「パチンコの金が何千億と北朝鮮に行っている」とのこと、
http://www.sankei.com/world/print/160803/wor1608030040-c.html
写真:北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて秋田港で待機する海上保安庁の巡視船「しんざん」=3日、秋田港(渡辺浩撮影)
【ソウル=藤本欣也】北朝鮮は3日、中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程1300キロ)を発射した。弾道ミサイルの発射は先月19日以来。韓国メディアによると、金正恩(キム・ジョンウン)体制のこれまでの約4年8カ月で、発射された弾道ミサイルは失敗を含め30発を超え、1100億ウォン(約99億円)超が失われたと推計されている。
韓国統一省の報道官は3日、北朝鮮のノドン発射について「朝鮮半島と国際社会への重大な挑発だ」と非難した上で、「住民の生活にこそ力を傾けるよう期待する」とコメントした。
韓国国防省の推計として韓国メディアが報じたところによると、北朝鮮は7月下旬段階で、2011年末以降の金正恩体制の下、短距離弾道ミサイル「スカッド」(射程300〜500キロ)16発、ノドン6発、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(同2500〜4千キロ)6発、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)3発の計31発の弾道ミサイル(長距離弾道ミサイルを除く)を発射した。これに3日のノドン2発を加えると33発発射したことになる。
金正日(ジョンイル)体制の約18年間では16発の弾道ミサイルが発射されたとみられ、金正恩体制はすでに、倍以上の弾道ミサイルを発射した計算となる。国防省は「核を搭載できるミサイルの発射能力を高める」ため、開発を急いだ結果とみている。
また、北朝鮮が中東向けに輸出していたミサイル価格などから計算すると、発射されたミサイルの総額は1100億ウォン以上。北朝鮮の住民が2カ月間、トウモロコシを購入できる金額に相当するという。ただ、1100億ウォンには、3回の長距離弾道ミサイル発射や2回の核実験は含まれておらず、実際には数千億ウォンに達するとみられている。
このほか北朝鮮が昨年10月に挙行した朝鮮労働党創建70周年の閲兵式に4000億ウォン(約362億円)、今年2月の党大会の準備に少なくとも2億ドル(約202億円)が費やされたと韓国軍や専門家は推計している。
国際社会の経済制裁の下、北朝鮮は財源をどのように捻出しているのか。
中国の貿易制裁に抜け穴が存在するとの見方は根強くある。そのほか国連によると、北朝鮮は5万人以上の労働者を海外約17カ国に派遣し、年間12億ドル(約1210億円)を本国に送金している。また、インターネットの賭博サイトの運営やシリアへの雇い兵派遣、米ドル・人民元の偽造説なども取り沙汰されている。
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北朝鮮の資金源(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B3#.E5.8C.97.E6.9C.9D.E9.AE.AE.E3.81.AE.E8.B3.87.E9.87.91.E6.BA.90
自民党の武藤嘉文元外務大臣は1993年の国会答弁にて、「パチンコの金が何千億と北朝鮮に行っている」と述べている[76]。
各メディアにおいても北朝鮮送金問題に関して北朝鮮の資金源として、朝鮮総連に関係するパチンコ業界があるのではないかと言われる[34]。
AP通信ではパチンコで負けた損失が北朝鮮の核開発に流用されている可能性を危惧するパチンコファンの声や、「ドラッグとともにパチンコの収益が北朝鮮政府や軍の手に渡っている」とする宮塚利雄の見解を伝えている[80]。
『読売新聞』2012年4月15日によると、日本から北朝鮮への送金は現在はほとんど無く、持ち出し額も「年間約5億円」という。
『朝日新聞』2011年6月7日朝刊15面記事によると、90年代半ばに売り上げ30兆円・店舗数1万8000店は、2010年までに売り上げ20兆円・店舗数1万2000店の3分の2に激減しており、2011年現在のパチンコ店経営者の国籍は、韓国が5割、日本が3割、中国・台湾が1割、朝鮮(北朝鮮)籍が1割であるとされる。
日本も北のミサイルや核開発に貢献したわけだ。
今回の核実験は、重量2ton以上の大型ではあったが飛距離では日米には届かないものらしい。
だが、国境を接している中露にとっては脅威で、非難声明を出していた。
軍事ジャーナリスト鍛冶俊樹氏の説では北朝鮮の「対中戦略」という。鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第296号(9月4日)
http://melma.com/backnumber_190875/
*北の核実験は対中戦略
北朝鮮が「水爆実験に成功した」と言う。何事にも誇大表示が付きまとう国だから、本当に水爆かどうかは分からないが、爆発規模の拡大は間違いなく、核爆弾の技術が向上している事は明白であろう。
水爆は1950年代に米国が核爆弾の爆発規模の拡大を目指して開発したものだが、1970年代になると米国は水爆開発への関心を失ってしまう。端的に言えば大き過ぎて使い辛いのである。
大型の核爆弾を1発落とすより、小型の核弾頭を多数落とす方が、迎撃されにくく、しかも広範囲の多数の標的を攻撃できるのである。従って今回の北朝鮮の実験は、こうした核開発の流れに逆行した時代遅れのものと言わざるを得ない。 水爆かどうかは別にしても、爆発規模が拡大していることから爆弾の体積と重量が増しているのは疑いない。重量2トン以上となれば、弾道ミサイルに搭載できたとしても米国はもちろん日本にも届かない。
だが日米に届かなくとも国境を接している中国とロシアにとっては明白な脅威であろう。それが証拠に、ICBMの実験には寛容であった中国とロシアが今回は早速、北朝鮮を非難している。
この一カ月の動きを見ると、今回の実験は明確に北朝鮮が中国に向けて発したメッセージだと認識されよう。8月5日に国連安保理で北のICBM(7/28)への制裁決議がなされ、中国は、北朝鮮からの海産物の輸入を停止した。
8月24日と25日に北朝鮮メディアは中国のこの姿勢を、名指しはしないものの激烈な表現で非難し、翌26日に短距離弾道ミサイル3発を日本海に撃ち込んだ。そして28日に核実験の準備が完了したとの情報が流れた。
そして29日にICBMが北海道沖に撃ち込まれ、3日に核実験という順序だが、4日現在、北朝鮮から中国への海産物の輸入は再開されており、中国は表面的にはともかく内実は北朝鮮の要求に屈してしまっている。
つまり、今回の核実験は北朝鮮による対中戦略の一環であり、そして北朝鮮は中国に対して戦略的に勝利したと言えよう。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「戦争の常識」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1494517092
上記動画のテキスト本
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
動画配信中:「地政学入門」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1475838508
上記動画のテキスト本
「領土の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089
動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
上記動画のテキスト本
文庫「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/
動画配信中:「現代戦闘機ファイル」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
上記動画のテキスト本「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html
動画配信中「よくわかる!ミサイル白書」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
上記動画のテキスト本「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
その他の著書:
「国防の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)
北朝鮮が核実験を行った。
人口2500万、1人当たりGDP1700ドル、最高指導者は30代の金正恩(1984-)だが、対外的な元首は金永南(1928-)、首相は崔永林(1929-)、朴奉珠(1939-)の2名となっており、これらの長老達に囲まれての政治体制だ。
東西冷戦下で誕生した分断国家はそれぞれ憲法上では半島全域を領土と規定している(Wikipedia)
一党独裁体制がいいのか、民主主義体制がいいのか、其の渦中にいるものは受けた教育によって日々の人生を送っているので判断が難しいが、1991年ソ連が崩壊したことをみると、概ね民主制の方が良さそうに思う。
北朝鮮もいつかは民主革命が起こるだろうか。
ロシアや中共からも非難声明が出始め、いよいよ瀬戸際に追い詰められているのではないか。
金正恩が核のボタンに手を置いている図が浮かんでくる。北朝鮮、6回目核実験=「ICBM用水爆」成功と発表-過去最大の爆発規模 2017年9月3日 21:09 発信地:中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3141494?cx_position=7
【9月3日 時事通信社】朝鮮中央テレビによると、北朝鮮の核兵器研究所は3日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)用水爆の実験が同日正午(日本時間午後0時半)、北東部の実験場で行われ、「完全に成功した」と発表した。核実験は昨年9月9日の建国68周年に際し実施して以来1年ぶり6回目で、トランプ米政権発足後では初めて。水爆と主張する実験は昨年1月6日以来2回目。日米韓など国際社会の警告を無視した核実験強行によって、朝鮮半島をめぐる緊張が高まるのは必至だ。
核・ミサイル関連活動を禁じた国連安全保障理事会決議の明確な違反で、安倍晋三首相は「断じて容認できない」と表明。日本政府は外交ルートを通じて北朝鮮側に抗議した。トランプ大統領はツイッターで「非常に敵対的で危険だ」と投稿。米国が強硬姿勢を強めるのは確実で、中国、ロシアを含めた国際社会の制裁圧力が一層強まり、北朝鮮の孤立がさらに深まるのは避けられない。
韓国気象庁によると、北朝鮮の核実験場がある北東部・咸鏡北道吉州郡豊渓里付近で爆発によるとみられるマグニチュード(M)5.7(推定)の人工地震が観測された。爆発の威力は過去最大規模で、小野寺五典防衛相は核実験の推定出力について「70キロトンになると考えられる」と述べた。1945年に広島に投下された原爆は15キロトンで、今回の核実験はその4倍超の威力となる。
朝鮮中央テレビによれば、核実験は朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会が3日に決定し、金正恩朝鮮労働党委員長が自筆の命令書に署名。朝鮮中央通信は3日朝、金委員長が新たに製造されたICBMの弾頭部装着用の水爆を視察したと報じていた。同通信は開発した核弾頭について、電子機器をまひさせる電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾頭と伝えた。
北朝鮮は7月4日と28日の2回にわたり、ICBM「火星14」の発射実験を強行した。さらに、8月29日には中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練を実施、ミサイルは日本上空を通過し、北太平洋に落下した。核実験はICBMの実戦配備に向け、核弾頭の性能向上を図るとともに、圧力に屈しない姿勢を内外に誇示する狙いがあるとみられる。◇北朝鮮の核実験
2006年10月 9日 1回目の核実験。プルトニウム型
09年 5月25日 2回目。プルトニウム型
13年 2月12日 3回目。小型化成功と主張
16年 1月 6日 4回目。水爆成功と主張
9月 9日 5回目。核弾頭爆発実験成功と主張
17年 9月 3日 6回目。ICBM弾頭部に装着する水爆実験成功と発表。(c)時事通信社
プーチン大統領、北朝鮮の核実験を非難 冷静な対応も呼び掛け 2017年9月4日 8:44 発信地:モスクワ/ロシア
http://www.afpbb.com/articles/-/3141542?cx_part=top_block&cx_position=1
写真:ロシア・サンクトペテルブルクで海軍の式典に出席したウラジーミル・プーチン大統領(2017年7月30日撮影)。(c)AFP/Alexander Zemlianichenko
【9月4日 AFP】北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したことについて、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は3日、地域の平和に対する脅威だと非難する一方、国際社会に冷静な対応を呼び掛けた。安倍晋三(Shinzo Abe)首相と行った電話会談の内容としてロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)が発表した。
北朝鮮は同日、通算6回目で過去最大規模の核実験を実施。これについてプーチン大統領は「国際的な核不拡散体制を破壊し、国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議と国際法に違反し、地域の平和と安定に脅威をもたらすものだ」と非難した。
一方で、朝鮮半島(Korean peninsula)問題をめぐる危機を解決するには「政治的、外交的な手段しかない」とも強調。国際社会は「感情に流されてはならない。冷静でバランスのとれた行動をとる必要がある」と呼び掛けた。
ロシア外務省はこれに先立ち、北朝鮮による核実験は国連安保理決議と国際法を無視するもので「最も強い非難」に値すると述べている。(c)AFP
中国、北朝鮮の核実験を強く非難 揺れは中国でも 2017年9月3日 19:11 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3141514?cx_part=top_block&cx_position=4
写真:韓国ソウルの韓国気象庁で、人工的な揺れが観測された北朝鮮の位置を示す職員(2017年9月3日撮影)。(c)AFP/JUNG Yeon-Je
【9月3日 AFP】中国政府は3日、北朝鮮による同日の核実験について、北朝鮮の核兵器開発計画に対する国際社会の批判を無視したものだと強く非難した。
中国外務省はウェブサイトで「北朝鮮は国際社会に広がる抗議を無視して、再び核実験を実施した。中国政府はこれに断固たる反対と強い非難を表明する」との声明を発表した。
中国の各報道やSNSによると、北朝鮮の新たな核実験による揺れは中国北東部の広い範囲でも感じられ、最長で8秒間、揺れが続いた都市もあった。
国営の中国中央テレビ(CCTV)によると、揺れは、北朝鮮の核実験場がある豊渓里(Punggye-ri)から北西に約400キロ離れた中国の長春(Changchun)でも感じられた。
北朝鮮との国境から約20キロの延吉(Yanji)では、あまりに強い揺れに家から逃げ出した人たちもいたという。
あるSNSのユーザーは、自宅の建物がひどく揺れたので「慌ててズボンをはいて逃げ出した。1階まで駆け下りたらズボンだけで逃げ出したのは自分だけではなかった」と投稿した。
また、別のユーザーは「延吉では揺れが10秒間も続いた」と書き込んでいる。(c)AFP
【北朝鮮核実験】マティス米国防長官「米国や同盟国への脅威には圧倒的反撃」「北抹殺の選択肢は数多くある」
http://www.sankei.com/world/print/170904/wor1709040010-c.html
写真:8月30日、米ワシントン近郊の国防総省で会談したマティス米国防長官(左)と韓国の宋永武国防(ロイター)
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は3日、北朝鮮の核実験を受けてマティス国防長官ら安全保障関連の高官との緊急会議を開いた。会合後、マティス氏は記者団に声明を読み上げ、北朝鮮が米本土やグアムなどの米領、同盟諸国を脅威にさらした場合は「有効かつ圧倒的な大規模軍事反撃に見舞われるだろう」と警告した。
マティス氏は、「北朝鮮を抹殺しようとしているわけではない」としつつ、「そうするための選択肢は数多くある」と異例の強い文言で北朝鮮に挑発行為の停止を要求。また、トランプ氏に対し「数多くの軍事的選択肢」についてひとつひとつ説明したことを明らかにした。
トランプ氏は3日、ツイッターで「北朝鮮と取引のある、あらゆる国との貿易停止を検討している」と表明し、経済制裁を一層強化する考えを示した。
一方、米情報当局者はFOXニュースなどに対し、「水爆実験に成功した」とする北朝鮮の主張について「現時点で把握している情報は北朝鮮の発表と矛盾しない」として、水爆実験との見方を強めていることを明らかにした。
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