落葉松亭・表紙へ / 2009年09月〜10月 / 2010年1月〜2月

落葉松亭日記(2009年11〜12月)

12月28日(月) 北朝鮮・デノミ

少し古い話で、今月1日に北朝鮮でデノミが行われたという。
2009年11月30日、北朝鮮は同国通貨ウォンの100分の1のデノミを行った。北朝鮮では1992年にも「貨幣改革」と称して新旧通貨の交換が行われたことがあるが、当時の比率は1対1だった。今回のデノミには一世帯あたり10万ウォン(非公式レートで約3000円)の上限額が設けられ、それを超える現金は事実上北朝鮮政府に没収される。市民の間では不満と混乱が生じており、政府は対策として銀行預金者に10分の1の「優遇」レートを、また1世帯あたりの交換額が旧10万ウォンに満たない世帯には「配慮金」として一人当たり新500ウォンを支給する。(Wikipedia)

北朝鮮が17年ぶりデノミ 2009.12.1 22:48 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091201/kor0912011229003-n2.htm
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 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が17年ぶりに通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施した。韓国の聯合ニュースが1日までに報じた。また、中国国営新華社通信によると、北朝鮮外務省当局者は1日、デノミ実施を平壌の外国大使館に通知したという。今回のデノミはインフレ対策のほかに、富裕層らが自宅に保管している“タンス預金”を市場に出回らせることが狙いとみられ、それだけ北朝鮮の経済が逼迫(ひっぱく)していることがうかがえる。
 聯合ニュースによると、旧通貨と新通貨の交換比率は100対1。11月30日午後から交換が行われ、平壌市民は突然のデノミに驚き、自宅の現金を両替しようと闇市に殺到。ドルや人民元が暴騰するなど混乱したという。
 北朝鮮のデノミについて、韓国統一省は「現在確認中」としているが、確認されれば今回で5回目の実施となる。統一省によると、北朝鮮の新通貨発行は1992年以来。ただ当時は交換比率が1対1で、新しい貨幣に換えられる上限が決まっていたため超過した分は事実上、国に没収された。
 90年代後半に数百万人が餓死したとの情報がある北朝鮮は2002年7月、「経済管理改善措置」を発令。滞りがちになっていた配給制を取りやめ、公定価格や給料を引き上げるなど、経済の活性化を図った。そのため急激なインフレも起きた。現在、北朝鮮の一般の労働者の給料は月額3000ウォン前後とされるがこれはトウモロコシ2キロの値段にすぎず、それほどインフレが深刻ということだ。
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 02年の措置以降、住民の間で個人商売が急増し、個人が所有する現金も一部で増えたが、北朝鮮内で実際に流通する通貨量は不足したという。また拝金主義やわいろも蔓延(まんえん)し、一部の特権階級が私財をため込んできたとされる。
 一方、海外で働く貿易商や駐在員らの外貨持ち込みについては、北朝鮮当局が定めた「忠誠資金」さえ納めれば私有財産を認めるとして、外貨の持ち込みを上限なしに黙認してきた。その結果、当局の統制範囲を超える資金が流通するようになったという。
 こうした資金が不動産市場に集まり、平壌市内の最高級アパートの価格が1、2年の間に2倍以上に暴騰するなどの現象を招いた−と聯合ニュースは伝えている。
 脱北者によると、富裕層らの住民は利率も低く預金保証もない国内の金融機関には預けず、自宅に現金を保管するという。こうした“タンス預金”が国家経済の運営に深刻な影響を及ぼすまで膨らんだとみられる。
 韓国の民間運営の対北朝鮮ラジオ「開かれた北朝鮮放送」の電子版が1日、消息筋の話として伝えたところによれば、北朝鮮当局は1世帯当たり保有している10万ウォンまで新しい貨幣に換えると指示したという。多くの私財を蓄えている住民らは膨大な損害を被るとしている。

上を見ても下を見てもきりはないが、なんだかんだと云っても日本はいい国である。これまで先人が血と汗で築き上げてきたおかげで今日ある。

今夏、前政権の不甲斐なさもあって、「政権交代!」とマスコミに煽られ、バラマキというアメに目がくらんだかやらせてみることになった。
25日過去最大の92.3兆円予算政府案が閣議決定したが、子供手当を含む社会保障費が前年比9.8%増の27.3兆円と一般歳出53.4兆円の半分を占め、代わりに公共事業費関係は18.3%減の5.8兆円の過去最大の減少幅といわれる。国債発行額も前政権より多い44.3兆円となった。

児童手当でなんとかやってきたのに、マニフェストありき所得制限なし子供手当が本当に必要なのだろうか。不景気で貯蓄にまわってしまわないか、はたして少子化対策に寄与するのだろうかといろいろ懸念される。
一方外交面では安全保障問題で米と距離を置き、隣国に明け渡そうとするかのような動きがあり国際社会から不審の目で見られてもいる。

ここにきて現政権の支持率もじわりじわりと低下してきた。少数政党の「連立解消」という脅しに鼻面を引き回されるのは前政権と同じ様だ。あんだけ政権交代を煽ったマスコミも退きはじめた。モラルなき金持ちお坊っちゃまと守銭奴のお遊びを止めさせなければと思い始めたのではないか。

12月26日(土) ポスト・鳩山?

事件を陳謝 辞任の考えなし 2009/12/24 NHK
鳩山総理大臣は、元公設秘書が政治資金規正法違反の罪で在宅のまま起訴されたことなどを受けて24日夜、緊急に記者会見し、陳謝するとともに「身を粉にして果たすべき使命の達成に邁進(まいしん)する」と述べ、総理大臣は辞任しない考えを示しました。
また、鳩山総理大臣は、母親からの資金提供があったとして、贈与税として2002年にさかのぼって6億円を超える額を納税する考えを明らかにしました。・・・
鳩山総理は上記のように考えているらしいが、法治国家ならば、辞任するしかないという。

作家 三橋貴明氏のブログ 2009/12/26 から
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10419779340.html
(1) 政治資金規正法 第25条
http://www.houko.com/00/01/S23/194.HTM
『政治団体の代表者が当該政治団体の会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠つたときは、50万円以下の罰金に処する。』
 鳩山は上申書を提出したことにより、鳩山の政治団体友愛政経懇話会が政治資金規正法に違反をしたことを自ら認めました。すなわち、この時点で鳩山の50万円以下の罰金刑が確定するということになります。
 何しろ、友愛政経懇話会の代表者は、鳩山由紀夫です。鳩山は友愛政経懇話会の政治資金報告書に、「代表者」として名前が記載されているわけです。


(2) 政治資金規正法 第28条
http://www.houko.com/00/01/S23/194.HTM
『第23条から第26条の5まで及び前条第2項の罪を犯し罰金の刑に処せられた者は、その裁判が確定した日から5年間(刑の執行猶予の言渡しを受けた者については、その裁判が確定した日から刑の執行を受けることがなくなるまでの間)、公職選挙法に規定する選挙権及び被選挙権を有しない。』
 第25条で代表者が罰金刑になった場合、裁判が確定した日から五年間、公職選挙法で規定される選挙権及び被選挙権を失います。
 すなわち、鳩山が第25条で罰金刑になった場合、自動的に被選挙権を失うということになります。

(3) 国会法109条
http://www.houko.com/00/01/S22/079.HTM
『第109条 各議院の議員が、法律に定めた被選の資格を失つたときは、退職者となる。』
 政治資金規正法で罰金刑を受け、「自動的に」被選挙権を失った場合、国会法109条により、またまた「自動的に」退職者となります。すなわち鳩山は「議員を辞職した人」という扱いになるわけです。

(4) 憲法67条
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s5
『第67条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。』
 総理大臣は「国会議員の中から」選出されなければならないと、憲法に定められています。すなわち、「自動的に」議員を退職した扱いになる鳩山は、憲法で定められた総理大臣の資格を有しないことになるわけです。

新年早々ドタバタが起きるのかどうか、青山繁晴氏のお見立て↓
http://www.youtube.com/watch?v=geqm5XHQ12k&feature=related

政権交代したものの、民主党内も親小沢から反小沢、色々あって自民党と変わりはない。
その小沢氏自身が問題を抱えており、これでは来年の参院選に圧勝は夢だろう。
国思う政党がそれまでに現れるのだろうか。

12月23日(水) 祝・天皇誕生日

祝・天皇誕生日
先日の小沢氏が中共の走狗となって強行させた習金平と天皇の会見事件によって、政治、天皇、憲法、日本の国柄などに考えさせられた。
といっても、学のないものにはどうしようもないことだが。
2600年続く皇統は途中、幕府と朝廷、大政奉還、戦後の象徴天皇と外見は変化したようだが、万世一系連綿と今日にその歴史を伝えている。世界を見渡してもその様な国は数えるほどしかないそうである。それだけでも大切にしていかなければならないだろう。日々国民の為の公務や祭祀をお勤めになりながらあたたかいご家庭を営まれ、一方学問にも打ち込まれている。他国からもみても天皇は歴史的魅力的神秘的崇高な存在で、各国の君主、政府要人と会見されるお姿を誇らしく拝見している。

しかし前の小泉内閣の時、皇室典範の改正(改悪)で女系天皇云々の話があったが、幸い悠仁親王のご誕生で沙汰やみとなった。また、近年皇太子妃が皇室に今ひとつなじまれず身体不調との話も漏れ聞こえてきたり、後継男子が悠仁親王お一人というのも心許なく、皇室の危機とも言える状況ではないだろうか。

元衆院議員 西村眞悟氏の論説より
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=472
天皇陛下のお誕生日を謹んでお祝い申し上げます
                         No.472 平成21年12月23日(水)

 天長節をお祝いすることは、万世一系百二十五代の御皇室を戴く我ら日本国民の深い喜びです。
 我ら日本民族のみ二千年百二十五代の歴史の喜びを実感することができる。何故なら、世界にこのような国は他にないからです。
 立憲君主国として世界に冠たるイギリス、UK・ユナイテッド・キングダムの現王室は、ウインザー朝で、十八世紀にドイツハノーバー家からイギリスに来たドイツ語しか話せない王を初代として三百年十一代の歴史をもつ。
 世界に二百近くある国のなかで立憲君主国は、我が国とイギリスそしてヨーロッパではオランダやデンマーク、アジアではブータンとタイくらいのものである。アフリカのエチオピアやアジアのネパールは王政が廃止され、以後圧政と混乱のなかにある。
 我が国の天皇は、「その地位は主権の存する国民の総意にもとづく」と記されている(憲法第一条)。
 では「国民の総意」とは何か。この二千年に及ぶ万世一系の皇室を戴いてきた事実が、「国民の総意」そのものである。
 この間、天皇を倒そうとする革命運動はおろか、天皇に危害を加えようとする動きもない。その証拠に、天皇が千年以上おられた京都の御所には防御施設はない。
 江戸の武士、高山彦九郎が三条の橋の上で皇居に向かい涙したのは、皇居の塀が破れていて三条から中が見えたからである。
 そして、戦後のいわゆる東京裁判において裁判官をつとめた白人が、後に「日本の天皇とは何か」と質問されて、「神だ、あれほどの試練を受けても国民の信頼を失わない存在は神としか考えられない」と答えている。
 つまり、以上の事実は、天皇が権力によってではなく公の権威、神話に発する権威によって存在し続けてきたことを示しているのである。
 よって、斯くの如き権威としての存在である天皇を明確に顕すに適切な表現と言葉は、大日本帝国憲法にある「天皇は神聖にして侵すべからず」であり、この表現こそまさに適切というべきである。
 従って、昭和二十一年に紙に書かれた「国民の総意」という文言は、天皇の権威を示すものとして理解しなければならない。何故なら、日本国民は天皇を昭和二十一年より遡ること二千六百五年以上前から戴いてきたからである。つまり、昭和二十一年に生きていた国民の意思によって天皇が生まれたのではないからである。
 それ故、我が国の政治家こそ、特に天皇の斯くの如き権威に深く服して、権力の行使である国政の任務を全うする必要がある。

 それをこの度、以上の如き我が国の基本的なあり方を全く理解しない与党幹事長と総理大臣が、天皇の下に中国共産党のbUにすぎない習近平、シュウキンピラかキンヘイか、をルールを無視して近づけるという不遜な事態を引き起こした。
 彼らは、権力によって天皇の行動を自由に左右できて、其の権威を利用できると考える者であり、それをすれば、天皇の権威自体に傷がつくことを理解しない輩である。そして、彼らは中国共産党に促されて、まさにそれをした。
 従って彼らには、もはや中国共産党の習キンピラより序列が上のbT、4、3などからの天皇との会見申し込み(政治利用)を断る術はなくなっている。
 彼らは、自分が世界の中心だとする傲慢な中華思想の何たるかを理解せず、我が国天皇の権威を中共内の序列争いに利用させたのである。
 これは即ち、日本国そのものを中共の下位に置く売国的行為である。
 内外の共産主義者は、20世紀前半から一貫して、我が国の天皇の権威を否定して日本の解体と共産化を狙ってきた。共産主義者といえども、我が国家統合における天皇の大切さを理解していたからである。
 しかし、現与党幹事長と総理は、果たして日本人なのか、天皇の権威の何たるかを理解せずに天皇を政治利用した。共産主義者よりなおたちが悪いというべきである。「無道の者」である。掃蕩しなければならない。

 本日は、天長節を深くお慶び申し上げるとともに、この度の政府与党の無道の者が、中国共産党内の序列争いに我が国天皇を利用させるという事態をもたらしたことを深く怒り、日本人として命をかけて、天皇と我が国国体を護ることを誓う日となりました。
 あらためて、万世一系百二十五代二千年の天皇を戴く我が国体の尊さありがたさに感謝し、日本人の誇りをもってこの国体を護持していきましょう。(了)

「天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会」
YouTube「日本国民二年生」石平氏の熱烈!演説(・・・・小沢氏に見せたい)
http://www.youtube.com/watch?v=kNlGciKW_6M&feature=channel

12月21日(月) 小鳩政権・蜜月期間も終わり

国民の多数が民主党に一度やらせてみようと支持したが、ここにきて内閣支持率が50%切り、国民の政権離れが顕著になってきた。
直前3内閣と同じ道を辿りそうな気配だ。
内閣支持48%に急落 首相の指導力に疑問符 世論調査 2009年12月20日23時37分 asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/1220/TKY200912200296.html
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 朝日新聞社が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、鳩山内閣の支持率は48%で、前回調査(11月14、15日)の62%から大きく下落した。不支持率は34%(前回21%)。鳩山首相がリーダーシップを発揮しているとは「思わない」人が74%に達し、内閣不支持の人の半数が理由として「実行力の面」を挙げた。
 内閣支持率を支持政党別にみると、民主支持層が84%(前回92%)、自民支持層は13%(前回24%)。無党派層は前回は支持39%、不支持27%だったが、今回は支持24%、不支持45%と、内閣発足以来初めて不支持の方が上回った。
 鳩山首相がリーダーシップを「発揮していると思う」との答えは18%にとどまる。内閣支持層でも「発揮していると思う」は30%しかおらず、62%は「そうは思わない」と答えた。
 民主党が衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)を改め、ガソリン税の税率維持と、子ども手当への所得制限導入を首相に要望したことに対しては、「納得できる」が50%、「納得できない」は43%。ただ、民主支持層では60%対34%と、「納得できる」が顕著に多い。
 米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる内閣の対応は「評価しない」が60%で、「評価する」の30%を大きく引き離した。
 天皇陛下と中国の国家副主席との会見を、1カ月前に申し込む慣例に反して実現させた内閣の判断については、「妥当だ」39%、「妥当ではない」51%だった。
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 鳩山首相の政治資金問題が首相の進退にかかわる重大な問題かどうかを尋ねた質問では、「そうは思わない」が50%の一方、「進退にかかわる重大な問題だ」との答えも44%あり、今後の展開次第では火種として残りそうだ。
 政党支持率は民主42%(前回46%)、自民18%(同14%)など。民主は内閣支持率が下落する中、やや下がったものの、なお高い水準を維持している。
     ◇

 〈調査方法〉 19、20の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は3465件、有効回答は2115人。回答率61%。

【産経FNN合同世論調査】鳩山内閣「不支持4割超」 2009.12.21 11:36 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091221/plc0912211137008-n1.htm
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 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が19、20両日に実施した合同世論調査で、鳩山内閣の不支持率が40・4%と前回調査(11月21、22両日)より17・5ポイント上がったことが分かった。支持率は51・0%でかろうじて半数を超えたが、前回の62・5%から11・5ポイント急落した。首相の指導力を評価しないとの回答が7割を超えており、米軍普天間飛行場移設や来年度予算編成などをめぐる鳩山由紀夫首相に対する国民の厳しい評価が数字となって表れたようだ。
 政党支持率は民主党が37・2%と前回比2・5ポイント減。自民党は、1・9ポイント伸ばし、19・2%と鳩山政権下では最も高くなった。民主党と連立を組む社民党は1・8%、国民新党は0・7%とそれぞれ低調。公明党は2・8%、共産党は3・3%だった。
 鳩山政権の評価では、首相の指導力を「評価しない」が72・4%で、「評価する」は20・7%だった。前回、前々回(10月17、18両日)の調査では7割を超えていた首相の人柄も「評価する」が59・6%と10ポイント以上も下落した。政権3カ月の実績を聞いたところ、「評価しない」が45・1%と「評価する」の40・2%を上回っており、高かった政権への期待は低下傾向にあるようだ。
 首相と、民主党の小沢一郎幹事長の政治献金問題への対応については、ともに「評価しない」が7割を超え、政治とカネをめぐる問題を有権者が意識し始めていることを裏付ける。
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 天皇陛下と習近平中国国家副主席との特例会見問題では、小沢氏の対応について「評価しない」が65・6%と、記者会見などの対応について、国民が不満を高めていることも分かった。
 衆院選で民主党が掲げたマニフェストについては、「守れなくても仕方ない」が79・7%。来年度予算編成に当たって重視すべきことも「景気対策の成果を上げる」が57・0%と最多で「マニフェストの順守」は9・1%。普天間飛行場移設問題の先送りは「納得できる」が46・4%、「納得できない」が45・6%と拮抗(きつこう)していた。

12月20日(日) みかんジャム

今年も後10日あまり、朝夕冷え込みも一段と厳しくなりました。
今朝は北側の窓の露が凍り付いていました。
老母を引き取ってから身内が心配してみかんやリンゴをたくさん送ってくれました。有り難いことです。
老母子家庭(?)ではそんなに食べられるものではありません。そこで傷まないうちに30個ほど試しにジャムにしました。

圧力鍋を使ったので作業時間も短いです。今回は2回に分けて作りました。
(1)湯でみかん15個を洗い丸ごと輪切り
(2)ゆず1個を同様に刻む(香り強調でなくてもよい)
(3)水150cc程度加え、圧力鍋で煮る
(4)蒸気錘が揺れだして4分ほどで火を止める
(5)鍋蓋のロックが降りたら蓋を開け、砂糖2杯(適当に)、とろみを出すために水で溶いたクズか片栗粉を加える
(6)かき混ぜながらすこし煮詰めて出来上がり
みかんの袋や綿も皮もやわらかくなってなかなか美味いです。

リンゴの場合はプレザーブ(写真左下)にしました。
(1)湯でりんご(3個)を洗い皮のまま各8等分、タネを取る
(2)水200cc程度加え、圧力鍋で煮る
(4)蒸気錘が揺れだして2分ほどで火を止める
 リンゴは良く火が通るので余り長くするとジャムになってしまう
(5)鍋蓋のロックが降りたら蓋を開ける
 リンゴの場合は何も加えません。加えた水がシロップになっています。

ド素人がやった手順なので、もっと他にいい方法があるかもしれません。

12月18日(金) 米軍基地・沖縄県民の総意は

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題がなかなか決まらず、先送りだけが決まった。
小鳩政権は民意を重要視すると云うが、沖縄県民のこれに関する意見は反対ばかりではない。
11月に開かれた辺野古移転反対集会の参加者が主宰者側の発表で2.1万人だったが、実は1万人以下であったという。
2007年10月教科書検定抗議集会が沖縄で開かれ、その時の参加者が主宰者側発表が11万人だったが、実数は半分以下だったのだ。同じパターンである。沖縄で開かれる集会は県外から左翼グループが大挙して押し寄せる。
11月の辺野古反対集会参加2.1万人→実は1万人以下 2009/12/18産経新聞
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、11月8日に同市内で開かれた「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」(同実行委員会主催)の参加者が、主宰者側発表では2万1千人とされてきたが、実際は1万人以下だった可能性が高いことが、複数の警察。情報関係者等の取材で分かった。民主党政権は、大会を県民の総意ととらえてきたが、実数が半分以下だったことは、同政権の現状認識の甘さを露呈したといえる。

(中略)

名護市関係者も「沖縄県の人口138万人余りの内の1万人弱。しかも県外からの参加者もたくさんいた。大会決議が県民の総意かどうか、考えればわかることだ」と指摘する。
ある長老議員も「県民は普天間飛行場を1日も早く辺野古の移設し、その後、改めて米軍基地問題を検討して欲しいと願っている。(鳩山政権は)反対派の声ばかりに耳を傾けてる」と不満を語った。
【主張】常駐なき安保 国を守る意識が問われる 2009.12.18 03:14 産経
 鳩山由紀夫首相がかつて提唱した「常時駐留なき安保」論について「首相という立場では封印しなければならない」との考えを表明した。
 常駐なき安保論は平時の米軍駐留を認めず、有事に限って来援を求める構想だ。日本の安全保障環境や同盟の義務を無視した非現実的な考えであり、米国に到底支持されまい。
 これを封印するのはもとより当然としても、それだけでは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の決着先送りの説明にならない。首相は他の移設先を探すとする政府方針を再考し、日本の安全と同盟をどう考えるかの全体像を国民に示して理解を求める必要がある。
 鳩山首相は15日、与党基本政策閣僚委員会で政府方針を発表、年内決着を求めてきた米側を落胆させた。自民党の石破茂政調会長らは「先送りの背景に首相の常駐なき安保論があるのでは」と批判したが、首相の発言はこうした見方に反論した中で出てきた。
 鳩山氏が「常駐なき安保」論を発表したのは旧民主党代表時の10年以上前のことだ。在日米軍基地を段階的に撤廃し、有事の際だけ来援してもらうという。
 だが、こうした構想は米国からすれば、首相のいう「日米対等」どころか、虫がいいタダ乗り論と同一視されかねない。日米専門家の間でも、抑止機能、即応性、同盟の信頼感などの基本を理解しない机上の空論とされている。
 鳩山氏の発言は「首相在任中は封印」と受け取れるが、日米同盟の抑止機能や国家の安全を守る意識がどの程度あるのだろうか。そうした基本的な意識の欠如が普天間問題の迷走につながっているようにみえる。
 鳩山首相に限らず、周辺の外交ブレーンとされる人々にも似たような構想が見られることは、大きな懸念材料だ。
 首相は「2014年の普天間移設目標は動かさない」とも明言した。米側も「現行合意が最良の選択」としている中で、約束を実行することができるのか。沖縄を含む在日米軍の必要と意義について、その場しのぎのように「封印」を口にするだけでは、同盟国である米国はむろん、国民の信頼と理解を得ることはできない。
 問われているのは、日本がどんな脅威に直面し、なぜ同盟が必要なのかという鳩山首相自身の安全保障認識である。
http://www.youtube.com/profile?user=SakuraSoTV#p/u/26/5R-YabcBXic
【惠ヘ之介&宮本雅史】検証〜普天間基地移転問題と米軍再編 [桜H21/11/30]
From: SakuraSoTV | 2009年12月01日 | 再生回数 4,197 回
民主党政権における国防意識の欠如を如実に示し、今なお決着に至る気配の見られない普天間基地移転問題は、今後の日本の安全保障 にどのような影響をもたらすこととなるのか?沖縄の人々の政府に対する憤りを記事にされた産経新聞那覇支局長の宮本雅史氏に、戦 略性のないまま選挙のために甘言を弄した民主党の罪について、電話にてお話を伺います。また、ジャーナリストの惠ヘ之介氏をお迎 えし、辺野古への移転変更が米軍再編等に及ぼす深刻な影響について、これまでの経緯を踏まえながら伺うとともに、過去に米軍がフ ェリー事故に遭った沖縄県民を献身的に救助し、マラリア撲滅や看護婦育成等に貢献した事実についても、写真をご紹介しながらお話 しいただきます。
鳩山首相自身の安全保障認識だけではなく、国民自体の認識も甘いのではないか。未来永劫、アメリカに頼るわけにはいかない。ソ連崩壊後、日米安保の意味も変わってきている。米国民も重荷になってきている。
日本の本当の自立と平和を手に入れるには憲法9条、自衛隊、統帥権、核etcの課題に取り組まなければならない。

12月15日(火) 習近平国家副主席、天皇陛下との会見

習近平国家副主席・天皇陛下との会見は、天皇陛下の体調やご公務日程を無視した民主党政権の設定だとして批判の声が上がった。
小沢氏は14日の記者会見で以下のように発言した。
天皇陛下と習副主席の特例会見問題をめぐる小沢氏会見の要旨 2009.12.14 19:33 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091214/stt0912141933009-n1.htm
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 民主党の小沢一郎幹事長が14日に行った記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見に関する発言要旨は次の通り。
 【天皇陛下と習副主席との会見の経緯】
 −−習副主席の会見はいわゆる(1カ月前までに文書で正式に申請する)「30日ルール」にのっとらない形で行われるが 
 「30日ルールって誰が作ったの? 法律で決まっているわけでも何でもないでしょ、んなもの。それはそれとして君は日本国憲法を読んでるかね? 天皇の行為はなんて書いてある?」
 「天皇陛下の国事行為は、国民の選んだ内閣の助言と承認で行われるんだよ。それが日本国憲法の理念であり本旨だ。何とかという宮内庁の役人(羽毛田信吾宮内庁長官)が、どうだこうだといったそうだが、日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない。どうしても反対なら、辞表を提出した後にいうべきだ。当たり前でしょ、役人なんだもん」
 「天皇陛下のお体、体調がすぐれないというならば、それよりも優位性の低い行事はお休みになればいいことじゃないですか」
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 −−「30日ルール」はなくてもいいということか
 「誰が作ったか調べてからもう一回、質問して下さい。ルールを無視していいといっているわけじゃないよ。宮内庁の役人が作ったから、金科玉条で絶対というそんなバカな話があるかっていうんですよ。天皇陛下ご自身に聞いてみたら『手違いで遅れたかもしれないけれども会いましょう』と必ずおっしゃると思うよ」

 −−小沢氏が平野博文官房長官に陛下と習副主席の会見を要請したという報道がある。政治利用との指摘もある
 「天皇陛下の国事行為は内閣の助言と承認で行うことだ。それを政治利用だとかいったら天皇陛下、何もできないじゃない。内閣に助言も承認も求めないで、天皇陛下が勝手にやんの?」

 −−(官房長官に会見を要請した)という事実関係は
 「私が習近平副主席を天皇陛下とお会いさせるべきだとか、させるべきでないとか、というようなことを言った事実はありません!」

 −−小沢氏と習副主席の会談の予定が中止になったのはなぜか
 「予定していたわけではない。私は中国行ったばっかりだ。日程がお忙しいだろうと思って『ご無理なさらんでもよろしい』と(伝えた)」
この問答のように会見設定ルールのみを取り上げれば小沢氏の勝ちだろう。
問題は日中友好の名の下に、ウイグル人虐殺を指揮したとされる習近平氏家副主席が天皇と会見することによってシナの国際的批判をやわらげ印象を良くしようとする政治的意図、シナ国内の人民に対する中共政府の印象操作に媚中小沢・鳩山政権が協力したことであり、また小沢氏・鳩山氏に日本国民象徴天皇に対する崇敬の念が欠けているように見えることだろう。

元衆院議員 西村眞悟氏が連日この件で論説されていて勉強になった。
君、日本国憲法読んだことあるの、とは誰のことか No.470 平成21年12月15日(火)
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=470

 今来日している、中共の副主席が天皇陛下と会見することとなった事態は、許されざる事態である。
 腹に据えかねる思いをもつ国民にとって、図らずも、この事態は、我が国体と天皇の存在について、あらためて認識を深める機会となっている。
 それと同時に、一旦日本側が断っていたこの会見を、中共の意向の元にごり押しして、まさに彼の走狗となって実現にこぎ着けた総理及び党幹事長の「程度」が、極めて低いことも明らかになった。

 昨夜(十四日)の小沢氏の記者会見での発言は聴くに堪えなかった。そして、なるほどなー、かわらんなーこの人はと思った。 彼はぶすっとした顔になって、質問した記者に 「君、日本国憲法読んだことあるの?」と言い放っていた。
 彼のこの発言と北京での発言、「日本解放はまだ」、「私は解放のための人民解放軍野戦軍司令官」を総合すれば、 先ず第一に、この人物は、日本国憲法が分かっていないということが分かる。
 次に、この人物は、日本が「民主主義人民共和国」になるのが「日本解放」だと思っていることが分かる。
 そして、選挙によって政権を取れば、何でもできると考えていることが分かる。

 先ず、日本国憲法第一章第一条にある「天皇」について
 ここに天皇が日本国と日本国民統合の象徴と記述されていて、「この地位(天皇の地位)は、主権の存する国民の総意に基づく」とある。
   では、この「国民の総意」とは何か。
 これがポイントである。これが分からない者は小沢氏のようになる。つまり、国家にとっては極めて有害であり、個人的には恥をさらす。
 この「国民」とは、例えば、今街角を歩いている国民、または家でテレビを観ている個々の国民ではない。つまり、現在の「横の集合体としての国民」ではない。
 日本が誕生して以来、二千年にわたって日本国民であった「縦の集合体としての国民」のことである。歴史のなかで亡くなっていった国民を含めた国民である。

 神話によって伝えられる昔から、つまり二千年以上昔から、途絶えることなく天皇とともに生き、万葉集に歌を遺してきた無量の日本国民が一貫して疑うことなく天皇を戴いてきたこと、これが「国民の総意」である。
 遙か昔、「大君の みことかしこみ 磯にふり 海原わたる 父母をおきて」と万葉集に歌を残し対馬の金田城の長大な石垣の石を運んだた無名の防人、昭和二十年三月、「国のため 重きつとめを果たしえず 矢弾尽き果て 死ぬぞ悲しき」と打電して硫黄島で玉砕した栗林中将と二万の将兵、 そして、今も続く宮中歌会初めに天皇皇后両陛下とともに歌を寄せる数万の国民、さらに、ご皇室のご成婚や皇子誕生に、こころから喜んで日本を明るくしてきた一億二千万の国民、 この二千年の歴史の積み重なりがなければ天皇の地位はない。これら全ての国民が戴いてきたのが、世界のなかで我が国にしかおられない万世一系の天皇であり、この地位が百二十五代を経て今にあるということが、即ち「国民の総意」なのだ。

 ところが、小沢氏は、今生きる個々の国民の集まりが「国民の総意」と思っている。そしてその「総意」は、選挙によって内閣を組織した自分たちが「体現している」と思っている。つまり、小沢氏にとっては、選挙結果が「国民の総意」であり、結局、選挙で勝った自分たちが「国民の総意」そのものなのだ。
 従って、極端に言えば、馬の骨であろうとも、土匪、馬賊、蛇頭の親分であろうとも、自分たちが会わせようとと思えば、天皇と会見してもらう、これが「民主主義」であり「日本国憲法」だと小沢氏は思っている。

 だから、彼は、天皇と副主席の会見セットに関して記者から質問を受けて、自分の正当性を強調するために、 「君、日本国憲法読んだことあるの」、「民主主義なんだろう」という反論をしていた。

 昨日も書いたが、また、語るに落ちたのである。
 馬鹿さ加減極まれりだ。与党の幹事長の答弁とは思えない。大学の憲法ゼミでの幼稚な学生の質問でもあるまいに。また、左翼学生が好んだ団体交渉のヤジでもあるまいに。

   小沢氏は、自分勝手に憲法を読んでいるだけだ。そして、極めて浅薄な解釈しかなしえていない。
 小沢氏の解釈では、日本は「民主主義人民共和国」である。
 今いる国民だけが投票する選挙が「国民の総意」なのだから、国民投票で皇位を廃止することもできる。
 これが小沢氏の「民主主義」である。
 権力を握れば何でもできると思っている幼児性、このような者に限って「民主主義」を強調する。
 何故こうなっているのか。それは小沢氏が、「日本の国体」を理解していないからである。その結果、極めて危険なモデルに合わせて憲法を解釈している。
 そのモデルとは、中国共産党である。従って、北京に行って「日本の解放はまだ」だとか自分は「人民解放軍の司令官」だとか、あきれるようなことを大まじめに言えるのである。
 つまり、小沢氏のマインドは、金正日と同じだ。このような者、つまり「無道の者」は、速やかに掃蕩すべきである。
(C) 2007西村眞悟事務所

12月14日(月) 小沢・鳩山政権に退陣求める声多し

立ち上がれ!日本ネットワーク
「これが「政治主導」の正体だ
中国の意向で天皇陛下の外国交際の原則をねじ曲げた民主党」
 天皇陛下の外国交際は、国の大小や政治的重要性を超えたところで行われて きた。それは、万民・万国に対する公平さという皇室のご本質にも由来する。
それゆえに天皇陛下と会見した各国首脳は感激し、日本の評価を高らしめてき た。
 にもかかわらず、鳩山首相は「政治的に重要だから」と、慣例を破ってまで、 元首でもない習近平中国副主席とのご会見を決定した。これは皇室を政治的に 利用するものであり、皇室の在り方を民主党の思惑で改変する「暴挙」でもあ る。鳩山首相と、背後で指示を出したと言われる小沢幹事長の辞任を求めたい。

【鳩山・小沢両氏の辞任を求める声を民主党に】
   ○民主党FAX  03−3595−9961
   ○メールは民主党HPの以下のページから送れます。
    http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html

メルマガ「甦れ美しい日本」 第433号
真悟の時事通信
平成21年12月14日「赤穂浪士の討ち入りの日に思う」より
・・・・・・・
 ところで、  この忠臣蔵の物語は、封建時代という歴史を経た国々でないと分からない。つまり、主君とお家に対する忠誠を柱とする武士道、騎士道の文化をもつ国でないと分からない。
 従って、中国人には分からない。
 彼らには、真夜中に無防備な老人を武装した四十七人がよってたかって殺したという話にしかならない。

 結局、中国人そして中国共産党は、日本という国家と日本人のもつ文化は分からない。
 ただ彼らから見れば、日本は未だ中国を含む全アジアを合わせた力よりも大きい経済力を持っている。従って、日本と日本の天皇は、「利用価値」があると思っているだけだ。これが、朝から晩まで反日教育を自国民に押しつけながら、のこのこ訪中する日本の国会議員に、日中友好と言って誤魔化す理由。
 二十年前の天安門事件の三年後、天皇皇后両陛下は中国を訪問された。この両陛下の中国ご訪問を、時の中国副首相の銭其琛が、西側の対中制裁を回避する戦略的狙いの元に実施され、その目的を達成したと回顧している。
 つまり、中国共産党は、日本の天皇を利用するうま味を経験した。

 そして、この度、国会を閉会にしてまで北京を訪れた小沢民主党幹事長等六百名を越える訪問団への「熱烈歓迎」を餌に、何処の馬の骨かもわからない副主席と天皇の会見を外交儀礼を無視して要求した。
 小沢幹事長はぱくりと餌に食らいついて内閣に共産党の副主席と天皇との会見をごり押しして実現させることになった。
 その見返りは、ついて行った二百名近い馬鹿議員と胡錦涛とのツーショット。これらは、この写真を後援会に見せれば、選挙に有利だと思っているのだ。もはや付ける薬もない。

   彼ら訪中議員団は、忠臣蔵と正反対、日本人の誇りと自国に対する忠誠心のかけらもない。
 いよいよ、我が国文化の中枢に対して中国共産党が土足で踏み込んできた。
 中国は、こともあろうに、天皇を共産党内の序列争いに利用しようとしている。
 この中国共産党の「土足」を招き入れた我が国政治家の自己の安楽さのために天皇をも利用する傲慢さは、我が国歴史上うかがうことができないほどのものだ。戦後の文化的頽廃と政治の堕落が生み出した事態である。

   我が国のかたち即ち我が国の尊い国体から観るならば、この度の事態は、鳩山総理大臣と小沢幹事長の、議員辞職どころか除籍追放に該当する事態である。
 八世紀の宇佐八幡の神託に言う
「無道の人は、よろしく速やかに掃蕩すべし」に該当する無道の者どもである。
 宮内庁長官は、二度とあってはならないこと、と発言したようだが、一度もあってはならない、つまり、決してあってはならない事態だ。

 昨日の集会で、私は次のように言った。
「真の我が国政府であれば、あの、北京で笑っていた中共の野戦軍司令官とやらとその取り巻きのパスポートを直ちに失効させ我が国への入国を拒否すべきだ」
 言うまでもなく、中国の人民解放軍は、中国共産党の軍隊であり、共産党の主席の指揮の下に動く。語るに落ちるとはまさに小沢のことよ。中国共産党の指揮下にある者に我が国のパスポートを与えてはおけない。
 さらに、締めくくって、次のように訴えた。
「この中共の野戦軍司令官は、『日本を解放する』ために、外国人に対して我が国の参政権を行使させようとしている。  皆さん一人一人、祖国日本を自分が守るつもりで、外国人への参政権付与の動きを阻止しよう。
 拉致被害者救出の国民運動が我が国国政を動かしたように、  九十%以上の国民が外国人参政権付与に反対している以上、必ずこの売国的動きを阻止できる。

12月12日(土) 小沢独裁、天皇政治利用

民主党政権になってから、シナ傾斜が著しい。 こうも大っぴらにシナの代理を勤める民主党とは一体何なのか。 経済交流はお互い様だが、何も魂まで売る必要はない。
【主張】天皇と中国副主席 禍根残す強引な会見設定 2009.12.12 02:57 産経
 政府は、中国の習近平国家副主席が14日来日し、15日に天皇陛下と会見すると発表した。
 中国側の会見申し入れは通常の手続きを踏まず、鳩山由紀夫首相の指示で会見を実現させるよう宮内庁に要請したことも明らかにされた。政治的利用ともいえ、将来に禍根を残しかねない。
 陛下と外国要人との会見は、1カ月前までに文書で正式申請するのがルールである。だが、中国側の申請が来日までに1カ月を切った11月下旬だったため、外務省はいったん、陛下との会見は認められないと伝えた。これが主権国家として当然の対応だった。
 ところが、中国側が納得せず、「習副主席訪日の成否がかかっている」として、なおも陛下との会見を要求した。民主党の小沢一郎幹事長が鳩山首相に会見の実現を働きかけ、首相が平野博文官房長官に会見を実現できないかの検討を指示したという。
 中国の要求の理不尽さは、言うに及ばないが、これを取り次いだ小沢氏や鳩山首相の対応も極めて問題である。
 このルールは、多忙な陛下のご日程の調整をスムーズに行うためのものだ。これまで、在京大使が緊急離日する際に特例の会見が行われた以外、ルールは厳格に守られてきた。習氏は胡錦濤国家主席の有力後継候補といわれるが、それは特例の理由にならない。
 天皇は憲法上、日本国と日本国民統合の象徴とされる。時の政権による政治利用は、厳に慎まねばならない。だが、今回設定される陛下と中国副主席の会見は中国でも一方的に宣伝されかねず、政治的に利用されている。
 陛下は天安門事件から3年後の平成4(1992)年10月、中国を訪問された。中国が西側諸国から厳しく批判されている時期で、当時の宮沢内閣が多くの国民の反対を押し切って、半ば強引に推し進めたものだった。
 天皇ご訪中が結果的に、西側諸国による対中制裁の緩和につながり、政治利用されたことは、当時の中国外相の回顧録などで明らかになっている。
 今回、鳩山内閣がルールを無視してまで中国の要求を受け入れたことは、中国側に「日本には無理を言えば通る」とのメッセージを与え、今後の対中交渉で足元を見透かされる恐れがある。露骨な「二元外交」も問題だ。鳩山内閣には再考を求めたい。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成21年(2009年)12月12日(土曜日)通巻2800号
より
習近平中華人民共和国副主席来日への緊急アピール
私たちは、習近平副主席の来日に抗議します。

 12月14日から、中国の次期国家主席と目される習近平国家副主席が、4日間の日程で来日する。私達、日本ウイグル協会は、今回の習近平国家副主席来日に際し、7月5日、ウルムチで発生したあの惨劇を想起せざるを得ない。
 今回来日する習近平国家副主席は、本年7月、胡錦濤国家主席がG8サミットに出席し不在の中、その代役の任にあたっていた。
そして期間中の7月5日、ウルムチ事件は発生した。そのウルムチ事件の対策チームのトップとして、指揮を執ったのが、今回来日する習近平国家副主席なのである。
習近平国家副主席は、対策チームにも慎重論が起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を主張したのである。その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、多くの人命が失われることになった。
 では、7月5日、ウイグル人は漢人を襲撃したりするなどの破壊活動を行うためにデモ行進を行ったのだろうか。習近平国家副主席が主張するような、「暴力事件」であったのだろうか。決して、そうではない。事の発端は、6月26日に広東省の玩具工場で発生した漢人によるウイグル人襲撃事件にある。その後、7月5日のウルムチで行われたデモ行進は、この事件の真相究明と犯人の逮捕を訴えるために行った平和的なデモだったというのが、紛れもない真実である。それは、集まったウイグル人が手にした中国国旗が証明している。ウイグル人は、デモ行進が反政府運動ではないことを、手に携えた中国国旗に託したが、この確固たる意思表示は、武装警察の水平射撃の前には通じなかったのである。
 中国政府の公式発表では、ウイグル人の死者は極めて少ない。
実際には前述したような武装警察の無差別発砲や、漢人による襲撃により、数千人規模の犠牲者が出ているのである。この行為は、「弾圧」以外の何物でもない。もっとも、習近平国家副主席の決断如何によっては、ここまでの犠牲者が出ることは無かったであろう。この点からも、日本ウイグル協会は、習近平国家副主席に対し、明確に抗議の意志を表明する。
7月5日の事件から5ヶ月が経過したが、ウルムチの事件はまだ終わってはいない。11月9日には、ウルムチの事件で逮捕・拘束され死刑判決を受けたウイグル人ら9人に死刑が執行された。そして、今もなお、多くのウイグル人が捕えられたままになっており、死の淵に立たされている。
 日本ウイグル協会は、習近平国家副主席に対し、逮捕・拘禁されているウイグル人の即時釈放を求め、さらに、事件の真相究明の為、国連調査団の受け入れを要求する。
 中国の次期国家主席と目される習近平国家副主席は、このような人権問題の解決を図り、抑圧される全ての人々に多様な自由が与えられない限り、未来における中国の真の発展は断じて無いことを認識しなくてはならない。
 以上、習近平国家副主席の来日に際した、日本ウイグル協会の声明文とする。
イリハム・マハムティ(Ilham Mahmut)
世界ウイグル会議日本全権代表・日本ウイグル協会会長
賛同者 西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)日本人
    藤井厳喜(国際問題アナリスト)日本人
    ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授)チベット人
    オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)モンゴル人
    石平(評論家)中国系帰化日本人

12月10日(金) 「人民解放軍の野戦軍司令官」

シナ訪問中の小沢氏が胡錦涛との会話で「人民解放軍でいえば、野戦の軍司令官として頑張っている」と述べたという。
媚中姿勢が極まってつい口を滑らしたのか。日頃考えていることがつい口をついて出るというから本音だろう。日本の政治家としては驚きだ。

天安門事件、チベット人虐殺、ウイグル人虐殺etc、手を下すのはこの中共人民解放軍。
革命家気取りの氏、いったい何から日本人民を解放するつもりだろうか。
シナの人権問題などとんと頭の中にはないらしい。
小沢氏、胡中国主席と会談「私は人民解放軍の野戦軍司令官」2009.12.10 23:30 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091210/stt0912102046019-n1.htm
 【北京=原川貴郎】民主党の小沢一郎幹事長は10日午後、北京に到着し、人民大会堂で胡錦濤(こ・きんとう)中国国家主席と会談した。両氏は、日中関係の強化や民主党と中国共産党の政党間交流の促進を図ることで一致した。
 小沢氏は会談後、記者団に対し、来夏の参院選について胡氏に、「こちらのお国(中国)に例えれば、解放の戦いはまだ済んでいない。来年7月に最終の決戦がある。人民解放軍でいえば、野戦の軍司令官として頑張っていると伝えた」と語った。
 他の先進国の主要政治家が、天安門事件で民主化運動を武力で鎮圧した人民解放軍の幹部に自らをなぞらえることはあり得ない。
 小沢氏はまた、「参院選で民主党が過半数を取ることで、思い切った議論をできる環境が整い、関係を深めることができる」と語ったことも紹介した。
 胡氏は「民主党政権になってからも交流を深め、日中の互恵関係が新たな段階に入った」と語り、鳩山政権のアジア重視の姿勢を評価した。

12月9日(水) 少子化

4割が「子ども必要ない」20〜30歳代は6割−内閣府調査 2009.12.5 17:22 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091205/plc0912051723011-n1.htm
(1/2ページ)
 結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はないと考える人が42・8%に上ることが5日、内閣府がまとめた男女共同参画に関する世論調査で分かった。2年前の前回調査に比べ6・0ポイント増で、平成4年の調査開始以来最高となった。持つ必要があるとする人は同6・5ポイント減の52・9%だった。
 少子化の背景に、国民の家庭に対する意識の変化があることを示した結果と言え、内閣府の担当者は「個人の生き方の多様化が進んでいる」としている。
 調査は10月1〜18日、全国の成人5千人に個別面接方式で実施。64・8%にあたる3240人から回答を得た。同種の調査は4年以降、数年に一度実施しており8回目。
 子どもを持つ必要はないとした人は、男性が38・7%、女性が46・4%だった。年齢別では20歳代が63・0%、30歳代が59・0%と高く、若い世代ほど子どもを持つことにこだわらない傾向が顕著になった。
 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきか」との質問に「反対」と答えたのは、19年の前回調査より3ポイント増の55・1%で過去最多となり、「賛成」(41・3%)を大きく上回った。結婚後も仕事を続けたいと思う女性が増えたことが背景にあるとみられる。
(2/2ページ)
 一方、「結婚は個人の自由だから、しなくてもよい」と考える人は4・9ポイント増の70・0%。16年以降、2回連続で減っていたが、一気に7割台に戻った。
 「結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい」と思う人も3・6ポイント増の50・1%。9年調査(54・1%)以降、3回連続で減少していたが、反転した。夫婦や家族の生活よりも、自由な生き方を求める人が多い実態が浮き彫りになった。
 職場での男女の地位については「平等」と考える人が24・4%で、「男性が優遇されている」が62・1%、「女性が優遇」は5・3%にとどまった。
 政治の場での男女の地位では、「男性が優遇」が71・8%、「女性が優遇」が2・1%だった。

内閣府の調査で20〜30歳代の6割が「子供は必要ない」と考えているとのことであった。
現在は不景気でどうしようもないと云うが、飢え死にするわけでもない。
いろんな楽しみがありすぎるのも、少子化を促進しているのではないか。
「多様な生き方」とかを謳歌してお一人様、ペット相手の老後を迎える方はそれもまた一興だろう。自然人口減に寄与して、一代限りでいいじゃないか。

昭和初期の人口は今の半分だった。それでも少資源国日本は富国を目標に満洲などに渡った。
敗戦でこれらの人々の帰国も加え人口も増えベビーブームを迎えた。当方もその世代だ。
不況だとか、子育て環境などを少子化の理由にしているが、当時は3〜5人兄弟以上も珍しくはなかった。親たちは戦後復興に邁進しながら子作り子育てに励んだ。
ただし子育ての条件として家の広さがあると思うが、借家でも比較的広かった。
今のように水道、ガス、水洗完備でもなく、電化製品もまだまだだったが。

高度経済成長時代になるとベビーブーム世代が親となり、第二次ベビーブームとなった。
人口増とともに都市部の住多事情は悪化し、団地住まい。子供の数も平均的には2人。それ以上は富裕層ではなかったか。
高度経済成長期も終わり、バブルを経て成熟期に入ったいま、戦後っ子も年金世代となった。
とにかく、同輩が多くていつも競争社会だったように思う。

先進国は軒並み少子化ときく。どの国も人口増では地球は保たない。
年金を支えるために子供を増やせと云うのはまやかしのような気がする。
「少子化賛成」をネットで検索すると結構出てくるが、学者研究者、メディアは「少子化=悪」とする傾向が多いような気がする。

江戸時代から明治に至る人口が国土に見合っていて文化的にもゆったりと暮らしていた様に思う。
人口が減っても今までのインフラがあるはず。少子化は自然現象ととらえて、移民などに頼ることなく、日本の誇る技術と政策でもってすれば乗り切れるのではないか。

ものは考えようで、あとの4割の人々は「子供は必要」と考えている。
子育ては楽しみでもあるし、どんな仕事よりも崇高なもの、せめて小学校高学年までは専業主婦であってほしい。堅実な親にしっかりと育てられた子供が次代を担ってゆけばいい。

当方などは、まぁ、出来不出来はあるだろうが、自分の分身がいるという生きた証を持つことができ、先祖に対する義務も何とか果たせたのは幸せだと思っている。

12月8日(火) 『小沢システム』

「日本が岩手県になっていく」というショッキングなタイトルの記事。

産経新聞12/8朝刊 【新・民主党解剖】第2部 覇者の憂鬱(1)日本が岩手県になっていく
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091208/stt0912080731000-n1.htm
小沢氏の権力掌握術が垣間見えるよう。
「仕事がなければおまんまの食い上げ」この弱みにつけ込む、自発的に民主党に協力せざるを得ないような仕組み。いったんシステムが出来上がるともう壊れることがないように見えるから恐ろしい。
以下はその一部
・・・・
 ■小沢システム拡大
 「小沢さんの特徴を一言で表せば、『油断しない』『足場を固める』だよ」
 小沢の後援会組織の一つ、「一友会」の元構成員は、現在につながる小沢のあり方についてこう語る。
 「油断しない」のきっかけは唯一の最下位当選となった昭和58年12月の衆院選だとされる。当時、自民党総務局長だった小沢の当確判明は遅れ、「落選」の誤情報までも後援会に流れたほどだった。このときから小沢の選挙への一点集中ぶりが加速した。
 「足場固め」は当然、まず岩手県内で徹底された。「同じ選挙区で小沢派の候補者同士を競わせる。より競争を激しくして全体の票の掘り起こしと底上げを図るのが狙いなんでしょうが、競わされる方は大変です」(一友会元構成員)
 競争に負けた者は小沢に見放され、小沢のもとを去っていく。小沢は民主党内でも、小選挙区当選組と比例代表復活組の待遇を露骨に区別している。そして今、来夏の参院選でも2人区に2人の候補を立てる構想を練っている。
 小沢をよく知る元県会議員は、「これは小沢さんにとっては非常によくできたシステム」だと語る。
 「小沢さん自身は競争したくない。ライバルは欲しくない。敵は消すんです」
 小沢は、他の国会議員にも陳情した者にはそっけない対応になるという。「要はすべて『小沢を通せ』なんです」(元県議)。
 小沢に依頼しないと物事が進められないシステムを構築する一方で、敵は徹底的に排除する。こうして「小沢王国」は造られた。
 今回、民主党が採用した幹事長室への陳情一元化について、長年、小沢を支援してきた男性は皮肉を込めてこう言い切った。

 「国と岩手県を置き換えたらよくわかる。地元では小沢事務所を通す。国は幹事長室を通す。幹事長室なんて小沢さんの子飼いばっかりでしょ、小沢事務所みたいなもんですよ」
 現職県議の一人も同様に「日本全体がどんどん岩手県みたいになっていく気がする」と漏らした。

・・・・・
権力の集中は、国益に沿って行使されるなら効率的?かも、100歩譲って政治利権にあるとしてもまだ国内に金がまわるだけのこと。しかし民主党政権はシナや朝鮮半島のために国を明け渡し、亡国に向かっているかのように見えるから不安なのだ。

12月7日(月) 小沢訪中団

今や小沢氏は民主党政権鳩山内閣を操り権勢を誇っている。
沖縄基地問題で日米安保が危機に瀕しているにも関わらず鳩山氏は煮え切らない。
政治資金問題も結局は「修正申告」に落ち着くのではないかという。
パフォーマンスじゃないかと批判があった公開事業仕分けや、国会も終了したところで鳩山内閣支持率は60%台を維持しているとか。
麻生前首相がちょっと言い間違えただけでブレたブレたと大騒ぎしたなら、今の鳩山内閣はそれ以上の非難囂々の嵐の筈だが、誰がやっているのか見事なメディアコントロールだ。

そんな中、小沢氏がチルドレンなど140人率いて訪中なさるそうな。外交なら外相や外務省が専門と思うが、今朝の「産経抄」でも「何をしに行くのか知らないが・・・」と書かれている。
新聞が知らないものはわれわれ小市民は知ることが出来るはずもない。
民主党は外国人参政権などに熱心で某国の代理人であることは薄々承知はしているがはっきりとは書いてくださらない。
【産経抄】12月7日 2009.12.7 02:50 産経
 中国の知識人303人が、人権の保障や共産党の一党独裁体制の終結を求めた「08憲章」を、インターネット上に発表したのは、昨年の12月、世界人権宣言60周年にあわせたものだ。“仕掛け人”とされる作家、劉暁波(リュウシャオボ)さん(53)は、このとき当局に拘束され、今も獄中にある。
 ▼劉さんといえば、1989年6月4日の天安門事件で、学生支援のハンストを行い、武力鎮圧が始まると、徹底抗戦を叫ぶ学生を説得して、被害を小さくしようと尽力したことで知られる。事件後、当時の学生指導者や知識人の多くが、海外に去ったり、実業界に転じたりするなか、国内で民主化活動を続ける筋金入りの人物だ。
 ▼あれから1年、中国当局の厳しい言論統制のなか、憲章への署名は1万人を超えたという。日本でも、「08憲章」の内容と、詩人でもある劉さんの存在を広く紹介したいと、大阪在住の作家、劉燕子(リュウイェンズ)さんらがこのほど編集したのが『天安門事件から「08憲章」へ−中国民主化のための闘いと希望』(劉暁波著、藤原書店)だ。
 ▼「編者解説」のなかで劉燕子さんは、アメリカやヨーロッパに比べて日本の知識人が、中国の民主化や人権の問題に関心が薄いことを嘆き、「中国批判は反中国の右翼というレッテルを貼(は)られるというおかしな状況」に首をかしげている。
 ▼実は劉暁波さんは、ノーベル平和賞の候補の一人ともいわれてきた。実際に受賞したオバマ米大統領が、先月中国を訪問した際、劉さん釈放の期待もあったが、かなわなかった。
 ▼さて、世界人権デーの10日、民主党の小沢一郎幹事長が、約150人の国会議員を引き連れて訪中する。何をしにいくのか知らないが、せめて「08憲章」に目を通してから、出発してほしい。

軍事評論家佐藤守氏の12月5日ブログでは
「(民主党政権)は(シナの)軍門に下った“敵性政権”としか言いようが無い。
中国などの工作はメディアを制覇し、政府を支配した。そして次に来るのは「天皇制解体」である。
この様にわが国に対する“敵”の間接侵略はほぼ完成の域に達している・・・」と仰っている。

また、同じ記事の中で中国から亡命した自由派の作家・袁紅氷(ユァン・ホンビン)氏の著書『台湾大劫難』について紹介されていた。
この本では数多くの中共のトップレベルの機密が暴露されている。
注目すべきシナの対台湾工作の手法。
1、国民党トップを丸め込み、中国で不動産を買わせる。
2、民心党の主な財源を絶たせ、陳水篇の汚職事件を操る。
3、台湾商人を利用して台湾の金融業に参入し、台湾の株式市場を操る。
4、台湾の農産物を大量に購入する。
5、多くの観光客を台湾に行かせる、
などという工作活動を通じて、2012年までに台湾を完全に陥落させようとする策略。

上記「国民党」を「民主党、自民党?」に、「台湾」を「日本」に置き換えて見ると全貌がよく分かる。


まさに、国民新聞にある「日本解放第二期工作要綱」そのままではないだろうか。
一刻も早く鳩山政権の終了を望むが、悲しいかな自民党の再生が手間取っている。

溜飲の下がる論説
西村眞悟の時事通信 「国家の無い内閣・・・亡国の内閣」
津川雅彦氏 「鳩山政権の支離滅裂振りは実に実に実に目に余る」

12月5日(土) 【山】晩秋(雲をまとう菊水山)

雨上がりの午前中、イヤガ谷東尾根に出てみました。
山肌から雲が次々にわき上がり鈴蘭台方面に流れていきます。


いつもと違う表情の菊水山

昼すぎには青空がのぞきました。
スライド「晩秋(雲をまとう菊水山)」

11月29日(日) 大相撲九州場所千秋楽

白鵬15-0(上手投げ)朝青龍11-4
終盤3連敗の朝青龍、気力をなくして休場するのではないかと思ったが、やはり負けはしたが横綱らしく力の入った一番で千秋楽を締めた。白鵬年間最多86勝をマークした。

魁皇8-7(小手投げ)琴光喜8-7
魁皇、地元の大声援に応え勝ち越す。通算806勝をマーク。千代の富士の807勝記録に迫る。

優勝 白鵬 15-0 15戦全勝で2場所ぶり通算12回目

殊勲賞
 該当者なし

敢闘賞
 西前頭八枚目 栃ノ心 1回目 (12-3)
 西前頭九枚目 雅山 5回目 (12-3)

技能賞
 東前頭五枚目 豊ノ島 2回目 (11-4)

11月29日(日) シルクロードの核汚染

石坂浩二さんの解説、美しい喜多郎のBGMで毎回で楽しませて貰ったNHK「シルクロード」。
その後各地で開催された歴史ロマン「シルクロード展」にも足を運び、何千年もの時を経たミイラなどに息を呑んだものだった。

しかし、取材当時(1980年代)楼蘭近辺(ウイグル自治区)で度々行われていたシナの核実験について取材班は本当に知らなかったのだろうか。
「残念ながら、現在この地は核実験が行われ砂漠の砂も死の灰に汚染されている・・・」この一行が何処にもなく、現在においても「核実験によって放射能に汚染された危険地域だったという認識は持っておりません」というNHKの見解だ。

そんなこととはつゆ知らず悠久のロマンにかきたてられ、シルクロードに観光客も押し寄せた。砂漠をわざわざ歩いた旅行記も目にしたことがある。

NHKがシナのプロパガンダに荷担していると言われる所以のひとつ。
■ Japan On the Globe(625)『NHK特集 シルクロード』の裏側 ■■ 国際派日本人養成講座 ■
Media Watch: 『NHK特集 シルクロード』の裏側
史上最悪の危険な被爆地に、毎年数万人規模の日本人観光客が訪れている。

■1.核ハザードの危険を隠してきたNHKシルクロード番組■
 本年6月6日、「核ハザードの危険を隠してきたNHKシル クロード番組に関する公開質問状」と題する書状が、NHK会 長・福地茂雄氏あてに突きつけられた。差出人は札幌医科大学 ・高田純教授である。その一節には、こうある。[1,p72]

 私は、核爆発災害研究の専門科学者として、世界の核被 災地を調査してまいりました。そして、中国共産党がシル クロードの要所であった楼蘭遺跡周辺での総威力22メガ トンの核爆発により世界最悪の災害が発生したことを、確 認しました。

 その総核爆発は、広島の核の1375発分です。現地では 100万人以上のウイグルの人たちが死傷しているのです。 ・・・

 その地域の被害は、広島の被害の4倍以上です。まさに 世界最大の核災害です。被害者たちは、中共政府に放置さ れています。今、史上最悪の人権人道問題が発生している のです。日本は唯一の被爆国ではありませんでした。

 NHKは中国軍に引率されて、核爆発が強行された周辺に ある楼蘭遺跡を、1980年に取材しました。その後に放送し たシルクロードロマン番組は、その核の事実を隠蔽した、 全くもって偏向した内容になっています。すなわち偽装番 組でした。・・・

 NHKのシルクロード番組に魅せられて、核爆発が続いた 1996年までに日本人観光客27万人が現地を訪れたという。そ こが放射能に汚染された危険地域だとも知らされずに。

■2.「危険地域だったという認識は、持っておりません」■
 20日ほど後、NHK大型企画開発センター長・佐藤幹夫氏 名で、以下のような回答書が寄せられた。[1,p75]

「NHK特集 シルクロード」は、東西文明の壮大な交流 の道をたずね、その悠々の歴史と現在の姿を紹介したシリ ーズで、1980年に放送が始まりました。シルクロードのほ ぼ全域で外国メディアによる本格的な取材を行ったのはこ の番組が初めてで、学術的にも貴重なエリアを紹介したこ とはきわめて意義深いことだったと考えております。

 この番組の撮影を起こった場所が、核実験によって放射 能に汚染された危険地域だったという認識は、放送当時も 現在も持っておりません。

 以上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 高田教授がさまざまなデータをもとに科学的に放射能被害を 推定しているのに対して、根拠もなにも示さずに「危険地域だっ たという認識」はない、と言い切る剛胆さは見上げたものだ。 真実については、次のように当時のシルクロード取材班自身が あきらかにしているのである。

■3.「特に楼蘭は撮影困難です」■
 取材班が執筆し、NHKから1980年に発行されたNHKシル クロード第3巻『幻の楼蘭・黒水域』には、以下のような記述 がある。[1,p5]

超近代兵器ICBMは私たち取材班と無関係ではなかった。 CCTV(中国中央電子台)とシルクロードの取材撮影を 交渉するなかで、最大のネックとなったのが、実はこの点 であった。シルクロード全域の取材を主張する私たちに対 して、CCTVはその一部は不可能でしょうと繰り返すの であった。

「シルクロードのどの地域が撮影できないのですか?」 「楼蘭と黒水域です。特に楼蘭は撮影困難です」

「理由は?」
「それはみなさんが想像されるとおりです」

(続きは:http://archive.mag2.com/0000000699/20091129070000000.html

11月28日(土) 大相撲九州場所14日目

白鵬優勝。
数々の記録を塗り替え、すっかり貫禄がついた。
朝青龍は肩を傷め力が入っていなかった、琴欧州に寄り切られ3連敗。
明日の千秋楽出場してダメージを広げるよりは控えた方がいいかも。
【大相撲】朝青龍を抜いた白鵬 双葉山と大鵬に追いついた 2009.11.28 20:04 産経
http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/091128/mrt0911282005003-n1.htm
 白鵬が最高の形で、不世出の横綱・双葉山に並ぶ12回目の優勝を飾った。優勝を決めたのは、単独で年間最多記録となる85個目の白星。「場所前から話題になっていたのでうれしいです」。タイ記録到達でもまったく感情を表すことがなかった前日とは違って、にっこりとほほえんだ。

 相四つの琴光喜と右四つに組んだ。先に上手を取ったのは琴光喜。それでも慌てない。巧みに上手を切ると、逆に左をつかむ。引きつけ合いからの上手投げで前日に続いて相手を裏返した。1分37秒の熱戦に、「力が入りましたね。上手を取ってから落ち着いて攻められた」と振り返った。

 ようやく手に入れた勲章だった。22歳2カ月での横綱昇進は史上3位の若さ、所要38場所での横綱昇進も史上3位のスピード出世、33連勝は史上8位タイとすばらしい記録を打ち立ててきたが、後塵(こうじん)を拝していることに違いはない。史上初となる年間85勝は、初めてつかんだ代名詞的な記録といえる。
 秋場所9日目に横綱としての成績が180勝24敗となり、尊敬する双葉山が横綱在位中(当時は年2場所)に記録した通算成績と並んだ。この日は、横綱として史上最速タイとなる在位15場所目の14日目に200勝に到達した。横綱成績が200勝24敗で並んだのは、史上最多の優勝32回を誇る大鵬。しこ名の「鵬」の字を取った偉大な先達に肩を並べた白鵬は、土俵の神様に見そめられたとしかいいようがない。
 支度部屋で繰り返したのは、「まだ明日がある。今場所はまだ終わっていない」。視線の先にあるのは千秋楽結びの一番に組まれた朝青龍戦。「全勝でいって、一年を気持ちよく締めくくりたい」。記録ずくめの平成21年を、黒星では終えない。   (奥山次郎)

11月27日(金) 大相撲九州場所13日目

朝青龍2敗。
朝青龍11日目まで好調、4半世紀ぶりの横綱全勝対決が期待されたもののやはり難しいことらしい。
昨日12日目、今場所不調の日馬富士必死の横に変化する相撲にあっけなく敗れた。
今日は肩に大きくテーピングを施して登場。分のよい琴光喜にも寄り切られてしまった。
スピードと精密機械のように常に先手をとる相撲は見られず残念。
明日白鵬が勝てば早々と優勝という。

11月27日(金) 政治資金の経理もロクに出来ずに・・・

賛否両論「事業仕分け」が話題になっているかたわら、小沢、鳩山に続き菅氏も政治資金処理疑惑が朝刊一面に出ていた。
企業会計の複雑さに比べれば政治資金の経理仕分けなど楽だと思われるが、欲をかいて隠したり脱税したりしたくなるものらしい。発覚しても罰金もたいした額ではないので罪の意識も少ないのでは。
菅氏「寄付金偽装」で違法性を否定 2009.11.27 11:29 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091127/stt0911271131003-n1.htm
 菅直人副総理・国家戦略担当相は27日午前の閣議後記者会見で、自身の資金管理団体で全国後援会の「草志会」が支持者からの後援会費を「寄付」として処理していた問題について、「支持者からのお金は政治資金規正法に基づく寄付と認識しており、その旨を明記した領収証も発行している。顧問弁護士も問題はないと判断している」と語り、違法性はないとの認識を示した。
 ただ、菅氏は草志会の入会案内に同会の経費に「会費」などの収入を充てるとの表現があることに関しては、「会費という言葉が誤解を招いた」とし、表現を改めることを明言。政治資金収支報告書を改める考えがないことも強調した。  平野博文官房長官は同日の会見で「コメントは差し控えたい」と述べた。
 草志会は1口2万円で年会費を募り、平成16〜20年の5年間に個人から計約6000万円の寄付を集めた。このうち延べ1246人分の4224万9120円について総務省から「寄付金控除証明書」の交付を受けたことが判明。政治資金規正法は後援会費の税額控除を認めておらず、同法違反(虚偽記載)の疑いが持たれている。
予算「事業仕分け」も防衛や科学技術方面となると国の存亡に関わる。ぽっと出てきた仕分け人に果たして的確な判断が出来るのだろうか。

11月25日(水) 結構な支持率

華々しく登場したオバマ大統領は支持率が凋落の一途を辿っているらしいが、日本の鳩山首相の支持率は依然として6割を超えている。予算検討で「公開仕分け作業」が受けたのかも知れない。鳩山御殿は観光スポットになって善男善女で賑わっているそうな。

首相の秘書が杜撰な資金管理で起訴されることになった。「秘書の不始末は(雇い主の)政治家が責任をとるべき」と仰っていたのでもう覚悟はされているのだろう。安倍内閣以降、ころころと日本のリーダーが交替し日本の国際的信用は落ちる一方、落ち着いた時代はくるのだろうか。
【産経抄】11月25日 2009.11.25 02:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091125/plc0911250257002-n1.htm
(1/2ページ)
 本当に鳩山由紀夫首相は宇宙人かもしれない。自らの献金をめぐって次々と疑惑が明るみに出ようが、国会でろくな審議もしないで採決を強行しようが、米軍普天間基地をめぐって閣内がバラバラだろうが、支持率は6割を超えている。  ▼メディアは、東京地検が首相の元秘書を政治資金規正法違反で立件する方針と報じたが、それでも「鳩山人気」は大して落ちないだろう。本人も偽装献金の原資が自らの資産とあっけらかんと認めており、世間の怒りもさほどでもない。
 ▼きのうは首相の祖父である一郎氏が55年前に「日本民主党」を創設した記念日だったが、一郎氏の私邸である「音羽御殿」は、いまや都内屈指の観光スポットになっている。入館料500円を払って見物してきたが、邸内は中高年の善男善女であふれかえっていた。
 ▼御殿は、一郎氏が大正13年、41歳のときに建てた豪壮なイギリス風洋館。広々とした庭といい、しゃれたサンルームといい、セレブな宇宙人が住むのにふさわしい。こういう恵まれた環境で育てば、2億や3億もちょっとした小遣いにしか感じないのかもしれない。
(2/2ページ)
 ▼誠にうらやましい限りだが、鳩山首相は6年前のメールマガジンで、こう発信している。「政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており、秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」と。
 ▼秘書の罪が立証されれば、直ちに責任をとれ、とはいわないが、丼勘定がお好きな首相は経済の勉強が足りない。日経平均株価は就任時に1万円台を超えていたのに、今や9401円。869円も下がってしまった。欧米の株価は高騰しているというのにだ。市場は世間ほど甘くない。小手先の事業仕分けに熱中している暇はないはずだ。
【イチから分かる】鳩山首相の偽装献金問題 ずさんな資金管理次々と2009.11.18 07:31 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091118/crm0911180736001-n1.htm
(1/2ページ)
 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題で、鳩山氏側のずさんな資金管理の実態が次々と明らかになっている。東京地検特捜部は、会計事務担当だった元公設第1秘書について、政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で捜査を進めているが、偽装献金額や献金の原資、動機などの解明が立件の可否を判断するポイントとなっている。
 鳩山氏は6月、平成17〜20年の4年間の「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に故人や実際に献金をしていない人の名義の記載が193件、計2177万8千円分あったと発表した。
 しかし、その後も鳩山氏が公表した以外の事実が次々と発覚した。
 産経新聞の取材で、16年分も同様の虚偽記載が複数あることが判明。さらに、5万円以下で個人名などを記載する必要がない「匿名献金」についても大半が虚偽だったことが明らかになった。匿名献金は16〜20年の5年間で計1億7717万500円に上る。
 関係者によると、パーティー券収入も実際の収入よりも年間数百万円多く記載されていたといい、立件対象となる虚偽記載の総額は、鳩山氏の公表分と16年分、匿名献金分、パーティー券水増し分を合わせ、2億円近くに達する見通しとなっている。  献金の原資については、企業からのヤミ献金ではなく、鳩山氏の個人資産が充てられていたことが濃厚だ。鳩山氏も国会で、元秘書が鳩山氏の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)から資金を引き出す際、指示書に署名していたことを認め、6年間に年平均約5千万円で計約3億円が引き出されていたことを明らかにした。
(2/2ページ)
 収支報告書の虚偽記載は5年以下の禁固または100万円以下の罰金が科せられ、規正法の中で最も重い。資金管理を任された元秘書が単独で虚偽記載を行った疑いが強く、鳩山氏本人が刑事処分を問われる可能性は低いとみられている。
元秘書は鳩山氏側の内部調査に対し「寄付をお願いする仕事を自分が怠り、それを隠したのが原因」と説明しているという。
 特捜部は元秘書から任意で聴取するなどして実態解明を進めている。
                   ◇
 ■規正法の適用厳格化
 検察当局は近年、政治資金規正法を厳格に適用する姿勢を強めている。
 平成20年6月、坂本由紀子前参院議員が代表を務めていた自民党支部の職員が、収支報告書に137万円分の架空支出があったと偽ったなどとして在宅起訴され、7月、執行猶予付きの有罪判決を受けた。同年9月には、玉沢徳一郎元農水相の元公設秘書が、収支のつじつまを合わせるため偽装領収書のコピーを不正に計上し虚偽の記載をしたとして執行猶予付きの有罪判決を受けた。
 いずれのケースも、鳩山氏と比べると、金額は少ない。
 一方、背景事情が「悪質」と判断されると逮捕されるケースも。今年3月、公設秘書が逮捕された小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体などの虚偽記載額は3500万円。過去に逮捕された虚偽記載額は「1億円」が一つの目安とされてきたが、公設秘書の動機はゼネコンからの企業献金を隠すためだったとされており、東京地検は「政治活動の透明性を確保するという規正法の趣旨に照らし、看過し得ない重大な事案」と説明した。

11月23日(月) 勤労感謝の日

「新嘗祭(にいなめさい)」
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/091123/acd0911230252000-n1.htm
【風の間に間に】論説委員・皿木喜久 「新嘗祭」に秘められた日本 2009.11.23 02:52産経

 終戦直後、日本人は戦争に負けるとはどういうことかを嫌というほど知らされた。GHQ(連合国軍総司令部)から新憲法を一方的に押しつけられたことはその最たるものだったが、「祝日」が全面改定されたこともそうだ。
 戦前の日本には、国の祝日と大祭日とからなる12の「祝祭日」があった。そのほとんどは紀元節、天長節など皇室の祭祀(さいし)を国民がともに祝う性質のものだった。
 しかし昭和20年12月、GHQはいわゆる「神道指令」で、そうした祭祀を皇室の「私的な行事」として祝日から排除した。代わりに昭和23年7月に制定されたのが、9つの「国民の祝日」である。このうち「春分の日」「文化の日」など6つの祝日は、それまでの祝祭日とおなじ日で、名称や意義を変えたものだった。
 「国民主権」の国家となったのだから一見、当たり前のように思える。だがその結果、新しい祝日が何を、何のために祝うのか極めてわかりにくくなった。

 例えば明治天皇の誕生日だった明治節の11月3日がなぜ「文化の日」なのか、皇室の祖霊を祭る春季皇霊祭がなぜ「自然をたたえ、生物をいつくしむ」(国民の祝日に関する法律)「春分の日」となったのか、理解は難しい。
 今日、11月23日の「勤労感謝の日」もわかりづらい。祝日法には「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日とある。だが実際には、年に1回親の肩たたきをする日ぐらいにしか受け取られていないようだ。

 祝祭日の時代には「新嘗祭(にいなめさい)」の日であった。23日の深夜から翌日未明にかけ、天皇陛下が天照大神をはじめとする神々に新しくとれた米や粟(あわ)のご飯や酒などをお供えし、自らも召し上がりになる祭祀である。
 7世紀の大化の改新の時代から11月の「下卯(げのう)の日」、つまり2回目の卯の日に行うよう決まっていたが、改暦が行われた明治5年の「下卯の日」が23日だったことから、この日に固定された。

 収穫を感謝するだけではなく、天皇ご自身も神々と「会食」されることで、翌年の豊穣(ほうじょう)に向けて力を得る意味もあるという。天皇陛下にとって、最も重要な祭祀とされてきたのだ。

 GHQがそうした祭祀と国民とを引き離そうとしたのは、日本の皇室に対する大いなる誤解からだった。天皇の最大の仕事は一時期を除けば政治ではなかった。日本古来の文化を体現、継承することだったという事実だ。

 今でも奥能登地方の「アエノコト」のように、神に新穀をささげ会食することで新たな力をいただく行事が日本中に残っているという。「新嘗祭」はそうした稲作にまつわる民間の伝承を取り入れたものだといっていい。
 天皇陛下が毎年「お田植え」や「稲刈り」をされるのも、そうした稲作文化を引き継いでいこうというご意志なのである。

 かつての日本人はその意味や素晴らしさを十分に理解していた。だから、新しい祝日が制定される前、政府が行った「どんな祝日がいいか」という世論調査で「新穀に感謝する日」が約64%の支持を集めた。
 その稲作の危機が叫ばれて久しい。日本の食料自給率は4割まで落ち込んだ。立て直すには、稲作を中心に社会を築いてきた歴史をもう一度学ぶ必要がある。
 そのためにも、今日はやはり「新嘗祭」の日として祝いたい、と思っている。

11月22日(日) 労組票欲しさに懲戒職員再雇用

社保庁の年金の杜撰な事務処理の原因を作った全国社会保険職員労働組合など。
民間会社ではあり得ないと思われるが、その懲戒処分歴のある職員を再雇用するとは。

何千万件という行方不明年金の調査にどれほどの時間と税金が投入されたか知りたいものだ。
「来年の参院選の頃には一般有権者は忘れているだろう」とでも思っているのかな。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/327311/
社保庁分限免職、処分歴のある職員を救済へ 2009/11/22 01:36産経iza
 政府は21日、来年1月に社会保険庁が廃止され日本年金機構が発足する際、機構に移行できない職員について、懲戒処分歴のある者を含め厚生労働省の非常勤職員として採用する方針を固めた。期限は2年で数百人規模を想定している。
 こうした方針を固めたのは、再就職先が決まらず民間企業の解雇にあたる「分限免職処分」とした場合、労組による集団訴訟に発展する可能性があるためだ。社保庁によると、機構に移行しない職員は約1千人。約半数は退職する見通しだが、残る500人は現在も再就職先が見つかっていない。
 民主党の有力な支持団体である連合や自治労の幹部は、政府・民主党に再就職先を見つけるよう要請。これを受け、民主党幹部は長妻昭厚生労働相に早期解決を図るよう求めていた。
 同党は、来年夏の参院選で労組の支援に期待しており、「集団訴訟になれば選挙への影響は小さくない」と懸念している。

 ただ、再就職先が見つからない約500人のうち300人ほどに懲戒処分歴がある。懲戒には、国家公務員法で免職や停職、減給、戒告がある。懲戒処分歴のある職員を採用しない方針を示してきた長妻氏としては、民間企業や地方自治体への再就職あっせんを極力優先させたい考えだ。
 一方、野党は「年金記録をのぞき見した職員を厚労省で雇い続けたら年金不信は払拭(ふっしょく)できない」(自民党閣僚経験者)と批判している。懲戒処分歴のある職員を採用すれば「組合の圧力に屈して方針転換した」との批判は免れない。
 政府としては、一般公募にして面接の結果次第で不採用とすることで理解を得たい考えだが、職員側には一般公募への不満もある。
 社保庁最大労組である全国社会保険職員労働組合は「採用条件が不明で、現時点では何とも言えない」と静観の構え。受け入れる側の厚労省は「2年間というのは不安定な立場。どこまで応募があるかは分からない」(幹部)としている。

11月21日(土) 「忖度」政治?

闇将軍の異名をとる小沢氏。この記事にからもその采配ぶりが窺える。
権力者もいい方に向かえば国民も安心して信託できるのだが・・・

取り巻きは、将軍の表情の動き一つでピリピリとその意向を察し動いているかのようだ。
しかしその真意?までは理解していないようで、将軍を激怒させてしまったということか。
忖度(そんたく)政治で国会運営迷走 小沢氏と他幹部の意思疎通が欠如?2009.11.20 21:30産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091120/plc0911202133016-n2.htm
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 民主党が20日未明に衆院本会議での法案採決の強硬姿勢を同日昼に急に軟化させたのは、党内の実権を握る小沢一郎幹事長の意向を山岡賢次国対委員長らが忖度(そんたく)しすぎた結果だ。「小沢氏の意向は百倍に拡大解釈されて国会運営に反映される」(政府高官)と揶揄(やゆ)されるが、民主党は今回も小沢氏の意向に沿おうとして採決を断行した後、今度は小沢氏の怒りに触れて柔軟路線に転じたようだ。小沢氏とそれ以外の党幹部の意思疎通のまずさが露呈した形だ。
 「きょうも昨夜に続き、また激戦になる。生活にとって重要な法案をあげるためには今日、委員会審議を進めないと(会期末まで)もう間に合わない」
 20日午前8時半ごろ、山岡氏は未明の中小企業等金融円滑化法案の採決強行で寝不足気味の新人議員140人を前に声を張り上げた。同日中に残る11法案について衆院委員会と本会議での採決を終えるという強硬路線宣言だった。  だが、事態はこのわずか3時間後に急転した。
 国会内に現れた小沢氏が、山岡氏ら民主党国対役員に「強行、強行で国民無視、国会無視といわれているじゃないか。イメージが悪い」と激怒。「丁寧にやれ。まだ時間はある」と指示したからだった。強硬路線に対する横路孝弘衆院議長からの苦言を無視し続ければ、今後の国会運営に響く恐れもあった。
(2/2ページ)
 そもそも小沢氏は当初、全法案の会期内成立を図るよう指示は下したが、採決を強行しろとは言わなかった。自民党の川崎二郎国対委員長は「小沢氏が会期末までに法案の見通しを立てるよう指示していたことを、山岡氏が忖度して突っ走ったんだろう」と推測するが、その結果が、自民、公明両党などが欠席したままの未明の採決だった。
 小沢氏の怒りにあわてた民主党議員たちは「採決は中止。審議をとめろ」と連絡に走った。しかし、すでに衆院の9委員会の審議は進んでいた。厚生労働委員会などでは自民、公明両党欠席のまま採決が終わり、中止連絡は間に合わなかった。山岡氏は記者団に、厚労委でのインフルエンザ法案採決などについて「与野党で対決するようなものではなかった。正常な状態で与野党一致してやりたい」と正当性を主張したが、連絡が間に合わなかったことへの言い訳にすぎない。  こうした事態に、自民党は、あきれている。川崎氏は20日の総務会で、「天の声に対する忖度政治が横行している。こんな国会運営が続くなら本会議に出席できない」と非難した。
 民主党内でも、渡部恒三元衆院副議長が20日の民放テレビ番組の収録で、「まったく意味のない徹夜の大騒ぎ。41年間国会議員を務めてきたが、あの晩の国会ぐらい国民に恥ずかしい、申し訳ないものはなかった」と採決強行を批判。さらに、小沢氏と山岡氏の関係について、「国対委員長おりますけどねえ、何となく小沢君が右と言えばハイ、左と言えばハイとなっちゃいました」と述べた。
国会攻防で「小沢色」が顕在化 自民党の抵抗は不発に 2009.11.20 00:20産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091119/plc0911191940011-n1.htm

一人二役、編集の妙「鳩山由紀夫VS鳩山由紀夫」
http://www.youtube.com/watch?v=W0aqYXwJL8g&feature=player_embedded
どなたか存じませんがよく出来ていて感心しました。サブタイトルは「自縄自縛」とでも・・・

11月18日(水) 故郷

今朝の産経新聞に全国町村会の意見広告が載っていました。

「日本人よ、故郷をなくして」どこへいくのですか」

限界集落という言葉を聞いたことがありますが、全国町村会のHPを拝見すると、やりようによってはこんなゆたかな農村になりましたという事例が紹介されていました。↓
http://www.zck.or.jp/

山歩きをしていると、耕作していない田畑をよく見かけます。故郷のない私は「ここも後継者がいないのかな、もったいないなぁ」とつい思ってしまいます。
田舎へ通じる道路は何処も整備され、インターネットも張り巡らされている今日、情報格差はもうないでしょう。
あとは豊かな自然環境、体力、食っていければそれでいい、そう考える若者も増えつつあるとのことです。

 同じ朝刊に「著作権だよ、おっ母さん」という全面広告があり作曲家船村徹さんの顔が大きく載っていました。広告の主旨はともかく、氏が作曲した「早く帰ってコ」を連想しました。

「早く帰ってコ」作詞・高野公男
(3番)
 あん時は 別れが辛くて泣いた駅
 俺は馬っこの背で 手を振りさいならと
 東京へ旅立つ お前を送って行ったっけ
 早くコ 早くコ 明日にも帰ってコ
 親父めっきり やせて老けたよ

11月17日(火)『外国人参政権問題とNHKの反日報道』

元衆議院議 西村眞悟氏の解りやすい政治論評。

出典:  http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=463
外国人参政権問題とNHKの反日報道 No.463 平成21年11月16日(月)
 先ず、十一月十四日の東京銀座における日本解体阻止、外国人参政権付与阻止の街頭集会とデモに参加された皆様、 そして、翌十一月十五日の大阪靱公園におけるNHKの反日報道糾弾街頭集会とデモに参加された皆様、  心より、申しあげます。
 ご苦労様でした。ありがとうございました。
 皆様と共に、大和魂を回復し祖国日本を再興する日本国の主体とバックボーンは何処にあるのかを天下に示すことができました。「見よ、ここにある!」と。

 夕刻の銀座マリオン前に集まった五百名を越える人々は、集会を終えるにあたり、皇居の方を向いて「君が代」を斉唱し天皇陛下万歳を三唱した。このような街頭集会が、戦後かつてあったであろうか。赤旗はいつもあったが。
 また、十五日の大阪でのデモも、ある人曰く、「あれほどの密度で日の丸を掲げて御堂筋を歩くデモは、かつてなかった」という情況であった。

 さて、外国人参政権付与問題について
 これは、
 法理論上の次元
 特定外国の思惑とそれに迎合する国内勢力という政治謀略の次元
 という両面から押さえておくべきである。

 法理論上、
1、外国人への参政権の付与は、「公務員を選定しこれを罷免することは国民固有の権利である」とする憲法十五条に反している。つまり違憲である。
 ここに言う「国民固有の権利」とは外国人に与えることができない権利のことだからである。
2、従って、参政権は、表現の自由というような権利とは異なる。表現の自由を「国民固有の権利」とは言わない。
 また、国民が参政権を行使するということは国民の「公務の執行」である。国民が公務員を選定するという「公務」を執行するのが、参政権の行使である。これに対し、表現の自由を行使する、つまり、べらべら自由にしゃべるのは「公務の執行」ではなく、その人の私的行為である。
 従って、外国人にも自由にしゃべる「表現の自由」があるのだから、同様に外国人にも選挙権があるべきだとはならない。
3、選挙権は権利と言うより国民の義務でもある。そして、選挙権の行使によって国家の方針を決めるのであるから、同じく国家の運命を左右する国民の「国防の義務」と不可分である。つまり、国防の義務のある国民であるから選挙権があるのだ。
 従って、日本を守る義務のない外国人に選挙権がある余地はない。


 ところで、今流行っているのは地方分権論である。そこで、外国人の参政権は、国政ではなく地方選挙に与えられるのであればよいではないかという考えが流布される。
 しかし、地方とは別の抽象的な国が何処かにあるのではない。大阪も日本、京都も日本である。全国津々浦々が日本であり、そこに住むのは日本人であり、等しく中央や地方の区別なく公務員を選定する「国民固有の権利」を有する国民である。


 我が国には、多くの外国人がいるが、彼らには全て国籍がある。従って彼らは皆、母国を守る国防の義務と参政権を有している。何も日本にいる外国人が、日本人に比べて権利の欠落があるわけではない。
 もっとも、日本にいる外国人でもっとも多くなったのが中国人であるが、彼らは共産主義独裁体制の人民である。彼らは、自国での参政権行使を自国の政府に要求すべきである。自国の参政権の何たるかを知らない外国人に、何故我が国で参政権を行使させねばならないのか理解に苦しむ。

 特定国の謀略について、
 外国人参政権付与の問題は、具体的には中国人と韓国朝鮮人の問題である。
 国民国家のあり方として、外国人に参政権を付与することができないことは既に述べた。この原則があるので、当然なことであるが、日本政府は、外国に、当該外国に滞在する日本国民に参政権を付与してくれというような要求はしない。
 従って、日本政府にその要求をしてくる外国に対しても、その原則を崩してはならない。
 ただ、韓国朝鮮が我が国の統治下にあったという「特殊事情」を理由にその要求をしてくるのならば、その「特殊事情」を帰化要件の緩和というかたちで配慮すればよい。
 「日本で生まれ日本語しかできず韓国語は話せない、しかし、日本人になるのは嫌だ、韓国人のまま日本の参政権が欲しい、」では話にならない。
 在日韓国人も、韓国を防衛する義務をもつ韓国人だからである。日本人ではない、日本人にはならないということは、韓国を母国だと確認して自身のアイデンティティーを明確にしているのであるから立派に母国韓国のために尽くせばいい。
 問題は、今や在日外国人の中で最大多数を占めるに至った中国人である。外国人に参政権が付与されるとなれば、彼ら中国人が参政権を行使することになる。ここに中国共産党の謀略がある。

 中国共産党の国家戦略は、アジアの覇権を握る世界帝国になることである。その為に、この20年間、経済発展と軍備拡張という両輪を回し続けてきた。
 これと平行して、この国家戦略の最大の障害を除去するために、「日本を無力化する工作」を続けてきたのが中国である。
 その方策が、我が国政界を掌中に入れる対日政治工作である。その結果、遂に「東アジア共同体」という中国との共同体を造ろうという中国にとっては「飛んで火にいる夏の虫」のような鳩山内閣が誕生した。
 この鳩山内閣に在日中国人に参政権を付与させれば、日本政治は完全に中国の思惑通り動くようになる。日本の政治が中国の思うとおりになると言うことは、中国が、全国の小中学校の歴史教育を支配し、あらゆる公教育の場で、日本の国旗の掲揚や国歌の演奏を止めることができるということである。つまり、子供たちは、祖国の歴史と国旗と国歌を奪われることになる。
 中国は、日本国民の抵抗意思を挫くためには、「日本帝国主義の悪事」を歴史を捏造したうえで誇大に宣伝して中国は被害者で日本が加害者という贖罪意識を植え付けることが効果的だと学習し、強力かつ執拗にそれを推進してきた。
 その結果が、本年4月にNHKが制作放送した日本の台湾統治が如何に無法で酷く台湾人を苦しめたかを浮き上がらせるための「ジャパンデビュー」という捏造番組である。
 この番組放映こそは、日本国民の受信料によって成り立っているNHKが、実は中国共産党の歴史観に従う「中国共産党の放送局」になりはてていたことを日本国民と全世界に示す記念すべき番組だったのである。


 以上の通りであるから、外国人参政権付与を実現しようとする鳩山内閣の行為は、中国共産党の日本支配を完成させる為の動きそのものであり、日本国と日本国民の為の行為ではない。つまり、鳩山内閣と与党は、日本の政府と与党ではない。
 また、NHKは、日本国民の放送局ではなく、中国共産党の放送局である。

 従って、十四日の東京街頭での外国人参政権付与反対と十五日の大阪街頭でのNHK糾弾は、共に、中国共産党の日本支配の謀略を打ち砕くための不可分の国民運動といえる。

 ところで、諸兄姉にお伺いしたい。
 十一月十二日の天皇ご在位二十周年の日に、百名にも満たない人数で天皇制反対のデモが行われたという。何故、知っているかと言えば、そのデモの様子がテレビニュースで放映されたからだ。
 次に二日後の十四日、銀座での外国人賛成権付与反対デモは、千七百名ほどの規模であった。銀座でも、これほど大規模なデモは珍しいが、このデモはテレビ各社で放送されたのであろうか?
 NHKのみならず、我が国のマスコミは、国内の反日的特定勢力と特定周辺国のマインドコントロール下にある。
 国民には、既に偏向した情報しか与えられていない。中川昭一さんの死に致る経緯にも、この偏向報道が存在している。
 そして、この情報統制下で、夏の総選挙が行われた。その結果が現在の情況をもたらしている。鳩山内閣という中国にとって飛んで火にいる「夏の虫内閣」が誕生した。
 なるほど、無念ではあるが、今までは、中国共産党の打つ手はことごとく当たってきた。
 しかし、近い将来、真に日本国民が立ち上がったとき、その謀略は粉砕される。
(下線や太字は当方で施しました)

11月16日(月) しつこいぞ、小澤氏

選挙権、被選挙権は地方、国政を問わず国民固有の権利だ。
外国人はどんなに長く日本国に滞在しようがいずれそれぞれの国に帰る人々。
税金を払っているから参政権を与えるべきという論法はおかしくないか。
政治には国防、教育など日本の国柄を維持する重要な事柄が多く含まれている。
ゆえに、税金の多寡にかかわらず日本国籍を持つ国民の権利としている。
外国人がこの国に生活するのなら、公共施設も使用し公共サービスも受ける。だから税金を払うのは当然。
参政権とは関係ない。

在日が多い地域で、参政権が認められると地方行政がゆがめられ、母屋を乗っ取られる日本国民が出てくるだろう。
以前鳩山氏が「日本国民は自信をもつべき」と云っていたが、スタンスが逆ではないか。
永住するなら帰化という制度もある。自信を持って日本に暮らして貰わなければならないのは在日のほうだ。
実際、帰化していろんな分野で活躍する方も多い。

民主党支持団体「民団」は在日の帰化によって組織が衰微する傾向にある。小澤氏はこれを恐れているのだろう。
先の選挙で「外国人参政権法案」をマニフェストから隠していた。今これを持ち出すにはよほどの利権があると疑う。
小澤氏や民主党幹部が韓国政府や民団とどんなに約束しようが、それは日本国民の総意ではない。
小沢氏、外国人参政権で「韓国、在日の要求が非常に高まっている」2009.11.16 19:31 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091116/stt0911161933006-n1.htm
 民主党の小沢一郎幹事長は16日の記者会見で、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案について「韓国政府サイド、在日の方々からも要求が非常に高まってきている」と述べ、法案推進の理由に韓国側の要請があることを認めた。
 小沢氏はさらに「民主党が積極的な姿勢を示していた経過もある。政府の姿勢を鮮明にする意味からも、政府提案が望ましい」とも述べた。
 地方参政権法案をめぐっては、民主党の山岡賢次国対委員長が6日、今国会中に議員立法で提出することを検討する意向を示したが、小沢氏が10日に政府提出法案が望ましいと表明。11日に開かれた政府・民主党首脳会議は法案の扱いを小沢氏に一任したが、今国会への提出は見送られる見通しとなっている。
 参政権付与をかねて求めてきた在日本大韓民国民団(民団)に属する在日韓国人が民主党候補を先の衆院選で支援するなど、両者の関係は深まっている。9月11日には民団メンバーが小沢氏に直接、地方参政権付与を要請している。
最近では在日韓国人に代わり、シナ人も増えつつあるという。両国とも依然として本国では反日教育を施している。
ビジネスで交流するのはお互い様だが、政治は別。内側から閂をあけるような売国法案は取り下げて貰いたい。

参考
Youtube 草莽崛起 外国人参政権反対 高市早苗衆議院議員の演説

11月11日(水) 秋風と共に

今日は冷たい雨が降り続いた。ところによっては雷雨となって浸水したところもあるという。
政権交代から早3月、政権が左翼与党となり、マニフェストから隠していた外交人参政権法案や夫婦別姓法案が上程されようとしている。多勢をよいことに今の内に通そうという焦りも感じる。一部のメディアを除いて取り上げられることもなく人権弁護士千葉某女(現法務大臣)が暗躍した国籍法改悪の如く国民の知らぬ間に通ってしまう懸念がある。それもこれも選んだ有権者が悪いのか。自民党にはこの亡国法案を何としても阻止してもらいたいもの。

米のチェンジ旋風大統領の人気は早くも凋落の兆しがある。バージニア、ニュージャージーでは共和党州知事が選ばれたとのこと。
政治資金で脛の傷を気にしながらの日本の首相はどこまで持ちこたえるやら・・・
よいことずくめの公約も財源が乏しいことがはっきりしてきた。
以下は鳩山政権のこれまでを端的に総括しておられるメルマガ。
http://www.melma.com/backnumber_45206_4668310/
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  「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
      平成21年(2009年)11月11日(水曜日)
          通巻2767号鳩山政権の閣僚から「笑顔」が消えている
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「官僚たちの暑い夏」から「売国者たちの寒い冬」へ
  鳩山政権の閣僚から「笑顔」が消えている。器を越える重責に深刻
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 圧勝の夜の満面の笑みは、内閣発足まで続いた。微笑み、爆笑、苦笑。
 小沢の風貌は「この世をば我が世の春と望月の欠けたることもなしと思えば」と思し召した藤原某のごとしだった。

 小鳩政権がスタートして、最初の躓きは「25%」、つぎに日米同盟の亀裂、そして八ツ場ダム、普天間基地、税制改革の暫定税率、旧官僚の登用。。。。。。。。。。。

 およそ誰からも笑顔が消えた。
 まだ辛うじて大手マスコミ、とくに朝日新聞が味方しているので、目の前がすべて敵というリアリティに乏しいが、操作された世論調査ですら鳩山人気が凋落している事実を示してあまりある。
 昂奮のあまり、目がイっていた外務大臣も、日米同盟を基軸という基本からの逸脱をはかる蛮勇に乏しく、やや正常の目つきに戻った。もっとも先に現実の対応をしたのは防衛大臣のサヨク先生だった。
 非現実的幻想路線をはしるのは、現実世界との接点が希薄な法務大臣くらいで、のこりの閣僚は、政治の現実処理を前にして、殆ど茫然として、器をこえる重責をどうしたらいいものか、懊悩の表情が見て取れる。
 環境問題では鳩山の獅子吼した「25%削減」を実行したら数兆円の支出を後ろ向きに使うことになり、財界がつよく反対する。
 普天間をめぐる右往左往は、結局は米国の手のひらの上で踊らされ、鳩山政権とは話し合いにならないとみた沖縄県知事は直接、米国へ飛ぶ。
 その前にワシントンへ乗り込んで事前決着をと息混んだ外務大臣は、ワシントンからまったく無視された。

 「官僚たちの暑い夏」はとうに終わり、官僚は民主党政権に非協力的である。
このままオバマ大統領訪日となり、なにも提示できないでいたら、日本の政治は「売国者たちの寒い冬」へ突入するかも知れない。


11月7日(土) いいところもある

国交大臣を勤める民主党前原氏、氏も殆どの民主党議員がそうであるように売国政策外国人参政権を推進する一派だが、このほど沖ノ鳥島に港建設の予算を計上した。

シナは太平洋に第二列島線なるものを決めたり、米中と太平洋二分割管理を提案したり進出を画策しているなか、日本の国益を考えシナの思惑にクギをさす。氏は野党時代にもシナの軍事脅威論を唱えていた。
一方、八ン場ダム問題ではマニフェスト至上主義と批判があり、評価も半ばしている。
沖ノ鳥島に「港」建設へ 中国の「岩」主張に対抗 2009.11.7 01:58産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091107/plc0911070159000-n1.htm
(1/2ページ)
 政府は6日、日本最南端の無人島、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)に港湾施設を設ける方針を決めた。平成22年度予算に必要経費を計上し、調査や設計に着手する。沖ノ鳥島周辺にはレアメタル(希少金属)などの海底資源が存在するとみられているが、中国政府は排他的経済水域(EEZ=海岸から約370キロ)を設定できない「岩」だと主張している。
政府は沖ノ鳥島に調査・開発などの経済活動の拠点を設けることで「島」であることを内外に示す構えだ。
 沖ノ鳥島は東京の南南西約1700キロの北緯20度25分、東経136度4分に位置する。満潮時の高さ、幅ともに数メートル程度の2つの小島を環礁が取り囲む。船舶の接岸施設はなく、上陸するには沖合に停泊し、ボートで島に近付くしかない。
 このため、政府は環礁部分に船舶が接岸できる港湾施設を建設し、島の護岸管理や海洋調査の拠点とする方針。国土交通省は22年度予算の概算要求で「離島における活動拠点の整備」のため、数億円規模の調査・設計費を計上した。海上自衛隊、海上保安庁、気象庁の職員らが滞在する南鳥島とあわせ現地調査や概略設計を行う方針だという。
(2/2ページ)
 沖ノ鳥島をめぐっては中国が今年8月、大陸棚拡張を協議する国連大陸棚限界委員会で「人の居住または経済的生活を維持できない岩」と認定するよう求めた。現在、日本は沖ノ鳥島の存在により、島周囲に国土面積(約38万平方キロ)を上回る約40万平方キロのEEZを設定し、資源開発や漁業などの経済活動に関して主権的な権利を行使できる。これが「岩」とみなされると、EEZは設定できず、日本の権益は島を中心に半径約22キロ(約1500平方キロ)の領海だけに制限されてしまう。
 中国は台湾有事への米軍の介入に対抗するため、制海権の防衛ラインとして南西諸島から台湾に至る「第1列島線」を設定。さらに外側の小笠原諸島からサイパン、グアム島を結ぶ「第2列島線」への進出を意図しているとみられ、沖ノ鳥島は要衝となる。すでに島周辺海域での海洋調査を活発化しており、潜水艦の航行に必要なデータ収集も行っているとみられている。
 それだけに沖ノ鳥島を経済活動の拠点と認定させる安全保障上の意義は大きい。同様の観点から海上保安庁は19年、沖ノ鳥島に灯台を設置し、日本の主権が及ぶことを明確にした。
 一方、前原誠司国交相は野党時代から「中国が沖ノ鳥島とその排他的経済水域の実効支配を試みる可能性が否定できない」と繰り返してきた。

11月6日(金) 【山】小野市・来住山地(小野アルプス)

標高が最高でも200m足らずの低い山が東西に10個あまり連らなる。
下から見ると丘のようだが山中にはいると結構な山旅を味わうことが出来る。
10:10白雲谷温泉(ゆぴか)を起点にして西の福甸峠までアップダウンを繰り返しながら5時間余り歩いた。
連山の南側に山陽自動車道が走っていて、尾根に出ると自動車音が聞こえてくる。
眼下には穫りいれの終わった稲田や点在する灌漑用池が光っている。
山中には古墳遺跡もあり、古代から人々の営みがあった。
福甸峠からは県道をてくてく1時間余り歩いて起点の白雲谷温泉まで歩いた。
(バスは木日のみ運行、それも1日2本)
疲れた足腰に温泉のありがたみを堪能して帰宅した。(19:30)