落葉松亭・表紙へ / 2008年3月〜4月 / 2008年7月〜8月 / (ブログ日記)

落葉松亭日記 平成20年(2008年)5〜6月

6月29日(日) ようやく落ち着く

転居して早半月が経過しました。いろんなガラクタが片付かぬまま部屋の片隅を占拠しています。 おいおい処分するしかないようです。

部屋は団地の南端で、そこから鵯越までイヤガ谷ハイキングコースがある森が広がっています。
(2007年8月菊水山から。給水塔の左(=南)の棟)


今朝から霧が立ちこめ視界は20〜30mになりました。


一階なので眺望はありませんが静けさとベランダの前に広がる森が唯一の取り柄です。秋の紅葉を楽しみにしています。

一緒に暮らすことになった老母は「こんなに長い間家を出たのは初めてじゃ」「よくこんな静かなところで暮らしとるの」などと云っており、事情が飲み込めていないふうです。食事や排泄など基本的なことはまだ出来ており、昔の事もよく覚えていて、いまのところ問題ないですが、最近の時間空間の認識、記憶があやふやでそのうちいろんな症状が出てくることと思われます。

インターネット回線は、高齢者向け緊急通信装置があるためADSLが使えず、結局に棟一階に設置されているVDSL装置経由の光通信回線になりました。入居条件になっている高齢者向け緊急通信装置はいまのところ必要ないですが、使用するためにはもうひとつ従来のアナログ回線を引く必要があるとのことです。事前に知っていれば考えたかも知れませんが、このへんはURも説明不足でした。

半月以上もPCから遠ざかり、世間から置き去りにされた感がありました。
久しぶりにネット情報を見ると、その間、地震、秋葉原の通り魔殺人事件、原油、食料の値上がり、政治面では外国人参政権、1000万人移民受け入れ等々亡国政策が相変わらず進行しているようです。

5月29日(木) 片付けもの

所帯を持ってからずっと公団住宅住まいでした。10年前早期退職をして在宅で仕事をしようとしたのですがあの狭さでどうにもならず、別のこれまた公団仕様の中古分譲の5階に移り独り暮らしをしてきました。
ここへきて、今度は老母を引き取ることになり、またまた公団仕様(今はUR)の1階に引越をしようとしています。
あちこち下見に行っって、結局高齢化社会に対応しバリアフリーにリフォームされた高齢者向けの賃貸部屋がよかろうと申し込みました。審査があるのでまだ決定ではありません。

引越に先立ち片付けものを始めました。大した荷物もないのですが、要らない本や書類、古いコンピュータ部品などが結構溜まっていました。
捨てるもの残すものを仕分けし、埃りを吸い取り、雑巾で拭き取ります。いっぺんにやるとしんどいので毎日少しずつやっています。

その合間に、子供の頃の卒業アルバムなどに行き当たると作業中断タイムスリップです。「こんな頃があったんだなぁ」と10年はおろか、50年なんぞすぐやなぁと、なんにも分かっちゃいなかったなぁ、今も分からないけれど・・・としばし感慨にふけっております。これまで色々あったのにそれはすっ飛んでしまい、懐かしんでいます。まぁこれも老化現象でしょう。

5月25日(日) 大相撲夏場所千秋楽 最後がちょっと・・

安美錦10-5 寄り切り 朝赤龍6-9
 少し左に動いた立ち会い、上手を取り寄り切る。相変わらず巧い相撲。

稀勢の里10-5 押し出し 雅山6-9
 あの重い雅山を堂々の押し出し。待望の10勝をあげる。

琴奨菊8-7 寄り切り 普天王9-6
 琴奨菊は勝ち越しがかかり、ここはどうしても負けられない。その執着が長い相撲を征した。

豊ノ島11-4 押し出し 安馬9-6
 これも長い相撲になった。安馬が豊ノ島の胸に頭を付けジワジワと責め立てる。豊ノ島は安馬が仕掛けてくるのを辛抱して待ち逆転。

琴欧州14-1 寄り切り 千代大海5-10
 千代大海肩や右腕にテーピングが見られ痛々しい。琴欧州は完璧な寄り切り。今場所の有終の美を飾った。来場所もこんな相撲ならいよいよ綱取りの始まりだ。

琴光喜8-7 送り出し 魁皇8-7
 琴光喜、勝ち越しが掛かり、厳しい表情。がっぷりの後、重い魁皇を出し投げてからうまく後ろに回り送り出した。

朝青龍11-4 引き落とし 白鵬11-4
 横綱同士注目の一番。朝青龍差し手争いでうまく白鵬の手をたぐった。白鵬手をついてしまったが、朝青龍はさらにだめ押しで押さえつけた。白鵬も「なにおっ」という表情で肩で押し返し土俵上で一瞬にらみ合う場面があった。朝青龍は時折無用なだめ押しが見られ相撲の品位を落とす。ちょっと後味の悪い打ち止めとなった。

三賞力士
殊勲賞 安美錦(西前頭4枚目)10-5 3回目  琴光喜、琴欧州を倒す
敢闘賞
 稀勢の里(東小結)10-5 2回目  朝青龍、魁皇、琴光喜を倒す
 豊ノ島(西前頭5枚目)11-4 2回目  安美錦、普天王、栃乃洋、岩木山、安馬らを倒す
技能賞 安馬(東関脇)9-6 3回目  雅山、千代大海、白鵬、琴光喜、琴奨菊らを倒す

幕の内10勝以上力士
 若の里(西前10)10-5
 北勝力(西前6)10-5
 安美錦(西前4)10-5
 稀勢の里(東小結)10-5
 豊ノ島(西前5)11-4
 朝青龍(東横綱)11-4
 白鵬(西横綱)11-4
 琴欧州(西大関)14-1

5月24日(土) 大相撲夏場所14日目 琴欧州優勝

琴欧州が千秋楽を待たず優勝(13-1)した。

琴欧州が快進撃を続けているらしかったが、今場所は殆ど観戦できなかった。
角番で迎えた今場所、なにか精神的に吹っ切れたものがあったらしい。これまでは心技体のうち精神面でなにか弱さを感じる取り組みが多かったが、これが解決したら、それはそれは強い力士になるだろう。
今日の安馬戦は立ち会いもよく覆いかぶさるように前に出て行った。さすがの安馬も駕籠の中の鳥のようにバタバタするだけでなにも出来なかった。

ヨーロッパ出身の力士が優勝というのも角力の歴史に新たなページが加わった。グルジアから飛んできたお父さんは観客から祝福を受け嬉しそうだった。

ヨーロッパ出身といえば、若ノ鵬(ロシア)が星を五分にしている。グルジア出身の新入幕栃の心も7-7だ。
稀勢の里に大関取りを期待しているのだが9-5、明日二桁にのせてほしい。

3敗の白鵬、朝青龍は自分自身の不甲斐なさを叱咤するように今日は白星で締めくくっていた。

5月16日(金) 【山】豊岡市城崎 来日岳(567m)

 
(左:円山川土手から見る来日岳 右:円山川、手前が日本海側)
翌日は城崎の来日岳を歩きました。三川山の事を思えば、登山道も広く、路傍に小さな石仏が霊場巡り丁石のように頂上まで点在していました。この山も頂上まで北側の城崎から車道が通じており、頂上には送信アンテナ施設があります。頂上からは水量豊かな円山川がゆったりと日本海へ注いでいるのが眺められます。
平成16年10月台風23号で修羅場になりましたが、いまは面影もなく田植えの終わった水田が広がっていました。バイクを駐めさせていただいた旧内川村役場にはその時の水位2.6mの標識がありました。
(詳細は後日HPにて)

5月15日(木) 【山】美方郡香美町 三川山(888m)

「ふるさと兵庫50山」を目標にしてきましたが、残り少なくなってきました。 神戸から一番遠い日本海側の三川山(888m)、来日岳(568m)に15・16日泊まりがけで歩いてきました。
 
(左:Bコース尾根から頂上を振り返る 右:Bコースに残っていた石楠花)
三川山は日本三大権現といわれる三川権現と石楠花が有名です。登山道は北側香住方面から入り、権現様が登山口になっています。Aコースで上り、Bコースで下山しました。石楠花はAコースでは既に散り果て若葉が芽を吹いていましたが、Bコースで僅かに見ることが出来ました。
ぐい飲み茶碗を伏せたようで最初と終わりは急斜面で私にはたいへん厳しかったです。灌木が道を被い、道も細く気楽に歩けません。新緑の海の中を根気よく登っていきました。
頂上は南側から車道が通じており、TV送信アンテナが林立しています。森林施設工事とかでブルドーザーが入っていました。工事終了後はまた埋め戻して植林するという話でした。眺望はあまりなく、樹間から僅かに日本海が見えました。

晩は城崎対岸の「ひだまり(元かんぽ宿泊施設)」に泊まり疲れを癒しました。なかなかいいお宿でした。

5月12日(月) 預けてしまう介護

このところ母を見舞いに実家(弟夫婦が同居)を訪ねても居ないことが多く、不審に思っていると月の2/3もショートステイに出していることが分かった。かねがね弟から愚痴を聞いていたのでいよいよこれは問題だなと思うようになった。
兄も数日前に様子を見に行ってそう感じたらしく、今日はその相談と兄のヨット見学を兼ねて泉大津まで出かけた。
初めて走った高速道路湾岸線は海上を行く回廊で風が強く軽量バイク(250cc)ではあおられ緊張した。
(写真=泉大津マリーナ)


その帰り、母が御世話になっているK苑を訪ねた。久しぶりでもあり、いつもと違う場所で母ははたして私が判るだろうかと思ったが、目が合うと「やぁ」という表情で私を迎えてくれた。
周囲は似たようなご老人が何をするでなく虚ろな表情でじっとテーブルの回りに座ったりTVを見ている。老人同士の楽しそうな会話はあまりなかった。それぞれに事情があってここにおられるのだろう。現代の姥捨て山を見る思いであった。

「どう、ここは、楽しい?」と尋ねると「いいや、なんでこんな所に私はいるのかなぁ」と聞くのであった。
母の要介護状態区分は3となっている。私から見ると、自分で食事も出来る、用も足せる、散歩も庭に出るくらいは出来る。確かに物忘れもひどくなっていたり、ストーマ交換で手元が覚束なくなって汚したりするかも知れないが、徘徊するなどの認知症ではない。横になる時間は多くなったが本を読んだり日記を書いたりして過ごしてきたのだ。精々区分は1〜2だと思う。父が亡くなり早10年、長年の嫁姑の確執がこのような結果になっているのではないかと思わざるを得なかった。
弟にもう少し気を配ってほしいと思うのだが仕事が忙しく母のことはいっさい嫁任せである。耳が遠くなったこともあって家族との会話は食事時でさえなく、自室に入ればだれも寄りつかない状態は哀れである。だから預けてしまって凌いでいるのだろう。

残り時間も僅かになった母に出来るだけのことはしてやりたい。
身軽な私が弟家族に代わって同居してやらねばと思い始めている。

5月9日(金) 安倍さん、存在感発揮

89歳になった中曽根元首相が主宰した胡錦涛氏と歴代首相との朝食会で、安倍元首相が踏み込んだ発言をして、会は緊張ムードになったとのこと。福田首相のお友達外交では真の互恵関係は望めないというムードが国民の間にも広がってきているのではないだろうか。そんな中、この記事は元気を与えてくれた。
「無事釈放を…」安倍前首相発言で緊張走る 主席と歴代首相との朝食会 2008.5.8 18:28 産経
 (前文略)・・・
 こうした会場の「緩い空気」(出席者)が一変したのは、続いて安倍氏がこう発言してからだ。
 「お互い国が違うので、利益がぶつかることもあるが、戦略的互恵関係の構築に向け、相互訪問を途絶えさせない関係をつくっていくことが重要だ」
 これは、小泉氏の靖国参拝をめぐり中国側が首脳交流を途絶えさせたことを暗に批判したものだった。安倍氏はその上で、「チベットの人権状況を憂慮している。五輪開催によって、チベットの人権状況がよくなるのだという結果を生み出さなければならない」と指摘した。
 会場には緊張感が走り、出席者はみな一様に黙り込んだが、安倍氏はさらにウイグル問題にも言及した。東大に留学中の平成10年の一時帰国中、国家分裂を扇動したとして中国に逮捕されたトフティ・テュニヤズさんについて「彼の奥さん、家族は日本にいる。無事釈放されることを希望する」と求めたのだ。
 「私はその件は知らないので、正しい法執行が行われているか調べる」
 胡主席は、こう返答したが、チベット問題については触れようとしなかった。
 安倍氏の発言で生じた気まずい雰囲気を修復しようと動いたのが森氏だった。北京五輪について「中国はメダルをたくさん取る作戦でくるのでしょうね」と水を向け、胡主席の笑顔を引き出した。

 朝食会での安倍晋三前首相の発言要旨は次の通り。
 戦略的互恵関係の構築に向け。相互訪問を途絶えさせない関係をつくっていくことが重要だ。国が違えば利益がぶつかることがあるが、お互いの安定的関係が両国に利益をもたらすのが戦略的互恵関係だ。問題があるからこそ、首脳が会わなければならない。
 私が小学生のころに日本で東京五輪があった。そのときの高揚感、世界に認められたという達成感は日本に対する誇りにつながった。中国も今、そういうムードにあるのだろう。その中で、チベットの人権問題について憂慮している。ダライ・ラマ側との対話再開は評価するが、同時に、五輪開催によってチベットの人権状況がよくなったという結果を生み出さなければならない。そうなることを強く望んでいる。
 これはチベットではなくウイグルの件だが、日本の東大に留学していたトフティ・テュニヤズさんが、研究のため中国に一時帰国した際に逮捕され、11年が経過している。彼の奥さん、家族は日本にいる。無事釈放され、日本に帰ってくることを希望する。
外交交渉は国益をかけた戦争とするのは国際常識だろう。誠意を見せれば相手も答えてくれると考えるのは国内だけである。特に中共や半島には緊張しようが白けようが毅然として述べるのが筋とおもう。

5月8日(木) プリンタ・インク

池田信夫ブログにインクカートリッジ「里帰り」の偽善という記事があった。
うちの近所の郵便局では見かけなかったから、まだこれからの話かも知れない。仰るとおりで買う(ネットで注文)度に高いなぁとため息をついている。この話では回収しても消費者には金額的な恩恵はないようでつまらない。

使用済みのカートリッジも頑丈そうだし、インクの入れ方、インク量のリセットなどメーカーがきちんと説明してくれれば詰め替えぐらいするのにといつも思う。以前使っていたAppleのStyleWriterは詰め替えインクを100円ショップで売っていて、結構利用したものだ。

昔は(また云ってしまった)味噌、醤油、酒、油等々量り売りがあった。技術革新著しい現代たとえば、コンビニ、ホームセンター、家電店にカートリッジを持っていって詰め替えるとか交換するなどの方法はないのであろうか。
ちなみに私のはEpsonで6色入りパックが五千数百円である。今までの累計額を見るととっくにプリンタ本体を越えている。
使えば使うほど安くなるとか、楽しい方法考えてくれんかのぉ

5月7日(水) 苺ジャム

スーパーへ行くと苺がたくさん並んでました。 あまり良い香りなので、衝動的に2パック買ってしまいました。
500gが298円。右側のザルに山盛りですがジャムにすると半分ぐらいになってしまいました。

電子レンジで8分
鍋に移し替え
砂糖大さじ2杯、酢小さじ1杯
片栗粉少々
を加えて15分ほど煮詰めました。
いい加減な作り方ですが美味かったです。
(食品は美味しそうに撮るのは難しいです)

5月6日(火) 護憲念仏

web神戸新聞5月4日に「9条守る」8割 神戸などシール投票 憲法記念日という記事があった。
「えっ、嘘だろ」と思って読んでみた。他の地方紙も読んでみると「9条の会」護憲市民団体が街頭で通行人にシールを貼って投票する方式らしい。以前美味しいか不味いかで「NHKためしてガッテン」がやっていたあの方式だろう。
中国新聞にも同様の記事があった。同様のアンケートを全国で88ヵ所おやりになったそうだ。

結果、8〜9割の方が「9条を守る」にシールを貼られたとか。現場を見たわけではないが「9条の会」などの幟を立てて護憲派が街頭演説を行っていたと想像される。大勢の通行人の中に勇気を持ってわざわざ改憲のシールを貼りに立ち寄る奇特な方は少ないのではないか。つまり賛成の護憲のシールを貼った人は殆どが「サクラ」と見るべきだろう。
こういう見出しで記事を書かれると、やはり偏向と思わざるを得ない。

周辺にも戦争放棄の「平和憲法」のおかげで平和が続いていると錯覚している人がけっこういる。常識的には、この六十年余り平和であったのは日米安保による米国の軍事力のカサに入って、冷戦構造のバランスのおかげで平和であったのではないか。

当地の駅前でも共産党の幟を立てたお年寄りが念仏のように「9条を守ろう」と熱心に説いておられるのである。立ち止まって聞いている人はいないが・・・付近の住民はうるさいなぁと諦めているのではないか。

胡錦涛氏が来日中だがその中共、北朝鮮、韓国、ロシアなど周辺は侮日・反日・憎日ばかりで、日本の固有の領土さえ不法占拠されたままだ。台湾が中共に併呑されれば尖閣は軍事力の配下になり次は沖縄だ。「中共は建国僅か50年足らずのうちにざっと数えただけでも十一回の対外軍事力の行使の実績がある」と国際ジャーナリストの古森氏は述べている。

中共、北朝鮮の軍事脅威は増すばかり、五輪が終われば台湾危機が始まるという分析もある。911テロ以降イラク戦争や経済不振で国力が落ちてきている米が日本を守ってくれる保証はない。
護憲派に問いたい、いつまでも自衛隊は軍隊ではないなどと云っておれるのか。それともチベットやウイグルのように中共の属国になるのか。

「9条守る」8割 神戸などシール投票 憲法記念日 2008年5月4日(日)10:06 神戸新聞
 憲法記念日の三日、各地で集会などが開かれる中、神戸・三宮のミント神戸前で、憲法九条を守るべきか、変えるべきかを市民に問うシール投票が行われた。八割が「守る」に投票、「変える」を大きく上回った。
 大学教授らが提唱する「憲法9条守る?変える?全国投票」の一環。神戸では「とめよう戦争への道-百万人署名運動」兵庫県連絡会などのメンバーら八人が街頭で投票を呼び掛けた。
 投票はボードに書かれた「守る」「分からない」「変える」の文字の下にシールを張っていく方式で、一時間半足らずの間に、買い物客ら三百八十九人が投票。結果は「守る」が最も多く79%。「変える」は13%にとどまり、「分からない」は8%だった。
 「守る」に投票した神戸市中央区の桑田和夫さん(83)は「戦時中、志願して軍隊に入ったが、悲惨な体験をして軍国主義の誤りを実感した。憲法九条を変えるということは、その反省を捨て去るということだ」と訴えた。
 「変える」に投票した同区に住む自営業の男性(50)は「近隣の国すべてが真に友好的とは言えない情勢で、武力の放棄をうたう憲法が現実に合っているとは思えない」と指摘。「古くて駄目な部分は変えるべきだ」とした。
 全国投票事務局によると、四月二十日からこの日まで全国八十八カ所で行われ、約二万三千人が投票。集計結果は神戸と同様、「守る」がトップで81%を占めた。「変える」は9%、「分からない」が10%だった。
 同じ神戸市中央区では、沖縄をめぐる問題から護憲を訴える集会があり、約四百人がパレード。県内ではほかに尼崎や小野、たつの市などでも憲法をテーマにした集会が開かれた。

5月5日(月) 長野聖火(?)リレーの実像

長野聖火リレーが終わり早一週間、実はこうだったという記事が目に付く。予想はされていたものの、「大した混乱もなく」どころではなかったのだ。
被害を受けた市井の人々の怒り・・・

四千人の中国人留学生を動員し、巨大な五星紅旗を林立させて抗議団体を威嚇したやり方は明らかに組織的であった。中には学生だけではなく支那暴力団とも云えるやからが混じっている映像もあった。怖ろしい国である。
政府はまるで操られたように毒餃子事件はうやむや、支那も結果を出していない。聖火リレーでは警察は市民を守らなかった。

そのチベット人虐殺の張本人胡錦涛氏がいよいよ明日「国賓」として来日する。「戦略的互恵関係」をうたっているらしいが、まやかしだろう。東シナ海ガス田共同開発は棚上げ、反日教育は止めず、北京五輪を前にして抗日記念館すら廃止していない。「相手の嫌がることは云わない」福田内閣をたらしこみ、まるで日本精神侵略大作戦だ。日中友好「互恵」を確立したいならまずこれらを正してからが本筋ではないか。

長野聖火リレー その裏で起きていた出来事 中国人による事件が多発 2008.5.4 21:46 産経新聞
 長野市で4月26日に行われた北京五輪聖火リレーで、沿道を埋め尽くした中国人による日本人らへの暴行事件が起きていたことが分かった。中国の胡錦濤国家主席が6日に来日するが、ただでさえチベット騒乱やギョーザ中毒事件で中国への厳しい視線が注がれる中、暴行事件の発生で日本国内の対中感情はさらに悪化しかねず、主席歓迎ムードは高まりそうにない。事件があった長野市の現場の証言を追った。
◇  【東京都西東京市の自営業、中川章さん(57)の証言?中国国旗の旗で殴られ全治3週間】
 私は知人の地方議員たちとともに日の丸とチベットの小旗を振りながら善光寺の境内から聖火リレーの沿道に向かっていたんです。
 市役所近くの交差点で中国人の集団にいきなり、巨大な中国国旗で通せんぼされましてね。若い中国人の男に旗ざおで左手の甲をたたかれ、小旗をもぎ取られ、後頭部に旗ざおでズコンですよ。旗ざおといっても長さ2メートル以上、直径3センチ以上もあるアルミ製。旗が付いていなければ間違いなく凶器準備集合罪ですよ!
 70歳すぎの知人も若い女に腹をけられ、「フリーチベット」のプラカードはビリビリに破られました。警察官が3人ほど駆けつけてくれましたが、彼らも旗ざおで殴られていました。「あの男を逮捕してくれ!」と叫んだのですが、警察官は私たちと中国人グループを引き離して「あっちに行かないでくれ」と叫ぶばかり。目の前に犯人がいるのに取り押さえようとしないんです。
 結局、私は後頭部に大きなコブが残り、おまけに頸椎(けいつい)ねんざで全治3週間。20人近くの仲間が暴行を受け、頭や背中にけがをしました。女性も老人もお構いなしです。一体ここはどこの国なんですか!

 【牧野聖修・前民主党衆院議員(63)の証言?チベット人に聖火を見せたかった】
 私はチベット支援団体「セーブ・チベット・ネットワーク」の呼びかけ人として善光寺から約30人のチベット人とともにチベット旗を持って行進しました。行く先々でずいぶんと中国国旗のポールでたたかれたり突かれたりしましたが、幸い仲間にも大きなけがはありませんでした。
 「ワン・チャイナ」(1つの中国)と叫ぶ中国人たちの妨害は激しかったですね。沿道でいくらチベットの「雪山獅子旗」を振っても大きな中国国旗で取り囲み隠してしまうんです。歩こうとしても、中国人に押されて車道に出され、今度は警察官に「歩道に戻ってください」と怒鳴られて…。まさに板挟みの状態でした。
 何とか聖火リレーの終着点である若里公園にたどり着きましたが、すでに中国国旗で埋め尽くされ、足を踏み入れる余地はありません。
 結局、警察官に別の小さな公園に誘導され、ゴールの瞬間を迎えました。チベットの人たちにわずかでも聖火を見せたかったのですが、最後まで目にすることができず本当に残念です。

 【長野市の主婦(34)怖くなって娘に日の丸を振るのをあきらめさせた】
 小学1年生の長女と手作りの日の丸を作って聖火リレーを見に行ったのです。でもリレーコースは畳ほどもある中国国旗ばかりでもう圧倒されちゃって…。おまけに至る所で怒鳴り声が響いており、怖くなって娘に日の丸を振るのをあきらめさせました。娘は「なぜ中国の旗ばかりで日の丸はないの?」と聞いてきましたが、うまく答えられませんでした。
 結局、沿道から少し離れたところで、警備のすき間から聖火を見ることはできたのですが、長野五輪の時のような拍手は起きませんでしたね。
 実は午前6時前に中国語のシュプレヒコールで目を覚ましたときから嫌な予感がしたんですよ。私の知り合いもほとんどは安全を考えて沿道には行かずテレビ観戦したそうです。
 10年前の長野五輪は本当に楽しい思い出しか残っていません。今回も「あの時の再現になる」と期待していたのに本当にがっかりしました。やっぱり沿道に五輪旗や日の丸がないのはおかしいでしょ。中国とチベットの戦いの場を提供しただけで地元の人が喜べないような聖火リレーならやる必要なかった気がします。

5月4日(日) 藍那里山公園(整備中)

 今日も好天が続いている。歩道橋の母子。母はパラソルをさして、子供はアイスキャディーを舐めながら歩いている。洗濯物がよく乾いた。

 昨日(5/3)の追記
快晴の午後、藍那の里を歩いた。
藍那の南側に広大な丘陵地帯がある。棚田や、炭焼き窯のあとが見られ、かつては豊かな里山が広がっていたのだろう。小部から須磨や三木方面をつなぐ古道も残っている。
現在、国営明石海峡公園として整備中、豪農の復元農家も完成している。周回路の整備はまだまだこれからのようだ。以前通ることが出来た森を抜ける細い脇道は殆ど立ち入り禁止となっている。出来るだけ現状を残し、山道を整備する程度にとどめた自然公園であればいいなぁと期待している。
つづき



5月3日(土) 憲法記念日

 様々な社会現象や政治のありようで、こんな事で日本の将来は大丈夫かいなとしばしば思い至らされる。しがない一庶民ゆえ、インターネット上に疑問をなげかけぼやき、選挙の時は1票で意思表示するしかない。

 今日、新憲法が制定され61年を迎えた。
 その憲法も今日の国際情勢にそぐわなくなっているという産経新聞の【主張】。
 最近の事件では、タンカーが海賊に襲われても身を守ることも反撃も出来ないという。捕鯨船も怪しげな環境保護団体によって業務を妨害された。今の憲法は公海上で海賊を撃退することが出来ないらしい。資源のない日本は石油なり食品を調達して生きていく。それが確保できないとなると大変だ。

 昨年5月の憲法改正手続きを定めた国民投票法成立、公布からほぼ1年がたった。憲法論議はどこへやら、党利党略で政治は停滞し、与党野党の党首、殆どのマスコミは支那に操られ尋常でない。毒食品を食わされても抗議も出来ず、明日は我が身かも知れぬのに人権弾圧を目の当たりにしても抗議も出来ず、経済水域内のガスを吸い上げられても抗議できず、精神侵略にも自覚できず、「友好」パンダにまた騙されそうである。

 不倫姫議員や低俗タレント議員を当選させてしまった昨年の参院選、国民も反省しなければいけないだろうな。こんな参院なら要らない、その方が精鋭議員が集まるのではないか。
「普通の国」になろうとどなたか仰って期待したが、それも裏切られた。
 この沈滞ムードを一新する政党・政治家はいないのか・・・
【主張】憲法施行61年 不法な暴力座視するな 海賊抑止の国際連携参加を 2008.5.3 02:15産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080503/plc0805030149000-n1.htm
 憲法施行61年を迎えた。施行された昭和22年当時には想定できなかった事態が続発している。
 サブプライム問題に伴う金融危機、資源争奪に加え、中国の軍事力強大化や北朝鮮の核の脅威にさらされている。この国際環境の激変とパワーゲームを前に日本は日銀総裁を空席にしたように国家意思を決められなくなっている。
 より深刻なのは、日本が国家として当たり前のことを実行できなくなっていることだ。4月21日、中東イエメン沖で日本郵船の大型タンカー「高山」が海賊に襲われ、被弾した事件は、日本が公海上で海賊を撃退することに無力なことをみせつけた。憲法解釈によりがんじがらめだからである。
 これでは日本は国際社会の平和と安定に寄与することはむろん、国の安全を保っていくことも難しい。憲法守って国滅ぶである。
 高山が被弾した海域の周辺では海上自衛隊の補給艦と護衛艦が多国籍海軍へ給油支援を行っている。普通の国の海軍なら、自国船舶が海賊に襲撃されたら、自衛権によって不法な暴力を撃退するが、海自はそうした行動を取れない。
 それは、新テロ特別措置法が給油支援に限定しているだけでなく、不法な暴力を抑止する国内法規定がないうえ、普通の軍隊に付与される「平時の自衛権」が認められていないためだ。
 日本は自衛権の発動に急迫不正の侵害などの厳格な要件を課している。このため海賊の攻撃に自衛権は適用されず、撃退は憲法解釈で禁止されている「武力行使との一体化」行為とみなされる。

 ≪自衛権がなぜ使えない≫
 国連安保理は現在、海賊を領海内まで追跡、逮捕できる権限を付与する決議を準備しているが、日本はパトロールすら実施できないと弁明するのだろうか。
 問題海域は日本の海上交通路(シーレーン)と重なる。日本の国益にかなう国際共同行動に日本がもし憲法を理由に参加しないなら、国際社会はどう受け止めるだろうか。国際社会との連携こそ、貿易立国・日本の基軸であり、その実現に総力を挙げるべきだ。
 この国際社会の行動を国会はどの程度直視しているのだろう。政争に明け暮れているのが実態ではないか。憲法問題の調査、研究を行うために昨年8月、衆参両院に設置された憲法審査会がいまだに、定員や審議方法などを定める規程を決められないまま、開店休業なのは、その一例である。
 この怠慢に民主党の責任は大きい。同党は国民投票法採決を与党が強引に進めたと批判、昨秋の執行部人事でも憲法調査会長を置くことなく、憲法問題に背を向けている。憲法審査会での憲法改正原案の起草・審査は現在凍結されているが、平成22年5月に解除される。それまでに国民の平和と安全をきちんと守れる国のありようを与野党で論じ合うのが、立法府の最低限の責務だろう。

 ≪タブーなく参院見直せ≫
 衆参両院の意思が異なる「ねじれ」が日本を停滞させてもいる。この問題では国民の利益や国益を守るため、与野党の歩み寄りが必要不可欠だが、参院のあり方もタブーなく見直すべきである。
 自民党が平成17年10月にまとめた新憲法草案や参院憲法調査会の報告書でも、参院は現状維持にとどまっている。参院見直しに参院側が反発したためである。
 フランス革命の理論的指導者だったシェイエスは「第二院は何の役に立つのか。第一院と一致するなら無用、異なれば有害」と語ったが、日本における二院制のあるべき姿を憲法改正を含めて明確にしなくてはなるまい。
 これまでの日本は憲法解釈に基づき、できることとできないことを仕分けしてきた。できることは超安全な地域での給油支援などだった。武力行使との一体化を避けるためだが、憲法第9条の「国際紛争を解決する手段としての武力行使」は2国間の戦い、いわば侵略戦争のための武力行使を意味している。国際的な警察行動や制裁はそこに含まれないと考える有力説もある。
 海賊も撃退できない憲法解釈がいかにおかしなものか。自民党の新憲法草案で自衛軍保持と集団的自衛権の行使容認をまとめた福田康夫首相は熟知していよう。小沢一郎民主党代表も「普通の国」が持論だったはずだ。国民の常識が通用する憲法体制の構築に与野党は競い合ってほしい。

国民投票法施行まで2年 課題山積、盛り上がり欠け5月2日21時40分配信 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080502/plc0805022101010-n1.htm
 昨年5月の憲法改正手続きを定めた国民投票法成立、公布からほぼ1年がたった。国会での憲法改正原案の審議や国民投票自体が可能になる同法施行(平成22年5月18日)まで、あと2年余りとなったが、国民投票実現までに解決すべき課題は山積している。だが各党の憲法論議の熱気は冷めたままだ。(榊原智)・・・

5月2日(金) 地図の進化

 PCで地図を眺めていると時間の経つのも忘れます。行ったところ、行ってみたいところクリック一つで拡大縮小ができるので面白い。ドラッグで地域変更も連続的に出来ます。

 Mapionは最近全画面表示が可能になりました。1280×1024のモニタ画面でグリグリとやっています。「試験運用のため仕様の変更や公開の中止があるかも知れません」とのことですが、是非定着をお願いします。

 グーグル・アースも面白い、航空写真のアップで山の地形を確認したり、上空からの風景を眺めたり楽しんでいます。

 国土地理院の地図閲覧サービスもズーム機能が追加され便利になりました。

 もの凄い情報量だと思いますが、いとも簡単な操作で見せて貰えるのは有り難いことです。

5月1日(木) 極微の花・・・


ツメクサ
鉢植えの根元に僅か3mmほどの花、小さくても花びらは一人前。
繁殖力は強く根元を埋め尽くしてしまう。可愛い花、しばらくそのままに。


華麗で過酷な花
時間も距離も無限の彼方、ハッブル望遠鏡が捉えた銀河同士の衝突。
ハッブル・サイトから借用)
(写真をクリックすると拡大します)