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朝から快晴。土日は勤労者や家族連れに譲り避けているのだが、あまりに良い天気で外に出たくなった。
バイクは置いて、自宅から菊水山〜摩耶山へと足を延ばした。
このところ左膝に違和感があって負担をかけない歩き方を習得したいということもあった。終点の森林植物園には16:40に到着、7時間余りなんとか歩き通した。膝もなんとかもってくれた。
森林植物園から最寄り駅までは無料バスに乗った。しかし、今日は休日で小部峠まで自家用車が延々と続き10数分のところが1時間かかった。幸いお隣に座ったおばちゃんと山の話でうち解け退屈せずにすんだ。おばちゃんはもう70が近いというが、見た感じでは自分とそう違わない。孫を連れてハイキングに来ていた。近年富士登山ツアーに参加しご来光を拝んできたのよと仰っていた。
自分はまだ登っていない。なにしろ日本一のお山、死ぬまでに一度は登らなければなぁ。(写真:再度山大龍寺参道の新緑)
毎年うっかりと通り過ぎてしまうのだが、52年前の今日、日本の主権が回復したのだった。終戦の日から昭和27年のこの日までは米軍の占領下にあった。そしてこの日、サンフランシスコ条約が発効し国家主権を完全に回復した。自分はまだ小学生で全然意識しなかったどころか、最近まで恥ずかしながら意識していなかった。
近年の中韓朝の言いがかりが目に付くようになって否が応でも自分の国について考えさせられるようになり、反面有り難いことであった。中共の国力が増し、中共国内の矛盾が露呈してきている証拠とも思える。
今日のことを新聞では不思議なことに余り取り上げられていないが、産経新聞正論で小堀桂一郎氏の「主権回復記念の日の意義を考へる」を読ませていただいた。安倍内閣が主張している「戦後体制からの脱却」という意味からも大切なことと思う。
安倍首相就任後、河野・村山談話をきっぱり否定されるかと思いきや踏襲するとのことで歯切れが悪いのは残念だが色々お考えがあるのだろう。防衛庁の省への格上げ、教育基本法改正、国民投票法案、NATOとの連携、豪州との日豪安保共同宣言など、今までにない動きがあり、見守りたいと思う。
遠い昔、国語教師が試験前に朝日新聞の「天声人語」を読んでおくように等といっていた。
「朝日ジャーナル」等をポケットにつっこんでいる輩を見ると、何となく進歩的と思ったりしたものだ。
インターネットをやるようになって、この朝日新聞の悪辣さ知った。「千人斬り」「従軍慰安婦」「珊瑚礁損壊」等々。そして、また売らんかなの捏造記事。首相、週刊朝日記事に激怒「記者は恥ずかしくないのか」 産経(2007/04/25 05:02)この三流新聞がシェア2位とは・・・
安倍晋三首相は24日夜、朝日新聞社発行の「週刊朝日」(5月4日・11日号)が、長崎市長銃撃事件の発生に首相秘書のトラブルが関係していたと受け取れる記事を掲載したことについて、「まったくのでっち上げで捏造(ねつぞう)だ。こんな記事を書いた記者は恥ずかしくないのか。私や私の秘書が犯人や暴力団の組織と関係があれば、首相も衆院議員も辞める考えだ」と批判し、朝日新聞社に強く謝罪を求めた。
首相官邸で記者団の質問に答えた。首相が進退にまで言及し報道に抗議するのは極めて異例だ。
首相は「週刊朝日の広告を見て愕然(がくぜん)とした。私や私の秘書にも家族や親族がいて、子供もいる。これは言論によるテロではないか。報道ではなく(倒閣を目指す)政治運動ではないか」と述べた。
記事は「長崎市長射殺事件と安倍首相秘書との『接点』」。警察庁幹部の証言として、首相の元秘書が市長銃撃の実行犯、城尾哲弥容疑者が所属する暴力団に脅かされ警視庁が捜査に入り、長崎県警に一切情報提供をしない中で事件が起きたというもの。
今日一日雨は無しという予報で、丹波市氷上町石生に向かった。
ここに「水分れ公園」があり向山連山の登山口になっている。「水分れ」とは、水が分かれるで日本一海抜の低い(95m)中央分水界がある。降った雨は向山から流れ出る細い高谷川の土手1250mを境に北側は日本海に南側は瀬戸内海に流れていくのだ。
写真は「水分れ」交差点。左側が日本海側、右側は瀬戸内海側、画面奧に「水分れ」公園がある。背後の山が向山連山。
ヒカゲツツジは淡い緑、クリーム色の花びらのツツジで、暖かいせいか既に散り始めていた。山の上の方はまだしっかりと付いていて、コバノミツバツツジが薄紫のアクセントを添えていた。
連山を歩いた後、足も疲れていたが麓の資料館に立ち寄った。見学者は私たった一人だったが係員の方(女性)が親切にガイドしてくださった。「水分れ」についての説明、ビデオ、連動して注水される模型など大変面白かった。いま地球の温暖化で水没の危機にある島々があるが、仮に水位が100m上昇したとすると、ここ「水分れ」地域は本州を東西に分ける海峡となってしまうとのこと。
バイク走行:154km 帰宅 18:30
今日の「クローズアップ現代」では日本の林業の現状を取り上げていた。クローズアップ現代「日本の森 再生のチャンスを生かせるか」2007/04/19 NHK山歩きをしていると、荒廃した森に出くわすことがある。後継者の不足や、これまでの安い外材におされて成り立たなくなった林業の現状を目の当たりにして部外者でも心が痛む。一方美しく管理された杉や桧の森は歩いていても楽しい。
外材価格が高騰し、国産材復活のチャンスが訪れている。一方、放棄地の拡大や安定供給など課題も多い。貴重な資源を守り産業として再生できるか、日本の森の未来を考える。
番組によると・・・
外材に市場を奪われる原因として、歪みが多く水分の多い国産材は敬遠される。建築方法が変わり、予め工場で加工するので材木の乾燥度が高く歪みが少ない外材が有利とのことであった。日本では零細な企業が多いため乾燥設備が整っていない。しかし徐々にではあるが乾燥設備に国の支援も始まっている。植林や林業の機械化で乗り切る業者の姿も紹介されていた。解説の遠藤鹿児島大学教授のお話では、日本の材木需要は輸入に頼らずとも充分国産でまかなえるし、国土の保全にも林業の再生は重要という。(写真は山歩きで見た風景)
中共首脳の来日(12日)は6年ぶりだそうだ。国会演説では満場起立の拍手だった。マスコミの扱いも大きい。昨年親日国インド・シン首相が公賓として来日したときと比較すると腑に落ちない気がする。
マスコミが報道しないことで、拉致問題では中共は「台湾独立に反対」を条件にしたというニュースがあった。(メルマガ「台湾の声」の記事より)「台湾」を「拉致解決」の交換条件にした温家宝 台湾研究フォーラム会長 永山英樹口を開けば歴史認識と仰るが、中共のチベット、ウイグル弾圧、臓器売買、偽ブランド、南京大虐殺宣伝等々、国会でどなたか一人ぐらいヤジか質問でも出るかと思ったが極めておとなしく礼儀正しかったようだ。
4月11日に発表された日中共同プレスで日本側は、「台独反対」を盛り込めと の中国の執拗な要求を退け、単に「台湾問題で日本は日中共同声明で表明した立 場を堅持」で押し通した。
中国側は、「台独反対」表明の見返り条件として、中国が日本の拉致問題解決を 支持することを挙げたと言う。つまり「台湾」と「拉致」の交換と言うわけだっ た。首脳会談で安倍首相が拉致事件での協力を求めたところ、温首相は「台独反 対」を公に表明してくれれば、中国が北朝鮮の拉致事件で応援するのも当然と言 うことになるだろう」と言ったと言うのだ。これに対し安倍首相は「この二つは 全く関係がない」と拒絶した。
このような話を12日付の台湾紙自由時報は伝えている。
植民地の宗主国ではあるまいし、日本政府に「台独反対」を言う権利などないの だから当然だろう。
「拉致解決を応援するから、台湾併呑を認めろ」と言うのが温家宝であり、中国 政府である。こんな卑劣な国が日本の友好国などと言えるのか。これで怒らない 人間は日本人ではない。
ただ安倍首相の対応には大きな問題もある。盛り込み要求を拒絶した後、従来政 府が繰り返し言ってきたように、「台湾独立は支持しない」と明言したのだ。
「支持しない」は日中共同声明にも書かれていない。中国のご機嫌を取りたい橋 本首相が勝手に言い出したものである。いや、中国に言わされたと言うべきだろ う。
もっとも「支持しない」は「反対する」とは異なる。「支持しない」には、台独 問題には関与しないと言うことを意味するものと思われる(少なくとも米国はそ う言う立場だ)。だがそのような細かな理屈など、誰が理解できるだろう。「支 持しない」は「反対」としか受け取れない。そんなことを表明しては、国民はみ んな「わが政府は台湾の独立に反対している。なぜなら台湾問題は中国の内政問 題だからだ」と思ってしまう。中国の宣伝しだいによっては、日本は台湾を中国 領と承認していると、国際社会で誤解されることもあるだろう。実はこれこそ中 国の狙うところなのだ。
日本は中国が怖いなら、台湾独立の問題では黙っていればすむことなのだ。それ をわざわざ積極的に「支持しない」などと言ってしまうから、次には「反対しろ」 と要求されるのだ。そしてその次は「台湾は中国領と承認せよ」と来る・・・。
国民はあまり知らないことだが、台湾問題を巡って日本は、中国と言う覇権主義 国家にここまで押されているのである。「拉致」まで交換条件にしてくる中国の 必至な攻勢に、今後日本はどこまで持ちこたえられるのだろうか。(19.4.12)
その後、温首相は東京・紀尾井町のホテルニューオータニで創価学会の池田大作名誉会長と会談したとのこと。気色の悪い話ではある。
「平成之大馬鹿門」に会い行く。
このユニークな名前の建造物が山の頂上にあるという山の案内があった。関連の情報を検索すると、いきさつが面白く諧謔に満ちている。「平成之大馬鹿門」は空山、大甑山に設置されており、自分も馬鹿になって山歩きの励みにした。
自宅からバイクで出発(5:30)ー滝野社IC=(中国自動車道)=山崎ICーR53、R72ー千種町中野山
空山登山口(8:30)〜空山901m頂上(9:20-9:35)〜空山登山口(10:25)
バイクで次の大甑山(おごしきやま)・後山の登山口に移動
板馬見渓谷林道終点登山口(11:00)〜不動滝(11:10)〜大甑山・一般コース分岐(11:35)〜大甑山1095m頂上(12:20- 昼食-13:10)〜後山頂上1345m(13:50-14:00)〜大甑山・一般コース分岐(15:30)〜板馬見渓谷林道終点登山口(16:00)
ー板馬見渓谷林道ー松の木公園(16:30)ーR72、R53ー山崎IC=(中国自動車道)=滝野社ICー自宅(18:45)
バイク走行距離 246km 帰宅 18:45
窓から見える歩道橋を小学校の入学式を終えた晴れ着のお母さんと新入生が帰ってくるのが見えた。花曇りの暖かい日で背景の桜も満開で入学式にふさわしい。
自分の入学式の記憶では、当日雨であった。校庭の水たまりに桜の花が散り敷いていた。母は鮮やかな空色の着物と藤色の羽織を着ていたのを覚えている。教室に入ると油引きの床の匂いや父兄の晴れ着のナフタリンの匂いが入り交じっていたのを思い出す。私は幼稚園の後半は行っていないのでやや人見知りがつよく、また早行き(3月生)でもあり大勢の同級生に圧倒される気弱なこどもであった。・・・(とHPに書いている)
まだ米の占領下にあったが、周囲は戦争の面影も見られず落ち着いていたように思う。少し先輩の方々の話ではGHQの教育方針で軍国主義復活を極力抑えるべく不穏な文言やページに教科書に墨が塗られていたり、仇討ちをテーマにした物語や絵本は処分されたそうだ。自分たちの歴史教科書では既に修正済みの新しいものであった。その内容は現在明らかになってきているように日本がひたすら侵略を繰り返し朝鮮や支那を不当に弾圧したというものだ。高校に至るまでその考え方で統一されてきていた。
GHQの政策は農地解放や財閥解体などその後の日本の発展に寄与したものもあったが、昭和憲法や教育面では歪んだものになり、日本人の伝統を重んじる精神や家族郷土を守る独立精神を弱めた。
昭和27年にサンフランシスコ条約が発効して独立国としてスタートしたものの、日米安保も締結された。軍隊の重装備をしない代わり経済発展を重視して今日に至っている。国同士のお付き合いも結局は人間同士のお付き合いの延長だ。品行方正な国もあればヤクザな国もある。それぞれに表と裏がある。所有欲、妬みや恨みはつきもので長い間にはギクシャクするし、国のありようも変わってくる。支那の経済発展、軍事脅威は増すばかり、一方世界の保安官たる米はかつての勢いにかげりが出ている。
今日の新入生が中高年になる頃、日本はどんな国になっているだろうか。
有権者:180,550 投票率:45.98% で過去最低とのこと。
神戸市北区の県議会議員は3名。党別の得票割合。
羽田野求(57) 公明 (現) 21,744 36%
梶谷忠修(69) 自民 (現) 19,131 32%
藤井訓博(58) 民主 (現) 19,019 32%
同じく市議会議員は10名。党別の得票割合。
当選者党別計 %
公明 19,058 25
自民 20,657 27
民主 21.587 28
市民 7,735 10
共産 6,895 9
計 75,932
今まで余り気にしていなかったが、公明党(=創価学会)がここまで伸びているとは思わなかった。
公明党は外国人参政権付与法案、人権擁護法案など国を瓦解させる法案を提出している。選挙は民主主義の大原則で、それも有権者が選挙権をフルに行使してこそだが投票率は過去最低と云うことであった。今回は国会議員の選挙ではないからといって安心は出来ない、むしろ憂慮すべき状態ではないだろうか。
外国人参政権付与法案、冬柴氏「1日も早く成立を」 産経(2007/03/13 19:06)
冬柴鉄三国土交通相は13日の参院予算委員会で、公明党が提出し、継続審議となっている永住外国人参政権付与法案について、「相当程度に採決に熟した状況にある。1日も早く成立させるべきだ」と述べた。民主党の白真勲氏への答弁。法案は平成17年秋の特別国会に提出されたが、自民党側に抵抗感があり、現在も審議の見通しは立っていない。
亡父の墓参りを兼ね能勢妙見山(660m)までバイクツーリングをした。
この方面の羽束山、千丈寺山、大船山の山麓や峠の桜巡りをした。まだ7,8分咲きといったところで、走っていても首筋からはいる風はまだまだ冷たい。
墓(納骨堂)のある本瀧寺は妙見山北側の中腹にある。2,3年来ていなかったので倅達のこと、母のこと、自分のこといろいろ近況報告した。
妙見山頂上までは車道が通じている。子供の頃、父に連れられバスに乗って来たことがある。窓からは杉木立や深い谷ばかり見えていて、「えらい山の中やなぁ」「ここから落ちたらえらいことやな」などと思いながら乗っていた。
今走ってみてもそれほど広くはなく急カーブも多い、バスの行き交いは大変だろう。あの頃のバスはもう少し小型だったのだろうか。今日はウイークデーでもあり、山頂駐車場は閑散としていた。参道の土産店も閉めているところも多い。この週末は山上の桜も満開になり賑わうことだろう。
お参りした後、駐車場南側の小さな神社のある小山に上がってみた。妙見山とほぼ同じ高さがあり、展望も良い。春霞ではあるが南側に大阪湾、淡路島を望むことが出来た。甲山、六甲山頂、摩耶山の六甲連山、丹生山系が見渡せる。西側は三田、篠山の山並みが続いている。ヘリコプターならひとっ飛びだが、あの山あいをうねうねと走ってきたんだなと思いながらしばし見とれた。
バイク走行 200km 帰宅 18:45
大陸の寒気団が降りてきて3月上旬並みの寒さという。神戸地方は最高気温13度。
気象庁のHPを見ると小笠原諸島南に台風一号が発生していた。これは例年と比べてどうなのだろう。
標高300mの当地の桜(2007/04/03)
 
その後どうなっているのかと思っていたが、前進のニュース。海洋基本法案、衆院で可決 温首相の訪日前に 産経(2007/04/03 19:19)
東シナ海での石油・ガス田開発作業などの安全確保を目的とした安全水域法案と各省庁横断で海洋政策に取り組むための海洋基本法案が3日の衆院本会議で自民、公明、民主などの賛成多数で可決した。11日の中国の温家宝首相訪日を前に衆院を通過させて海洋権益に対する日本側の強い姿勢を示し、東シナ海の石油・ガス田をめぐる日中協議で中国側から建設的な対応を引き出す狙いがあるとみられる。
安全水域法は国連海洋法条約に基づくもので、国内外の船舶に対し、国土交通相が設定する安全水域に許可なく入ることを禁止する法案。中国や米国など各国が同様の法律を整備しているが、日本では未整備だった。
海洋基本法案は、海洋政策を担当する省庁が、外務、国土交通、防衛など8府省庁に分かれている現状を改める法案。内閣官房に「総合海洋政策本部」を設置し、海洋政策担当相が各省庁の調整にあたることなどが盛り込まれており、包括的な海洋政策を進めることが可能となる。
東シナ海の石油・ガス田開発問題は、中国が平成16年6月に日中中間線に近く、地下構造が中間線を挟んで日本側につながっているとみられる「春暁」(日本名・白樺)の本格開発を始めたことで表面化。対抗策として政府は17年7月に帝国石油に東シナ海での試掘権を与えたが、掘削時の安全を守る法案が整備されていなかったこともあり、今も試掘は行われていない。
NHKはニュース以外あまり見なくなって久しい。NHKに限らずTVは面白くなくなった。これも歳のせいかとも思う。
それでも「風林火山」は毎週楽しみに見せてもらっている。だが先週まで一つ気にくわないところがあった。番組の終わりに「風林火山」にちなむ名所旧跡の案内がある。その背景音楽が二胡のクネクネとした支那サウンドだった。千住明氏のテーマ音楽は好きなのだが、ドラマが終わり余韻を楽しむこの時にナレーションと一緒にこの支那サウンドが聞こえてくると「なんでここで支那風にせなあかんのや」と苦々しく思っていた。
ところが今日から同じテーマ曲をフラメンコギターでしっとりと聴かせてくれた。ナレーションの邪魔にもならずドラマの余韻を楽しむことができた。もう元に戻さないでいただきたい。
支那嫌いの「坊主にくけりゃ袈裟まで・・」の類かも知れないが、こんな視聴者もいるということで・・・
このところ天気が周期的に変化し、晴れが続かない。今日は高気圧が日本上空を通過し、貴重な一日になった。
以前通りかかって登ってみたいと思っていた大江山に出かけた。昨日雨が降ったため靄がかかっている。
篠山地方に入ると霧が出ていたが前夜の冷え込みが少ないためか先日ほどではなかった。福知山にさしかかる頃、予報通り良い天気になってきた。
大江山からの眺望はのどかな春霞であった。歩くと春の日射しで汗が滴るが、まだ風は冷たく休憩すると汗が引っ込む。
今回は周回コースがとれず、鬼嶽稲荷神社(標高60m)までバイクで入りそこから千丈ヶ嶽ー鳩ヶ峰ー鍋塚山の連山を往復した。峰歩きは360度見晴らしが良く、以前歩いた播但中央の段ヶ峰を思い出した。
優勝決定戦 白鵬が叩き込みで朝青龍を制す。
敢闘賞:栃煌山 技能賞:豊真将(2回目) 殊勲賞:該当なし
栃煌山 11-4(寄り切り)高見盛 7-8
栃煌山前に出る相撲。高見盛の叩きにも前に落ちず、寄り切る。
新入幕栃煌山20歳、敢闘賞
豊ノ島 8-7(引き落とし)露鵬 7-8
土俵際まで攻め込まれたが、左へまわり肩すかし引き落とした。豊ノ島勝ち越す。168cmだが大きく見える。
豊真将 11-4(押し出し)時天空 7-8
時天空の両手突きにも動じなかった。そのまま時天空を押し出した。
豊真将 技能賞(2回目)
琴奨菊 7-8(寄り切り)出島 7-8
琴奨菊は出島の出足を止めがぶり寄り。10日目から5連勝で7-8までこぎ着ける。
琴光喜 10-5(寄り切り)稀勢の里 6-9
琴光喜気迫の寄り切り。10勝をあげる。
魁皇 8-7(小手投げ)安馬 8-7
魁皇、時間をかけ慎重に攻めて小手投げ。なんとか勝ち越す。
白鵬 13-2(すくい投げ)琴欧州 8-7
白鵬が終始攻めた。琴欧州が前傾姿勢で出てきたところすくい投げ。優勝に王手をかける。
朝青龍 13-2(叩き込み)千代大海 7-8
右にとんで千代大海を叩いた。あっという間に飛んでいき、館内ブーイングが沸き起こった。朝青龍優勝への執念を見せた。
優勝決定戦
白鵬(叩き込み)朝青龍
土俵には白鵬が先に入り、朝青龍は武蔵よろしく時間をおいて入ってきた。土俵に上がってからは逆に白鵬が朝青龍を待たせた。
なんという結末。立ち会い白鵬が朝青龍の頭を押さえつけ叩いた。たまらず朝青龍は左手で土俵を掃いてしまった。朝青龍は苦笑い。がっぷり四つの熱戦を期待したが、あっけなかった。
白鵬2回目の優勝。
白鵬、優勝決められず。
垣添 8-6(突き落とし)豊ノ島 7-7
垣添速攻で小手投げ気味の突き落とし。
豊真将 10-4(押し出し)安馬 8-6
豊真将、自信溢れる相撲。安馬は完敗。
稀勢の里 6-8(寄り切り)時天空 7-7
稀勢の里、右上手を取り万全の寄り。
琴光喜 9-4(叩き込み)栃煌山 10-4
二回待ったがあり、栃煌山やや動揺があったか叩き込まれた。琴光喜の意地を見せたような相撲。栃煌山これで優勝戦線から脱落、しかし新入幕ながらも素晴らしい成績。
琴奨菊 6-8(押し出し)玉春日 3-11
左を入れた後前に出て、玉春日の右足を取りながら押し出す。
琴欧州 8-6(叩き込み)千代大海 7-7
当たった後、琴欧州の叩き込み。千代大海の突き押しにややかげりが見える。琴欧州勝ち越しを決める
魁皇 7-7(叩き込み)豪風 6-8
当たる間もなく魁皇の叩き込み。魁皇明日に勝ち越しを賭ける。
白鵬 12-2(引き落とし)朝青龍 12-2
白鵬は優勝を賭ける。控えでは精一杯集中に努めているよう。41本の懸賞。
白鵬張って二本差して土俵に追い詰めた。しかし万全の寄りではなく朝青龍が白鵬の頭を抱え押さえ左に動き引き落とした。遂に朝青龍先行する白鵬に並ぶ。
冬に逆戻りの3月もようやく彼岸を過ぎて暖かくなり、今朝は靄のかかった太陽が昇ってきた。
天気図では今日一日高気圧に覆われる模様で、今月1日から三週間ぶりに山歩きに出かけた。
多紀アルプス西ヶ嶽から西に見えていた山々を目指した。バイクで篠山に近づくにつれ霧がひどくなってきた。丹波霧でおまけに気温が低く寒い。上着にはびっしりと露がつき始めた。行き交う車も見通しが悪いなかライトを付けて走っている。登山口の佐仲ダムに車を止め上空を見ると霧が薄くなり青空が広がってきていた。
帰宅 18:15 バイク走行距離 126km
一敗 白鵬
二敗 朝青龍
栃煌山 三敗に後退
露鵬 7-6(寄り切り)栃煌山 10-3
露鵬張り差し、右四つで寄り切る。栃煌山は露鵬の出方を予測していたが何も出来なかった。栃煌山優勝戦線から一歩後退。
豊ノ島 7-6(寄り倒し)黒海 9-4
小さい豊ノ島が黒海に当たり負けしなかった。右に回りながらもろ差しになり黒海の左足に手をかけながら寄り倒す。黒海4敗に後退。豊ノ島勝ち越しまで後一勝。
時天空 7-6(切り返し)高見盛 7-6
時天空、突き張り手の連発。高見盛腰が伸びる。時天空両まわしを取って切り返しで倒す。
安馬 8-5(叩き込み)豪風 6-7
豪風立ち会いよかったが、安馬いなして一度下がり、攻勢に出る。豪風も反撃に出たが安馬が叩き込む。安馬勝ち越し。
豊真将 9-4(寄り切り)琴光喜 8-5
豊真将立ち会いすぐ左まわしを取る。そのまま寄り切る。琴光喜完敗。
白鵬 12-1(引き落とし)千代大海 7-6
なかなか仕切りが合わなかった。千代大海当たりよかったが白鵬当たった後右にかわすと千代大海の足が流れ引き落とされた。白鵬優勝を意識しやや固くなった様子。
魁皇 6-7(寄り切り)稀勢の里 5-8
攻防があったが、魁皇右四つで寄り切る。稀勢の里、負け越し。
朝青龍 11-2(押し出し)琴欧州 7-6
当たった後、朝青龍左に回りいなす。琴欧州勢い余り振り返るが腰が伸び、朝青龍の突き押しにたまらず土俵を割る。
明日
朝青龍ー白鵬、千代大海ー琴欧州(両者勝ち越しがかかる)、琴光喜ー栃煌山
一敗 白鵬
二敗 栃煌山、朝青龍
勝ち越した栃東今日から休場
栃煌山 10-2(突き落とし)豊真将 8-4
初顔合わせ。互角の立ち会いだったが、栃煌山堂々の右からの突き落とし。
安馬 7-5(上手投げ)豊ノ島 6-6
注目の小兵同士の対戦。投げの打ち合いで安馬が制す。
琴奨菊 4-8(上手投げ)稀勢の里 5-7
ライバル対決。三役復帰を狙う稀勢の里だが立ち会い負け。琴奨菊のがぶり寄り、最後は右上手投げ。
黒海 9-3(送り出し)琴欧州 7-5
琴欧州左の突きがすっぽぬける。黒海後ろに回り送り出す。
白鵬 11-1(寄り切り)琴光喜 8-4
得意の左は届かなかったが、右上手を取り寄り切る。落ち着いた力強い一番。
朝青龍 10-2(寄り切り)魁皇 5-7
魁皇の左を警戒しながら右をこじ入れ圧力をかけながら魁皇を起こし寄り切る。絶対負けないという集中力。
明日
栃煌山ー露鵬、千代大海ー白鵬、朝青龍ー琴欧州
次男の進学報告と見舞いを兼ね実家の老母(91)を訪ねる。まずまず元気そうで持参したおはぎを食べ昔話や世間話をして過ごす。
帰りには次男に入学祝いをくれる。次男には「お祖母ちゃんもボケが始まっているから入学祝いをもらえなくてもがっかりするなよ」といっていたのだが、次男は大喜び。「5月の連休にはまた大学のこと報告に来ます」などと約束していた。
一敗 白鵬
二敗 朝青龍、栃煌山
栃煌山 9-2(引き落とし)黒海 8-3
黒海立ち会い当たりで左足がながれあっけなく両手をついてしまった。新入幕栃煌山は9勝目を上げ優勝争いに残る。
琴光喜 8-3(寄り切り)豊ノ島 6-5
琴光喜頭で当たり豊ノ島を抱え込んで寄り切る。琴光喜勝ち越し。
琴欧州 7-4(寄り切り)稀勢の里 5-6
琴欧州立ち会いよくもろ差し、そのまま寄り切って完勝。
白鵬 10-1(寄り切り)豊真将 8-3
初顔合わせ。豊真将立ち会い白鵬の左を防ぐ。白鵬突き押しで豊真将を起こし二本差し身体を預け寄り切る。
魁皇 5-6(寄り倒し)千代大海 6-5
千代大海の突っ張りをかわすと右上手をとる。こうなれば魁皇の怪力で寄り倒す。
朝青龍 9-2(上手投げ)栃東 8-3
二敗同士の対戦。たちあいがっぷり相四つになる。朝青龍の右上手投げ。
明日
豊真将ー栃煌山、白鵬ー琴光喜、朝青龍ー魁皇
一敗 白鵬
二敗 朝青龍、栃東、黒海、豊真将、栃煌山
栃東勝ち越し、うれしい角番脱出
栃煌山 8-2(寄り切り)安美錦 6-4
新入幕栃煌山、立ち会いがっちり安美錦を受け止め、もろ差し、一気に寄り切り。堂々たる勝ち越し。
黒海 8-2(小手投げ)垣添 5-5
黒海踏み込みよく垣添の頭を押さえつけながら小手投げで倒す。黒海勝ち越し。
高見盛 6-4(寄り倒し)豪風 6-4
当たった後、今場所好調の豪風をがっちり捕まえた。豪風首投げで応戦するがかなわなかった。
豊ノ島 6-4(寄り倒し)稀勢の里 5-5
稀勢の里張り差したが僅かの時間差で豊ノ島もろ差しになる。あとはがっちりと土俵に追い詰め寄り倒す。豊ノ島の上手い相撲。
豊真将 8-2(押し出し)琴欧州 6-4
豊真将強し、下から下から突き押し、押し出す。琴欧州何も出来なかった。対琴欧州2連勝。勝ち越し。
白鵬 9-1(上手出し投げ)魁皇 4-6
魁皇ふわっとした立ち会い、白鵬は突き押しから左上手を取り上手出し投げ。一敗堅持。
千代大海 6-4(叩き込み)時天空 5-5
激しい突きの応酬。時天空が前に出るところ千代大海引いて叩き込む。千代大海は余裕はなかった。
栃東 8-2(上手出し投げ)春日王 3-7
栃東踏み込みよく左上手をさっと取った。そのままタイミング良く出し投げを打つ。春日王客席までとんだ。栃東嬉しい勝ち越し。
朝青龍 8-2(突き落とし)琴光喜 7-3
朝青龍これまで対琴光喜戦24連勝。琴光喜左足を取られ一回転するがよく残す。横綱は低く頭を付け琴光喜の右を封じる。琴光喜は精一杯の善戦、館内は大いに沸く。
高市早苗沖縄北方担当相の提言。高市担当相「領土担当相の新設を」 竹島・尖閣問題で 産経(2007/03/17 21:50)北方領土も分割案が出たり、ガス田問題、竹島問題も一向に進展しない。あげくは漁民が銃殺されたり拿捕されたりする事件が起きている。いったい誰が主体になって推進しているのかはっきり見えない。氏の仰ることはもっともだと思う。日本の毅然とした意思表示でもある。
高市早苗沖縄北方担当相は17日、都内で開かれた北方領土問題に取り組む教育関係者の会議で、竹島(韓国名・独島)や尖閣諸島の問題を含めた啓発活動に当たる「領土担当相」を設置すべきだとの考えを表明した。
高市氏は「私は竹島や尖閣の問題には口を出せない。将来の内閣改造の時に領土担当相とすれば統一感のある取り組みができる」と述べた。
これに関連し高市氏は会議終了後、「外交交渉は外相が一元的に取り組んでいるが、世論の啓発ということでは、もう少し幅広い視点があってもいいのではないか」と記者団に述べた。
栃東二敗、白鵬一敗単独トップ
一敗 白鵬
二敗 朝青龍、栃東、琴光喜、豊真将、黒海、栃煌山
栃煌山 7-2(押し出し)玉乃島 6-3
玉乃島の突き押しを受け止めたあと、左下手右ハズ押しで実力者玉乃島を押し出す。
黒海 7-2(押し出し)玉春日 1-8
激しい突き押しの長い攻防の末、黒海が押し出す。
豊真将 7-2(寄り切り)高見盛 5-4
立ち会い後すぐに左上手を取り押し出す。高見盛何も出来なかった。
琴光喜 7-2(すくい投げ)旭天鵬 1-8
立ち会い当たりよく右からのすくい投げ。琴光喜明日は朝青龍戦。
豊ノ島 5-4(押し出し)千代大海 5-4
千代大海の突き押しを仰け反りながらも下がらず前に出る。豊ノ島2大関を倒す。
白鵬 8-1(寄り切り)栃東 7-2
白鵬張り差し。右四つがっぷりになる。白鵬渾身の力で寄り切る。単独トップに出る。
琴欧州 6-3(寄り切り)魁皇 4-5
琴欧州左が入り前に出る。魁皇引きながら小手投げにかかったがすでに土俵際にあった。
朝青龍 7-2(下手投げ)琴奨菊 1-8
朝青龍もろ差しになる。琴奨菊小手投げで応戦するも、朝青龍、腰を落として下手投げ。
明日
安美錦ー栃煌山、琴欧州ー豊真将、黒海ー垣添、魁皇ー白鵬、春日王ー栃東、朝青龍ー琴光喜
一敗 栃東、白鵬、
二敗 朝青龍、琴光喜、豊真将、黒海、玉乃島、栃煌山
安馬 4-4(送り出し) 琴光喜 6-2
琴光喜立ち会い負け、安馬はスピードで送り出す。琴光喜、2敗に後退。
白鵬 7-1(寄り切り)春日王 3-6
春日王自分の力を試したいと思ったのだろうか、白鵬の両まわしに手がかかったがたちまち切られた。白鵬は立ち会い低く左をさして引きつけ完璧な本来の相撲。一敗を堅持。明日は大関栃東戦。
千代大海 5-3(叩き込み)旭天鵬 1-7
旭天鵬なんとか千代大海を捕まえたいが、千代大海上手く回り込んで叩き込んだ。
魁皇 4-4(不戦勝)雅山 4-4
雅山太ももを痛め休場。
琴欧州 5-3(寄り倒し)栃東 7-1
栃東は琴欧州の長い差し手を警戒しながら左上手をとる。しかし一呼吸置いてしまったため琴欧州にも右下手を与えてしう。琴欧州身体を低くし攻勢に転じもろ差しになり寄り倒した。栃東、今日勝てば勝ち越しだったが、「固くなってしまった」と反省。角番脱出はお預けとなった。
朝青龍 6-2(送り投げ)稀勢の里 4-4
朝青龍の気合いの入った激しい攻め。稀勢の里は朝青龍の動きについて行けず目の回るような忙しさ、厚いあつい壁を感じていることだろう。全勝がなくなり朝青龍の追い上げムードが一気に広がってきた。
産経抄 (2007/03/17 06:20)株の世界では風潮や雰囲気が大いに作用し、粉飾決算で念押しすることで企業業績をよくみせかけ、ホリエモン自身も蜃気楼を利用したということだろう。
蜃気楼(しんきろう)の「蜃」とは、大はまぐり、もしくはそれに類した化け物の意味だという。昔の人は海の向こうに山や船、建物などが浮かぶのを見て、海中の大はまぐりが吐きだす気によるものだと考えたらしい。その豊かな想像力には感心させられる。
▼証券取引法違反に問われたライブドアの堀江貴文前社長は一貫して無罪を主張した。そのため弁護側は最終弁論で「事件は検察官らによって作りあげられた蜃気楼だ」と、声をはり上げた。検察という「大はまぐり」が吐きだした幻想に過ぎないということだろう。
▼確かに検察側が描いた事件の構図は、元側近の宮内亮治被告の供述がよりどころとなっていた。もしそれが認められなければ、文字通り蜃気楼のように事件は消滅していただろう。だが裁判所はその供述や証言をほぼ全面的に信用し、厳しい実刑判決を言い渡した。
▼堀江被告はただちに控訴したから、蜃気楼か否かの論争はまだ続きそうだ。だが、公判を通じて明らかになってきたことがほかにもある。当時のライブドアの仕事や、「時代の寵児(ちょうじ)」といったその称号こそが蜃気楼のようなものではなかったか、ということだ。
▼自らの企業イメージを上げることで投資家からカネを集め、それで別の企業を買収する。その手法は「虚業」でしかなかった。「覚えていない」や「知らない」を繰り返す法廷での態度から「時代の寵児」がいかに作られた「虚像」であるかに気づいた人も多いはずだ。
▼むろん堀江被告やライブドアのことだけではない。バーチャル(仮想現実)化が急速に進む社会の反映なのだろう。そういえば、ツボミに触れれば経験で分かりそうなものを、コンピューターに頼ったばかりに間違えた桜の開花予想もあった。
外交の世界でも表と裏の動きが興味深い。米中は軍事上は仮想敵国のはずで水面下では熾烈な軍事競争がある。六ヶ国協議では進展があったように見えたが、結局の所、北は米の金融制裁を全面解除しない限り核の放棄はないといっている。それと並行するように何の関係もない様に見えるが60年以上も前の「従軍慰安婦問題」で米下院で対日決議案が出された。中共は米の反日団体に支援し、決議案を上程したマイク・ホンダ議員はそこからの献金が突出していたという。米の駐日大使もまたそのプロパガンダに乗って同調する有様だ。おまけに議会で証言したという人物は、かつてNHKの問題番組「女性国際戦犯法廷」の出演者と同じでバウネットなる日本の市民団体の一員であることまでわかったという。
一連の動きをみると「日本の孤立」という蜃気楼を出現させようとしているにすぎないと思うのだが。
全勝 栃東
一敗 白鵬、琴光喜
二敗 朝青龍、豊真将、黒海、玉乃島、鶴竜、栃煌山、霜鳥、若の里
琴光喜 6-1(叩き込み)千代大海 4-3
千代大海は琴光喜に当たり負け、足が流れ土俵に沈む。琴光喜1敗堅持。
栃東 7-0(押し出し)稀勢の里 4-3
稀勢の里出足よく突っ張っていった。栃東左に回りながらいなし、稀勢の里の上体を起こし押し出す。栃東今日も安定した取り口で7戦全勝。明日はいよいよ大関戦で琴欧州。
時天空(下手投げ)琴欧州
琴欧州突っ張るが、時天空は背の低さが幸いしもろ差しになる。引きつけながら右足がかかると琴欧州の長身はどうと横転した。
白鵬 6-1(寄り切り)豊ノ島 4-3
白鵬突っ張りの猛攻撃。豊ノ島なんとか応戦するがまわしを許し寄り切られた。豊ノ島の大健闘に場内大拍手。
朝青龍 5-2(すくい投げ)春日王 3-4
春日王狙いどおり右が入ったかに見えたが、朝青龍の出足は鋭く土俵に追い詰め、左からすくい投げで決める。今日も集中力抜群だった。
黒海 4-2(押し出し)時津海 2-4
出足よく強力なかちあげで押し出す。
高見盛 4-2(寄り切り)玉乃島 4-2
玉乃島の右を徹底して封じて寄り切る。高見盛3日目から4連勝。
豊真将 4-2(押し出し)垣添 3-3
豊真将の力強い突き押し、垣添は引いてしまう。
豪風 3-3 (押し出し)露鵬 2-4
大きい露鵬の右差しをいなして封じ押し出す
稀勢の里 4-2(押し出し)玉春日 1-5
稀勢の里あたりよくのど輪をまじえ突き押しで押し出す。
豊ノ島 4-2(寄り切り)普天王 1-5
豊ノ島サポータをしている右を差すが決められる。我慢して徐々に位置を修正し出し投げ気味に寄り切る
安馬 2-4(寄り切り)春日王 3-3
安馬もろ差し頭を付けて春日王の逆襲に気を付けながら慎重に寄り切る。
栃東 6-0(上手出し投げ)時天空 2-4
時天空の右を切り左上手を取る。横にまわり上手出し投げをうつと時天空はばったりと土俵に落ちた。
栃東6連勝。
琴光喜 5-1(寄り切り)魁皇 2-4
琴光喜は先手をとり寄り切る。魁皇は琴光喜のまわしを取れなかった。
琴欧州 4-2(上手出し投げ)朝赤龍 1-5
琴欧州出足よく右四つで上手出し投げ、会心の相撲。
白鵬 5-1(叩き込み)琴奨菊 1-5
白鵬の回転のいい突っ張りが琴奨菊の顔面に、琴奨菊が前に出るところ叩き込む。白鵬本来の勝ち方ではない。
雅山 3-3(引き落とし)千代大海 4-2
雅山両手付きで応戦。千代大海、足が流れ前に落ちる。
朝青龍 4-2(切り返し)旭天鵬 1-5
立ち会い胸が合い旭天鵬右下手を取るが上手をとれなかった。朝青龍右から押っつけて切り返す。横綱は本来の動きになってきた。過去2連敗で優勝したものはいないと云うがぴったりと追っている。
序盤戦 栃東五連勝。
豊真将 3-2(寄り切り)黒海 3-2
黒海踏み込んでよかったが、引いてしまった。黒海二連敗。豊真将三勝目。
春日王 3-2(寄り切り)旭天鵬 1-4
右四つ力相撲になる。春日王、旭天鵬の前褌と左上手に持ち替え寄り切る。
稀勢の里 3-2(寄り切り)豪風 2-3
稀勢の里受けて立つ。左が入ると力強く寄り切った。
琴光喜 4-1(すくい投げ)時天空 2-3
琴光喜出足よくもろ差しになる。新小結時天空は何も出来なかったが、上位戦の多い序盤は二勝。
魁皇 2-3(押し出し)豊ノ島 3-2
初顔合わせ。豊ノ島もろ差しになるが、魁皇に怪力で腕を決められる。
琴欧州 3-2(寄り倒し)普天王 1-4
普天王もろ差しになるが浅かった。琴欧州の長い手が上手を取る。あとは引きつけ寄り倒した。
白鵬 4-1(上手投げ)朝赤龍 1-4
白鵬は立ち会いでまわしが取れなかった。激しい攻防。白鵬下手を取ると優勢になる。白鵬四連勝。
千代大海 4-1(叩き込み)琴奨菊 1-4
回転のいい突き押しで琴奨菊を追い詰める。琴奨菊は精一杯踏ん張って堪えたところ叩き込まれる。
栃東 5-0(突き落とし)雅山 2-3
注目の一番。これまでほぼ互角で推移している。当たってから栃東やや左に動き突き落とす。雅山何も出来ず崩れる。栃東、唯一人の五連勝。
朝青龍 3-2(寄り切り)安馬 1-4
安馬右上手を取るが切られてしまった。朝青龍、動きが良くなってきた。
高見盛(上手投げ)露鵬
露鵬は土俵際まで追い詰めたが押し切れず、高見盛の強力な右上手投げで入れ替わった。
雅山(押し出し)春日王
春日王はのど輪で応戦するが雅山が構わず前に出て圧倒。
朝赤龍(寄り倒し)時天空
時天空は突き放そうとするが朝赤龍がもろ差しになる。時天空ここから粘るが朝赤龍は頭を付け腰を落とし寄り倒す。なかなかの熱戦。
旭天鵬(寄り倒し)琴欧州
旭天鵬やや左に動いて上手を取り大関を寄り倒し初白星。琴欧州2敗に後退。
白鵬(押し出し)安馬
お互いにまわしを嫌い腕を取る攻防が続く。白鵬突き押しで安馬を起こし押し出す。レスリング的一番。
千代大海(押し出し)稀勢の里
千代大海左へ変化する。稀勢の里はいったんは千代大海を追い詰めたが空振りし反撃される。
栃東(押し出し)琴光喜
激しい突き押しの攻防。栃東はイナシをまじえて下半身は安定している。厳しい攻めに琴光喜たまらず土俵を割る。栃東4連勝。
琴奨菊(寄り切り)魁皇
魁皇得意の右上手が取れず、引いてしまう。魁皇3敗目。
朝青龍(寄り倒し)豊ノ島
注目、豊ノ島3連勝で朝青龍に初挑戦。土俵控えでは目を閉じて集中に努めていた。激しい攻防でもろ差しになったが、朝青龍はかんぬきで逆襲。土俵際ねばるが体を入れ替えることは出来なかった。豊ノ島は善戦し館内大いに沸く。朝青龍星を5分にする。
「従軍慰安婦」問題で中共人民日報が「安倍首相が『心からおわび申し上げている』と述べたことを一斉に伝えた。」というニュースがあった。慰安婦問題 中国で安倍首相の「おわび」一斉報道 産経(2007/03/12 21:28)歴史認識における外交的成果を中共国内にアピールする狙いとすれば、米議会での「決議」が中共の工作であることを証明しているようなものだ。日本語版「人民日報」にはこのニュースは見あたらなかった。温首相訪日を控えての戦略の一環だろうか。
【北京=野口東秀】12日付の中国共産党機関紙「人民日報」など中国各紙は、安倍晋三首相がいわゆる慰安婦問題に関し11日のNHK番組で「心からおわび申し上げている」と述べたことを一斉に伝えた。4月の温家宝首相の訪日を前に、両国の国民感情が悪化するなど影響が出るのを防ぎたい狙いもあるとみられる。
「北京青年報」は「温首相訪日と(4月に予定されている)安倍首相の訪米を控え、慰安婦問題が大きくなれば(安倍政権は)苦境に陥る」ことが、安倍首相の「変化」の背景にあるとの専門家の分析を掲載した。
国営新華社通信は安倍首相の「強制性を裏付ける証拠はなかった」との発言が「アジア各国の強烈な反発を招いた」として“おわび”につながったと指摘している。
これに先立ち、李肇星外相は6日、慰安婦問題について「日本軍国主義者が犯した重大な罪。(日本は)この歴史事実を認め適切に処理する」よう要求していた。中国側は安倍首相の“おわび”発言を評価する一方で、歴史認識における外交的成果として国内向けにアピールする狙いもあるとみられる。
若者言葉で言えばまことに「ウザイ」問題だ。先日の国会発言では「謝罪しない」だが、日曜討論ではまたしても「河野談話を踏襲する」で就任当時の発言を繰り返している。これをうまく中共は「外交的成果」に利用したようだ。河野談話に事実誤認があったなら、「おわび発言」は矛盾している。外交の「おわび」は正に謝罪、日本人の謙譲の美徳(?)は通用しない。
米下院はこの決議をもって日本に謝罪を要求し、日本が謝罪しなければ何らかの制裁を下すというアホらしいことをするのだろうか。かといって貴国はどうなんですかと、中共のチベット侵略や人権弾圧、米の原爆や占領下の米軍の行いなどをワーワーとあげつらうのは日米の分断を狙う中共の術中にはまり芸がないように思う。もともと「従軍慰安婦」問題は米中には関係ない問題であるはずで、史実を検証して粛々と反論し外交上の発言も矛盾のないようにすることで充分と思うのだが。
二連敗の横綱奮起。
朝青龍(寄り切り)普天王
もうこれ以上は絶対負けられない朝青龍の表情は勝っても厳しいものがあった。出足は抜群、速攻で普天王を寄り切った。普天王は朝青龍の心理、状況がわかっているはずだと思うが平凡だった。
豊ノ島(押し出し)琴奨菊
ライバル対決、豊ノ島は堅実な相撲で三連勝。琴奨菊は腰の具合が万全でないらしい。
白鵬(押し出し)雅山
雅山は昨日の金星の勢いで白鵬と互角だったが、同体となった。取り直しで白鵬は落ち着きを取り戻したようだ。
千代大海(押し出し)春日王
千代大海は組むとうるさい春日王を速攻で押し出した。昨日魁皇を倒した春日王とは思えないあっけない一番。
栃東(寄り倒し)安馬
栃東は立ち会い出足が良く、安馬は腰がくだけたかと思ったが立ち直った。組めばやはり栃東は重く、安馬は善戦するが寄り倒された。土俵下に落ちるとき栃東は悪い膝を痛めたようで明日が心配。
時天空(押し出し)魁皇
昨日の魁皇といい、今日もあっさりと負けた。初日の旭天鵬戦では今場所が楽しみと思ったが、二連敗となった。解説に寄れば右足の動きが悪いとのこと。しかし足にはサポータも見えず、引き上げ方もサバサバしているのが何か気になる。
大阪場所は荒れるというが今日も春の嵐が吹いた。
雅山(寄り倒し)朝青龍
雅山の突き押しは威力があるのだなぁと改めて感心した。つかまったら朝青龍に分があるだろうが、そうはさせず突き押しに徹した。だんだん横綱があわててくる。両者ともに向こう正面に落ちたが横綱の方が明らかに先に落ちた。今日も座布団乱舞。雅山は大関から番付を落としているので金星となった。それも初めてということでインタビュールームでは少し苦笑いであった。連敗はしないという朝青龍が連敗、面白い展開になってきた。
豊真将(上手投げ)稀勢の里
若手実力者同士、自分の相撲をとっていて気持ちのいい一番。
千代大海(突き出し)朝赤龍
昨日安馬に敗れた反省も当然あったのだろう。文句なしの速攻突き出し。
栃東(寄り切り)旭天鵬
貫禄すら感じる栃東の快勝。
春日王(小手投げ)魁皇
春日王は魁皇を目標にしているとのこと。解説によれば外国人力士はセオリー通りに取らないらしい。魁皇は当てが外れたようにあっけなく落ちた。
団地の掃除当番の日、作業しながら階下の奥さんが「この団地で先週火事があったのよ」と教えてくれた。すぐ傍に交差点があってその先には消防署があり日に何度となくサイレンを鳴らして出動していくところなので、火事は承知していたがまさか我が団地とは知らなかった。
掃除の後、見に行った。最上階(5階)で窓ガラスはなくなり、そこだけ真っ黒になった部屋が覗いていた。ベランダの手すりはひん曲がり無惨な姿になっていた。隣家にもすす黒い煤が広がっているが類焼は免れた。築30年以上の古い公団仕様の団地だが、わりにこぎれいに保たれてきいるので、よけいに異様な状態が際だつ。噂では独り暮らし64歳男性の自殺らしいとも云う。その前日、いつもと違って灯油タンクを持って上がる姿が目撃されたらしい。ベランダや外壁は共有部分なので修理をどうするのか自治会でもめているとのこと。
独り暮らし64歳とは自分ともよく似た年代だ。さして面白くない世の中だが、生き方によっては孤独や閉塞感に苛まれて負けてしまう人もあるということだろう。
黒海(寄り切り)露鵬
グルジアのサーカシビリ大統領の御前で快勝。こんな黒海は初めて見たように思う。政治の世界では資源戦争でロシア・プーチンのグルジア苛めが著しい。大統領の喜ぶ顔が映し出されていたが、溜飲をさげられたかも。いやスポーツに政治を持ち込んではいけない。
栃東(押し出し)朝赤龍
今場所の前半戦に賭け進退を決めるという。出来上がりは70,80%とのこと。それを裏付けるように快勝。
魁皇(寄り切り)旭天鵬
テーピングもなく、身体もよく動いているように見受けた。云うこと無しの快勝、今場所は楽しみ。
豊ノ島(下手投げ)琴欧州
カッコいい鮮やかな水色のまわし、小柄な豊ノ島が長身の琴欧州を下手投げに破った。作戦通りという、相撲の醍醐味を見せてもらった。
稀勢の里(突き落とし)白鵬
稀勢の里先場所より番付を落としたがそんなことは気にせず自分の相撲を取っている。白鵬黒星スタート。
安馬(寄り切り)千代大海
安馬の立ち会いが素晴らしい。千代大海完敗、黒星スタート。
時天空(送り倒し)朝青龍
西小結時天空は「右四つ」が作戦だったらしいが、そうはならずなんと後ろに回り込み横綱を捕まえてしまった。もうこうなればいくら横綱でも無理だった。豊ノ島同様、戦略を持って臨めばなんとかなるという見本のように思う。インタビューではまだ顔も緊張したまま、横綱を倒すのは如何に大変なことかが感じられた。
初日から座布団乱舞の大波乱で今場所は面白くなりそうだ。
米は多民族国家、親中韓メディアも多い。ニューヨーク・タイムス、ロサンゼルス・タイムス等の「慰安婦問題」での反日ぶりが目立っている。米紙の対日批判激化 「同盟国の信頼失った」 産経(2007/03/10 01:46)ホロコーストまで持ち出すとは仰々しい。国内でも「弁解がましいことは一切しない方がいい」と山崎拓氏が云い、小沢代表は「首相の従軍慰安婦発言、内外の不信感招く」などと云っている。いくら云われようと史実に勝るものはない。産経社説が主張するように放置せず根気よく反論してもらいたいものだ。
【ワシントン=山本秀也】いわゆる慰安婦問題で、狭義の強制性を裏付ける証拠はないとした安倍晋三首相の発言に対し、8日付のボストン・グローブ紙社説は首相発言が「近隣アジア諸国にとどまらず、同盟国たる米国の信頼も失った」と決め付け、ロサンゼルス・タイムズ紙の社説(7日付)が天皇陛下の謝罪を公然と要求するなど、リベラル系メディアを中心とした対日非難はエスカレートしている。
これら米紙の「客観的事実に基づかない報道」(加藤良三駐米大使)に対して、日本政府は管轄の在米公館を通じて反論を投稿する構えだ。しかし、対日非難に加わる米地方紙の増加や、ニューヨーク・タイムズ紙のように非難を繰り返すメディアの登場で日本側の主張はかき消されている。
ボストン・グローブ紙の社説は、安倍首相の発言が「日本のプライド回復で内政的には有利だろうが、対外的には悪いタイミングで日本を孤立に追い込む」と拉致問題の全貌開示を拒む北朝鮮と慰安婦問題をめぐる日本の姿勢を並べて描いた。 今月6日に慰安婦問題で日本非難の社説を掲載したニューヨーク・タイムズ紙は8日、1面の準トップ扱いで、シドニーで行われた元慰安婦らの抗議活動を報道。安倍首相について「戦時中の日本の過去を抑え込むことでキャリアを築いた民族主義者だ」と主張した。
ロサンゼルス・タイムズ紙の社説は「日本と近隣の国民とを最も和解させ得る人物は、昭和天皇の子息である明仁天皇」として「家族(昭和天皇)の名において行われたすべての犯罪への謝罪」を求めた。
慰安婦問題をめぐる下院決議案に関係する有力議員の多いカリフォルニア州では決議案を提案したマイク・ホンダ議員の地元紙サンノゼ・マーキュリー(6日付)も、首相発言について「ホロコースト(ユダヤ人虐殺)を否定するようだ」とのコメントを掲載。7日の社説では「下院は歴史の教訓を創出すべきだ」と決議案の採択を強く主張した。【主張】慰安婦問題 偽史の放置は禍根を残す 産経(2007/03/10 05:06)それにしても朝日新聞の捏造記事から端を発し河野談話に至った情報操作というのは恐ろしい。米議会ではこれまで何度も決議案の採択がとりあげられたが、日本側の説得で見送られてきたそうだ。韓国系移民は全米で約125万人に膨れ上がっており、80年代半ばからほぼ倍増。今回の決議案を支持したマイク・ホンダら3議員はいずれも韓国系移民が急増しているカリフォルニア州選出だった。うやむやにするといつまでも尾をひき、中韓の対日外交圧力にも利用されるだろう。
慰安婦問題に関する過去の官房長官談話が日本の名誉を傷つけ、日米関係にまで影を落としていることは由々しき事態だ。歴史の事実に対しては断固不当な政治解釈を排し、外交的には無用な摩擦を避ける知恵を要する。つまり戦略的対応が求められる。
その意味で、安倍晋三首相が国会で「官憲による強制的連行があったと証明する証拠はない」と答弁したのは、事実に誠実に向き合った結果であろう。米下院公聴会で証言した韓国人女性は、国民服の日本人男性に売春を強要されたと証言したが、日本軍に強制的に連行されたとは述べていない。
論点は慰安婦問題で国家の強制連行があったのか、あるいは身売りの娘に業者が介在したのかである。
しかし、「河野談話」が明確な裏付けもなく慰安所の設置に「旧日本軍の関与」があったと認めたために、彼女らが日本軍の「性の奴隷」であったとの誤った認識を広げてしまった。安倍首相が否定すると、米紙が真意をねじ曲げ、さらに誤解が拡散する。
首相は自民党の調査、研究に委ねる姿勢を示すことで、これ以上の外交的なマイナスの回避を図った。中国寄りのニューヨーク・タイムズ紙などは、首相の言動を歪曲(わいきょく)すべく虎視眈々(たんたん)と狙っている。彼らに批判材料を提供してしまうと、一般の米国人に間違った認識を与えてしまう。喜ぶのは日米の離間を狙う中韓である。
特に中国は、日本が国連常任理事国入りを目指すと、歴史認識を武器に反日キャンペーンに乗り出した実績がある。反日運動のいかがわしさに気づいた欧米のメディアから批判を浴びると、その欧米世論を味方に付けるよう方向を転換している。一部の米紙はその術中にはまった。
誤用の多い「レイプ・オブ・南京」の著者、アイリス・チャン氏の胸像を米有名大学に寄贈した中国人権発展基金会の幹部が、対日歴史批判に関し「欧米などへの宣伝を重視する」と述べていたのはその証拠である。
米国下院の慰安婦非難決議案と米紙の誤りには、首相が出るまでもなく、その都度、日本政府として訂正を求めるべきだ。歴史事実の誤認や誇張をそのまま放置すると、偽史が独り歩きし後世に禍根を残す。
米で行っている中共の反日工作は米国民の反日感情を盛り上げ、それが日本の反米感情を引き起こす。日米同盟は亀裂ーー>台湾、尖閣、沖縄への侵犯ーー>東アジアでの覇権 というのが中共のシナリオだろう。 「後世に禍根」とはこのことだろうと思う。この際、一時的に反日感情が沸き上がったとしても歴史事実の誤認を糺してもらいたい。
河野談話の前提再調査へ 従軍慰安婦問題で、首相(共同通信) - goo ニュース
先日『安倍首相が「(米下院対日非難)決議案は客観的事実に基づいていない。決議があっても謝罪することはない」と述べたことは画期的なことでよかった。』と当ブログでも書いた。いよいよその裏付け調査ということだろう。事実でないことを子々孫々云われ続け、貶められることはないはず。「中国、韓国など近隣諸国の反発も予想される。」とあるが中韓が主で近隣諸国は余計ではないか。戦後体制からの脱却の第一歩になればいい。
次男の地元K大学入試合格発表の日。親としてはやきもきしていたが、11時頃弾んだ声で電話がかかってきた。
「お父さん、合格したっぽいよ」という。「ぽい」とはなんだ。合格か不合格で中間はないだろう。どうやら興奮冷めやらぬ状態らしい。それとも照れているのか。「友達も一緒に見てもらったけど、お父さんもインターネットで確認して僕に電話して」という。他人から念押ししてもらわないと自信がなかったということらしい。早速K大学のHPをのぞくがアクセスが殺到しているらしく繋がらない。1時間ほどしてやっと表示された。ちゃんと載っているではないか。折り返し電話しお祝いを云ってやる。よく面倒を見てやってくれた7つ上の長男にもメールで知らせてやった。親の貧乏をよく承知してこれ一本、浪人覚悟だったらしい。昼すぎに長男からも電話があって大笑いした。
バラバラ家族になって9年、昨年の夏休み以来会っていない。まだ吹奏楽の部活をやっていて「もういい加減にして勉強しろよ」と云ったが、それから頑張って辻褄を合わせたらしい。まあとにかくよかった、やれやれ、これで心配することもなくなった。
夕飯を食いながらNHKを見ていたら「クローズアップ現代」で生活保護を取り上げていた。
ホームレスをダシにして生活扶助費をだまし取る詐欺が大阪で発生しているという。それにも増して驚いたのは、医療扶助の実態だ。急病で入院したホームレスの医療費を行政から医療扶助費として支給を受ける。ホームレスの自己負担はないから、病院は不要な検査まで行い、病名を沢山付けて長期入院させる。入院期間が一定を越えると支給額も減額されるので他の病院に転送する。患者をやりとりする同類の病院ネットワークが出来上がっているという。経営不振の病院がそうやってかろうじて生き延びているそうな。行政も病気のホームレスの扱いに困り病院の請求通りに支払っているという大甘な事態だ。三者なれあいだが、その金額は全国で一兆円にものぼるらしい。税金だか健康保険だか知らないが無駄使いが此処にもある。裏道抜け道巧妙な手口がいろいろあるものだ。
金属盗んでどうするの? 北京五輪特需で高騰続く中国へ 産経(2007/03/05 05:36)半鐘泥棒は背の高い人のニックネームになったりしたが、今は正真正銘の半鐘泥棒が跋扈する。倉庫に積んである銅線や公園のステンレス遊具や車止めも盗まれた。何故だろうと思いきや北京五輪特需だそうな。業者は盗品と知りながら買い取るのだろうか、加工し輸出するらしい。中国の株市場は値下がりが著しいという。要らぬ御世話に余計な心配かも知れないが代金が回収できなかったら骨折り損のくたびれもうけ、危ない橋は渡らない方がいいと思うが。
公園入り口の車止めや工事現場の銅線、火の見やぐらの半鐘、墓石の線香皿、水道の蛇口…。各地で金属盗が相次いでいる。都内では今年に入ってからの2カ月間で、約200件。金属なんか盗んでいったいどうするのか。捕まった容疑者らは「高く売れるから」と口をそろえる。業者に買い取られた盗難金属は、北京五輪を控え経済成長が著しい中国へ。需要が多いから盗んできて売れば、すぐに金になる。金属盗が続発する背景がそこにある。
増えるステンレス
警察庁によると、昨年1年間に全国で発生した金属材盗難は約5700件、被害総額は20億円にも上る。今年に入ってからは連日のように発生しており、被害は拡大する一方だ。
昨年との違いは、ステンレス盗の増加。都内では昨年16件だったが、今年は2カ月ですでに90件もあるという。
「1キロ当たり150円で(リサイクル業者に)転売し、1回当たり10万円稼いだ」。横浜市で昨年11月、側溝のステンレスの蓋(ふた)を盗み逮捕された容疑者はそう供述。この事件が報道された後、ステンレス盗は急増したと、ある捜査関係者は指摘する。
「去年までの金属材盗難は銅線が多かった。この事件で、盗む側は『ステンレスは銅より高く売れる』と知ったのではないか」・・・・つづき
首相、「謝罪の必要なし」 慰安婦問題、米下院で決議されても 産経(2007/03/05 11:39)「狭義の」という注釈が意味不明だが、国会の予算委員会での質問に、安倍首相が「(米下院対日非難)決議案は客観的事実に基づいていない。決議があっても謝罪することはない」と述べたことは画期的なことでよかった。
安倍晋三首相は5日午前の参院予算委員会で、米下院に提出された慰安婦問題をめぐる対日非難決議案について、「決議案は客観的事実に基づいていない。決議があっても謝罪することはない」と述べ、決議案に強い不快感を示した。
また、首相は、慰安婦問題を謝罪した平成5年の「河野洋平官房長官談話」について「基本的に継承していく」と明言。その上で「官憲が家に乗り込んで人さらいのように連れて行くような強制性はなかった」と述べ、狭義の強制性を重ねて否定。米下院の公聴会で証言した元慰安婦の証言についても「裏付けのある証言はない」と述べた。
民主党の小川敏夫参院幹事長への答弁。小川氏が「きちんと謝罪しないと、日本が戦争に対する反省をしていないと受け取られる」と主張したのに対し、首相は「戦後60年の日本の歩みは高く評価されてきた。小川氏は日本の歩みを貶(おとし)めようとしている」と強く反発。「小川氏は決議案が正しいと思っているのか」と切り返す場面もあった。
いずれにしろ現代史家の先生はこの問題の元凶となった吉田清治氏の著書がフィクションであることを暴き、韓国の先生の中にも「従軍慰安婦は日帝が強制動員したのではなく、当事者が自発的に参加した商業的な売春と同時に公娼制だった」 と言う主旨の発言がある。そして河野氏自身が「強制的に連行されたものかについては、文書、書類では(証拠は)なかった」と述べているのである。国を挙げて毅然として事実でないと主張する絶好の機会だろう。
半島帰化人といわれる教祖池田某の宗教団体を基盤にする公明党太田代表はやはり以下のような発言をしている。河野談話見直し必要なし 公明・太田代表 産経(2007/03/03 03:23)また民主党小沢代表までもが以下のように述べたそうだ。
公明党の太田昭宏代表は2日の会見で、自民党の議員連盟が慰安婦問題に関する平成5年の河野官房長官談話の修正を求めていることについて「公明党は河野談話を支持し、それをもとにして対応してきた。継承することが大事だ」と述べ、修正の必要はないとの認識を示した。首相の従軍慰安婦発言、小沢代表「内外の不信感招く」(2007年3月4日22時30分 読売新聞)いずれも日本の国会議員とは思えない発言、彼ら自身の歴史認識が問われるべきで、日本を貶める政党ということだろう。
民主党の小沢代表は4日、青森市で記者会見し、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐり、安倍首相が「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と語ったことについて「安倍首相自身の歴史に対する認識が問われている。外国からだけでなく、国内的にも不信感を招く恐れがある。もう少し自分の理念をはっきりと示したうえで、結論を言わないといけない」と指摘した。
「従軍慰安婦」河野談話にはやはり裏取引のようなやりとりがあったという。河野談話 慰安婦「強制性」に韓国から働きかけ 産経(2007/03/01 11:00)人気政治ブログによると、河野氏は産経新聞の取材にも逃げ回っているそうだ。確かな証拠もなく韓国の強弁に屈してしまったようだ。そしていつまでも外交カードに利用され、プロパガンダに利用されるという情けない事態になった。河野氏は経緯を公に説明し、「談話」を取り消すことはできないのか。
宮沢内閣末期の平成5年8月、河野洋平官房長官(当時)は「慰安所の設置、管理および慰安婦の移送は旧日本軍が直接、間接に関与した。慰安婦の募集は、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、甘言、強圧によるなど本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、官憲等が直接これに加担したこともあった」とする談話を出した。
官憲による慰安婦募集の強制性を認めたもので、韓国などにより、日本政府が正式に慰安婦の強制連行を認めたと拡大解釈、宣伝された。
しかし、談話の根拠は元慰安婦女性からの聞き取り調査だけで、9年3月の参院予算委員会で平林博内閣外政審議室長は「個々の証言を裏付ける調査は行っていない」と答弁。河野氏自身も同年、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の会合で「強制的に連行されたものかについては、文書、書類では(証拠は)なかった」と述べている。
証拠がないにもかかわらず、政府が強制性を認めたのはなぜか−。
河野談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官によると、当時、韓国側は談話に慰安婦募集の強制性を盛り込むよう執拗(しつよう)に働きかける一方、「慰安婦の名誉の問題であり、個人補償は要求しない」と非公式に打診していた。日本側は「強制性を認めれば、韓国側も矛を収めるのではないか」との期待感を抱き、強制性を認めることを談話の発表前に韓国側に伝えたという。
快晴。先週は多紀アルプスの主峰御嶽と東側の小金ヶ嶽を歩いた。今日は三嶽の残り西側に連なる西ヶ嶽を歩いた。登山口まで例によってバイクで行った。前夜の放射冷却で山間部の道路の凍結が怖いので日が充分に登ってから出発した。
176号線の丹南橋で右折するつもりだったが行きすぎてしまった。走る前に地図を眺めて記憶しようとするのだがなかなか覚えられない。舞鶴若狭道が右にだんだん離れていくのでおかしいなと気付く。長安寺で右に折れ東進し97号線に出る。宮田川沿いに北東に走り栗柄に到着した。村にある小さな広場に多紀連山の案内板が設置されている。その一角に駐めさせていただいた。(写真:御嶽展望岩から見た西ヶ嶽)
栗柄登山口(11:20)〜愛染窟(11:50)〜西の覗き(12:30)〜多紀連山稜線(12:50)〜西ヶ嶽(13:15-昼食-14:05)〜藤岡への分岐(14:20)〜栗柄口・登山口(15:15)=宮田川土手歩き=栗柄(15:30)
八柱神社の周辺は工事中でその前を通り過ぎると登山口があった。そこから愛染窟までは鬱蒼とした杉林の古い石段を行った。今日はなかなか調子が出ず、途中で何度も一息入れる。
愛染窟は8畳くらいの広さがあるだろうか。暗い隅に石仏が祀られており、壁面からは清水が滴っている。上を見る岩の割れ目から青空がのぞいていた。
愛染窟を過ぎると尾根筋に近くなり冬の木々の間から視界が開けてきた。急な斜面や岩場の要所々々には鎖が設置してある。北に面する壁面にはつららが残り、溶けた氷が道に散らばっていた。
「西の覗き」から下を覗いてみた。直下に松の枝があって高度感はあまりなかったが、そこを過ぎて尾根筋から振り返ってみると絶壁であった。以前TVで大峰山の半身をのりだしてする懺悔の行を見たが、此処でも盛んに行われたのだろう。
傍らにまばらに雪が残る熊笹の道を上ると西ヶ嶽頂上に着いた。上空は唯々青い。弱い冬型の気圧配置で風があったためか遠方の山々の稜線もくっきりとしている。北には雪を頂く山もあった。南は六甲の山並みまで今日はよく見えた。
少し遅い昼食をとり、眺めを堪能して頂上を後にした。西の栗柄口登山口を目指して降りていった。途中尾根筋で西側の眺望が開けたところがあった。千ヶ峰や笠形山、姫路の明神山、七種山らしき小さな山々を望むことが出来た。
下山道は急でどんどん高度を下げる。延々と丸太風プラスチックの階段で整備されているので迷うことはなかった。遠くで一度鉄砲の音を聞き緊張する。冬日が射す明るい雑木林を過ぎると鬱蒼とした杉林に入った。ちょろちょろとした小さな流れが谷川になり沢音が賑やかになった。前方が明るくなると農家の庭先に出た。
帰路、今田薬師温泉に寄って汗を流した。夕日が裏山を染め暗くなってきた青空にくっきりと月が昇ってきていた。
日が落ちると冷え込みは厳しく、帰宅する頃にはせっかく温もった身体は冷え切ってしまった。
バイク走行 136km 帰宅 19:15