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「台湾の声」というメルマガで台湾二二八革命五十九周年記念という記事があった。日本でも各地で講演会が開かれている。
私などはこのようなメルマガを読むまでは、恥ずかしながら知らなかった。
WikiPediaより
「二・二八事件(ににはちじけん)は、1947年2月28日に台湾の台北市で発生した後、台湾全土に広がり、40年間かけて終結した事件である。台湾人の間では台湾大虐殺と呼ぶ人も多数いる。
1947年2月27日、台湾の台北市で闇市のタバコ売りの女性を密売取締員が殺傷する事件が起きた。これに端を発し、本省人による、外省人や国民党軍や国民党政府への抗議行動や暴動が2月28日(二・二八)から台湾全土に広がった。これに対して国民党政府が武力による大規模な掃討と鎮圧(弾圧)を40年間にわたって行なった。」
「当初、国民党政府は本省人側にたいして対話姿勢を示していたが、実際のところそれは時間稼ぎに過ぎず、翌月、多人数の援軍が大陸から到着してからは、国民党政府による大弾圧が始まった。日本統治下で高等教育を受けたエリート層の多数が逮捕・投獄され、国民党軍が一般市民にも無差別的な発砲を行っていたとする証言は多数ある。約3万人が殺害・処刑されたといわれ、死者数を確定しようとする試みは、いまも政府・民間双方の間で行なわれている。
このとき発令された戒厳令は40年後の1987年まで継続し、国民党政府による、いわゆる白色テロや強権による暴力支配は永らく続いた。国民党が戒厳令を解除し、民主化がはじまった1987年の後も、戒厳令は解除されたとはいえ、国家安全法によって言論の自由が制限されていた。民主化が実現するのは、李登輝総統が1992年に刑法を改正して、言論の自由が認められてからのことである。」
「この事件は、長らく一般市民の間で密かに語り伝えられ、公(おおやけ)に発言することはタブーとなっていた。しかし時が経つに連れ、弾圧していた側の国民党政府も、大陸の中国共産党と対峙する過程の中で次第に台湾化していき、1988年に李登輝が本省人として初の総統に就任して以降、本格的な民主化時代がはじまる。1989年に公開された侯孝賢監督の映画『悲情城市』は二・二八事件を直接的に描いた初めての劇映画であった。この映画がヴェネチア国際映画祭で金賞を受賞し、二・二八事件は世界的に知られる事となった。これを皮切りに、事件当時の証言や告発をする動きがみられるようになり、政府に対する反逆として定義されていた二・二八事件も、現在は自由と民主主義を求める国民的な抵抗運動として公式にも再評価されるに至っている。
なお、二・二八事件については、当時台湾共産党が国民党政権を倒すということから民衆の蜂起を煽った面もあるとの指摘があるほか、特定の政治勢力が、いたずらに本省人と外省人という省籍矛盾を煽って政治的な主導権を握るために二・二八事件を利用し、歪曲している側面もあるとの意見がある。」
事件の背景
「1945年に日本から中華民国に接収された直後、台湾には大陸から蒋介石率いる中国国民党政府の官僚や軍人がやってきて行政を引き継いだ。彼らは大陸の戦線で日本軍と対峙してきたため、日本に対する強い敵意があり、台湾の人々に対しては解放された同胞というよりも、敵国に洗脳された敵性国民というイメージを抱いていた。
一方、台湾の人々(本省人)は台湾に来た国民党政府の官僚や軍人らが腐敗していたこと、また物価高騰、失業の深刻化、治安の悪化などにより、期待は失望へと変わり、国民党政権に対し、極度の不満を募らせていったことが、この事件の背景にあった。」
米俳優デニス・ウィーバーさんが亡くなったそうだ。
1960年代(昭和35〜)米のTV映画が怒濤のように放映されていた。その中で好きだったのがこの西部劇「ガンスモーク」。ドンパチだけでなく、シブイ大人の西部劇だった。マット・ディロン保安官(ジェームズ・アーネス)の助手チェスターを演じていた。チェスターは人のいい足の悪い保安官助手であった。他に酒場の女経営者キティ、医者のドクなどが登場する。
環境問題でも活動、警部マクロードのウィーバー氏死去 読売新聞2006年2月28日(火)
AP通信によると、米俳優デニス・ウィーバー氏が24日、がんによる合併症のためコロラド州の自宅で死去。81歳。
1970年代に日本でも放映されたテレビドラマ「警部マクロード」では、ニューヨークの街で馬に乗って活躍する型破りな警部を演じ人気を集めた。スピルバーグ監督の映画「激突!」にも主演した。
環境問題や貧困対策に取り組み、ロサンゼルスで貧しい人に食事を提供する活動などに携わった。(ロサンゼルス 古沢由紀子)
マットの声はロイ・ジェームスさんが吹き替えていた。チェスターの声は覚えているが声優の名前が出てこない。訃報記事では主役を演じた「警部マクロード」を書いていたが、私などはこの「ガンスモーク」の方が印象深い。
西部劇と言えば他に、「ボナンザ」や「ローハイド」などよく見たなぁ。
先月胃の検査後続いていた痔出血が、ここ2,3日止まっている。すり下ろしたリンゴにヨーグルトを混ぜ毎日食べたのが効いたのかもしれない。この調子を覚えておかなければ。
大腸癌検査の結果も白と知らせがあった。一安心。
【大紀元日本2月22日】中共政権の機関紙「中国青年報」の特別週刊「氷点」は「現代化および歴史教科書」の文章を掲載し、中共の歴史解釈を批判したため (*)、旧正月の前に停刊処分を受けた。この事件は国内外の世論とメディアの関心を集め、特に元共産党宣伝部長・朱厚沢氏を含む十三人の引退した中共高官が抗議声明を発表したことで、国内知識人層にも波紋を広げている。国内の強い反発のため、中共宣伝部は停刊命令を撤回し、総編集長・李大同氏と副編集長・盧躍剛氏の二人を解任するなどの条件で、3月1日から同誌を復刊させると公表した。・・・
「冰点」停刊問題 ほころび見せた愚民政策 2006/02/26 産経新聞主張
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党側は、論文を「史実をねじ曲げ、中国人民の感情を傷つけた」と、日本の歴史教科書批判に似た理由で、同紙の停刊を命じた。編集長の李大同氏の抵抗に、広範な知識人が同調したのは、刊行物の発禁・停刊、番組の放送禁止など言論弾圧が続く状況に危機感を募らせていたからだ。
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胡錦濤政権のイデオロギー、宣伝工作は極めて保守的で、メディアは党の喉舌(宣伝手段)と繰り返し強調している。「二本の棒」(ペンと鉄砲=宣伝と軍隊)を独裁権力の支柱とした毛沢東の教えは、中国の経済が発展、国際化が進み、社会が一変した現在も不変の法則になっているようだ。
言論の自由は、民主主義の根幹である。中国では、それが頻繁に侵され、メディアの監視機能が低下、腐敗蔓延(まんえん)の一因とも指摘される。しかし、共産党は「社会の安定」との名目で、インターネットを含め統制を強める構えだ。それに対し党宣伝部の解体まで要求した知識人たちの批判はやみそうもない。事実から国民の目をそらせる愚民政策は情報化時代にほころび、一党独裁を脅かし始めたかのようだ。
このような事態になっていても、情けないことに日本国内では「首相が靖国参拝やめれば中韓の反日は丸くおさまる。竹島や尖閣などの領土問題も、靖国参拝しから悪化した」という役人、議員、国民が実に多い。
ジャーナリスト大高未喜さんのブログに、ある外務省役人のコメントが紹介されていた。
『靖国神社問題は中国にとってどうでもよい問題(何の権益も係わらず、何も喪う物のない気楽な問題)で、いつでも引っ込めうる代物だとの話を聞いたことがあります。そんな問題を深刻に受け止め振り回されている(踊らされている)的はずれの日本人は本当に救いがたい気がしますね』
外務省にもこんな健全な考え方の人がいるのである。
夜明けをまたず目が覚めてしまった
外を見ると暁けの明星と月が残っていた
太陽が顔を出したのは6:52
あたりまえだが
一秒たりとも休みなく天体は運行している
トリノ五輪フィギュアでアジア初の金メダルを獲得した荒川静香選手。
7時半からフリーの演技が放送された。すっかり魅了され2回も見てしまった。
外国メディアも「気品」「荘厳」「成熟した美」といった表現で称賛した。通常、米国の金メダル獲得時以外は、表彰式の国歌を流すことはないらしいが、NBC-TVからは「君が代」が流れたそうだ。
昔見たジャネット・リンは、可憐な妖精のようなスケートで印象に残っているが、荒川選手はそれとは対照的な大人の気品、スケールの大きい美しさがあった。
村主章枝選手も4位と健闘。18歳の安藤美姫選手は果敢に4回転に挑戦したがおしくも転倒。しかし力を出し切り悔いはないと自己分析していた。今後が楽しみ。
竹島の日 固有の領土を銘記したい 2006/02/22産経新聞【主張】
二十二日は、島根県が条例で定めた初めての「竹島の日」だ。竹島が日本固有の領土であることを、県民のみならず、日本国民が忘れずに胸に刻む日としたい。
この日、松江市では「『竹島の日』の集い」「竹島を考えるフォーラム」などの啓発イベントが開かれるが、外務省の担当者や県選出の国会議員らは出席を見送った。韓国を刺激しないための配慮とみられる。地元の盛り上がりに比べ、政府のやや腰の引けた姿勢が気がかりである。昨春、「竹島の日」条例が制定されたとき、韓国側の反発は尋常ではなかった。
島根県と姉妹提携していた慶尚北道が同県との交流を中断したのをはじめ、他の自治体との姉妹提携も次々と中止や延期を通告された。韓国政府は、竹島を日本領とした教科書記述の削除まで求めてきた。今年は、一転して静観する意向のようだ。
韓国が竹島の国際問題化を恐れているからだといわれる。その一方で、竹島観光ツアーを解禁したり、韓国国会の国防委員会が竹島を視察するなど、着々と既成事実化を図っている。この韓国の静観ペースに日本が合わせていたのでは、竹島が日本に返ってくる日はますます遠のく。
韓国国会の視察に対し、日本はソウルの大使館を通じ、書記官が韓国側に電話で抗議しただけだが、もっと強い抗議の意思を示すべきだった。
竹島は島根県隠岐島の北西約百五十七キロに位置し、二島(東島と西島)と数十の岩礁から成る。江戸時代から日本の漁民が幕府から拝領し、実効支配してきた。付近は、サザエ、アワビなどの宝庫として知られる。
明治三十八(一九〇五)年、竹島を島根県の一部とする閣議決定が行われ、同県が竹島を所管する告示を出した日が二月二十二日だ。竹島は歴史的にも法的にも、まぎれもない日本領土なのである。
戦後、独立した韓国の李承晩政権は竹島を韓国領とする「李ライン」を一方的に設定した。これに対し、日本は何度も抗議し、国際司法裁判所に提訴することを提案したが、韓国はこれを拒否し、不法占拠を続けている。韓国が国際社会で重要な位置を占めるためにも、日本の提案に応じ、公正な第三者の判断を仰ぐべきである。
韓国を刺激しないため役人や国会議員が集いに出席しなかったという。弱腰外交で竹島も北方領土も返還を求めるのが至難のわざになっている。 今日のニュースでは、ソウルの日本大使館前では、韓国の市民団体が「竹島の日」に抗議し、日の丸を焼くなどして相変わらずである。刺激しない配慮など無駄だったということ。
滋賀県園児殺害事件の犯人は中国出身の女性で、結婚仲介業者の斡旋で日本に嫁いできたという。
「文化の違いでストレスも」(22日毎日新聞)との記事があったが、自分の娘の目前で起こした惨劇で、悪夢のような事件だった。ご主人の気持ちを思うとやるせない。
もちろんそのような女性ばかりではなく、先日もベトナムから農家に嫁いできた女性のTVドラマがあった。同化しようと懸命な様子が胸を打った。
しかし、やはり農家に嫁ぐ日本女性が少ないのは気がかり。昔と違い、立派な家で洗濯機、耕耘機もありで重労働は軽減されていると思うし、大地に根をおろし夫婦や親と同居で子育てをしながら働けるのはいいと思うのだが、そのようなたくましくも賢明な大和撫子はいなくなったのだろうか。
中国、日本の防空識別圏へ侵入急増 偵察活動を既成化 2006/02/21産経新聞
東シナ海の「情報戦」が激化している。中国は自衛隊の活動監視などで東シナ海に航空機と監視船を頻繁に出動させたことを公表したが、防衛庁によると、日本の防空識別圏に侵入した中国機による電波収集活動はこの一年間、急増。中国側による公表は「偵察活動を既成事実化する戦略」(防衛庁幹部)とみられる。「情報戦」に有効な対抗措置が取れない日本の領空に近づく布石ともいえそうだ。(半沢尚久)
中国国家海洋局は昨年の「中国海洋行政執法公報」を公表。その中で一昨年七月から昨年六月にかけ、海洋監視航空機を百四十六回、監視船も十八回、日本が排他的経済水域(EEZ)の境界線と主張する東シナ海の日中中間線周辺に出動させたと明らかにした。
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防衛庁によると、中国機に対する空自のスクランブルは、平成十四年度はゼロ、十五年度は二回、十六年度には十三回だった。だが、今年度は上半期だけで三十回と急増し、下半期も増加傾向は続いている。
中国の偵察機は東シナ海のガス田周辺を飛行し、自衛隊の航空機や基地が出すレーダーの周波数などの電子情報を収集している。この情報を分析し、戦闘機で攻撃する際、日本の防空レーダーを妨害電波で無力化する狙いがある。
中国の偵察活動について、「自衛隊の対処を見極めながら、徐々に行動範囲を広げてくる」(制服組幹部)との分析がある。最も中国寄りに設定された日本の防空識別圏に入り、次に日中中間線を越えるという既成事実を積み重ねた上で、最後に日本領空に近づくというものだ。そのときには、自衛隊の電波はすっかり収集されている可能性も高く、「スクランブルだけでは偵察活動への抑止にならない」(政府筋)との危機感も強い。
今回の中国国家海洋局の公表も、日中両国が対立しているガス田での中国側の権益のために、航空機や船舶を出動させたという“正当性”を強調する意味合いが強い。日本側が黙認すれば、中国側はこの主張を盾に、偵察活動をさらに活発化させてくるとみられる。・・・
一党独裁の中共、上から下までその戦略は首尾一貫している。侵略はこうやって始まるのだな。
高校独自科目に「日本の文化」 兵庫県、歴史教育を充実 2006/02/20産経新聞
== 日本人の自覚、誇り養う ==
兵庫県は二十日、高校教育における日本史教育の充実を図るため、県立高校の独自科目として「日本の文化」(仮称)を創設、各高校に新教材を配布することを決めた。高校の必修科目から「日本史」が外されている現状を重く見て、日本の伝統芸能や文化史などの歴史教育を充実させる。選択科目の中の「学校設定科目」に位置づける方針で、平成十八年度予算に関連事業費四百万円を計上する。
大学受験で世界史や地理を選択する受験生が増えていることから、多くの高校で日本史が選択科目となり、高校で日本史を学習しない生徒も出ている。また、修学旅行で海外を経験した高校生の多くからは「日本のことを外国人に聞かれても説明できなかった」との感想も漏れている。
県教委ではこうした現状を重視、日本人としての自覚と多様な文化を尊重できる態度を育成するには「足元からの日本史教育が不可欠」と判断、独自科目の創設を決めた。
新教材開発の基本方針を定めるため、県教委に学識経験者や県立高校長、県立高教員を委員とする構想委員会を四月にも設置。基本方針が固まり次第、教材開発を行うため学識経験者や県立高校長らを委員とする開発委員会を設置する。およそ一年間かけて内容を吟味、検討する。
県教委では「日本人の誇り、アイデンティティーが失われつつある。国語のスピーチなど学習指導要領にはない独自の科目を設けている高校は多く、県で独自科目を創設しても問題はない」と説明。教材は「伝統文化」に中軸を置く予定だ。
県は二十一日開会の県議会に関連事業費を盛り込んだ来年度予算案を提出するが、歴史認識についての見解をめぐって議会の一部からの反発も予想される。
非常にいい、すばらしいことだ。
私などはもう一度いっしょに勉強させてもらいたいぐらいだ。日教組、共産党、社民党、公明党などの反発が予想されるが、是非実現し未来の国際人を育ててもらいたいと思う。
メルマガ「台湾の声」より
怖いです。中国の公開した残酷極まる処刑場面です。読売などの新聞に提供し世間の人々にご周知されるようお願いします。 台湾 宋貴順より 02/16
博訊ネットニュースのサイトの2004年12月13日の掲載記事。中国での死刑執行場面で、頭が吹き飛ばされた後の写真もある。同社では、写真を見た結果心理的に異常を来たしても責任を負えないとし、耐えられない人は見ないようにと声明したうえで掲載している。撮影日などは不明とされている。
受刑者の人間としての尊厳を損なうために行っているものと見られるが、恐怖によって独裁支配を維持しようとする中国政府の狂気を示している。日本がこのような人間の尊厳を否定する圧制国家と「友好的な関係」を持つこと は道義的に疑問がある。このような中国に国連が拒否権を与えていることも理解に苦しむ。
多くの兵士の前で屋外で複数の死刑囚が同時に処刑されている。吐き気を催す写真だった。気の弱い人は見ない方がいいだろう。
また、中国では死刑の執行で使用した銃弾3発の代金を遺族に請求するそうだ。
遺体は300人民元から600元ぐらいで臓器売買の問屋に卸している。金になるものを無駄にしないのは中国の役人だという。
日本の媚中派、親中派議員、中共の代弁新聞社はどうみるのか。
米では、中国進出のIT企業が共和、民主両党の議員や人権擁護団体などの代表らからも道義の欠如を糾弾されている。
しかし、このような写真がネット上に漏れ出てくると言うことは中共の言いなりに検索制限をかけたとしても言論統制が不可能なことを示している。
サンテレビが週末いい映画をやっている。
1969年ヒチコックのキューバ危機を背景にしたスパイスリラー。映画通ではないがこの監督の映画は当たりはずれがないと思う。大仰な音響やCGで驚かされるわけでなく、淡々と展開するけれども引き込まれる。
耳が遠いほうなので字幕スーパーというのもありがたい。CM回数も少ない。久しぶりに楽しませてもらった。
米ソ冷戦時代が懐かしいといえばおかしいが、今や米中の駆け引きが同じようにあるのだろう。日本は平和ボケでスパイ天国といわれている。
国会は妙なメールで紛糾しそうだし、幼稚園児が同級生の母親に惨殺されるという事件が起きた。何かが狂ってきているような気がする。
防衛庁「省」昇格、首相が今国会提出見送り示唆 2006/02/13 産経
小泉純一郎首相は13日昼、防衛施設庁発注工事をめぐる官製談合事件を受け、防衛庁の「省」昇格法案の今国会提出見送りの可能性を示唆した。首相は「ゆっくりと協議してもらえば(よい)。急ぐとか慌てるとかではなくて、よく協議していただくと(いうことだ)」と述べ、自民、公明両党の協議を見守る考えを示した。官邸で記者団の質問に答えた。・・・
防衛庁「省」昇格は近頃の中共の軍事脅威におおいに抑止効果があると思われたが、談合事件であえなく先延ばしになった。談合事件の成敗と防衛庁の「省」昇格法案の今国会提出とは別問題とはいかないのだ。
「皇室典範改正・今国会提出見送り」はよかったが、これはどうか。
対中ばかりに焦点 戦略性ない NHK 2006/02/15より
「安倍官房長官は、14日の衆議院予算委員会で、小泉総理大臣の靖国神社参拝によって冷え込んでいる中国との関係について、「外交は、世界全体を見渡して考えるべきで、中国との関係ばかりに焦点をあてるのは、戦略性がない」と述べました。
この中で、安倍官房長官は、アジア外交の現状について、「小泉内閣はダイナミックにアジア外交を展開している。例えば、インドとは、経済面だけでなく、安全保障の分野についても、戦略的なパートナーとして協議していこうと、両国で新たな合意を結ぶなど、非常に関係が強くなっている」と述べました。そのうえで、安倍官房長官は、冷え込んでいる中国との関係について、「大切なことは、世界全体を見渡しながら、日米関係を強化し、東南アジアの国々とは、自由貿易協定をスピード感をもって結ぶといったことに取り組むことだ。中国との関係ばかりに焦点をあてるのは、戦略性のない考え方ではないか」と述べました」。
うじうじと虐められる日本外交をみていると精神衛生上よろしくないが、この安部官房長官の発言はやっと良くなってきたかという感じだ。
麻生太郎外相は4日講演会で、日本が植民地支配下の台湾の義務教育に力を入れたと指摘した上で、「台湾はものすごく教育水準が上がって識字率などが向上したおかげで、今、極めて教育水準が高い国であるがゆえに、今の時代に追いつけている」と述べた。
例のごとく中共は猛反発している。台湾は実質的には中共とは別の国だ。日本政府は「一つの中国」として台湾を認めなていないが、安全保障の分野で身近で親日的な台湾を戦略的なパートナーとして後押しすることはできないのかと凡夫は思うのだが。
快晴の一日。藍那から白川の里を歩いた。しあわせの村の西側にある山中に徳川道がある。
藍那から2時間ぐらい南に向かって歩くと白川に着いた。途中古い道標があり、振り分け荷物に三度笠の兄さんやお侍さんが行き来したのかもしれない。道標にある年代から見ると六甲山中にある徳川道よりさらに古いと思われる。
白川の里は白川台の一番奥まったところにあり、時折車が通る程度でしずまりかえった村だ。少し南に行くと、大きなマンションが建ち並ぶニュータウンになる。
白川の里の山中(高御座山)には雄高座、雌高座と呼ばれる巨大なテーブル状の岩があった。イザナギ、イザナミの神様が日本国を造ったあとこの岩でお休みになったと伝えられる。雄高座は南側が開け須磨の山々や淡路島が望まれる。淡路島は最初に造ったおのころ島である。4〜50mほど離れた雌高座の方は見晴らしは悪く山中にひっそりとある。
白川から東に伊川をさかのぼっていくとしあわせの村のデイキャンプ場に出る。
朝10時から歩き帰宅したら4時半であった。
いや、まだまだ。むかし、春分の日に雪が降ったことがあった。
午後は嘘のように晴れわたった。
気温9度と冷たいが天気予報は一日中晴れといっており歩きにでかけた。
先日に続きで藍那から徳川道を歩くつもりだったが途中で古い道標を見つけた。「こを○」とある。○は欠けていて読めない。地図を見るとずっと西の先に木見峠がある。○は「み」に違いない。かねてから藍那から大山寺(温泉)まで歩く道がきっとあるはずだと思っていたが、これのことだったのだなと予定変更した。
尾根道で見晴らしはよくないが、冬の山道は木が葉を落としているので明るく、木々の間から遠く須磨の山々が見えた。ここも国営明石海峡公園の予定地なのか所々調査中の標識があった。2時間あまり野鳥の声や梢をきる風の音を聞きながら歩いた。坂を下りると突然道が途切れ工事用の車道にとびだした。どうやら公園予定地の西の端にあたるらしい。その先から自動車音が聞こえてきた。おまけに進入禁止の金網のフェンスだ。こっちは外に出たいのにえらいことになったなと思い乗り越えられそうな所を探した。幸い向こう側にコンクリートの土手が高くなっているところがあり、リュックを先に渡しこんだ。そしてフェンスの上に両手をかけ力いっぱい身体を引き上げ乗り越えることができた。
フェンスを越えると神戸淡路鳴門自動車道が下に走っており、向こう側に渡る歩道橋があった。これがどうやら地図にある木見峠らしい。
歩道橋の向こう側は一般道がある。車道歩きは避けたいので大山寺の里まで遠回りでも山道を歩きたいのだが、地図にあるような道は見つからなかった。田んぼの向こう側に山に分け入る道がないものかと期待しながら歩き始めたが、とうとう見つからず延々2時間近くコンクリート道を歩いた。
山中は優雅な?風流人のつもりだが、歩道のない一般道を歩くのは惨めでつらいものがある。「ハイキングコースでもないところを歩くやつはおらんでぇ、いい道だったんだがなぁ」と心の中で葛藤を繰り返し大山寺についた。
大山寺温泉はラジウム温泉で近年「なでしこの湯」と名前を変えた。地域興しで地場産の野菜売り場なども設けられていた。天気がいいせいか中高年のお客さんがほとんどだった。帰りは地下鉄学園都市駅までシャトルバスが送ってくれた。これも以前はなかったはずで、いろいろ集客に工夫をこらしているようだ。
首相、皇室典範改正で今国会提出見送りを示唆 産経 2006/02/08
小泉純一郎首相は8日午前の衆院予算委員会で、女性、女系天皇を認める皇室典範改正について「誰もが改正が望ましいという形で成立するのが望ましい。政争の具にしないように慎重に取り組んでいきたい」と述べ、今国会への提出を見送る可能性を示唆した。
安倍晋三官房長官は同日午前の記者会見で、国会提出時期について「普通の法律と違う。今の時点でいつまでと申し上げることは適切でない」と述べた。・・・
紀子さまのご懐妊が、「皇室典範改正」国会上程を止めた。皇室、小泉首相、国民にとっても運が良かったと言えるのではないか。もし国会上程されていればとても粛々とは論議されなかっただろう。そして小泉首相は後年希代の悪首相として歴史に名をとどめるやもしれなかった。
秋篠宮妃紀子さま、第3子ご懐妊 産経 2006/02/07より
秋篠宮妃紀子さま(39)が懐妊されたことが7日分かった。宮内庁関係者によると、妊娠約6週間で、今年9月か10月にご出産の予定という。秋篠宮さま(40)と紀子さまにとっては長女、眞子(まこ)さま(14)、二女、佳子(かこ)さま(11)に続く3人目のお子さまになる。天皇、皇后両陛下にとっては、皇太子家の長女、愛子さま(4)に続く4人目の孫となられる。
男子が誕生されると、皇室では1965年の秋篠宮さま以来41年ぶり。皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに続く第3位。今国会にも法案が提出される予定の皇室典範改正の論議にも影響しそうだ。 小泉純一郎首相は7日夕「有識者会議の報告書に沿って法案を提出する準備をしている」と述べ、今国会に改正案を提出し、成立を目指す方針に変わりないことを強調した。・・・
予算委員会に出席中の小泉首相は秘書官から耳打ちされ顔色が変わったそうである。
午後、牡丹雪から雨に変わった。
確定申告書作り。赤字なので経費の集計が面倒なだけになってきた。
廃業して雑所得方式にするかそろそろ考えねばならない。
パソコン・ソフト大手のマイクロソフト、web検索ソフト大手のグーグルが中共の言論統制に協力している。
米の企業活動倫理に反するはず。億万長者といえども金はいくらあってもいいものらしい。
MS社、中国の情報検閲に協力、ブログ削除方針も【大紀元日本2月3日】
世界最大手のソフト開発会社マイクロソフト(Microsoft)は先日、ブログ(ネット日記)の管理綱領を発表した。
中に、現地国の法律に触れる内容を掲載するブログを削除する方針も盛り込まれた。MS社は綱領発表に先立ち、ニューヨークタイムズの北京研究員のブログの一部を削除したばかり。これで、MS社も中共政権の情報検閲に協力するようになったと専門家らは見ている。自由アジアラジオ局が伝えた。・・・<
グーグル社・マイクロソフト社、米議会の証人喚問を拒否【大紀元日本2月1日】
米国インターネット大手企業が相次ぎ中共政権のネット情報封鎖に協力する姿勢を示したため、米議会はこれらの企業に対し、公聴会での証人喚問を要求したが、マイクロソフト社とグーグル社は要請を拒絶したという。
自由アジアラジオ(RFA)の報道によると、米国議会の人権委員会は2月初めに「中国人権とインターネット」と題する公聴会を開く予定。シスコシステムズ社やヤフー、マイクロソフト社、グーグル社の4社は、全部中共のネット封鎖に協力関係を締結したため、証人として参加を要求された。
公聴会の司会者、オハイオ州の民主党の衆議院議員ティム・ルイアン氏のスポークスマンであるキテイ氏によると、議会の要求に対し、シスコシステムズ社とヤフーはまだ回答していない、マイクロ社とグーグル社は拒絶したという。 ・・・
皇室典範改正案、慎重審議求め与野党173人が署名(2006年2月1日23時34分 読売新聞)
政府が今国会での成立を目指している女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案について、与野党内で慎重論が広がってきた。
超党派の国会議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(会長=平沼赳夫・元経済産業相)と、民間の「日本会議」(会長=三好達・元最高裁長官)、「皇室典範を考える会」(代表=渡部昇一・上智大名誉教授)は1日、東京・永田町の憲政記念館で「皇室典範の拙速な改定に反対する緊急集会」を開いた。
皇室典範改正案について「強引に法改定に踏み切れば国民世論を分裂させ、天皇の地位すら揺るがしかねない」などとして、「拙速な国会上程に反対する」との決議を採択した。
集会には、与野党の国会議員107人(本人出席44人、代理出席63人。うち自民党68人、民主党28人、国民新党4人、無所属7人)を含む約1200人が参加。
また、皇室典範改正案の慎重審議を求める署名に、国会議員173人(自民党135人、民主党23人、国民新党5人、無所属10人)が応じたことも発表された。
国会議員懇談会の平沼会長は「大切な皇室の問題で国会が二つに割れて、ぶざまなののしり合いをしてはならない。内閣に改正案を提出させないことが我々に課せられた責務だ」と訴えた。参加議員からは今国会への提出に反対する意見が相次いだ。
小泉首相は、皇室典範改正案を今国会に提出する方針を表明しているが、慎重論がさらに強まれば、難しい対応を迫られそうだ。
日本政策研究センター発行のメルマガより
皇室典範改定の行方を心配される方々から毎日のように電話をいただきます。 いかに多くの日本人が、この問題に怒り、また心配しているのかが分かります。 電話でいただく問い合わせで多いのは、「国会での議論で止めればいいんじゃないの?」 というものです。おそらく「国会は議会というぐらいなのだから、議論するところなのだろう」 という認識なのだと思われます。 一般的にそう思われるのは無理もないのですが、はっきり言えば、国会での審議というのは、 形式だけのものです。自民党内で「皇室典範改正案」の国会上程が決定されれば、 後は政治家がよく言うように「粛々と」国会での議事日程を消化するだけとなります。 つまり、法案が国会に提出されれば、もう事実上この問題は終わりで、 「皇室解体」への道を開くということになります。
国会上程が取りやめになればと思うが、楽観できない情勢。国の根幹をなす問題だが国会議員、国民の関心がいまいち薄いのが心配される。
皇室典範改定問題・関連ニュース
皇室典範「改正」阻止の一大国民運動にご協力を!
Will2月号で「恐怖の中国輸入食品」という記事があった。
先日BSE関連で米国の牛肉に規約違反の背骨が混入していたとあったが、中国食品ではもっと怖い農薬漬け、基準値オーバーという問題がある。さらに深刻なのは、日本人の伝統食品までもが中国なしでは確保できない事態になっているらしい。
例えばスパーへ行ってで気づくのは、梅干しだ。紀州産かな思ってパックの裏を返してみると原料の輸入国は中国というのが多い。純国産は何倍もの価格である。
味噌もしかりで、原料の大豆は国産でまかなえるのは5%という。中国産大豆の輸入量は必要量の6割強で10万トンを占めるという。ということは、豆腐、納豆、醤油など中国産大豆がなくては製造できないということだ。パッケージには「遺伝子組み換えではない」との表示はあるが、原料の原産国までは書いていない。
日本の食料自給率は40%で60%は輸入に頼っている。このうち14.3%は中国に頼っており、つまりは日本の食料の8.6%は中国に依存しているということで、まもなく10%を超えると警告している。
また農薬残留量も懸念される。300人足らずの限られた検査員が水際でランダムに行っている検査の実施率は輸入件数の6%に過ぎないということだ。
ブロッコリなど私も好物だが、中国産は100円前後だが国内産は200円前後になる。店頭で直接選べるものはいいが、加工食品に使われるものや外食産業で使われているものは選別しようがない。育ち盛りの若い世代が将来にわたって体内に蓄積し問題にならないのか心配される。
■ ホームレス
大阪地裁は公園を住所とする住民登録を認める判決を下した。
「客観的にみて全生活の中心として生活の本拠たる実体を備えている」との判断を示し、公園を住所と認めたという。
法律を狭く解釈すればこうなるのかも知れない。それならばコンピュータにでも判決させればいい。その行為が、公共の施設を不法占拠し他人に迷惑をかけているということについては問われていない。
簡易宿泊施設に入って求職活動ができるようになっているにもかかわらず、訴訟を起こすというのも腑に落ちない話だ。
■ 胃の検査後
19日に胃の検査でバリウムを飲んだ。先日、検査結果が出て異常なしとのことで安心した。
しかし、困ったことに、検査翌日から、ながらく止んでいた痔が再発した。もう10日以上になるが排便時に出血する。もらった下剤が強烈すぎて粘膜をやられたのかも知れない。薬を塗りやや軽減されてきてはいるが憂鬱。
麻生外相が「天皇陛下の靖国参拝を」を提言している 2006年 1月29日 (日) 03:00 産経
麻生太郎外相は二十八日午後、名古屋市で行われた公明党議員の会合で、天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した。
麻生外相は「祭られている英霊の方は天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相万歳と言ったのはゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と指摘した。
まともすぎてスッキリとした。これが当たり前ではないだろうか。
先日李登輝元台湾総統の来日に関して「リタイアした李登輝さんはそんなに偉くない。大したことはない。大騒ぎするから話が込み入る」と述べ、入国を認めるべきだとの見解を示した。もちろん中共は喜ばないないだろうが、日本として当たり前のことをすればいいのではないか。
小泉首相は「改革」の一環のようにして「皇室典範改定」を持ち出してから性根がわからなくなった。立場もあるのか安部晋三氏もこれに関しては歯切れが悪い。ポスト小泉は大人の麻生氏かなぁ。
快晴、日射しがぐんと明るくなった。
近所を散歩すると、辛夷の芽がふいていた。
【主張】皇室典範 議論の深まり歓迎したい 2006/01/28 産経
女性・女系天皇を認める皇室典範改正をめぐり、自民党参院執行部は今国会での改正案提出に慎重対応すべきだとの見解を衆院側に伝えた。 こうした意見が与野党に広がっている。久間章生自民党総務会長が「今国会でないといけないという必然性はない」と述べたのをはじめ、野田佳彦民主党国対委員長も「拙速に決める話でない。小泉内閣でこの議論に決着をつけるのはふさわしくない」と語った。
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興味深いのは、男系維持に関し、さまざまな知恵が出始めていることだ。皇族の一人で皇位継承資格者の寛仁親王殿下は、(1)皇籍離脱した元皇族の皇籍復帰(2)現在の女性皇族(内親王)が元皇族(男系)から養子を取れるようにする−などの案を示された。
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女系天皇については共産、社民両党が「妥当」と評価する一方、自民、民主両党内からは強い異論が出ており、国論が分裂している。首相は亀裂をさらに深めるのではなく、国民の合意作りにもっと汗を流すべきだ。
小泉首相は26日夜、皇室典範改正案の今国会成立を有識者会議メンバーに約束したという。
27日小泉首相は女系天皇反対に以下のように反論している。
小泉純一郎首相は27日夕、女系天皇を容認する皇室典範改正案への反対論について「女系天皇を認めないということは、仮に愛子さまが天皇になられた場合、そのお子さまが男でも認めないということだ。それを分かって反対しているのか (01/28 00:00)産経
この有識者会議のメンバーには共産主義者が含まれていると指摘されている。小泉首相がこの皇室廃止戦略を指示しているのかあるいは乗せられているのか今までは定かではなかった。
しかし、小泉首相のこの反論をみるとはっきりと女系天皇を容認し、125代にわたって継承されてきた男系による皇位継承を否定していることがわかる。さらに皇室典範改定を急ぐことから見て、2,3代後、必然的に起きてくる皇室廃止論を目論んでいることは明らかではないだろうか。
くれぐれも拙速で成立することのないよう、国会議員の慎重な議論をお願いしたいものだ。
女性ジャーナリスト大高未喜さんのブログから
2006/01/22 (日) 眩暈の対中外交
対中ODAは7兆円にのぼり、外務省のチャイナスクール(中国の宦官ばかり)批判がこれほど高まっているというのに、中国大使は阿南大使のあと、またもやチャイナスクールの宮本氏が後任として決まっているという。北京は笑いがとまらないだろう。
外交官としてその国の言語を覚えることは大事だが、いくら中国語を勉強しても外交と友好をごっちゃにされたのでは国民もたまったもんじゃない。その結果、例えば阿南大使のようにご子息が中国人民解放軍の将軍クラスの娘と結婚しても能天気に「これで日中友好」などとトンチンカンなこといって済まされる土壌ができているのだ。他国の大使なら辞表を提出するだろう。
第一、本当に日中友好を考えるなら、日本が中国共産党特権階級の約1億の富裕階級と手を結ぶことは、残り10数億の貧民階級を奴隷のごとく扱って搾取している利益の上に胡坐をかいて成り立っているという現実を直視し、むしろ10数億の人々の幸せを本気で考えてあげるのが筋というものだ。
アメリカは中東が一段落したら、将来的に米中戦争を想定しているので、日中の溝を深めるため、陰で外務省のチャイナスクールはずしを行っていると聞いたが、、、。
それからYKKも愚の骨頂だ。安倍氏包囲網を作るため、わざわざ靖国神社問題などを持ち出し、外交問題にすりかえて政権争いをしているのだから男のカザカミにも置けない。山タフはAV俳優にでもなればいいのに。(見たくないけど、、、)
大高未喜の世界見聞録
「立ち上がれ日本ネットワーク」、大高未喜さんの寄稿文
■ 冬枯れの道
初歩き(01/10)の後遺症がようやく癒えてまた歩きたくなった。
午後、藍那の田んぼからしあわせの村まで歩いた。
星和台の西を抜けると藍那の里に入る。昔は美しい棚田が広がっていたと想像される。
現在国営明石海峡公園として再開発整備工事が始まっている。
今日は人っ子一人いない山道だと思っていたが、途中で古道「徳川道」を研究している人に出会った。
■ 「同一首歌」日米の違い
米裁判所、中共「中央テレビ局」責任者らに召喚状 (06/01/25 18:20)大紀元
米連邦ニューヨーク南区裁判所は1月23日、中国の強制労働収容所で法輪功学習者に対する洗脳に使われる「同一首歌」をニューヨークで公演させ、当局による法輪功学習者に対する不法監禁・洗脳などの行為への煽動・補助の疑いで、同公演の責任者に召喚状を届けた。
原告の代理人弁護士であるテリー・マーシュ氏はニューヨーク・マンハッタンのラジオ・シティ・ミュージカルホール前で、同公演責任者ら計5人は23日午前中に米裁判所からの召喚状を受けたと報告(大紀元)。原告人は王慧敏氏、陳剛氏等5人の法輪功学習者。
召喚状を届けられたのは、同公演の総プロデューサ孟欣(モン・シン)氏およびディレクターの劉志強(リュウ・ジチャン)氏。孟氏は、中央テレビ局のシニア・ディレクター、音楽部部長、中国で大量の不動産を持っている事で有名。中共当局に、「全国模範婦女」の代表として選ばれた人物。
23日午前9時15分、劉志強氏はラ・パーカー・メリディアンホテルのロビーで、米裁判所職員に召喚状を渡されたが、劉氏は召喚状を床に投げ捨ててホールを飛び出た。
午前10時頃、総プロデューサ孟欣氏が同ロビーに現れ、米裁判所職員は同様に召喚状を渡した。しかし、孟氏も召喚状を床に投げ捨て、受領を拒否した。
代理人のラナ・韓弁護士が、中共中央テレビ局(CCTV)は中共政権による国民への違法監禁、拷問、洗脳行為に加担し、故意に宣伝番組を制作、放映し、同局の歌番組のテーマソング「同一首歌」は、法輪功学習者らが洗脳のため拷問時に流されるものであると指摘した。孟欣氏は「同一首歌」の総プロデューサとして、法輪功学習者を陥れる宣伝材料を製作するためにCCTVに協力した疑いをもたれているという。
1999年7月から中共政権は法輪功学習者に対し、全面的に弾圧して以来、「同一首歌」は法輪功学習者を迫害するための重要な手段として使用されてきた。
一方、日本では公演も行われその模様がNHK-BSで放送されていたようだ。放送の是非がNHKで検討されたのかどうか。(私はBS契約していないので見ていないが・・・)
1月17日(火) 後11:00〜0:00 BS2 番組案内から
中国中央テレビ(CCTV)の人気歌番組「同一首歌」の特番「日中友好歌謡祭」が、10月29日東京国際フォーラムAで行われた。同番組は中国で約一億人の視聴者がいると言われるほどの人気番組。今回は日中両国の文化交流の促進のために東京で開催されることになった。「韓流」に続く「華流」の人気アーティストと、日本の人気アーティストと歌の共演を繰り広げるステージの模様をたっぷりお届けする。
【出演】酒井法子、夏川りみ、王力宏 ほか 〜東京国際フォーラムで録画〜
中共の法輪功への弾圧は日本のメディアは伝えていないが、尋常ではない。
音楽や歌そのものに罪はないものの、公演は中共のプロパガンダが感じられる。日本は平和なり、と喜んでいいものかどうか。
法輪功:新興の仏法修練活動。オウムのようなものではなさそう。
細田氏「典範改正案 提出難航も」 2006/01/25 02:55 産経
自民党の細田博之国対委員長は24日、政府が今国会に提出を予定している女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案について「非常に反対論が大きくなっている。今後の展開は予断を許さない」と述べ、提出が難航する可能性があるとの見方を示した。細田氏は、寛仁親王殿下が月刊誌で「皇室典範に関する有識者会議」の議論を批判したことを念頭に「宮さまが否定的な見解を公表されたことも大きく影響している」と指摘した。
細田前内閣官房長官は周囲の議員に、「皇室典範改正はお上の御意志による」と語っているとのことである。そんなことがあろうはずもなく、「皇室典範に関する有識者会議」の本質は昨日、色々なインターネット上の情報を引用し書かせていただいたが、醜聞といってもいいぐらいである。
日本の伝統を守るため、皇位継承のため旧皇族の皇籍復帰にむけ、真の意味での皇室典範の改定をじっくり検討していただきたいものである。
皇室典範に関する検討が実は宮内庁発であったことは昨日書いた。
さらにPride of Japan・日本会議首都圏地方議員懇談会のサイトを見るとその本質なるものが発表されていた。
あろうことか、皇室典範改正に関する有識者会議の報告書の根本には日本共産党の皇室廃止戦略があると断じている。
日本共産党の皇室廃止戦略とその経過 (抜粋) 詳細は上記サイトをご覧いただきたい
・・・
■女性・女系天皇制度導入とは、天皇・皇室制度廃絶の新しい共産主義革命である。日本の皇統においては、女性・女系天皇を容認すれば、皇統断絶に至る。
■彼らは1970年代以降、皇族ゼロ/即位希望の皇位継承者ゼロにする戦術に転換した。日共は、女性天皇を立てることで皇統を断絶し、自然に天皇制を廃止できると確信したようである。
■この天皇制度自然消滅の革命シナリオは、1993年の皇太子殿下ご成婚の頃から具体化されたようだ。小和田家の家系からして、内親王の誕生しか期待できないと踏んだ。
■そして妃殿下ご懐妊報道のあった2001年4月に、内閣法制局が前面に出て、女性・女系天皇制度導入という革命の決行が本格化した。
■皇室典範の改悪は内閣提出法案でしかできないため、改悪を起草するのは、内閣府ではなく、内閣法制局にならざるを得ない。共産党はここに目をつけ、内閣法制局の共産党系法律事務官に命じた。
■「有識者会議」メンバーも、この内閣法制局の「赤旗グループ」が選任した。
■内閣法制局は、2001年12月の愛子内親王ご誕生と同時に、『文藝春秋』2002年3月号に、「女性天皇容認!内閣法制局が極秘に進める これが『皇室典範』改正草案」という題の論文を載せ狼煙を上げた。
■2002年4月に園部逸夫氏(有識者会議座長代理)が『皇室法概論』という大冊を出版した。実際の著者ではなく、名義貸しとも言われる。有識者会議の『報告書』は、この『皇室法概論』そのままである。
(中略)
有識者会議案のウソと真の狙いは?
■渡部(昇一)氏:これまでの議論をまとめると、「有識者会議」の言う「世襲による天皇制を安定的に維持する」と称して、女性・女系天皇を導入するのは全くの虚構である。
■女性・女系天皇容認を打ち出した「有識者会議」の『報告書』を潰すには、こちらもしっかりとした論理と現実的方策で対抗する必要がある。それには旧皇族の皇籍復帰の一点しかない。
■これが実現すれば、男系男子の継続は何の不安もなくなり、問題は一挙に解決する。
■「有識者会議」は旧皇族の皇籍復帰を事実上排除した。彼らの狙いは明確で、天皇制廃止しかないからだ。 皇統が安定的に護持されるような事態を排除することに努め、旧皇族の皇籍復帰には一切触れていない。
この3ヶ月が勝負である
■この3ヶ月が勝負である。この3ヶ月で日本の運命が決まる。法案提出阻止に失敗したら、今世紀末には日本そのものの存立が危うい状態になるのは間違いない。
■皇統が断絶し、天皇が日本にいなくなったら、日本は崩壊していく以外にない。単に日本が日本でなくなるだけではなく、どんな形の日本もなくなる。
■渡部氏:日本とギリシャの神話の構造は似てはいるが、ギリシャのそれは遺跡と化して死んでいる。だが日本では生きている。神代以来の伝統が今に生きている。現代に生きている神々の中心にいるのが天皇で、国民に敬われ、親しまれている。これこそ日本である。
■渡部氏:日本人としてよって立つ根源は何かが分かり、そこに恩と恵みを感じたら、その恩に感謝し、報いなければ、正しい日本国民ではない。すべての人が1240年前の和気清麻呂公にならなければならない時だ。
このような「有識者会議報告書」の本質を見抜かれることなく一首相の決定で、しかも党議拘束をもって国会に提出するという事態は怖ろしいことである。
また気になるのは、小泉首相は劇場型郵政選挙で勝利し大勢の小泉チルドレンなる議員を生み出した。私自身も2者択一で与党に投票した。しかし、その中には保守とは言えない人物も見られる。このような「有識者会議報告書」を提出しようとする小泉首相自身も果たして本当に保守系なのかと疑いたくなるのである。心の中が見えにくい人物のような気がする。
和気清麻呂:769年(神護景雲3年)、女帝孝謙天皇(称徳天皇)による弓削道鏡の取り立てに絡み、宇佐八幡宮における神託事件で天皇の逆鱗に触れ、別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)と改名させられて大隅国(現在の鹿児島県)へ遠島となった。道鏡失脚後、名誉回復されて京に戻されたものの、程なく地方官へと転出させられて不遇の時代を過ごす。だが、桓武朝で実務官僚として重用されて高官となった。(wikipediaより)
■栃東の落ち着き
栃東を1敗の差で追う白鵬が琴欧州を堂々と寄り倒した。2,3場所この調子で行けば大関昇進だろう。
栃東は白鵬の勝った一番を見てもなんら表情に変化はなく落ちついていた。朝青龍と4つに組んだかと思うとすぐに上手出し投げをうち、横綱の体が宙に浮いた。今場所の総仕上げにふさわしい完璧な相撲を見せてもらった。
朝青龍以外の優勝は8場所ぶり、栃東は13場所ぶり3度目の優勝という。
この初場所は見ごたえある相撲が多かった。来場所も楽しみ。
■「皇室典範改定」実は宮内庁発だった
小泉首相の構造改革の一環だとばかり思っていたが、実は1997年(平成9年)から政府部内で検討が始まっていたという。詳細は日本政策研究センターオフィシャルWEB週刊ニュース 06/01/20をご覧いただきたい。
上記ニュースからの要点
■皇室典範改正法案は、形の上では「皇室典範に関する有識者会議」の答申に則ったものとして進められてはいるけれども、実際は有識者会議が設けられる前に、既に内閣の方針は確立され、ある政府関係者は「有識者会議のメンバーは料理を食べる人であっても、作った人ではない」とコメントしているからだ。このことについての詳細は、昨年11月下旬に毎日新聞が明らかにしているが、それらによれば、政府内部での検討がはじまったのは1997年(平成9年)からとされ、決して小泉内閣によりこの問題が提起されたものではない。
■毎日の記事によれば、この政府部内の研究会のメンバーには、前内閣官房副長官の古川貞二郎氏、元最高裁判事の園部逸夫氏らの名前が挙げられている。
■一官僚に過ぎない古川氏や園部氏が、皇位継承という重大事について、独断で突っ走ることなど出来ようはずもない。当然、背後に何者かが存在したと考えられる。読売新聞(12月24日付)は、この研究会を「政府部内」という曖昧な言葉ではなく、「宮内庁」で行われていたという政府関係者の証言を載せている。
■われわれが問題としなければならないのは、この宮内庁の姿勢である。憲法の規定や国民の支持という問題はあるにせよ、宮内庁が先ず心すべきは、皇室の伝統をいかに守り、またこの皇室の伝統を体現される皇室ならびに皇族の方々をいかに補佐するか、ということであろう。にもかかわらず、皇室典範改定の議論では、憲法や国民世論への配慮のみが説かれ、皇室の伝統に重大な関心が払われた形跡は全くと言っていいほどない。つまり、宮内庁は憲法と国民世論のみを根拠に皇室典範改定の基本線を設定し、その線に沿って有識者会議に結論を出さしめた。
■細田前内閣官房長官は周囲の議員に、「皇室典範改正はお上の御意志による」と語っているとのことである。これは、宮内庁の暴挙をさらに「天皇陛下の御意志」という言葉を以て隠蔽しようとするもので、断じて許されるものではない。そもそも天皇陛下がそのようなことについて、御意見を言われるようなことはあろうはずもないからだ。それだけではない。もしそれが事実とすれば、寛仁親王殿下が月刊誌などで女性・女系天皇を容認する議論を批判されたことについて、「皇族は政治的な発言を慎むべきだ」とする宮内庁長官の言葉と矛盾することになるからだ。
■今回の皇室典範改正の動きは宮内庁幹部に発している。彼らのこのような暗躍を許すべきではない。
■国会議員に反対の声を届け、自民党・内閣部会で法案の国会上程を阻止しなければ「皇室百二十五代の伝統」が途切れてしまう。
皇位は男系で百二十五代にわたって引き継がれ、この原則ゆえに皇室の伝統や正統性が敬われ、天皇が国民の象徴となってきた。そして世界に誇る日本の伝統でもある。今、それが消されようとしている。
■ 小泉首相「皇室典範改正案を提出する」と明言
自民党内で皇室典範改定に慎重論が見受けられたが、今回の通常国会首相の施政方針演説で「皇室典範改正案を提出する」と明言した。
施政方針演説「皇室典範」に議論尽くせ 2006/01/21 産経新聞・主張より
・・・問題は、昨年十一月に「皇室典範に関する有識者会議」がまとめた報告書に沿って、皇室典範改正案を提出すると明言したことだ。この報告書は「女性・女系天皇容認」「長子優先の皇位継承」などを柱にしている。
皇位は男系で百二十五代にわたって引き継がれている。この原則ゆえに皇室の伝統や正統性が敬われ、天皇が国民統合の象徴となってきた。
皇室のあり方を変えかねない皇室典範改正の動きに対し、自民党の久間章生総務会長は「これから(認識を)深めていく必要がある」と語るなど、与野党から慎重な対応を求める意見が相次いでいる。男系維持を断念する前に国民的な論議が必要という判断が広がっているのではないか。性急な結論は大きな禍根を残すと言いたい。
首相は国会に提出後は採決に党議拘束をかけるという。ほとんどの国会議員にとって皇室問題よりは自分の政治生命を重んじるだろう。郵政改革でそれが証明されている。ただ、内閣支持率を多少気にする小泉内閣にとって国民世論が皇室典範改正反対の声が多ければ事態は変わるかも知れない。しかし残念ながら愛子内親王殿下の可愛さのみにとらわれているのか、底の浅い男女同権意識にとらわれているのか女系容認が7〜8割となっている。
そもそも、米占領時憲法で皇室典範がただの法律として埋め込まれてしまい、一首相による提言で改正可能となってしまっていた。
女系天皇が認められ民間人の父を持つ皇族?が何代権威を保てるだろうか。日本の2600年の歴史伝統が消えていくのは明々白々だろう。今が歴史の転換点かも知れない。十分に論議を尽くしてもらいたい。
参考ご意見 寛仁親王:「一度切れた歴史はつなげない」女性天皇に異議
■ さすが朝青龍
栃東が勝ち、優勝圏外になった朝青龍だが、琴欧州を意地で退けた。右腕を痛めていたが琴欧州をとったりで左へひだりへ回り込み、しまいには琴欧州の足が大きく開きそろってしまい前に落ちた。ハンデがあっても頭脳的な相撲。
明日はいよいよ栃東-朝青龍の決戦。一番前で白鵬が琴欧州に勝ったりすれば栃東にプレッシャーがかかる。それをはねのけられるか。朝青龍は右腕を痛めていても今日のように決して油断がならない。栃東が今日の北勝力戦のようによく相手を見ていけば勝てると思うのだが。栃東3度目の幕内優勝に期待しよう。
■ 安馬金星
小兵安馬の金星。横綱は昨日白鵬の小手投げで右腕を痛めていた。それもあったかもしれない。本人も言っていたが、見てる方も「あんな負け方は見たくない」であったが、これが勝負というもの。北勝力にしても、11勝していながら、白鵬に立ち会いで負けていた。
栃東は琴欧州の左上手をうまくかわし押し出した。精神的にも安定していて、「一番一番一生懸命やれば結果はついてくる」という通りの相撲だった。北勝力が今日の相撲を大反省し、明日栃東にがむしゃらに向かうというようなことがあれば一波乱あるかも知れないが・・・、栃東がまず勝つと予想しよう。
■ 私の懐中時計
ある方が、同じような使い方をしておられたので私も紹介させていただきたくなった。
調べてみると製造年月が1973年だというから33年前の時計になる。実は10年ほど前(もっと前かも知れない)、バンドが切れた機会に電池式のよく似た時計に浮気?した。しかしそれも数年で故障してしまった。引き出しの奧にポリ袋に入っていたこれが復活した。竜頭を巻くとちゃんと動き出した。「やっぱりお前だな」という気持ち。
私の腕は細いので、分厚い昔の時計は似合わない。ありあわせのストラップをつけて懐中時計にしている。文字盤の36000という数字は1秒間に10回テンプが振動するということをあらわしており、耳にあてるとほれぼれする音で時を刻んでいる。
私の鼓動が止まるまでつきあってくれるかどうか。
■ 白鵬堂々の勝利
白鵬が小手投げで朝青龍を破り、座布団乱舞。
明日、栃東が琴欧州に勝てば優勝濃厚になると思うがどうだろうか。
残り3日が面白くなってきた。
■ 心許ない親中派・二階経済産業大臣
東シナ海ガス田 「試掘の道取らない」 経産相、中国側と協議推進 (2006年1月15日産経新聞)
二階俊博経済産業相は十四日、東シナ海のガス田開発について、『国内には試掘をやったらいいと、元気のよい発言をする人もいるが、私はその道は取らない。中国側と粘り強く交渉しなければならない』と述べ、試掘に慎重な考えを示した。
和歌山県日高町で開かれた、住民との意見交換会『一日経済産業省』で発言した。
二階氏は『(中国側と)いきなり衝突しようとしても、ことは解決しない。双方がお互いのためになるように考えながら進めるのが話し合いの基本』などとし、今後も中国側と協議を進めていく考えを明らかにした。
経産省は昨年七月、日中中間線付近で進める日本側海域での試掘権を帝国石油に付与したが、共同開発などについて日中の政府間協議が続けられており、試掘には着手していない。
「試掘の道取らない」、つまり中共のデータを鵜呑みにして協議すると言うこと。中川前経済産業省の路線からは後退の印象を受ける。 試掘するということは、特別元気でもない、普通のことと思うが。親中派になるとこうも姿勢が変わってくるのだ。
二階氏の親中派ぶり(wikipediaより)
まだ保守新党が存続していた時代、地元の田辺市の新庄総合公園に日本国内の右派から政治姿勢が反日的だと指摘される江沢民が自筆で書いた「登高望遠睦隣友好」と言う文字と、2000年の二階も参加した日中文化観光交流使節団に対して江が発表した重要講和を刻んだ日中国交正常化30周年記念碑の建立を計画し、全国にも同様の石碑を建立する心算であったが、地元の抵抗等もあって頓挫した。この逸話に代表されるように、二階は自民党内の親中派の有力議員の一人であることがいえる。
皇室典範改正案、高まる見送り論 (2006年1月17日 産経新聞)
安倍氏「党議拘束」真意は、徹底論議のメッセージ?
政府が通常国会への提出を目指す女性・女系天皇を認める皇室典範改正案について、政府・与党内で「見送り論」が高まっている。女性天皇と女系天皇の違いを理解していない国会議員もまだおり、「これから(認識を)深めていく必要がある」(久間章生自民党総務会長)ためだ。十日には、女系天皇容認に慎重とされる安倍晋三官房長官が基本的には党議拘束が望ましいとの見解を表明したが、これも「実は法案提出のハードルを上げるための深謀遠慮」(政府関係者)との見方が出ている。・・・・
皇室典範改正案反対、平沼氏ら月内にも議連発足へ (2006年1月17日0時19分 読売新聞)
超党派の「日本会議国会議員懇談会」(会長=平沼赳夫・元経済産業相)は16日の役員会で、政府が通常国会に提出予定の女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案について「拙速な改正に反対する」として、議員連盟を設立することを決めた。議連は今月中にも発足する見通しだ。
前原代表の「女系天皇容認」発言、民主党内に波紋 (2006年1月16日23時43分 読売新聞)
・・・前原氏は15日のテレビ番組で、政府が通常国会に提出予定の女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案について「側室制度がだめなら、女系もやむなしだ」と賛成する考えを表明した。
この発言直後、党役員室長の細野豪志衆院議員ら前原氏に近い議員が連絡を取り合い、対応に追われた。鳩山幹事長ら党内の一部に「(女系天皇は)日本の歴史の中で経験がない話なので、慎重に是非を検討する必要がある」との慎重論があり、「代表の発言が党内の火種になりかねない」(側近)と心配したためだ。
前原氏は16日、党幹部に電話し、「思いつきで発言してしまった。党内にそれなりに重みのある人をトップにすえて党内で議論したい」と釈明した。近く発足する検討チームは、女系天皇への賛否や、皇室典範改正案の国会での採決の際、党議拘束をかけるかどうかなどを協議する。
前原氏の「側室制度がだめなら、女系もやむなしだ」と軽々に言ったが、これでは政権党とはほど遠い気がする。残念ながら小泉首相も大同小異で「女性の天皇もいいじゃないですか」といったそうである。女性天皇と女系天皇との違いがおわかりになっていなかったのでは・・・といわれている。
戦後米占領軍が皇室の弱体化をねらい11宮家の臣籍降下を決定した。安定した皇位継承を図るには旧宮家の復帰しかない。日本の歴史の根幹と伝統を守るため、歴史や皇室に関する権威者たちや平沼氏らの日本会議国会議員連盟に期待したいと思う。
中国の外交攻勢に言いなりになっていく日本。孫や子の世代はどうなっていくのか。
桜井よしこさんは「志の差」といっている。
【櫻井よしこ 小泉首相に申す】敵は日本の内にある 産経新聞2006年1月12日
日本の敵は日本である。日中関係の惨状を見詰めるとき、このような思いを抱かせられる。日中の差は志の欠落した国と志を持つ国の差に行き着く。残念ながら前者が日本、後者が中国であり、日本にとって真の敵は己自身だと痛切に思う。
日本国の志の欠如は、例えば昨年暮れに報じられた上海総領事館職員自殺事件の対応にもうかがえる。中国公安当局者に弱みを握られ、機密情報の提供を迫られた職員が2004年5月「国を売ることはできない」との遺書を残して自死した事件を、外務省は川口順子外相(当時)どまりとして官邸に報告せず、中国政府に対しては、口頭での抗議にとどまった。加えて同件をスクープした『週刊文春』の取材を察知した外務省は、昨年12月、それまでの1年7カ月間、同件を放置して事実上隠蔽(いんぺい)してきたことへの非難を避けるためか、にわかに、中国政府に抗議してみせた。国益を損ねることへの恐れよりも自らの責任が問われることへの恐れに周章狼狽(ろうばい)したかのようだ。
国益を忘れ去ったのは、多くの政治家も同様だ。
豊かな海洋資源を擁する東シナ海は、いまや日本にとって恥辱の海になろうとしている。1960年代から海洋権益確保の重要性を認識し、着々と手を打ってきた中国に対し、日本は絵に描いたような無為無策の外交を展開してきたからだ。
たとえば中国は、
●1971年には日本の領土である尖閣諸島を自国領だと主張した。
●1974年には南シナ海の西沙諸島を奪った。
●1985年には南沙諸島の実効支配を固めた。
●1992年には領海法を定めて、尖閣諸島を“法律上”中国領とした。この間、70年代も80年代も、彼らは南シナ海および東シナ海の海洋調査を継続した。
翻って日本では、
60年代からウルマ資源開発や帝国石油など数社が東シナ海の海洋資源調査を日本政府に申請してきた。
●だが政府は約40年間、許可を出さず、日本企業の海洋調査を禁じつつ、他方で中国艦船の同海域での調査は黙認し続けた。
●さらに、2000年には河野洋平外相(当時)が事前通告を条件に日本側海域での中国の調査活動を正式に許可してしまった。中国は日本政府の条件など物ともせず、通告なしで調査活動を展開し始めたが、日本政府はそれを黙認した。
こうした末に、今や中国は東シナ海問題は片づいたとの認識だ。昨年11月24日、王毅中国大使は有楽町の外国特派員協会で、“多くの日本の友人のために”堂々たる日本語で講演、日本が主張する東シナ海を二等分する中間線について既に交渉を通じてお互いに認め合うラインではなくなった旨語っている。
日本政府が中間線の主張を取り下げた事実はないが、記者団200人以上が詰めかけた会見で、異議を唱え、ただした日本人記者は皆無だった。世界のメディアの前で語られた大使の嘘に、所管省庁の経済産業省、あるいは外務省が抗議した事実もない。それどころか二階俊博経産相は、江沢民国家主席の銅像を日本に建立すべく運動を展開した人物だ。実に、東シナ海問題は中国の考えるとおり、“解決済み”なのだ。
中国の間断のない攻勢と日本の例外なしの屈服のパターンは日本が変わらない限り、加速し続ける。中国研究の第一人者、元杏林大学教授の平松茂雄氏は、中国の大目標はかつての清王朝の版図にまで領土を奪回することだと指摘する。まさに中華大帝国の再建なのだ。
そうした視点に立てば、チベットも台湾も中国の領土だという彼らの主張はつじつまが合う。
中国は自らの国家目標を、米国をしのぐ軍事力で達成すべく、毛沢東の時代から決意し邁進(まいしん)してきた。そのためには文革で2000万人、大躍進政策で2000万〜3000万人を死に追いやったように、千万人単位の国民を犠牲にすることもいとわない。無論、国際社会の非難も構わないのが彼らだ。
片や日本は自らを“ハンディキャップ国家”と位置づけ、半人前の国家にとどまり続け、国家目標を“摩擦を生じさせないこと”に矮小(わいしょう)化し、志を曲げ気概を失った。
中国はいま“沖縄も中国領だった”と言う。日本はそれを笑いとばしてはならない。彼らは本気であるから。日本は、中国の覇権主義が沖縄領有にとどまると過小評価してはならない。中国の狙いは大中華帝国の確立、つまり日本国全体の実質支配なのであるから。
中国の大戦略の前に日本がなすべきことはたったひとつ、真の独立国としての志を確立することである。自力で自国を守る気概を養い、そのための大戦略を練ることだ。真の敵は日本人の心の内にある。小泉純一郎首相の後継者には改革のみならず志を求めるゆえんである。
中国は本気! 日本は政治家も国民もこのことを肝に銘じなければいけない。
相撲も中盤を迎えた。全勝は栃東、北勝海に1敗の朝青龍、時津海が追っている。栃東は今日勝ち越しカド番を脱出した。
注目の琴欧州は2敗でようやく固さがとれきたようすだ。解説の音羽山(貴ノ浪)が始めて大関になり場所を迎えたときの緊張感は吐き気を催すほどで、入幕したときのそれよりも強かったと語っていた。琴欧州も今それと闘っているのかも知れない。
解説にデーモン小暮閣下が加わっていて、今場所取り組みの攻防が面白いのは「琴欧州効果」だといっていた。外国人力士でしかも平成16年9月場所新入幕からわずか8場所で大関になったので、外人力士や本家の力士の若手達に大いに刺激を与えたとみている。そういわれれば黒海なども迫力が戻ってきた。
日本人力士の横綱誕生がない理由として、ハングリー精神が乏しくなったという。三役に入り金を稼ぎ故郷に錦を飾る志が、かつては日本人力士の大目的であったが、今はそれがなくなり外人がそれを実践しているというわけだ。大いに同感するところだ。
デーモン小暮閣下は相撲に並々ならぬ見識を持ち、関取ともつきあいが多いらしく、解説席からのインタビューもなかなか面白かった。次回は是非素顔で登場して欲しいと思った。
栃東が好調でこのまま優勝に突っ走るのか、北勝海が何処まで全勝をキープするのか後半が楽しみ。
■李登輝氏の来日で問われる日本政府の対応
李登輝氏「奥の細道」散策、5月10日来日で調整へ(2006年1月11日3時5分 読売新聞)
台湾の李登輝・前総統が5月10日から2、3週間の日程で来日する方向で調整している。
民間団体などの招きによるもので、東京や秋田などを回り、松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地を訪問したい意向だ。李氏は2004年末に来日し、京都や金沢、名古屋などを観光旅行した。今回、来日が実現すれば、約1年半ぶりとなる。 日本政府が前回、李氏に査証(ビザ)を発行した際、中国政府は反発した。その後、昨年の愛・地球博(愛知万博)を機に、短期滞在の台湾観光客には査証が免除になった。ただ、政府筋は「李氏のような要人は、入国審査対象になる」として、日本での政治活動の有無などを確認したうえ、李氏の入国の是非を判断するとの見通しを示している。
外務省は「李氏の来日についてはまだ正式に聞いていない」としている。
中共の反応
中国外交部の孔泉報道官は12日、『もし日本が李登輝の訪問を許したなら、日中関係は更に緊張したものとなる』と警告し、『いかなる理由であれ日本は李登輝にビザを発給してはならない。人間というものは過去を見れば現在がわかる。現在を見れば将来もわかる。李登輝がいかなる人物であるか、日本側もよく知っているはずだ。我々は、日本政府もまた、台独分子などに講演や活動の場を提供しないことを求める』」
許されざる李登輝氏への入国審査 「台湾の声」より
讀賣新聞(1月11日朝刊)によれば、台湾観光客のノービザが認められている今日なお、日本政府は、李登輝氏を「要人ゆえに入国審査の対象」としているらしい。もしこの報道が事実どおりなら、その『要人』とは「犯罪者」の事か。あれほどまでに日本との親善交流を進め、しかも一国の元首だった人物に対し、中国政府の顔色を伺いながら、『入国審査』という特別措置を敢えて採るなど、これを異常と言わず、何と言うのか。これは李氏、そして台湾国民に対するこの上ない非礼行為であるばかりでなく、日本国民全体の名誉をも傷つけるに等しい愚行である。すくなくとも李氏の入国を、一般人と同様に淡々と受け入れ、国内で自由な行動を保証してこそ、日本ははじめて正常な国となれるのだ。
前回同様、中国側の強い意向に配慮し「記者会見しない」「講演しない」「政治家と会わない」との三条件を李登輝氏に呑ませるのだろうか。
中共の日本に対するメディア規制要求といい、孔泉報道官の脅しと言い目に余る状況に政府の毅然とした志を見たい。
■ニコンがフィルムカメラ撤退 2006/01/13 産経
ニコンは12日、フィルムカメラ部門から事実上撤退し、カメラ事業をデジタルカメラに集中する方針を表明した。同社が発売しているフィルム一眼レフカメラ8機種のうち、プロ向けの「F6」と入門機の「FM10」だけを残し「F5」や「F100」など他の6機種は在庫がなくなり次第販売を終了する。残る2機種も新規開発はしない方針で、カメラ愛好家らに親しまれた名シリーズが姿を消していく。・・・
苅谷道郎社長は「フィルムカメラは既に全体の売上高の2%程度しかない。人的にも資金面でも今後はデジタル市場に集中したい」と語った。・・・
カメラの老舗「日本工学工業」のニコンFは報道関係者やプロの写真家が多く愛用していて、アマチュアには憧れのカメラだった。そのニコンもフィルムカメラから撤退しデジタルに専念する。写真界の大きな歴史転換だ。
デジカメは現像処理をしなくてもよいのが大きな利点だが、当たり前のことだが、バッテリーが切れると何も出来ない。先日、出先で途中で切れてしまった。途中でなんとか調達した電池(オキシライド)はカメラに適合せず故障と勘違いし、大失敗した。高価だったフィルムカメラは他に用途がなく行き場に困っている。
AppleのMPU(超小型演算処理装置)は長年IBMから調達していたが、遂にインテル製に切り替えるという。
モトローラからIBMのPowerPCへとMPUを変えたときはソフトの互換性をうまく乗り切ったが、今回はどのようになるのだろうか。
Macのファンとしては、処理速度が速く(2〜3倍になるらしい)、消費電力が低く、低価格となって伸びてほしい。
日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」(01/09 21:05)産経より
中国外務省の崔天凱アジア局長は9日、北京での日中政府間協議で「日本のマスコミは中国のマイナス面ばかり書いている。日本政府はもっとマスコミを指導すべきだ」と述べ、日本側に中国報道についての規制を強く求めた。
メディアを政府の監督下に置き、報道の自由を厳しく規制している中国当局者の要求に対し、日本外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長らは「そんなことは無理」と説明したという。
日本側によると、崔局長はまた、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題や日本国内での「中国脅威論」の高まりなども挙げ「(日中間にあるのは)日本が起こした問題ばかり。中国は常に守りに回っている」と批判した。・・・
中国各地にある反日教育施設、王駐日大使の嘘八百の講演、上海日本領事館員への恐喝、等々枚挙にいとまがない。 これらについて今後どうするつもりなのか。日本のマスコミの対中批判はまだまだ足りないくらいだ。
中国は真摯に、対等に交渉する気などないのではないだろうか。
天気も良かったので、六甲全山縦走路の西にある高取山から須磨鉢伏山まで歩いた。
神鉄丸山駅10時に出発し、須磨の海岸に着いたのが夕方5時だった。
高取山(328)、東山(253)〜馬の背須磨アルプス〜横尾山(312)〜栂尾山(274)、鉄拐山(234)〜旗振山(252)〜鉢伏山展望台の順になる(〜は連山)。
小さい山ばかりだがアップダウンを繰り返すのでだんだんと膝やふくらはぎが痛くなり最後の須磨鉢伏山を下りるときには痛みを堪えながら1時間もかかった。帰宅して5階まで上がるのが一苦労だった。年は取りたくないもの。
毎年六甲全山縦走(須磨〜宝塚)の会がありホームページなどで紹介されているが、とてもじゃないが参加資格なしだと思われる。
もうひとつしんどさに拍車をかけたのは、途中でデジカメが故障したことだ。バッテリーマークがいきなり表示された。バッテーリを調達して入れ替えたが解消しない。デジカメを心底信用していないのでフィルムカメラも持参していたが、こちらは少しでも軽量にするため広角レンズのみ。思うように撮れなかったことが心残りだった。
六甲山系は時期はばらばらだが全て歩いたことになる。それでよしとしよう。
寛仁親王殿下「短期間で結論、拙速」 女系天皇容認改めて批判 (01/09 11:07)産経新聞より
『皇室典範に関する有識者会議』が女性・女系天皇を容認したことに関連し、寛仁親王殿下が10日発売の月刊「文芸春秋」2月号で、現在の男系維持のために旧皇族の復帰など「さまざまな選択肢があることを認識し、今すぐ決める必要はない」と発言し、同会議の結論を拙速と批判されていることが8日、分かった。同会議の議論では皇族からの意見を求めておらず、今回のご発言は、次期国会での典範改正審議に微妙な影響を与える可能性もある。
『天皇さまその血の重み−なぜ私は女系天皇に反対なのか』の見出しで、ジャーナリストの櫻井よしこさんと対談されている。
この中で寛仁さまは皇室の伝統を「神話の時代から延々と男系、父方の血統で続いてきた」と位置付け「この血の重みには誰も逆らえなかった」と強調。国民にも「血統に対する暗黙の了解、尊崇の念」があると主張された。
史上8人いた女性天皇と女系天皇の違いを指摘した上で、民間人が女性天皇の夫になることが続くと「一般の家と変わらなくなる」との危機感を表明。女系天皇の容認は「日本という国の終わりの始まりではないか」とし、男系維持のため、戦後に皇籍離脱した旧皇族の子孫が、断絶した秩父宮家や高松宮家の祭祀(さいし)を継ぐ形で養子として皇室に入るという方法も示されている。
寛仁さまは昨年、自身が会長を務める福祉団体の会報で、私見として女系天皇に異論を唱えるエッセーを寄せられていた。
【寛仁さま ご発言要旨】
天皇さまというご存在は、神代の神武天皇から125代、万世一系で続いてきた日本最古のファミリーであり、神道の祭官長とでも言うべき伝統、さらに和歌などの文化的なものなど、さまざまなものが天皇さまを通じて継承されてきました。世界に類を見ない日本固有の伝統、それがまさに天皇の存在です。
その最大の意味は国にとっての振り子の原点のようなものだと私は考えています。国の形が右へ左へ、さまざまに揺れ動く、しかし、いつもその原点に天子様がいてくださるから国が崩壊せずにここまで続いたのではないか。
(有識者)会議の構成に私が口を挟むわけにはいきませんが、わずか17回、三十数時間の会議でこれほどの歴史と伝統を大改革してしまうことが果たして認められるのでしょうか、あまりに拙速に過ぎませんかと強く申し上げたい。
たとえばかつて10代八方の女帝がいらした。これが女帝論議に火をつけていますが、そのほとんどは皇女、つまりお父様が天皇でいらした男系の女子です。また、もともと皇后でいらして天皇が亡くなられたために即位された方も多い。御家系で適齢期の方が即位されるまでのピンチヒッターとしての即位で、独身で即位された方は終生、結婚なさいませんでした。
今認められようとしている女系天皇は、全く意味が違う。2665年間連綿と男系による血のつながりで続いてきた天皇家の系図を吹き飛ばしてしまうという事実を国民にきちんと認識してもらいたい。
畏れ多いたとえですが、愛子さまが男性と結婚されて、お子様が生まれれば、その方が次の天皇さまになられる。こうしたことを繰り返せば、100年も経たないうちに天皇家の家系というものは一般の家と変わらなくなってしまいます。
そのとき国民の多くが天皇というものを尊崇の念でみてくれるのでしょうか。日本の歴史に根ざしているこの天皇制度が崩れたら、日本は四分五裂してしまうかもしれない。この女系天皇容認という方向は、日本という国の終わりの始まりではないかと私は深く心配するのです。
今の典範のままではいずれ先細りで皇位継承者がいなくなる可能性はありますから、陛下がご自分の御世で確かな方法を考えて欲しいというくらいのことをおっしゃった可能性はあるかもしれません。しかし、具体的に女系を容認せよ、とか長子優先とか、そうおっしゃる可能性は間違ってもない。陛下はそういうことをおっしゃる立場ではないし、非常に真面目な性格からしてもそのような不規則発言をなさることはあり得ないでしょう。
私が国民にお願いしたいのは愛子さまが即位されるにしても、少なくとも30年から40年先であり、その間にこれまで皇統を維持するために先人がどんな方策を取ってきたかという事実をよく考え、さまざまな選択肢があると認識し、物事を決めて欲しいということです。
女系天皇を容認すると2,3世代後にに何が起きてくるのか明快に語られている。
皇室の一般参賀風景や大臣の認証式、文化勲章の授与等々様々な行事での重みがなくなってくるということである。
また、天皇は宮中で神道の祭祀を年間を通じて行っておられる。それも一般の家系と変わらなくなってしまうと神道の伝統が崩壊し、やがては全国にある神社や鎮守の森にたいする崇敬の念は薄れ、日本人が無意識に保っている宗教観にも大きな影響がでてくるのではないだろうか。
麻生外相「拉致、断固として対応」 2006/01/09 産経
麻生太郎外相は8日、福岡県直方市で開かれた集会であいさつし、北朝鮮による日本人拉致事件について、「ふざけた話だ。人さまの国に入ってきて、国民を人質にかっぱらっていく話がまかり通ると思うのがそもそも間違っている」と厳しく批判した。
その上で、「断固として対応する」と述べ、今月末にも行われる日朝国交正常化交渉と拉致、核問題の並行協議で、北朝鮮側に対して拉致事件解決に向けた具体的進展を強く求める姿勢を示した。
また、安倍晋三官房長官は8日、テレビ朝日の報道番組で、日本人拉致事件で国際手配されている元工作員、辛光洙容疑者の身柄引き渡しについて、「(日朝の)対話の場で誠実に対応しないのであれば圧力を強めるのは当然だ」と述べ、北朝鮮を牽制(けんせい)した。
辛光洙(シン・グァンス)について検索してみた。詳細はこちらを参照していただきたい。
その辛光洙が韓国当局に逮捕され、当初は死刑になったがのちに無期懲役に減刑されたという。1989年に日本のそうそうたる議員が在日政治犯釈放の要望書なるものを当時の盧泰愚大統領に提出している。
その議員とは、土井たか子、菅直人、田英夫、本岡昭次、淵上貞雄、江田五月 等である。
また朝日新聞も熱心に釈放を要望していたという。
ちなみに、当時の内閣は宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山と続く。
拉致に関する情報が少ない時だったかも知れないが、驚くほかない。
中国の環境破壊の現実
かつては日本でも水俣病やカネミ油症、森永ヒ素ミルクなど多くの公害が発生した時期があった。今でもアスベスト問題が起きている。今の中国ではそれ以上の事態が発生しているようだ。
渡辺亮次郎さんがメルマガで「中国人が食べない毒菜、毒魚」と題し発信されている。
この映像はショッキングなものだった。
野菜や椎茸、梅干しなど中国食品の御世話にならない日はない、一方で日本の食糧自給率は先進国でも最も低い40%といわれている。
次から次へと事件・事故
仙台の赤ちゃんは無事帰ってきてなによりだった。生後間もないのに50時間よく頑張った。
JR下関の火災は、なんと74歳の前科のある男による放火だった。空腹でむしゃくしゃし、刑務所に戻りたかったという。
社会が病んできているのが分かるような事件が多い。
私の部屋の下50mほど南に交差点がある。午前中、大きな車の衝突する音が聞こえた。木の陰で見えないがしばらくすると、警官が交通整理する笛の音や、救急車のサイレンで騒々しかった。
正月二日目に火事があり鐘とサイレンを激しくならし出動していった。近くにある消防署は相当広範囲を受け持っているのか、救急車はしょっちゅう出動している。
中国政府シンクタンクが自国を分析し、「総合国力が日本を上回る」としている。
一方大紀元が「外国人が驚く中国の真実」として50項目をあげている。中の「19.賭博は非合法であるが、富くじは至るところにあり、それは合法である。」は日本でも当てはまる。
平河総研のメルマガ(47号)で韓国の池東旭という評論家が日韓の改憲の動きについて書いておられる。
それによると、
年初から韓国では憲法改正論議が日本以上に喧しいという。韓国では1948年の政府樹立以来9回も憲法が改正されたという。
とのこと。
残念ながらそのうち8回が党利党略や権力者による恣意的なものだった。しかも改憲した大統領はみんな悲惨な末路をたどった。国家運営の基本である憲法を党利党略でいじくればろくなことがない。現在のように国論が分裂している状況のなか、改憲すれば収拾のつかない混乱がおきる。」
日本については・・
「外国人であるわたくしが論評する立場でない」としながら、
一ついえるのは自衛確立のための改正は当然である。いままで放置していたのがむしろおかしい。
日本が国連安保常任理事国入りを目指すならとっくに憲法を改正すべき。 コトの順序があべこべだ。防衛庁を防衛省に格上げするのも当たり前である。
憲法改正で日本が軍国主義に回帰すると警戒する近隣諸国からの声も聞こえよう。だが国民の生命財産の安全擁護は国の責任と任務である。そのため自衛力確保は国家の基本だ。
国民が外国に拉致されても制裁できず泣き寝入りしているなら国家という名前に値しない。
日本の皇室典範改定の動きについて
日本国の象徴である天皇制の根幹にかかわる規定を、有識者といわれる一握りの人々によって恣意に決められ、国会に提出される模様だ。だが国民からもっと広く意見を集め、じっくり検討する必要があるのでなかろうか。
戦後60年、憲法改正にあれほど慎重だった日本の政治家が、2000年の歴史をもつ、影の憲法ともいえる皇室典範については拙速に改定を進めているのは外国人のわたくしにとって不思議でしょうがない。それは一部の日本人が天皇制をなし崩しに無くそうとしているのだとしか思えない。
外国人でありながら日本人以上のわかりやすい論評でありがたく思った。
年末からClassicalストリームにギターが加わっている。
クラシック、スパニッシュ、フラメンコのミックス。若い頃ギターに取り組んでいたが、モノにならなかった。しかし、アコースティック・ギターの繊細、情熱的なサウンドにはつい聴き入ってしまう。
午後はにわか雪が舞う寒い一日、多少日が長くなってきた。
正月休み中の宿題(プログラム修正)を片付けた。
1月4日付けの大紀元によると、「 日本の四年制大学、短期大学、専門学校に在籍している外国人留学生は、2005年5月時点で、12万人を超え、7年連続で増加した。」という。
中国 8万592人 3.7%の増加 全体の66%を占める
韓国 1万5606人 0.6%の増加
台湾 4134人 0.9%の増加
あの反日ぶりからは想像できない数字であった。日本留学について中共政府方針はどのようなものか判らないが、規制しているとすれば矛盾があり、規制していないとすれば陰に民主化が進んでいるのかもしれない。
さらに「留学生が増加するにつれ、『偽装留学』で不法滞在するケースが目立っており、出入国管理局の調べでは、このような外国人留学生が8,173人いることが明らかになった。」とも報じている。
不法滞在者には工作員や諜報員が混じっていないとも限らない。
いつも拝読している「つづれ草子」というHPがある。核心を突いた世評を書いておられ感銘を受けている。
今日3日は「男の哲学」と題し家庭のあり方や社会、政治、男の生き様にわたる示唆があり、哲学なく生きてきた私などはガツンと拳固を食らったような文だった。以下引用させていただこうと思う。
野火さんという80代の方らしい。
男の哲学
「 男というものは、自分のためだけでは満足できない存在ではないかと思う。『世のため人のため』に生きることで至高の満足を持つことができた。『世のため人のため』は男の哲学なのである。
女は、子どもたちにそういう人になりなさいと諭す存在である。それが家庭の道筋である。日本の一般はそういうことで成り立っていた。
ところが戦後、『自分のため』だけが強調され、男たちは自分たちの哲学を得られなくなった。『世のため人のため』などは誰も言わなくなり、男は、男そのものを失ったのである。今の社会問題の病的な状況を生んだ根源がここにある。ジェンダーフリーという思想が諸悪の根源である所以もここにある。皇室典範も人権法案も、考えてみればすべてここに至る。」
次男と二人で恒例にしている湊川神社(通称=楠公さん)にお参りした。沢山の参拝客で境内は賑わっていた。
皇室典範問題が通常国会の俎上にのぼろうとしており、なりゆきでは皇室の伝統はもとより神道の伝統すらゆらぎかねない事態になってきている。今日は意識して作法通りにお参りすることにつとめた。以前の私を思えば考えられない変化である。
初詣の後、実家に帰り、老母(90)や兄妹の家族、兄の孫達に1年ぶりに再会し談笑した。
いろいろと事故の多い世の中であるが、みな元気で年を越し有り難いことである。
皇室典範改正 通常国会焦点に 2006/01/01 NHK
政府はことしの通常国会に、今は認められていない、女性とその子どもの女系にも皇位の継承を認めることを柱とした、皇室典範の改正案を提出する方針で、内閣官房に準備室を設置し、法案の作成作業を進めています。これに対して、無所属の平沼元経済産業大臣が会長を務め、自民党や民主党などの国会議員でつくる、「日本会議国会議員懇談会」は、「政府による皇室典範の見直しは、皇室の歴史を無視するものだ」として、男系による継承を維持するための対案を、議員立法で提出する方針を固めました。また政府が、皇位の継承順位は、男女を区別せず直系の第1子を優先させるとしている点についても、与党内に、「兄弟姉妹間ではまず男子を優先させる方が自然ではないか」という意見が出ています。政府は、改正案について皇室の歴史を大きく転換させる内容を含んでいることから、国会での審議を通じて、幅広い国民の理解を得たいとしており、通常国会の焦点の1つとなりそうです。
「皇室典範に関する有識者会議」が出したのは「報告書」であり、多くの学者や賢者が報告書の内容および会議メンバーに問題点が多いと分析報告している。ニュース報道で単なる報告書を「皇室典範の改正案」というのは誤った先入観を視聴者に与えていないか。
NHKは良い番組も多いが、先にNHKが行った皇室典範に関してのアンケートでも誘導がみられると思う。
「女性天皇を支持する結果となっている」としていたが、女帝と女系天皇の違いがどこまで国民に理解されているかは、現段階ではまだまだ疑わしい。
参考サイト:皇室典範改定の問題点