◆日本の馬と馬文化 普及・活用の志を同じくする牧場・団体の紹介


NPO法人日本和種馬文化研究協会による
和種馬や和式馬術活用のプロモーション動画




紅葉台木曽馬牧場(こうようだいきそうまぼくじょう)


日本在来馬の生産・保存と日本古来の騎乗技術研究、その両者を組み合わせた実践・普及活動を同時に行ってきた、国内でも非常に希少な施設です。
代表の菊地幸雄氏は、近親交配による矮小化・弱体化がすすんでしまった在来馬たちの中に眠る優れた「乗系馬」血統復元の第一人者であり、
この御猟野乃杜牧場も菊地氏の指導と後押しのおかげで、日本の騎乗技術と在来馬普及の一端を担うことができるようになりました。

また、菊地氏は、1998年にそれまで男性だけのものだった流鏑馬や馬上武芸の世界にあって初の「巴組」という女性チームを作り、
日本初の女性のみの流鏑馬競技実施やホースショーをはじめとした舞台での華やかな女性射手の活躍の場を生み出すことで
性別の垣根を越えた馬文化普及の先駆者としても大きな貢献をはたしています。
「巴組」が前身となり、後に男性の入会もできるようになった「甲州和式馬術探求会」が、現在もこの紅葉台木曽馬牧場を拠点に活動しています。

流鏑馬を初歩から習うことができる「流鏑馬スクーリング」や、
「和式馬術基本講習会」をはじめとした馬上武芸とそれに付随した装束着用体験が大変好評で、
初心者から上級者までレベルに合わせた内容にて、日本古来の騎馬武者の気分を味わうことができます。
富士五湖のひとつである西湖のほとり、富士山を間近に見る紅葉台の麓に位置し、
富士の樹海を駆ける外乗コースもとても人気があります。
よく晴れた日の、馬の背から間近に見る富士山の姿は圧巻です。

所在地: 山梨県南都留郡鳴沢村紅葉台8529-86
TEL/FAX:0555-85-3138
営業時間:平日10:00〜 休日9:00〜


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◆サドルバック牧場


サドルバック牧場は、太平洋を見下ろす牧場施設にカフェを併設し、
馬のほか、ヤギなどの動物たちが一緒に暮らしています。
日本在来馬とポニーたちによるセラピーや、子どもたちのための「馬寺子屋」等、
人と動物のふれあいの場を作ることに力を入れるほか、

在来馬の気質の良さに魅せられた代表の高橋行雄氏が、
2005年に特定非営利活動法人「日本和種馬文化研究協会」を立ち上げて以来、
紅葉台木曽馬牧場と提携しながら、騎射競技会や騎射技能検定会開催などをはじめとした
生産・普及活動に尽力しています。

小田原城で毎年開かれている「小田原城 馬上弓くらべ大会」は、弓と騎馬の技術を競いあう騎射競技会です。
一般的な騎射競技や神事の流鏑馬では的に「当たる」ことを的中扱いとすることが多いのですが、
「馬上弓くらべ大会」では実践馬術の観点から、的に矢が当たるだけではなく、
きちんと「刺さる」ことで得点(抜け落ちた場合は無得点)となる、というルールが定められているのが特徴。
事前に行われる検定会のクラス分けに応じ、
2走の騎射走行で総合点を競うこの大会では、参加者、見学者、地域が一同に盛り上がります。


所在地: 神奈川県小田原市江之浦415
※営業時間についてはお問い合わせください
電話 0465-29-0830
FAX 0465-29-0414


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乗馬クラブ unaparte(ウナパルテ)



茨城県北部、常陸太田市の山あいに位置し、
日常を離れた静かな里山でゆったりした時間をたのしむことができる牧場。
馬の頭数は少なめの小規模なクラブですが、代表の清水健介氏は馬術の本場スペインに留学し、
現場で働きながら修行した経験のある実力派。
かつて師事したスペインを代表する馬術家より、馬への接し方だけでなく生き方まで多大な影響を受けたそうで、
クラブ名もスペイン語由来です。

紅葉台木曽馬牧場で生まれた日本在来馬のほか、かわいいポニーたちが活躍中。
乗り手の経験を問わない、馬との本質的な関わりを目指した個人レッスンを主体に行い、
和式馬術の研究も行っています。

所在地: 茨城県常陸太田市高貫町744
営業時間:8:00〜17:00 不定休
TEL:080-6544-5084


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日本在来馬の活用と日本古来の騎乗技術の研究・実践を目指す牧場はまだまだあります。
準備が整い次第、随時更新していきます!


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