落葉松亭・表紙へ  /  2009年3月〜4月

落葉松亭日記(2009年1〜2月)

2月28日(土) 読売新聞会長・渡辺恒雄氏

2月も今日で終わり、今朝は春めいた日射しが降り注いでいる。
産経新聞の朝刊は、「21年度予算年度内成立確定 麻生降ろし本格化」の見出しがデカデカと載っていた。
その記事の中に、以下の文がある。
・・・  予算案の衆院通過に先立つ18日夜、森喜朗元首相と青木幹雄元参院議員会長、山崎拓元副総裁、渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長らが都内の日本料理店で会食した。・・・
web版の記事では
・・・ 予算案の衆院通過に先立つ18日夜、森喜朗元首相と青木幹雄元参院議員会長、山崎拓元副総裁らが都内の日本料理店で会談した。・・・
と、「渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長」はなぜか外されていた。

渡辺氏は天皇嫌い、若かりしころはそのため共産党員だったときく。
2007年8月北京週報とのインタビューで「・・安倍氏は参議院選挙の後に引き続き首相でありつづけるが、私も彼に絶対に靖国神社に行ってはならないと進言しなければならない。もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。・・・」と語った。またその後、麻生クーデター説を流したとも言われる。
先日の中川大臣辞任事件も読売新聞の女性記者が一緒に酒を飲んでいたとあった。
一連の流れを見ると、なにか工作員のような印象を受けるのは当方だけだろうか。
聞けば公明党支持団体の創価学会会長池田大作氏とも昵懇の間柄というから、政界への影響力の行使は似ている。

2月27日(金) 「千年女優」

2008年(第81回) - 加藤久仁生のアニメ映画『つみきのいえ』が短編アニメーション賞を受賞。また『おくりびと』(滝田洋二郎監督作)が外国語映画賞を受賞(外国語映画賞が独立した賞となってからは史上初)。日本の作品のダブル受賞は実に54年ぶりの快挙。(Wkipedia)
日本映画が世界の大舞台で認められたという。是非見てみたいもの。

インターネットを徘徊していて、ある方のブログから、Youtubeの面白いアニメに行き当たった。
今日本のアニメは、こんな感じなのか、面白いと同時に質の高さに感動した。

「千年女優」 1/9 http://www.youtube.com/watch?v=iq_x7gvGKvA
2/9〜9/9もYoutubeで見ることが出来ます。

アニメの自由奔放な展開、それに大人向きなのが嬉しい。

2月25日(水) 無題


圧力鍋その後

先日、鰯の生姜煮を作ってみました。けっこうイケました。
味をしめて、塩サンマでやってみました。前回底に少しこびりついたので、今回は大根を下に敷いて煮ました。
蒸気が出だして、約30分弱火にします。
骨まで柔らかく、残すものは何もなく食べられました。

コイカル ?

しとしと雨で庭園の彼方此方に水溜まりが出来ました。
見かけない鳥が水浴びを始めました。
とっさのことでカメラは手持ち、ピントもそこそこです。
図鑑で見ると、コイカルの雌のようです。

2月25日(水) 日米首脳会談

麻生首相は雄弁だったとのこと。
麻生内閣支持率が低迷しているが、「外交はまかして」と民主党との違いを強調しているかのよう。
麻生首相―オバマ大統領 日米首脳会談の要旨 2/25 アサヒ・コム
http://www.asahi.com/politics/update/0225/TKY200902250093.html
(1/2ページ)
 日米首脳会談の主な内容は、日本側の説明によると次の通り。
 【冒頭発言】
 オバマ大統領 日米の友好関係は米国にとって極めて重要だ。麻生首相が最初の外国の賓客であるのはこのためだ。米日間の強固なパートナーシップの証明だ。日米同盟は東アジアの安全保障の礎石で、私の政権が強化したいものでもある。環太平洋の問題だけではなく、世界中の問題で連携する機会がある。日本は気候変動からアフガニスタンの問題に至るまで、偉大なパートナーとなってきた。
 麻生首相 外国の最初の公式な賓客としてホワイトハウスにお招きいただき、非常に感謝する。日本人としてだけでなく、アジア人として非常に光栄に感じる。我々は世界第1位、2位の経済大国だ。数多くの課題があり、日米が手を携えて、協力して取り組まねばならない。
 【日米関係】
 両首脳 日米同盟を一層強化する。日米同盟を基軸に、グローバルな課題に共に取り組む。在日米軍再編をロードマップに基づいて着実に実施する。
 大統領 核抑止を含む対日防衛にかかるコミットメントを表明する。
 【金融国際経済】
 両首脳 世界1位、2位の経済大国として、世界経済の回復に全力を尽くす。基軸通貨たるドルの信認の維持が重要。保護主義への対抗は日米の重大な責務。4月のロンドンサミットに向け協力を加速する。
 首相 日米経済対話の新たな枠組みの検討を進めたい。
 【北朝鮮】
 首相 拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決が重要だ。
 大統領 よく知っている。引き続き日米間で緊密に連携していくことが重要だ。
 両首脳 6者会合で北朝鮮の検証可能で完全な非核化を実現すべく協力。北朝鮮の衛星打ち上げ準備の公表を受け、北朝鮮が緊張を高める行動をとるべきでないとの認識で一致。
(2/2ページ)
 【アフガニスタン・パキスタン】  首相 アフガン安定化に向けた支援を一層強化。
 大統領 日本のこれまでの支援に感謝し、今後の日本の積極的な役割を歓迎。
 首相 アフガンを単独でみるのではなく、(隣国の)パキスタン、イランなど地域的広がりを持って取り組むことが重要だ。日本はパキスタン支援国会議を開く。
 大統領 同感だ。まさにそういう観点から包括的な見直しを行っている。
 首相 吉川元偉(もとひで)駐スペイン大使を近日中にアフガン・パキスタン担当特使に任命し、3月上旬にも緒方貞子・国際協力機構(JICA)理事長とともに訪米させ、ホルブルック特別代表らと包括的戦略のすりあわせを行わせる。
 【気候変動・エネルギー】
 両首脳 クリーンエネルギーや省エネ分野の協力具体化のための協議を開始。
 首相 高速鉄道(の活用)をもう少し考えた方がいい。アメリカの自動車文化を変えることにもなる。
 両首脳 気候変動に関し、13年以降の枠組み構築に向け日米で緊密に連携。25日から日米間の実務レベルの協議を開始する。
「昼食会がなかった」とか、「最高の場面で披露した「英語力」に、けちがついた格好」(読売)などと相変わらずの記事もあった。

2月24日(火) 朝日新聞所得隠し4億円

朝日新聞が東京国税庁の税務調査を受け、出張費や取材費の過大計上で平成20年3月期までの7年間で計約4億円の所得隠しが発覚した。(産経2月24日朝刊)
ネットで検索すると朝日新聞は平成17年年5月にも11億円余申告漏れが発覚したという記事があり、前科がある。
また、毎日新聞も平成19年5月に平成19年3月期までの5年間で約4億5800万円の申告漏れが発覚している。
いずれも報道機関は正義の味方という先入観を覆すもの。両社とも捏造記事があり、購読者が減っているという。
また新聞業界はインターネットに押され、いまや斜陽産業といわれている。

凡夫もここ10年独り暮らしだったので新聞はとっていなかった。が、老母と同居するようになりこの2月から母のために産経を購読している。両親は昔から産経に親しんできた。
紙面は、なにがトップ記事に載っているのか分かるし、また、ローカル記事や文化面、生活記事が広汎に眺められるのは、紙のよさだと思う。インターネットに縁のないお年寄りには、なくてはならない。

しかし、TVや新聞紙面しか情報源のない人々は、昨今のマスコミの激しい世論誘導に気がついているだろうか。産経新聞とて、この書き方はちょっとおかしいのでは・・と思うときがある。
本当に良心的な新聞なら生き残って欲しい。

 
冷たい雨の一日

2月23日(月) ぶったまげた中川元財務金融担当相事件真相

表面的には中川元大臣の不祥事として大々的に報じられたが、その裏は、時期総選挙につながる政局という筋書き。
メディア記者・官僚・議員のドロドロが整理されていた。
独立総合研究所社長・青山繁晴氏解説(YouTube)
・メディアは本当のことを言っているのか?
・財務省だけが得をしていないか?
・肝心の「G7」の成果は?

09.2.21 青山繁晴「中川前大臣もうろう会見の真実」1/3
09.2.21 青山繁晴「中川前大臣もうろう会見の真実」2/3
09.2.21 青山繁晴「中川前大臣もうろう会見の真実」3/3

IMFストローカン理事は以下のように述べたという。
「今回のG7の最大の具体的成果は日本によるIMFへの増資だ。日本による貢献と増資は、これまで人類の歴史で最大のものだ。」

2月22日(日) 竹島の日

行動する人々。
2・21 「竹島」奪還デモ行動!


竹島問題10のポイント。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/pdfs/pmp_10issues.pdf

2月20日(金) 久しぶりの日射し

此処2,3日冷えびえと鬱陶しい日々が続いていたが、午後久しぶりに日が射した。
風も何となく春めいている。
現金なもので、天気がよくなると気分も前向きになってくる凡夫だ。

庭園の南天

冬木立と高尾山

先日の霧の朝

先日、圧力鍋(\2980)を買ってきた。独りだと適当に煮炊きしていたのだが、母と同居するようになって、もう少しマシなものを食べようという欲が出てきた。
野菜の煮物などは驚くほど柔らかく、しかも短時間で仕上がる。大根やジャガイモなど分厚く切っても中までよく火が通っていて美味しい。電子レンジもよいがダシがよくしみこむのでこちらに軍配だ。何で今までこういうものを使わなかったのだろうか悔やまれた。煮魚も骨まで柔らかくなると言うから試そうと思う。

今日老母が93の誕生日を迎えたので、昼飯に小豆ごはんをやはり圧力鍋で炊いてみた。いままで電気釜では小豆にシンがあったが、こちらはうまくできて満足。老母のコメントは「うん、おいしい」とあっさりしたものだった。

「圧力鍋(三合炊き)」と旧鍋

2月16日(月) 民主には一度でも任せられない(4)

民主党は「国立国会図書館法の一部を改正する法律案 」を提出している。

「今次の大戦及びこれに先立つ一定の時期における惨禍の実態を明らかにすることにより、その実態について我が国民の理解を深め、これを次代に伝えるとともに、アジア地域の諸国民をはじめとする世界の諸国民と我が国民との信頼関係の醸成を図り、もって我が国の国際社会における名誉ある地位の保持及び恒久平和の実現に資するため、国権の最高機関たる国会に置かれる国立国会図書館に、恒久平和調査局を置く必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。 」ということらしい。

一見素晴らしい主旨で飾られているが落とし穴がある。アジア諸国民ではなく、特定アジア(シナ、朝鮮半島)に阿った改正?だろう。こんなものが通れば、見直されるべき自虐史観を固定し、新たな史実が判明しても変更できなくなる。自衛のためであった大東亜戦争が「侵略国家」として教科書に書かれ、子々孫々謝罪外交をしなければならない。
「村山談話」「河野談話」の固定化だろう。

参考:
「国立国会図書館法の一部を改正する法律案 」って何ですか?
同法律案を提出する「売国」議員達

2月14日(土) 樺太(サハリン)・日露首脳会談

麻生太郎首相は18日、日露首脳会談などに臨むため、戦後の首相では初めてサハリンを訪問する。
【産経抄】2月14日  2009.2.14 02:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090214/plc0902140256000-n1.htm
 昭和20年8月20日、樺太(からふと)の真岡(まおか)という町の郵便局で9人の女性電話交換手が薬品を飲み集団自決した。彼女たちは当時日本領だった南樺太で通信網を「死守」していた。しかし、終戦後に攻め込んできたソ連軍に抗しきれないとみて自ら死を選んだのだ。
 ▼現在ロシア名でサハリンと呼ばれる樺太は明治初期まで日露の間で帰属が決まらなかった。両国民の紛争が絶えない。明治8(1875)年の樺太千島交換条約でロシア領となるが、日露戦争の勝利により日本が南半分の割譲を受けるという複雑な経緯をたどった。
 ▼だが先の大戦で日本の敗戦が濃厚になった後、参戦したソ連(ロシア)が今度は武力でその南半分を奪った。真岡の悲劇はその過程で起きたのだ。もっともそれから60年以上がたつ。樺太のことも真岡事件のことも、日本人に忘れ去られようとしている。
 ▼そのサハリンで突然のように日露首脳会談が開かれるという。メドベージェフ大統領が現地で行われる石油・天然ガス開発事業の開始式典に招待した。麻生首相も資源やエネルギー分野で両国の関係を強化して北方領土問題も進展させたいと、これを受けたのだそうだ。
 ▼しかし日本とロシアは、戦争状態を最終的に終わらせるための平和条約を結んでいない。だから南樺太の帰属は今も決まっていない、というのが日本政府の立場だ。それだけに「首相がホイホイと出かけていっては、ロシアへの帰属を認めることになる」との批判もある。
 ▼もっともな危惧(きぐ)だ。ロシア側の狙いもそこにあるような気がする。だが樺太の名前が久しぶりに登場することで、日本人は忘れかけていた悲劇やソ連の乱暴を思い出すかもしれない。それならロシアの意図も裏目に出るというものだ。
樺太の歴史(同じく産経新聞図表より)
樺太の歴史
1809年(文化6)
 間宮林蔵が樺太に渡り、島であることを確認。
ユーラシア大陸との間を間宮海峡と命名
1855年(安政2)
 日露通交条約で日露両国民混住地になる
1875年(明治8)
 千島樺太交換条約でロシア領になる
1905年(明治38)
 日露戦争後のポーツマス条約で北緯50度以南が日本領になる
1945年(昭和20)
 ソ連が南樺太に侵攻し占領する
1951年(昭和26)
 サンフランシスコ講和条約で日本は南樺太を「放棄」。ソ連は同条約に参加せず。
1997年(平成9)
 日本、ユジノサハリンスクに在ハバロフスク総領事館の出張駐在官事務所を設置
2001年(平成13)
 日本、出張駐在官事務所を総領事館に格上げ
北方領土への国民の関心は、竹島や尖閣などと同様に薄くなってきている。
特に、北方領土にはすでにロシア住民が生活しておりロシア化が顕著という。
参考記事:
【記者は見た 北方領土の今】(上〜下)
首相の「樺太」訪問、誤ったシグナル送ることにならないか
産経新聞の記述のように、帰属の決まっていないサハリンに首相が軽々に訪問することで、それを承認してしまうことにならないか危惧される。

2月11日(水) 建国記念の日

戦前の「紀元節」に相当するが、戦中生まれの当方は馴染みが薄い。
その紀元節は占領下の昭和23年に廃止された。
その後、1966年(昭和41年)の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年(昭和42年)2月11日から適用された。(Wikipedia)
【主張】建国記念の日 政府が率先し祝うべきだ 2009.2.11 03:13産経「主張」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090211/plc0902110313004-n1.htm
 43回目の「建国記念の日」を迎えた。国民の祝日としてはすっかり定着したといえる。しかし、今年も政府が主催する式典は行われない。かつてない経済危機で、国民の結束が必要な今こそ、こぞって建国を祝うことができる方法を考えるべきだ。
 「建国記念の日」は戦前の「紀元節」を引き継いだものである。その「紀元節」は、明治維新のさい『日本書紀』で初代神武天皇が即位したとされる2月11日を選んで制定された。
 西欧列強に植民地化されるかもしれない危機の中、新しい国づくりに乗り出すに当たり、建国の歴史を学ぶことで、国民に一致団結を呼びかけたのだった。
 戦後、占領軍によって廃止されたが、国民の強い要望もあり、さまざまな曲折を経て昭和42年、名称などを変えて復活した。
 しかしその後、学校や家庭でこの日の意義について教えることは少なく、せっかくの「建国記念の日」が次第に空洞化してきたことも事実である。
 政府にも、積極的にこの日を祝い、PRしようという姿勢が欠けてきた。わずかに財団法人が開く「建国記念の日を祝う国民式典」を後援、時の首相があいさつをするだけだった。
 その式典も財団の解散により4年前に中止され、政府はまったく「建国記念の日」にタッチしない事態が続いている。民間団体による式典はいくつか開催されているが、今年、麻生太郎首相が出席する予定はない。
 国際的にみても、国が制定した建国の記念日を政府自らが祝わないというのは、異例なことと言わざるをえない。  特に今、米国の金融危機から始まった世界的不況で、各国は生き残るために懸命である。国際紛争も絶えず、それぞれ解決に向けての貢献を求められている。
 だが日本の政治は、政府や各党がバラバラで、党利党略の抗争に走っている。こうした時代だからこそ政府も国民も結束を強め、不況克服ばかりでなく、将来の国のデザインを考えていかなければならない
。  そのためには、明治政府がそうしたように、まず建国の歴史をその中心に据えたい。今後、政府が率先してこの日を祝う方法を考えてほしい。単なる休日としてではなく、国の成り立ちに思いをはせる日としたい。
小中高の学校時代に紀元節や建国記念の日がなかった年代が、今、社会の中枢、リーダーになっている。
もちろん全ての人がそうではないが、国家観の乏しい議員や政治家が跋扈するのもそのせいではないかと思えてくる。
ノンポリの典型、当方なども、近年のシナや朝鮮半島の反日騒動でやっと国というものを意識したのだった。

「主張」に述べられているように、日本は国際的に見ても、国が制定した建国の記念日を政府自らが祝わないという、不思議な国なのだ。
政治や教育行政、マスコミ、法曹などは、GHQの行った政策がここにきて実を結び、日本は徐々に劣化を辿っているように思える。

2月7日(土) 中国人窃盗団

犯罪もグローバル化し、外国人窃盗団が目立っている。
日中窃盗団28人逮捕 大阪など1億9000万円被害 (2009年2月 7日 10:49)産経関西
 大阪、兵庫、奈良など8都府県の中高層マンションで侵入盗を繰り返したとして、大阪、奈良両府県警は6日、窃盗容疑などで中国籍の住所不定、無職、李●忠容疑者(50)ら中国人と日本人計28人を逮捕したと発表した。被害は昨年6月までの約4年間で326件、被害額は約1億9000万円に上るとみられる。
 東京や愛知などでも同様の被害が多発。共同捜査していた警視庁などの立件分を合わせると、被害は14都府県で1764件、被害総額は約6億3000万円に上るという。
 調べでは、窃盗団は平成16年4月?20年6月、大阪府や奈良、兵庫両県などでマンションに侵入し、現金や家電製品を盗んだほか、盗み出した預金通帳から約1200万円を引き出した疑い。
 窃盗団は出身地別に「上海グループ」と「福建グループ」の2グループがあり、日本人は運転手役などとして加担していた。

関西で空き巣200件超「上海グループ」2人を逮捕 2月6日18時50分配信 産経新聞
 サムターン回しの手口で空き巣に入り、現金や貴金属を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、いずれも中国籍、大阪市浪速区の無職、高偉強(50)と徐岳敏(39)の両被告=窃盗などの罪で起訴=を再逮捕した。両容疑者は関西で空き巣を繰り返す中国人窃盗団「上海グループ」のメンバーで容疑を認めている。
 同課は別の窃盗事件で逮捕した中国人の男からの情報提供を受け、上海グループを捜査。平成19年7月から、両容疑者を含む男女10人を窃盗などの疑いで逮捕し、空き巣225件(約6870万円相当)の被害を確認している。両容疑者にはほかにも、200件(約5000万円相当)の余罪があるとみて捜査する。
 調べでは、両容疑者は昨年10月15日ごろ、神戸市に住む飲食店経営の女性(56)のマンションに侵入し、約2万6000円とネックレスなど38点(270万円2000円相当)を盗んだ疑い。
 同課によると、上海グループには上海出身の50人がいるとみられ、メンバーは3、4人単位で空き巣を行っているという。

和歌山県警が摘発の中国人窃盗団 9府県で被害総額3億6000万円 1月30日8時3分配信 産経新聞
 和歌山県警が摘発した中国人3人の窃盗グループが、近畿や九州など9府県で約250件、現金や商品券など総額約3億6000万円の窃盗を繰り返していたことが29日、分かった。県警はグループに他に数人のメンバーがいるとみて、全容解明を急いでいる。
 3人は、強盗致傷罪などで起訴された中国在住、無職、馮貴君(40)▽大阪府大東市、同、胡世祥(27)▽横浜市、大工見習い、婁喜宝(25)−の各被告。起訴状によると、3人は平成20年4月19日、和歌山市小豆島の民家に侵入して現金など約20万円を盗み住人にけがをさせたほか、大阪府や奈良県内で3件の窃盗事件を起こした。
 逮捕後の調べで、3人は平成16年ごろから近畿地方を中心に空き巣ねらいを繰り返していたことが発覚。「構えがよく、金がありそうな家を下見してから狙った」などと供述しているという。3人は中国黒竜江省出身。留学生として来日するなど出入国を繰り返し犯行を重ねていたらしい。

その他、見かけた事件
・中国人留学生が行方不明 両親に「監禁した」 警視庁捜査
・空き巣で中国人ら4人逮捕 余罪5000万円か
・だまし取ったカードで300万円引き出す 中国人逮捕
・不法滞在の中国人向けに住居斡旋 男を逮捕
・覚醒剤6キロ密輸 手配の中国人を現地で拘束 
・カキいかだ乗り上げで中国人航海士を書類送検 広島海上保安部
・アキバで海賊版DVD所持、中国人の男女逮捕

警察庁の外国人犯罪統計(H16)来日外国人国籍別地域別によれば中国人が50%近くになる勢いである。
総検挙数16,950(36%)
総検挙人員9,259(42%)
刑法犯検挙人員4,285(48,2%)
また、手口もコソ泥単独犯から組織犯罪に変わってきているという。
毒入り中国食品は買わなければ済むことだが、彼らは留学生とか研修生を騙って出入国を繰り返すタチの悪さだ。
だがシナ人に対する防犯を重点的に実施すれば半分近く減るという計算だ。

2月6日(金) 散歩道発見

昨日散歩でダムへの降り口らしきところを発見した。午后、そこを辿ってみた。
森林管理の方か、登山好きの人か分からないが、黄色のテープ標識が付けられていた。
最初に地形を研究し標識を付けた人はえらいと思う。

途中崖があったが、今日は登山靴で固めていたので無難。
距離は短いもののなかなかいい雰囲気の支尾根を通った。
前に妙号岩を見上げ、東には菊水山の急斜面を仰ぎ、深山の趣がある。

1時間たらずでダムの河原に降り立った。渇水期なので河原を渡りダム管理道に出る。満水期には無理かも知れない。
ダム堰堤で一服し引き返した。往復2.5時間のミニ山歩き。

下から見る展望岩

閑静な支尾根

ここから見る妙号岩は立派

渇水の石井ダムと菊水山西斜面

2月5日(木) 外壁塗装工事終わる


わが棟の外壁塗装工事がようやく終わりました。
丁度好天に恵まれ、さっそく布団干しをする家が多く見られました。
なお、当団地全体が終了するのは4月になります。


久しぶりに尾根に出てみました。春霞?でしょうか、神戸の街、大阪湾も霞んでいました。
明日はまた冬型に逆戻りとか・・・

2月3日(火) テポドンにコメントなし?

北朝鮮がテポドン発射準備 米偵察衛星確認 改良型の可能性 (1/2ページ)2009.2.3 01:36 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090203/kor0902030138000-n1.htm
 北朝鮮が、核弾頭を搭載可能な長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めていることが2日、分かった。
複数の政府筋が明らかにした。米国などの偵察衛星が発射準備とみられる動きを確認しており、1?2カ月中に発射準備が完了する可能性が大きい。北朝鮮は日本や韓国の対北強硬姿勢に強く反発しており、対抗措置としてミサイル発射準備を進めているとみられるが、万一発射すれば、国際世論の反発は必至で、6カ国協議の行方にも大きな影響を与えそうだ。
 複数の政府筋によると、米などの偵察衛星が、北朝鮮北東部の平安北道東倉里で新たに建設中のミサイル発射施設に複数のトラックが頻繁に出入りしているのを確認。ミサイルを格納する大型コンテナも運び込まれていることが分かった。コンテナなどの大きさからミサイルは、テポドン2号と同等以上のサイズとみられる。
 すでに北朝鮮は昨年秋までに発射施設でエンジンの燃焼実験を行っていることが確認されている。北朝鮮のミサイルは液体燃料を使用しているため、発射台への設置や燃料注入にはかなりの時間を要するため、発射は早くても1?2カ月先になる可能性が大きい。
 テポドン2号は北朝鮮が独自開発した弾道ミサイルで、1段目に新型ブースターを登載し、2段目には旧ソ連が開発した短距離弾道ミサイル「スカッドC」を改良したノドンを使用しているとされる。射程は約6000キロで、米国のアラスカやハワイ周辺まで到達するとみられている。
 今回のミサイルはテポドン2号の改良型である可能性もある。改良型ならば射程は1万キロに達するとみられ、米本土も射程圏に入るとされる。・・・・

浜田防衛相は「事柄上コメント控える」と仰る。
この国は大丈夫なのか。
それよりなにより、国民が集団的自衛権について目を覚まさなければ。
テポドン発射準備 浜田防衛相「事柄上コメント控える」2009.2.3 09:45 産経
 浜田靖一防衛相は3日午前の閣議後の記者会見で、北朝鮮が核弾頭を搭載可能な長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を進めている問題について、「北朝鮮の弾道ミサイル関連の動向については、防衛省としては平素から情報収集をやっており、さまざまな情報に接しているところだが、事柄の性質上コメントは控えさせていただきたい」と述べた。

1月29日(金) 三週間ぶり

 外壁塗装も終盤、残りは階段や通路のみになった。
防護ネットも取り払われ、足場越しに森の木々が見えるようになった。冷たい雨がそぼ降る一日だが、明るい窓がよみがえり嬉しい。
来週には足場も取り払われる。








1月25日(日) 初場所千秋楽

横綱朝青龍が14勝1敗で5場所ぶり通算23回目の優勝。

1月場所千秋楽、横綱決定戦となった。8年ぶりという。
横綱同士ともなると、立ち会いがいかに重要かを物語る一戦だったように思う。
本割りで、朝青龍は立ち会いに失敗した。白鵬は完璧な寄り切り、朝青龍は投げ出された。
しかし、朝青龍はここから本領発揮、優勝決定戦ではきっちり修正してくるのである。
立ち会いで頭を付けてのもろ差し、白鵬は上手が深すぎ、肩越しになってしまい、回復のしようがなかった。
3場所休場あと、序盤ではバタバタした感があったが、終盤になると朝青龍らしさがもどった。

把瑠都(9-6) 吊り出し 日馬富士(8-6)
新大関日馬富士は何とか勝ち越し、千秋楽に臨んだが、今場所は切れ味が悪かったように見えた。
把瑠都は相撲がうまくなり、自分の体をよく活かしていたように思う。
がっちり引きつけ、日馬富士の足をとって吊りだした。

千代大海(8-7) 叩き込み 豪栄道(10-5)
千代大海、勝ち越しのかかる一番、立ち会い勝ち。
豪栄道は好調だが、千代大海の気迫に負けたのでは。

三賞
殊勲賞:該当者なし
敢闘賞:豊真将(11-4) 東前頭16枚目 2回目
技能賞:豪栄道(10-5) 西前頭3枚目 1回目

幕内10勝力士
朝青龍(14-1)、白鵬(14-1)
琴欧州(10-5)

1月24日(土) 民主には一度でも任せられない(3)

「立ち上がれ!日本」メールマガジン【160号】2009/01/23
【民主党は民団・左翼運動とどうつながっているのか 下 】
http://www.tachiagare-nippon.org
 より

◆◇民主党とフェミニズム運動とは一体の関係◇◆
 さらに左翼運動ということで言えば、フェミニズム運動とのつながりも見逃せない。民主党は、男女共同参画をさらに推進し、「ジェンダーの視点を重視した」国際協調を主張し、夫婦別姓や非摘出子に嫡出子と同等な相続を認めるなどの民法改正を政策として掲げている。
(中略)
「慰安婦法案」や「真相究明法案」、そして一連のフェミニズム関連政策においても、それを推進する左翼市民運動は相互に連携のある運動であり、民主党はそうした左翼運動の地下水脈と抜きがたく繋がっているということである。  こうした政策を強力に主張してきたのが、民主党の小宮山洋子衆議院議員をはじめとする女性議員たちであることはよく知られているが、ここでも議員活動の背後に左翼運動の影がはっきりと見て取れる。

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「男女共同参画社会基本法」は1999年(平成11年)6月23日に公布・施行された。
男女共同参画社会実現の為に2001年、内閣府に男女共同参画局が設立された。以降、各省庁に男女共同参画関係予算が割り当てられ、毎年度、数兆円単位の予算が費やされている(尚、男女共同参画関連とされる事業の総予算は約10.5兆円だが、そのうち9兆円弱は高齢者への福祉関連の予算として分類されており、それを除いた事業(女性の労働環境整備等)の予算は、年度あたり約1.7兆円となる)
政府を始め全国の市町村に至るまで 役所には男女共同参画部署が設けられ専任担当者が複数存在する。それぞれの参画関連部署では 「市民の意識改革」と題し21世紀職業財団(厚生労働省管轄)が政府傘下の男女共同参画団体が「女性の経済的自立(賃金労働者化)」といった「男女共同参画」を奨励している。(wikipedia)
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専業主婦は素晴らしい仕事だと思う。一つの仕事しかできない勤め人と違い、育児、料理、家庭経営、家人の健康管理等々様々な仕事を含んでいてバラエティに富んでいる。社会の構成単位である家庭の番人だ。男は伝書鳩よろしく職場に出て働き稼いでくるだけである。
このような専業主婦を、あのジェンダーフリーを言挙げする連中はバカにしたのだ。そしていかにも自分たちが先進的であるかのような情報を垂れ流した。
愛情豊かに育てた子供は、成人すればまた母親を見習って同じ事をするだろう。老いた母親は自然に子供に恩返しされるのではないか。
子育てを終わり又仕事に復帰するのは、その女性の自由でいいことだし、職業婦人(言い方が古いか)として人生を全うする方も昔から存在する。それを支援するのに何兆円もかかるのか。
「男女共同参画」業界や利権構造ができているのではないか。
大きな御世話かも知れないが、「女性の経済的自立(賃金労働者化)」は女性にとって本当に幸せなのだろうかと、無学な当方は思っている。

参考
ジェンダーフリー(wikipedia)
ジェンダーフリーに狂奔するフェミニスト8人の仰天言行録

1月22日(木) 民主には一度でも任せられない(2)

「立ち上がれ!日本」メールマガジン【158号】2009/01/10
【民主党は民団・左翼運動とどうつながっているのか 上 】
http://www.tachiagare-nippon.org
 より

民主党を支援する団体
民団(在日本大韓民国民団)は永住外国人選挙権付与に賛同する民主、公明両党候補を支援している。
民主党結党時の「基本政策」のなかに「定住外国人の地方参政権などを早期に実現する」として掲げられているし、実際に永住外国人に地方選挙権を付与する法案を国会に提出もしてきた。
平成16年には元在日の白眞勳議員が当選している。「公職選挙法には外国人の選挙運動に関する明文の規定は何もない」とのこと。故に選挙する国民が誰のために働く議員かをしっかり見る必要がある。
外国人地方参政権が認められれば、やがては日本国民の主権が侵されるのは明白だろう。

1月18日(日) 民主には一度でも任せられない

秋の衆院選を控え、巷では民主党に一度任せてみようという声があるらしい。
自民党もガタガタだが、民主党はもっと酷くなりそうではないか。
2009年1月15日(木曜日)これが民主党の「正体」だ(日本政策研究センター) メルマガより抜粋
「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法案」を推進
この法案の内容をごくごく簡単に言えば、「旧陸海軍の直接又は間接の関与の下に」「組織的かつ継続的な性的な行為の強制」があったことを事実として認定し、元慰安婦だと名乗り出た外国人に対して日本政府による公式謝罪と金銭的補償を行うというものである。
 「河野談話」の事実認定が間違いだったことが明らかになっている今日、なんとも非常識な法案だが、これを毎回法案の筆頭提出議員として最も熱心に推進しているのが民主党の岡崎トミ子参議院議員である(提出は民主・社民・共産の主に女性議員たちの連名)。岡崎議員といえば、国会の公費出張で韓国に行き、毎水曜日にソウルの日本大使館前で行われる「反日集会」に参加し、「公費で反日運動を行った議員」として有名な人物だが、この法案はこうした確信犯的な議員が議員レベルだけで推進しているのではない。

「国立国会図書館法の一部を改正する法律案」
先の大戦に関して「公正中立な立場」から調査を行い、真相を究明するために、国会図書館に「恒久平和調査局」というものを設置しようという法案である。法案が言う「真相究明」とは、実は日本による「戦争被害」のことであり、直裁に言えば、日本が戦時中にいかに酷いことをしたかを「究明」しようという法案なのである。
その一端は議連の活動を見れば明らかで、例えば、平成18年の総会での記念講演は盧武鉉政権の真相究明委員会委員長による「韓国人連行」の話であり、今年3月に議連が行った人権ヒヤリングの講師はなんと「反日」を標榜する辛淑玉氏……こう見てくると、彼等が言う「公正中立」とはどんなものなのかの一端が見えてくる。
 しかも、この法案を推進する「市民会議」というのは大変な団体でもある。
代表は二人いるが、その一人の西川重則という人物。この人は反靖国の「平和遺族会全国連絡会」の事務局長で参拝反対運動の中心人物。さらには自衛隊の海外派遣反対から有事法制反対まで様々な左翼運動に関わっている。
もうひとりは西野留美子という人で、この人はなんと前述したバウネットの代表。「慰安婦法案」とこの「真相究明法案」とは、実は民間サイドの推進者は重なっているのだ。しかも、この運動の事務局は、新しい歴史教科書の採択反対運動を起こした他、国旗・国歌反対運動や沖縄集団自決問題でも必ず顔を出す「子どもと教科書ネット21」の事務所に置かれている。
 その意味で、「慰安婦法案」や「真相究明法案」を推進する民主党は、ネットワークによって結ばれている左翼運動の地下水脈としっかりつながっていると言えよう。
生活第一などと表向きはいいが、日本国民というより朝鮮半島向けの政策だろう。

1月17日(土) 姑息な村山談話の謝罪決議

村山談話なる政府見解に違反したとして更迭された田母神前航空幕僚長の論文「日本は侵略国家であったのか」では特に村山談話には触れられていなかったが、同氏の著書「自らの身は顧みず」にその村山談話の謝罪決議の経緯が書かれていた。
以下田母神俊雄著「自らの身は顧みず」40p〜42p引用
「村山談話」は破棄されなければならない。

「侵略国家」だという呪縛が国民の自信を喪失させ、自衛隊の士気を低下させる。これでは国を守れない。終戦50周年の「村山談話」なるものが今の日本では金科玉条のようになっている。「村山談話」は破棄されなければならない。

平成6年(1994)6月29日に発足した自社さ連合政権・村山内閣の村山首相は、それまで長期間にわたって反対し続けていた「日の丸、君が代、自衛隊」を、自ら首相にしてもらうことと引き換えに全て認めてしまった。ところが、当時の社会党左派は、「日の丸、君が代、自衛隊を認めるとは何事が!」と村山首相を突き上げた。そのために村山首相は一計を案じた。

村山首相は、当時の土井たか子衆院議長と組み、平成7年6月9日、「本日は本会議無し、各議員は選挙区に帰られたし」との通知を衆議院内に回し、卑怯にも、その通知を信じて多くの議員が各選挙区に帰った隙を狙って、午後8自前、土井議長は本会議のベルを鳴らして、議員総数509人の内、265人の議員が欠席する異常な状況の下で、なんとわずか230人の賛成で、村山談話同様の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議案」なる謝罪決議を強行した。

あまりにも汚いやり方でなんの権威もなかったために、当時の参議院は、その「謝罪決議」の審議すらしなかったのである。そのために、同「謝罪決議」なるものは宙ぶらりんの状態になってしまった。

そこで、村山氏は同年8月15日、難の事前説明もなく閣議の席でいきなり、戦後50周年の村山談話なるものを発表した。これがその後我が国の名誉と誇りを傷つけ、国益を大きく損ない続けていることは説明の必要もなかろう。

村山首相は、平成19年に石川県在住の諸橋茂一氏により、村山談話に関する訴訟を起こされた。諸橋氏は、村山氏が首相退任後、「財団法人女性のためのアジア平和国民基金」(いわゆるアジア女性基金)の理事長に納まり、本来不必要なこの財団の基金運営のために、人件費等で約50億円もの国費を無駄遣いした、これを国庫に返還せよ、と裁判に訴えたのである。

さらに、諸橋氏は併せて、
(1)村山談話の内容が事実であるという根拠を示せ、
(2)村山談話を発表した法的根拠を示せ、
(3)アジア女性基金の設立根拠となったいわゆる「河野談話」の内容が事実である根拠を示せ---
と訴えた。

これは、最高裁まで争われ、控訴人に請求権がないということで、結果として請求は棄却されたが、村山氏は裁判の過程で村山談話の正当性をまったく説明できなかった。ちなみに、やはり諸橋氏が東京地検に告発した「河野談話」については、すでに7年の時効が成立しているという回答だったと聞いている。

政治によって我が国の歴史をねじ曲げることはそろそろ終わりにしてもらいたい。我が国が侵略国家であったという自虐史観が、日本国民の誇りと自信を喪失させ、国家安全保障体制の確立を困難にしている。本来、軍は国家の最後の拠り所なのであるが、我が国では国家を害する”ガン細胞”のように扱われてきたのである。
自衛隊による安全ではなく、「自衛隊からの安全」などと言われるのは、制服自衛官にとってはまったく心外である。「自衛隊を信頼して下さい」と、今多くの自衛官が心の中で叫んでいることであろう。
(分かち書き、太字は管理人がほどこしたもの)
この本で村山談話の原点を知ったが、こんないいかげんな「談話」を後生大事に政府見解とし外交、国防の基本に置いている日本はやはりおかしい。破棄しなければ次世代に負の遺産を残すだけではないか。

「村山談話」白紙撤回を求める署名サイト
「河野談話」白紙撤回を求める署名サイト

1月15日(木) webに怯える中共

隣国シナのインターネット人口は今や1億人を超えたと云われている。普及率はまだ7.16%(Wikipedia)だ。
しかしパイが大きいだけにネット上に良識派が台頭し捏造記事を垂れ流す国営TVを糾弾する動きがある。
インターネット通信網はどこが切れても迂回して相手に届くし、情報もネットを介して複写され伝播していく。
中共政府がいくら巨費を投じて情報封鎖をしても無理というものだろう。
国営テレビ視聴ボイコット宣言 「中国政府の宣伝」と若手知識人 (1/2ページ)2009.1.13 22:11産経
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090113/chn0901132213004-n2.htm
 【北京=矢板明夫】中国の若手学者、弁護士ら22人が12日、「うそを支持しない」などを理由に、国営中央テレビ(CCTV)の視聴をボイコットする宣言をインターネット上で発表した。国内の多くのサイトに転載され、影響力を拡大している。
 宣言はCCTVのニュースや教養番組の内容について「社会の矛盾の表れである暴動事件などを意図的に隠蔽(いんぺい)している」「歴史の真相を歪曲(わいきょく)している」など7つの理由を挙げ、CCTVの報道は「(政府の)宣伝に過ぎない」と結論づけ、視聴者としての感情が傷つけられたとし、これに抗議するため、「今後は一切CCTVを見ない」と宣言した。
 新浪など大手のポータルサイトに掲載された宣言はすでに削除されたが、個人のブログなどに少なくとも数万件転載されたため、13日夕になってもネットで全文を検索できる。中国ではすべてのメディアは共産党の宣伝部の厳しい管理下にあり、政府の「喉舌」(のどと舌。代弁者という意味)と位置付けられているが、国内でこのように正面から批判されることは珍しく、多くの人の共感を得ているようだ。ネットに「私もボイコットに参加する」などの書き込みが殺到している。
(2/2ページ)
 今回の宣言は昨年末に発表された共産党一党独裁の終結を求める「08憲章」に続き、共産党政権に対する第2弾の挑戦状といえる。「08憲章」に最初に署名した303人は、劉暁波(りゅうぎょうは)氏など当局に監視されている反体制活動家が多かったが、これに対し、今回の22人はメディアなどで論客として活躍している現役の大学教員や弁護士が多く、反体制側の人間はほとんどいないのが特徴だ。批判の矛先も共産党政権ではなく、国営テレビ局のみに向けられているため、一般民衆の支持が得られやすく、ボイコットの動きは広がりそうな雲行きだ。
 発起人の一人、北京紙「信報」の元副編集長の凌滄洲(りょうそうしゅう)氏(41)は産経新聞の取材に対し、「報道の自由を求める中国の若手知識人の声をより多くの人に知ってもらいたい」と述べた。
 今年は民主化を求める大学生らが弾圧された天安門事件から20周年にあたる節目の年。中国当局は知識人のこうした動きに特に神経をとがらせている。凌氏はすでに北京の公安当局から事情聴取を受けたが、「私たちの行為は憲法で認められている言論の自由の枠を越えていない」と主張したという。

中国若手学者・弁護士集団、CCTVの洗脳番組を排斥
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/01/html/d35302.html
 【大紀元日本1月14日】若手の中国人学者・弁護士22人が1月12日にインターネットで、中央テレビ局(CCTV)を洗脳番組を放送していると批判し、同テレビ局放送番組の排斥を訴える連名書簡を公開した。
 BBCによると、「中央テレビ局を排斥、洗脳を拒否」と題した公開書簡の発起人・林淪州氏は取材に対して、独占的に一方的な情報伝達および報道伝達に対して、公開書簡に連名した全員の立場を明白にすることが発表した目的だと述べた。
 林氏は、ここまで多くの学者・弁護士が連名して政府傘下主要メディアに対して排斥を訴えることは、大陸では数十年来初めてだとし、多くの大陸公民、ネット利用者が言いたくても言えなかった心の声を反映して、人々がウソ偽りを区別することに役に立つと示した。
 *CCTV、悪辣行為
 公開書簡では、CCTVの番組の中で「三鹿粉ミルク」社が1100の検査項目を実行していると宣伝したことや報道番組の中で、中国の転換期に社会で発生した突発事件、集団抗議事件等を報道しない、または軽く流すことを含み、CCTVの7つの悪辣行為を挙げた。
 公開書簡で、CCTVの同時報道番組は数十年間にわたり、風格や理念が時代遅れしているとし、国内では都合の良いことのみ報道し、都合の悪いことは報道しない、逆に国際報道では、懸念されることのみ報道し、良いことは報道しないと指摘し、「同時報道番組」よりは「同時宣伝番組」に改名したほうが適切だと皮肉った。
 また、CCTVはイラク戦争期間中の報道番組では、所謂軍事専門家を招きサダム・フセインを吹聴宣伝し、この戦争は「人民戦争」だと称した。その結果は、息子のウダイとクサイが銃殺され、サダム・フセインが逮捕され刑死した。
 公開書簡はさらにCCTVがゴールデンタイムで清朝の時代劇の大量放送を猛烈に批判した。宮廷内の権謀、独裁専制、宦官奴隷の内容は中国が自由民主への歩みを破壊し、差別的に奴隷の人格をでっち上げして洗脳したと指摘した。さらに専制制度を美化し、歴史の傷口を弄くり、征服された民族の感情を再び害したと批判した。
 *4つの「ノー」
 公開書簡で、CCTVが制作した所謂「講壇番組」をも批判し、番組に出演する専門家らは事実を無視して出まかせをいうとし、文字の獄の殺人鬼・康生幹のために自画自賛し、歴史真相を歪曲したことで正義たる人々の反感を買ったと示した。
 さらに、「われわれ若い世代の中国人学者は集団でCCTVが制作した所謂「報道番組」およびインターネットを排斥し、CCTVの「報道番組」や「宣伝番組」およびインターネットに掲載したものに対して、「見ない、開かない(ネット)、聞かない、言わない」の4つの「ノー」を実行すると表明した。
 昨年、連名した彼らは、「新春節文化宣言(新しい正月文化宣言)」を発表し、中国のテレビで放送される低俗で宣伝に満ちた正月祝賀番組は、中国人が持つ思いやりのあるほのぼのとした大晦日または新年に人を愚弄するようなものにしたとし、排斥するよう呼び掛けた。
 彼らは今年、公共テレビ資源を独占し、視聴者を汚染する「報道番組」および「宣伝番組」に対して、排斥する権利があると再び主張した。
  (翻訳編集・余靜)

中共インターネット情報封鎖を突破する「自由の扉」
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/02/html/d92463.html
 【大紀元日本2月21日】米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は13日、ジェフリー・A・ファウラー記者執筆の記事を掲載、中共のインターネット情報封鎖システムを突破するネット・サーバー会社とソフトウェア「自由の扉」について報道した。「自由の扉」は、情報統制を受けている大陸中国人が、現在アクセス禁止となっているウェブサイトを自由に閲覧可能にするものである。
 記事によると、昨秋、子文(音訳)という中国の高校生が、「ウィキペディア」にアクセスできなくなったことに気づき、原因は、中共政権が昨年10月にウェブサイトを封鎖したから。子文はウィキペディア投稿者の一人であったが、携帯メールでの取材で、「中共の宣伝は至るところ全て嘘で、真相が分からない」と述べた。
 その後、友人から「自由の扉」を紹介され、中国国内のインターネット利用者と米国内のサーバーに繋げ、アクセス禁止のウェブサイトが閲覧できるようになった。現在、子文さんは、国内・国際ニュースを見るため、毎週3、4回「自由の扉」を使用、BBCネット中国語版、自由アジアラジオ放送局、大紀元時報などにアクセスしているという。これらの中国語版ウェブサイトはすべて中共の監視下により封鎖されている。
 「自由の扉」は、ノースカロライナ州在住の夏ビル氏が開発した。同氏は、IT教材を独学独修、2002年にネット・サーバー会社を創立、常に早朝3時まで仕事をしているという。夏氏は起床後、システムの安全運転を保証するためにまず仕事を始めるという。「自由の扉」は米国内でのサーバーを絶えず変更、中共の封鎖を避け、ネット利用者が安全に情報を閲覧できるよう保証している。
 夏ビル氏のように、種々のネット封鎖を突破しようと企図する篤志家は、「ネットワーク突破活動家」と自称している。中共が絶えずネット制御を強化しているため、夏氏とその同僚らも絶えず技術を更新していると述べた。「自由の扉」は現在既に第6版となり、「ハイジャック」という技術を使用、中共が長期に渡り手を焼いているという。
 中共の情報封鎖を突破するソフトには、「自由の扉」の外、「サーキュベンター」「オニオン・ルータ」があり、匿名でアクセスできる。「自由の扉」は華人システムエンジニアが開発したので、中国人が使用し易く、圧縮されるとサイズが137KBになり、電子メールでも簡単に転送できる。
 夏氏にはこの他、開発に協力したソフト「無界」「花園ネット」があり、「自由の扉」と併せて、毎日約10万人がこれらを利用しているという。「自由の扉」は、各方面の支持と援助を得て、VOAと自由アジアラジオ放送局はこれに出資援助している。
 夏氏によると、中国で民主抗議、腐敗醜聞など、中共媒体が報道しない大事件が発生する度に、「自由の扉」の使用量が相応に上昇するという。「自由の扉」のサイトではまた「大紀元時報」の脱党運動を支援、大紀元は既に約800万人近くが脱党したと公表している。夏氏は、多くの人が「自由の扉」を通じて脱党したという。
 夏氏は、毎日無数の返事を受け取っており、シマンテック・ソフトウェア会社を説得し、「自由の扉」をウィルス扱いしないようにしたという。それ以外、もし米議会で再度『国際インターネット自由化法案』が可決されたら、「ネットワーク突破活動家」は更に多くの支援を得られるかもしれない。現在、米国内のネット・サーバー会社は中共のネット封鎖政策に現地協力したため、議会内で強烈な批判を受けた。
 中共中央機関の約十数部署が、インターネット警察1万人超を雇用し、絶えずネット上の情報を監視している。禁止された情報のアクセスを阻止し、いわゆる「ゴールデン・シールド」と称されている。現在中国には、ネット利用者1億人超がおり、中共が集中的な情報封鎖をしても、中国人が取得できる情報は10年前を遥かに越えている。しかし、ネット利用者の閲覧情報を制限するため、中共はこのほどまた倍の予算を投入したという。
***********************************
■「自由の扉」Downloadページ:
https://dongtaiwang.com/loc/download.php
■或いは、直接Download(中国語)(Downloadされた後、直接実行したらよい):
https://dongtaiwang.com/loc/software/60/f61d.exe
(06/02/21 12:23)

上記のURLを見ると、「Freegate」と呼ばれるソフトウェアによって検閲システムをかいくぐることが出来るらしい。 遅かれ早かれインターネットは中共政府を終わらせるに違いない。

1月14日(水) 世界は腹黒い

高山正之著「世界は腹黒い」のタイトルそのままに、シナのガス田盗掘はこの言葉がぴったりする。
経産大臣が中川昭一氏のとき日本側も試掘しようという話があって期待されたが、親中派二階氏に戻ると唯々諾々とシナのなすがままだ。
先祖伝来の資産が侵され国益が損なわれても、大した抗議の声が上がらないのは不思議だ。
左右のイデオロギーには関係ないと思うのだが・・・

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成21年(2009年)1月14日(水曜日)貳 通巻第2453号
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白昼堂々と日本の領海から盗掘しても。
  中国の開き直りは「主権の行使。日本は曲解しないように」とのことです

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 日本の領海から中国は白昼堂々とガスを盗掘している。
 中国外交部の秦剛・報道官は「中国が天外天・ガス田を一方的に開発しているという産経の報道に反論し、「天外天などの油・ガス田は係争のない中国の管轄海域に位置しており、関係の油・ガス田に対する中国の開発活動は固有の主権的権利の行使である」とした。

付随コメントは次の通り。
「日本の『産経新聞』が(一月)4日、中国は昨年6月に中日双方が東中国海問題で原則的共通認識を発表した後も『天外天』油・ガス田の一方的開発作業を進め、この海域での共同開発について協議を続けるという共通認識に違反していると報じている。
『産経新聞』の報道は中日の東海問題に関する原則的共通認識を曲解している。『天外天』などの油・ガス田は係争のない中国の管轄海域に位置しており、中国が関係の油・ガス田の開発活動を行うのは固有の主権的権利の行使である。
中日双方の原則的共通認識で、共同開発について引き続き協議するとされている『その他の海域』には、係争のない中国側の海域は含まれておらず、中日双方がこうした海域の油・ガス田について共同開発を行うという問題は存在しない」。
〔1月4日 新華社〕

 他人の庭先に進入して『ここは我が家だ。文句あっか』と開き直るのは、盗人猛々しいが、日本側の反論もなく、東シナ海は、すでに中国の領海であるかのごとし。
 なにしろ愛国精神を発揮して、日本のことを正しく評価したら空幕長の首がとぶくにですから。

中国、合意破り掘削 東シナ海のガス田「樫」 (1/3ページ)2009.1.4 01:30産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090104/plc0901040130000-n1.htm
 東シナ海のガス田問題で、日中両政府が平成20年6月に共同開発で合意した直後、中国が継続協議の対象となり現状を維持すべき「樫(かし)(中国名・天外天)」で新たに掘削を行っていたことが3日、分かった。明確な合意違反で日本側は抗議したが、中国側は樫での掘削を終え、生産段階に入った可能性が高い。主権と権益確保に向け、日本政府が対処方針の見直しを迫られるのは必至だ。
 樫ではこれまでにも構築物(プラットホーム)から炎が出ているのが確認されていたが、日中合意後、共同開発の協議対象である4カ所のガス田で、中国側の不当な単独開発が明らかになったのは初めて。
 日中両政府は20年6月、ガス田問題で合意。「翌檜(あすなろ)(同・龍井)」付近での共同開発と「白樺(しらかば)(同・春暁)」で日本の出資が決まった。樫と翌檜の本体、「楠(くすのき)(同・断橋)」は共同開発の合意に至らず、継続協議の扱いになり、両国には現状維持が求められる。
 この合意直後の7月上旬ごろ、樫のプラットホーム周辺の海域が茶色く濁っているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が確認した。その後、変色した海域が拡大したり、海面が激しく泡立ったりしたのも把握。防衛省はこれらの情報を外務省や資源エネルギー庁に連絡した。
 同庁によると、海域の変色は海底掘削で汚泥が出たためとみられる。海面が泡立った原因は、プラットホーム上の発電機の冷却水が高温だったか、掘削用の機材などの熱源が海水に触れたことが挙げられる。
(2/3ページ)
 6月ごろ、樫のプラットホームに多数の長いパイプが置かれていたことも判明。10月にはパイプは撤去され、ボートに積み込まれたのも確認された。パイプは掘削用ドリルを通すために使われたとみられる。
 時系列でみると、中国は7月ごろパイプやドリルを使い、樫で掘削を開始。掘削は最短で1カ月程度で終わるとされ、パイプが撤去されたことで、掘削を終え、石油と天然ガスの採掘に入ったとの見方が強い。
 樫は白樺、平湖(中国名)とともに、石油などを中国本土に送るパイプラインでつながっている。樫では17年以降、プラットホームの煙突から炎が出ているのも確認されている。
 ただ、パイプが撤去された前後から、樫の煙突から出る炎は大きくなり、色も薄い黄からオレンジに変わった。日本側はこの変化について、以前は平湖などからパイプラインで輸送され、濾過(ろか)された石油などを燃焼させていたが、樫で直接吸い上げたものを燃焼させ始めた兆候と分析している。
 日本政府内には「中国側は継続協議の対象になった樫などの単独開発に固執しており、一方的に開発を進めていくとの懸念が現実化した」との指摘がある。
 日本政府は、樫での掘削が日中合意に反するとして中国側に抗議したが、中国側はP3Cの警戒監視飛行を「妨害行為」などと逆抗議してきている。
(3/3ページ)

【用語解説】ガス田問題
 東シナ海の天然ガス田開発をめぐる日中間の対立。中国は平湖で約10年前から生産を開始。白樺では平成17年8月から掘削に着手したが、中断した。樫でも同年9月に炎が確認された。日本政府は探査の結果、白樺、楠、翌檜のガス田の地下構造が日本の主張する排他的経済水域(EEZ)の境界線「日中中間線」の日本側までつながっており、樫もつながっている「可能性がある」と結論づけた。日本政府は同年8月、帝国石油に中間線の日本側海域での試掘権を付与したが、試掘は行われていない。

【用語解説】日中合意
 平成16年6月、中国による日中中間線付近でのガス田開発が発覚し、問題化。日本側の抗議を受け、同年10月から局長級協議が始まった。主権に絡むEEZの境界線について、日本側は両国の海岸線から等距離の中間線、中国側は沖縄諸島の西側まで広がる大陸棚の東端「沖縄トラフ」を主張して対立したが、境界画定を棚上げした形で20年6月に合意。了解事項として、樫、楠、翌檜は「共同開発をできるだけ早く実現するため、継続して協議を行う」と明記されたが、合意後、協議は一度も開かれていない。

1月13日(火) 「多文化共生」は偽善

「多文化共生」とはよく耳にするが、実際の所どういうことなのかなかなかはっきりしなかった。
「正論」1/12で埼玉大学教授・長谷川三千子氏がわかりやすく説かれていた。

外国人参政権や1000万人移民説が取りざたされ、将来日本という国が蝕まれていくような気がしてならなかったがこれを読んでやはりまやかしということがわかった。
例の「男女共同参画」もそうだったが、造語新語でオブラートにつつまれたものにろくなものがない。

【正論】埼玉大学教授・長谷川三千子 ホントは怖い「多文化共生」 (1/4ページ)2009.1.12 03:02産経
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090112/acd0901120303000-n1.htm
 ≪意味不明な内閣府の提言≫
 ちかごろ「共生」という言葉をよく目にします。内閣府では、平成16年に「共生社会政策担当」という部署ができて「共生社会」の実現を推進中ですし、総務省では平成18年に「多文化共生推進プログラム」の提言がなされて、目下、各地方自治体に多文化共生推進の大号令が下っている?どうやら「共生」はこれから流行(はや)りのスローガンになりそうな勢いです。
 しかしそれにしては、この「共生」という言葉、いまひとつ意味がはっきりとしません。ただ単に「共に生きる」というだけの意味だとすると、われわれ人間は大昔から集団を作って共に生きる生物として暮らしてきたのですから、いまさら共生社会の実現を叫ぶというのも妙な話です。たしかに戦後の日本ではやたらと「個人」の尊重ばかりが強調されてきて、日本文化の特色をなしてきた人と人との間柄の尊重ということが崩れてしまった。これをなんとか建て直そう、というのなら話は分かります。しかし内閣府のホームページを見ると、そういうことでもないらしい。「国民一人ひとりが豊かな人間性を育み」「年齢や障害の有無等にかかわりなく安全に安心して暮らせる」のが共生社会なのだという。いささか意味不明です。
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 ≪日本文化は単なる一文化?≫
 これに対して、総務省の「多文化共生推進プログラム」の方は、きわめて狙いが明確です。要するにこれは、近年の外国人定住者の増加という現象にともなって出てきた話だというのです。このプログラム提言の立役者、山脇啓造先生は、多文化共生の発想は、外国人をいかにもてなすかという従来の「国際交流」とは違うのだと言って、こう説明しています?「今求められているのは、外国人を住民と認める視点であり」「同じ地域の構成員として社会参加を促す仕組みづくりである」。
 なるほど、これまで日本人は外国人のすることはみな「お客様」のすることとして大目に見てきたけれど、「住民」だとなればキッチリ地域のルールを守ってもらいましょう。日本語もしっかり覚えてもらって、「ニホンゴワカリマセーン」の逃げ得を許さない、ということですね、と思うとさにあらず。今後外国人の定住化がすすめば「『日本人』と『外国人』という二分法的な枠組み」それ自体を見直す必要が出てくるだろうという。その上で、「国籍や民族などの異なる人々が」「互いの文化的違いを認めあい、対等な関係を築こうとしながら、共に生きていくこと」が多文化共生だと山脇先生はおっしゃるのです。
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 つまり、これから外国人定住者がふえつづければ、やがて日本文化は日本列島に存在する多くの文化の一つにすぎなくなる。そしてそれでよい、というのが「多文化共生」の考えだということになります。なんともどうも、怖ろしい話です。
 ≪「棲み分け」の回復こそ≫
 どうしてこんな話がまかり通ってしまったのか。おそらくその鍵は「共生」という言葉にあります。生物学では、異種の生物同士が同一の場所で互いに利益を与えたり害を与えたりしながら生きてゆくことを総称して「共生」と言うのですが、「共生」と聞くとわれわれはすぐ、アリとアリマキのような共利共生を思いうかべてしまう。だから「共生」イコールよいこと、というイメージが出来上がってしまうのです。
 しかし、実際の生物世界の共生は、互いに害を与え合うことすらある苛酷(かこく)な現実そのものです。そして、それにもかかわらず、なんとか多種多様の生物たちがこの地球上を生き延びてこられたのは、そこに或(あ)る平和共存のメカニズムが働いているからであって、それが「棲(す)み分け」なのです。
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 これは、かつて今西錦司さんが、同じ一つの川の中でも、流れの速いところ遅いところ、住む場所によってカゲロウの幼虫が違う体形をしていることから思い至った理論です。つまり生物たちはそれぞれ違った場所に適応し、棲み分けて、無用の争いや競争をさけているということなのです。実は人間たちも(カゲロウのように体形自体を変えることはできなくとも)多種多様な文化によって地球上のさまざまの地に適応し、棲み分けてきました。
 それぞれの土地に合った文化をはぐくみ、そこに根づいて暮らす?これが人間なりの棲み分けシステムなのです。ところがいま、この平和共存のシステムは世界中で破壊されつつあります。日本に外国人定住者が増加しつつあるのも、そのあらわれの一つに他なりません。この事態の恐ろしさを見ようともせず、喜々として多文化共生を唱えるのは、偽善と言うほかないでしょう。(はせがわ みちこ)

1月10日(土) 外壁塗装工事始まる

正月も早10日、今朝から雪がちらついている。
建物の外壁塗装工事が始まった。バルコニーに接して足場が組まれ、来週からは塗装が始まる。
足場には防護ネットが張られているので外の景色は霧がかかったようになっている。
寒中に一番日射しが欲しいときだが、暑いときに窓が開放できないよりはマシ、工事時期としては今が最適なのかも知れない。
工事終了は立春の頃とか、春が待ち遠しい。

午後牡丹雪が舞い、瞬く間に3cmほど積もった。
夕方晴れ間が出た。

1月8日(木) 忙しい田母神氏

論文で航空幕僚長退職を余儀なくされた田母神氏は、そのごTV出演や公演でお忙しそうである。
先日Youtubeで見たチャンネル桜の座談会が面白く、見ている方の気分も元気になった。
右も左もなく戦前戦後の歴史を端的に理解するには最適ではないだろうか。

(1)【乾杯】田母神閣下とイッキのみ【朝生支持率61%】



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1月5日(月) ガス田合意→絵空事

シナがガス田開発を着々と進めている。
中国、合意破り掘削 東シナ海のガス田「樫」 (1/3ページ)2009.1.4 01:30産経
 東シナ海のガス田問題で、日中両政府が平成20年6月に共同開発で合意した直後、中国が継続協議の対象となり現状を維持すべき「樫(かし)(中国名・天外天)」で新たに掘削を行っていたことが3日、分かった。明確な合意違反で日本側は抗議したが、中国側は樫での掘削を終え、生産段階に入った可能性が高い。主権と権益確保に向け、日本政府が対処方針の見直しを迫られるのは必至だ。・・・
続き
自民・民主幹部、経産大臣、親中議員、北京詣ではなんのため?
シナは空母建造を始め、いよいよ有無を云わさぬかまえだ。
中国が初の空母建造へ 中型2隻、年内本格化(1/2ページ)2009.1.4 23:32産経
 【北京=野口東秀】中国は今年から初の国産空母の建造を本格化させるようだ。すでに初期段階の準備は始まっているが、軍事筋によると、大連で改修している旧ソ連空母ワリャーグ(5万8500トン)を練習空母として就役させ、その経験を踏まえて、2隻の中型空母(4万?6万トン級)を建造し計3隻体制で運用する予定だ。艦載する戦闘機はロシア製戦闘機スホイ33が含まれ、着艦時に用いる制動装置を複数セット購入したという。
 空母建造は、大型ミサイル駆逐艦を建造した実績がある上海・長興島の造船所とみられ、完成すれば南シナ海などを管轄する南海艦隊に配備される予定だ。中国が海南島南端で建造中の地下式潜水艦基地の近くを拠点とし、大規模な設備が建設されているもようだ。
 中国の国産空母は技術的に難しい原子力空母ではなく通常型で、艦載機は最大でも60機以下だ。2016年までに建造し、2020年には3隻での運用体制を目指す方針とされる。
 艦載機は、ロシアの戦闘機スホイ27を艦載機に改良した33型機などを想定。中国筋は昨年夏の段階で「50機の33型機をロシアから購入する」と指摘していた。テスト用の艦載機は購入済みとされる。中国が「国産」とする新型戦闘機「殲10」の改造型なども対象となる可能性がある。
(2/2ページ)2009.1.4 23:32
 パイロットらはウクライナで訓練を受けたうえで、すでに陸上模型での発着訓練を開始している。電力制御システムの電圧配電盤などもすでに国内企業などに発注されているという。
 ロシアの技術者が中国入りしているとの情報はこれまで何度も指摘されてきたが、技術的な問題は、艦載機を発進させるカタパルト(射出機)の開発にある。米軍の「蒸気推進式」か開発中とされる「電磁波方式」を、中国が独自で開発できるかは不明だ。ロシアには同様の技術はなく、搭載する早期警戒機の導入など問題は少なくない。
 また、潜水艦を含む護衛兵力、後方支援体制、衛星網など立体的な運用技術も不可欠。しかも建造と運用には膨大な費用がかかる。
 中国軍内では、宇宙開発や情報戦、潜水艦を重視する意見が根強くあった。空母建造の狙いは、対台湾ではなく、「戦わずして相手を屈服させられる」(海軍軍事学術研究所の李傑研究員)など国際社会での軍事的プレゼンスを高める効果にあるようだ。

1月2日(金) 初散歩

老母と私は恙なく新年を迎えました。一昨日の大晦日も普段と変わりありません。TVも夕食の時少し点ける程度です。「紅白」も多分見てもついて行けそうにないと思うので見ずじまいでした。

以前は「行く年来る年」を見たり、除夜の鐘の中継を見たりして年越しをしたものですが、最近はどういう心境の変化か、精神がいい加減になったのか、これも加齢現象なのか(多分そうだろう)、ちっとも面白くないのです。
長風呂に入ったあとは、いつものように寝床で本を読みながら眠たくなったら寝るというパターンです。

今日の午後、長男夫婦と次男が来てくれました。息子の嫁さんが実家のお母さんお手製のおせちを携えてきました。有り難いことです。次男も21になったのでビールで乾杯、ご馳走を頂きながら近況を聞かせて貰いました。
当方は大したことも出来ないのでぜんざいを食べて貰いました。

腹ごなしにいつものイヤガ谷東尾根に若者達と散歩しました。展望は雲の多い天気ではありましたがスモッグもなくよい見通しでした。
写真は息子の嫁さんがとったスナップです。息子を撮っているものとばかり思っていたのですが、私も入っていました。
撮ってもらうことは滅多にないのですが、こうして見るとそれ相当の年になってきたなと思わずにはいられません。かつて父が同じようなことを云っていたことを思い出します。

タイトルは以下のように付けさせていただきました。
-- 相変わらずピースの好きな息子とその父 --

1月1日(木) 謹賀新年