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奈良県天川村 行者還岳

錫杖返却

2017年5月28日(日)
標高:1546.6メートル
奈良県吉野郡天川村大字洞川
34度12分16.83秒 135度56分41.39秒

行者還岳からの眺望

2016年11月、R309行者還線の布引谷から行者還岳を経て七曜岳を目指していた。行者還岳から大工大のケルンを過ぎ、次のピークを越えた場所で、土に埋まっていた「錫杖」を発見。それがこれだ。

「あなたの落としたのは、金の錫杖? それとも銀の錫杖?」なんて声が聞こえてくるんでは・・・などと思ったりした。錫杖は木製の柄の部分は朽ちてほとんど無くなっていたが、本体の銀色は真新しいばかりに輝いていた。とりあえず遺失物として持ち帰ったのだが・・・。

出会った人:大勢

行者還トンネル東口から一ノ垰へ

5:00 徒歩でトンネルを抜ける  トンネルを出て右折、一旦下る
取り付き位置 指示標があった
シロヤシオかな? 5:56
6:17奥駆道の分岐に到着 今日は風がある

一ノ垰

6:22 一ノ垰 水場?を通過 弥山方面
クサタチバナ? 7:17 布引谷からの出合い

行者還避難小屋

7:19 避難小屋 風が強いので小屋内で朝食とする 行者還岳へ
この後、尾根に至り、行者錫杖を背に20分ほど孔雀岳方面に向う

本日の目的である錫杖の返還

地中に埋まっていた錫杖を持ち帰って以降、自身に良くない出来事が頻発した。それでも単なる偶然だと気にもしなかったのだが、逆に錫杖を返還すれば、どういった変化が起こるのかが知りたくなった。
8:20 錫杖を発見した位置に埋め戻す

行者還岳 山頂 

9:25 行者還岳 行者還岳から歩いて来た尾根ルートを望む
行者還岳から弥山 大普賢岳
10:14 避難小屋まで戻ると人がイッパイ 尾根道を引き返す

一ノ垰手前から行者還トンネル西口へ下る

11:27 行者還トンネル西口への出合い
右折して下る
降下点には
倒れた木がそのまま成長しているのがあった
11:55 行者還トンネル西口到着 行者還岳を見上げる
記録:その後・・錫杖の返還してからは、ホントに平穏になった。小さな出来事のすべてを錫杖のせいだとこじつけてしまうことで、その深みにはまっていく感じだった。錫杖の呪いなどでは無く、これがすべてなのだろう。
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