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兵庫県佐用町 平福宿場  2019年10月23日(水) 晴
1,2:利神城趾
3:智頭急行・平福駅
4:智頭急行
5:平福宿場
6〜9:町家
10〜17:川端風景
18,19:武蔵決闘の場
20:金倉の六地蔵


神戸から高速道を一時間余り走って、佐用町の平福宿場を訪ねた。
古くからの宿場で、因幡街道沿いにある。
佐用の川面に映る町家の風景が美しい。
平福を俯瞰する利神(りかん)城趾に登ってみたかったが、登山口の標識が見当たらなかった。(1,2)
帰ってから調べてみると、石垣が崩れ、危険個所もあり、あまりお薦めではないらしい。
補修するには莫大な費用がかかるとのことで、観光資源にするかどうか微妙なところかも知れない。残念なり。
「崩れしままの 石垣に 哀れをさそう わくらばや・・・」の歌が思い出された。


宿場の南端に宮本武蔵決闘の場跡があった。(18〜20)
近くの日名倉山麓にも武蔵ゆかりの山牢跡があったが、この辺りもそうらしい。
竹矢来と傍の六地蔵(江戸時代の刑場跡といわれている)が雰囲気をだしている。

平成21年8月9日台風9号で平福は最高1.1m浸水したという。
写真15で、土蔵と石垣の境目が白っぽいところがある。これは修復の跡ではないだろうか。
もう少し上流では、修復されず土壁がえぐられたままのところもあった。
美しい清流も暴れると恐ろしい。

散策の後、町家を活かしたそば屋さんで、食事した。
天井は、太い梁がそのままにしてある。川に面した座敷もあり、清流を眺めながら食事も出来るようだ。