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鳥取県 大山(1709m弥山) 2014年9月9日(火)  地図
1:大山(大山町名和「恵みの郷」 付近から)
登山道から
2:一合目
3:丸太階段
4:大山北壁
5:孝霊山と美保湾
6:頂上付近の木道(ダイセンキャラボクの林)
頂上から
7:展望広場
8:頂上碑
9:弥山(三角点)、剣が峰(後ろ)
北の展望
10:弓ヶ浜、島根半島
11:孝霊山
12:隠岐諸島(90km先)
13:花と日本海

14:弥山、剣が峰(1729m)
15:剣が峰、氷ノ山方面
元谷
16:北壁
17:河原から
18:大神山神社
  
鳥取県 大山町 弥山(1709m)

大山は弥山(1709)と剣ヶ峰(1729m)の総称らしい。
2013年11月に山頂の冠雪と山麓の紅葉や緑の三段染めの写真を狙って来たのだが、麓まで積雪が来ていた。
軽アイゼンを持っていたのでなんとか頂上まで往復した。上がるほどガスで展望はなくなり、どんな山なのかさっぱりわからなかった。

今日願ってもない快晴となり、早朝出発、中国道、米子道を走りやってきた。

行程
登り夏山登山道(3.6km)
下山駐車場(8:55)==行者道分岐/1250m(10:20)==六合目避難小屋/1350m(10:35)==1600m標識(11:30)==頂上(12:00)

下り・行者道分岐から元谷コースへ(5km)
頂上(12:20)==行者道分岐(13:40)==元谷堰堤(14:25)==大神山神社(15:10)==下山駐車場(16:00)

8:55、夏山登山道から入る。その名の通りまだまだ緑の濃い登山道。

殆どが丸太階段と木道で山頂まで上がれる。丸太階段は土が流れているところが多く、段差は30cm〜50cmにえぐれているところが多い。前回の積雪時では、人の踏み跡が適当な高さについていたので歩行に関しては楽であった。
もう下山してくる人もいる。今朝のご来光は素晴らしかったことだろう。

高度が上がるにつれて前回見られなかった展望が開けてきた。北側の河原、日本海には隠岐諸島も確認できた。
頂上には地元小学生達が賑やかに登ってきていた。訊いてみると5年生とのこと。
頂上から東の弥山三角点、その先の剣が峰はほんの近くに見えるが、痩せ尾根で崩壊が激しく通行禁止になっている。
頂上碑の直ぐ後ろは絶壁で、前回は雪中、ガスと強風、視界数mの中、知らぬが仏で碑のまわりをうろついていたが、運が悪ければ滑落していたところだった。
真っ青な空のもと日本海や弓ヶ浜、島根半島を眺めながら昼食を摂る。


下山は行者道分岐から元谷へ降りた。登山道はこちらも原生林の中を行く木道や丸太階段で整備されている。広い河原から仰ぎ見る大山の荒々しい北壁は雄大で圧倒される。
大神山神社に無事下山感謝のお参り。


下山駐車場には16時前に帰った。
前回は雪山で何も見えなかったが、今回は緑の大山、展望も良く、再登山を果たすことが出来た。


広大な大山の裾野を北西に下り、日吉津(ひえづ)温泉に向かった。
夕食も摂りたかったが、レストランは14時までだった。

今夜の車中泊地点は弓ヶ浜PAにした。
コンビニで弁当とビールを調達。

東の空から赤いお月様が登ってきた。小さな駐車場に数台駐まっている。
カメラを据えて、美保湾と孝霊山、大山の山影を背景にこの中秋の名月を撮るひとが2,3人いた。
小さな猫が食べ物を要求してそばに来てさかんにないている。きっといつもこうして暮らしているのだろう。弁当の残りを置いてやると恐る恐るやってきて、咥えるとさっと離れて食べていた。器で食べればいいものを、砂にまみれてまずかろうに。

前回(2013/11/21)の大山登山↓
http://kansai.me/krmt4/h25/1121daisen.htm