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立雲峡(竹田城趾展望)〜室尾山(630m) 兵庫県朝来市 2013年12月2日(月)  地図
立雲峡から竹田城趾展望
1〜3:和田山方面
4〜7:竹田城趾 (拡大)
8:北側の金梨山

室尾山
9〜17:紅葉
18:頂上から高生田集落
19〜21:東尾根
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22:山荘付近
23:同 アベマキの黄葉
24,25:法宝寺跡
26:法宝寺跡から望む竹田城山
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27:室尾城山
28,29:室尾城趾
遺構はなく古墓、祠が残っている
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30:室尾山

     
12月2日(月) 晴れ

冬の便りが聞かれる頃、兵庫県北部は晴れ間が少なくなるが、ここ数日は晴れマークがついた。
前日は晴れ、夜間が冷え込むと川霧が発生し竹田城趾「天空の城」撮影にぴったり。

神戸を4時未明に出発、撮影ポイントの立雲峡に6時半頃到着した。
すでに30台程度の小さな駐車場は一杯だった。遠く関東方面のナンバーも見られるから、人気の程がうかがえる。
早速山靴に履き替え支度をして展望台に向かった。
展望台では観光客やカメラマンが朝日が射してくるのを待っていた。

昨夜の冷え込みはさほどではなく、「雲上に浮かぶ城」とはいかなかった。
余り冷え込むと道路の凍結で車の運転が怖いので、その辺のかねあいが難しい。
円山川の川下のほうは川幅が広いせいか厚い雲が麓を覆っていた。

朝日が射してくると、背景の大倉部山をはじめ周囲の山々が紅く染まってきた。
太陽が昇るにつれて、川霧はどんどんと文字通り霧消していくので撮影時間は短い。
「天空の城」劇場はほどなく終わってしまった。

晩秋の室尾山(630m)
今年5月、新緑のころ登った。
その新緑がどのように紅葉しているのか。
もう遅すぎるのではないかと心配したが、落葉した木々の間に、初冬の日射しで紅や黄色の葉が輝いていた。
頂上から東に延びる尾根では、落ち葉が降り積もりこれまたいい雰囲気であった。

法宝寺跡は前回よりも崩壊が進んでいるように思えた。
近所の学校の屋外授業用の山小屋もあまり使用されていないようだ。
貼られた法宝寺歴史メモが傷んでいた。


法宝寺跡の西側の小高い山に室尾城趾がある。
遺構はなく、展望もきかない。
木を切り払えば竹田城山が見えるはずで、秀吉の但馬平定で一団がこのあたりを駆け回ったのかも知れない。

前回出会ったFさんの姿は見えなかった。お気に入りの長野に旅に出られたか。
午後3時頃まで穏やかな晩秋の山中を徘徊したが、出会ったのは鹿一頭のみだった。
帰路、与布土温泉に寄った。