アイコン、カーソル、ビットマップのロード
構文 HANDLE LoadImage(HINSTANCE hinst,LPCTSTR pName,UINT uType,
int Width,int Height,UINT fLoad);
引数説明 HINSTANCE hinst:アプリケーション インスタンスのハンドル
LPCTSTR pName:イメージの名前、又は識別子
UINT uType:型のイメージ
int Width:幅
int Height:高さ
UINT fLoad:ロード・フラグ
戻り値 正常に終了した場合は、ロードされたイメージのハンドルを返します。
失敗した場合はNULLを返します。
型のイメージ識別子(uType)
IMAGE_BITMAP ビットマップをロードする場合に指定します。
IMAGE_CURSOR カーソルをロードする場合に指定します。
IMAGE_ICON アイコンをロードする場合に指定します。
ロード・フラグ(以下の値を組み合わせて指定)
LR_DEFAULTSIZE uTypeパラメーターを指定するときに、幅、あるいは高さを、ゼロにするなら、実際のリソース・サイズを使います。もしリソースが複数のイメージを含めば、機能は、最初のイメージのサイズを使います。
LR_LOADFROMFILE uTypeパラメーターを指定するときに、幅、あるいは高さを、ゼロにするならこのフラグが指定されてロードするのでなければ、ファイルからのイメージは、pNameパラメーターによって指定します。もしこのフラグが指定されなければ、pNameは、リソースの名前です。
<例>
//16×16のアイコンを使う場合はLoadImageでアイコンを読み込む
HICON icon=LoadImage(HInstance,"ICON1",IMAGE_ICON,16,16,LR_DEFAULTSIZE);
HDC hdc=GetDC(hwnd);//ウインドウのHDC(デバイスコンテキスト)を取得する。
DrawIconEx(hdc, 0, 0, icon,16,16,0,NULL,DI_NORMAL);
備考
HInstance 変数は Windows 環境が提供する,
アプリケーションまたはライブラリのインスタンスハンドルを保持しています。