Contents Searcher β Help
はじめに
ファイルの内容でファイルを検索するソフトです。
指定した文字列、バイナリデータを指定ドライブ、フォルダ内のファイルから検索し表示します。
検索したファイルを確認する場合は、関連付けられたアプリケーションで開くか、バイナリビューで確認します。又、検索したファイルの一覧を保存し再表示する機能などもあります。
<メインメニュー>
ファイル
開く
検索するドライブやフォルダを指定します。
終了
アプリケーションを終了します。
編集
全て選択
全てのフォルダを選択します。
選択の切り替え
選択したフォルダと選択していないフォルダを逆にします。
表示
大きいアイコン
フォルダを大きいアイコンで表示します。
一覧
フォルダを一覧で表示します。
□隠し属性を表示
チェックを付けると隠しフォルダを表示します。
<各部の説明>
開始
検索を開始します。
ウィンドウに表示されたドライブやフォルダを選択しなかった場合は、その全てが検索対象になります。検索対象を指定する場合は、検索するドライブ又はフォルダを選択してから開始ボタンをクリックして下さい。
拡大
ウィンドウを拡大して
オプション設定なども表示します。
ビュー
検索ファイルビューを開きます。(検索で見つかったファイルを表示します。)
ログ
エラーの記録を表示します。(エラーが起きなければ空のままで無効表示です。)
検索内容
検索する文字列又は、数値(バイナリ)を入力します。
数値の場合はカンマ(",")で始まり、複数入力する時はカンマ(",")で区切ります。
16進数なら頭に"0x"を付加 (",100,38,0xC5")します。
※この項目を空にして検索オプションのファイル名を指定すると、ファイル名の検索が行えます。
完了後にWindowsを終了する
検索が終わった時点でWindowsを終了する場合は、ここにチェックを入れます。(就寝中などに作業をさせる場合に使用します。)
※見つかったファイルリストは、保存されるので後で確認することができます。(検索データの有無は、ビューアイコンの点滅でお知らせします。)
検索オプション
検索時の追加設定を行う場合は、チェックを付けます。
□
大文字と小文字を区別
チェックした場合、次の比較は同じではありません。
"ABCD"×"abcd"
※内容の検索だけでなく、ファイル名の検索にも影響します。
□
全角と半角、カタカナとひらがなを区別
チェックした場合、次の比較は同じでなくなります。
"ABCD"×"ABCD"
"テスト"×"テスト"
"テスト"×"てすと"
チェックを外した場合、検索に少し時間がかかるようになります。
※内容の検索にだけ影響し、ファイル名の検索には影響しません。
□
Utf16
UTF16で作成されたファイルなどを検索する場合はチェックを付けます。
検索内容に入力された文字をUTF16の文字コードに変換して検索を行ないます。
□
改行コードをスキップ
検索する時、改行コードを除いて比較を行います。(テキスト文書などで改行されている可能性がある文字列を検索する場合に使用します。)
□
カンマ(",")を検索内容の一部として扱う
文字列を検索する時、カンマも含めて検索する場合にはチェックします。
※チェックがない場合、カンマはバイナリ入力時の区切り文字として使用されます。
□
システム属性
□
隠し属性
この属性のファイルの内容も検索する場合にはチェックを付けます。
検索対象
以下の検索対象を指定することで、調べるファイル数を減らして検索の効率を上げることができます。
ファイル名
検索対象にするファイル名や拡張子などを指定します。(複数指定は、半角の"/ "で区切る)
日付
検索対象を日付で限定する場合は、チェックを付けます。
年だけで検索対象を限定する場合は、年の項目に入力します。範囲で限定する場合は、年の入力項目を空にしてから範囲を指定します。
サイズ
検索対象をファイルのサイズで限定する場合は、チェックを付けます。
サイズは0〜1024までの範囲で入力します。単位(B,KB,MB,GB)を切り換える事で1テラバイト(1024GB)まで指定できます。
□
除外
指定した条件に一致したファイルを検索する対象から外す場合にチェックを付けます。(ファイル名と日付に有効)
オプション
検索ファイルビュー(ページ)
バイナリ検索での内容項目の表示設定
バイナリ検索時のビューの内容項目に表示する形式を下記から選択します。
〇
16進数で表示する
1バイト毎のバイナリ値をカンマ区切りの16進数で表示します。
〇
1バイト文字で表示する
1バイト毎のバイナリ値を1バイトの文字で表示します。
バイナリビュー(ページ)
□
行を余分に表示する
次のページの一行目と二行目を最後の行に追加する場合はチェックを付けます。(検索したテキストがページを跨ぐ場合に使用します。)
□
テキストの書式情報を無視する
書式付きテキストからテキストの部分だけを取り出して表示する場合はチェックを付けます。
※現在、このスイッチが有効な書式付ファイルを示します。(RTF)
<検索ファイルビュー>
メインメニュー
ファイル
検索履歴を開く
保存した検索結果のタイトルリストを一覧表示します。確認したいリストを選択してOKボタンをクリックすると見つかったファイルが検索ファイルビューに表示されます。
閉じる
ファイルビューを閉じます。
編集
元に戻す
リストを編集前の状態に戻します。
履歴名の編集
現在の
履暦名を検索した内容の一覧から選択し変更することができます。
※ファイルの内容が一致したページ番号なども更新されます。(バイナリ表示で使用)
※ここで選択した履歴名が検索した内容となり、バイナリで開いた時に選択表示されます。
不一致リストの選択
現在の履歴名(検索した内容)を含まないファイル(リストの背景がライトグレー)だけを選択します。
全てを選択
全てのリストを選択します。
選択の切り替え
選択したリストと選択していないリストを逆にします。
検索
絞込み検索
現在、表示しているリストから指定した内容を含むファイルを検索します。含まないファイルは全て削除します。
リストの検索
リストから指定した内容を含むファイルを検索し含まないリストの背景をライトグレーにします。
※ここで入力した内容は、履歴名の編集やバイナリビューの
検索内容の変更のダウンリストに追加されます。
オプション
□
16進数で表示する
□
1バイト文字で表示する
参照
リストビューの項目
ファイル名
見つかったファイルの名前を表示します。
内容
見つかったファイルから検索内容とそれに続く文章又はバイナリデータの一部を抜き出し表示します。
種類
ファイルの種類を表示します。
サイズ
ファイルのサイズを表示します。
更新日
ファイルの更新日を表示します。
パス
ファイルへのフルパスを表示します。
ポップアップメニュー
開く
拡張子に関連付けられたアプリケーションを起動します。(テキストファイルならNotepad)
※関連付けが無い場合には、開くアプリケーションを選択するダイアログを表示します。
開くアプリケーションを選択
ファイルを開くアプリケーションを一覧から選択します。
バイナリ表示
バイナリビューを起動します。(ファイルの内容を16進数で表示します。)
起動時には
履歴名の表示内容が検索対象です。
関連>
フォルダを開く
選択したファイルの保存先フォルダを開きます。
コピー
選択したファイルをクリップボードにコピーします。エクスプローラなどへ貼り付けが行えます。
削除
選択したリストを削除します。(ここではリストだけが削除されます。実際に削除されるのはバイナリビューを閉じる時に変更内容を保存した場合です。)
プロパティ
選択したリストのファイルのプロパティを表示します。
その他の項目
検索総数/ヒット数
調べたファイルの数と検索内容に一致したファイルの数を表示します。
履歴名
現在、表示しているリストの検索した時の内容を表示します。(履歴名が複数存在する場合には
履歴名の編集から変更可能です。)
※ここに表示される内容は、バイナリビューで検索対象となります。
中止
検索を中止します。
完了後にWindowsを終了する
参照
終了モード
現在の終了モードを表示します。(ダブルクリックでモード変更のダイアログを表示します。)
<バイナリビュー>
ページを選択(コンボボックス)
保存したページ番号と内容の一覧から開きたいページを選択します。
開くページは、
ページの保存又は
選択した位置の保存から追加できます。
ページの保存
Found Page/Index に表示しているページ番号と位置を保存します。
Hex
チェツクを付けると16進数で表示、外すとテキストで表示します。
Found Page に移動(○ボタン)
Found Page/Indexに表示している番号のページを表示します。
Found Page/Index
見つかったページ番号と其のページ内の位置(アドレス表記の下2桁)を表示します。(位置は16進数です。)
(1ページは256バイト(256文字)表示します。)
Page No/Max
現在表示しているページ番号と最後のページ番号を表示します。
■ポップアップメニュー
検索内容の変更
検索する新しい内容を入力、又はダウンリストから選択します。
関連>
選択した位置の保存
現在表示しているページ番号と選択している位置を保存します。
設定
□
行を余分に表示
□
テキストの書式情報を無視する
参照
□
検索オプション関連>
本ソフトでの効率の良い検索
このソフトで検索を行う場合、不必要なファイルの読み込みをさせないことです。検索するファイルに付いての情報を予め検索オプションに設定して措くことで検索効率が上がります。例えば検索するファイルのサイズが100バイト以下だとわかっていれば、それ以上のサイズのファイルを調べる必要がなく検索スピードが格段に上がります。その他、日付、ファイル名、拡張子などでも検索効率が上がります。
Y&A
2021 Yasuhiro Adachi