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「アメリカ人が語る・内戦で崩壊するアメリカ」を読んだ。
本の著者、マックス・フォン・シュラー(1956--)によれば、日米安保も形骸化するだろう、海上、陸上、航空自衛隊を大幅に拡大する必要があり、日本は自分で守らなければならないと云っている。
アメリカは国内の混乱が進んでいるという。
目次・アメリカの危機的現在は
・アメリカは薬漬けの小学生と薬物中毒の大人の国
・アメリカは犯罪者の天国になった
・外国人移民に圧倒される米国
とあった。
当方、小中高生の頃、アメリカのTV映画が毎日のように放映された。
思いつくまま上げてみると
「ローハイド」「サンセット77」「ララミー牧場」
「ルート66」「ローリング20」「コンバット」「ヒチコック劇場」ほか30分番組も沢山あったように思う。これらの映画でアメリカは大国、朗らかに自由を体現する国との印象を受け、憧れが醸成された。
劇場映画と云えばハリウッドからくる洋画が一般的で、TVの洋画劇場でも楽しませてもらった。
しかし、アメリカはかつて憧れたアメリカではなくなった。
2007年から2020年、730万人の不法移民、バイデンになってから3年間で同じ数の不法入国者がやってきたという。
米国内メディアの左傾化が著しく、政治的プロパガンダが蔓延しているらしい。
日本でも、埼玉県川口市のクルド人の騒乱が度々報道され不安を広げている。
「自民党の議員が天竜川でみそぎ・・」というニュースがあった。
政界は裏金問題で混乱の最中だが、酷寒の今の時期、なかなか出来ることではなく、偉いと思う。
中東では戦火が拡大し、幼児を含む何万人もの犠牲者が出ている。
結局のところキリスト・ユダヤ・イスラムの三大宗教の対立と思われるが、一体いつ終息するのだろうか。年千年も前の聖書の世界、これがなくては生きられない人々が大勢いる。
未来永劫続くのではないか。
1月20日は24節気の大寒。
以来厳しい冷え込みが続いている。立春まで4日だが、これがなかなか待ち遠しい。
昨年10月ギックリ腰になり、トシのせいか回復が遅く、年を越した。
ズキンズキンとした痛み、誰に文句を云うことも出来ず悶々と過ごている。
はるよこい、はやくこい・・・
13日台湾総統選が行われ、民進党が勝利した。
親中の最大野党・国民党は敗北した。
日本の石油は中東から台湾海峡を通って運ばれる。
安全保障上も親米の民進党が勝利したことは日本にとってはひとまず安心。台湾総統選、与党・民進党が勝利 親中の最大野党・国民党は敗北認める 2024年1月13日 更新 6時間前
https://www.bbc.com/japanese/67967010
画像提供, Reuters
台湾総統選に勝利した与党・民主進歩党(民進党)の副総統、頼清徳氏(左)と、副総統になることが決まった蕭美琴・前駐米代表(右)(13日、台北)
台湾で13日、台湾・蔡英文総統の後継を決める総統選挙の投開票が行われ、与党・民主進歩党(民進党)の副総統、頼清徳氏が勝利した。台湾の自治権を主張する民進党が政権を維持したことで、中国との関係や、米中関係への影響が注目されている。
中央選挙委員会の開票速報によると、現地時間午後10時(開票率100%)の時点で、頼氏は得票率40.05%を獲得。中国国民党の侯友宜氏は33.49%、民衆党の柯文哲氏は26.46%。
頼氏は558万6019票を得た。次点の中国国民党の侯氏は得票数467万1021票で、大きく差がついた。 現地のテレビ放送によると、総統候補が500万票以上を獲得するのは初めてという。投票率は71.86%だった。
侯氏と柯氏は、共に現地時間午後7時(日本時間午後9時)ごろに敗北を宣言した。
副総統には、外交官の蕭美琴氏が選ばれた。同氏は過去3年間、台湾の駐米代表を務めた。この役割を担った最初の女性でもある。
退任する蔡英文総統は、台湾は民主主義を維持するのだという揺るぎない決意を世界に示す選挙結果だと歓迎した。
「世界は台湾の選挙に注目しており、台湾の民主主義の価値を見抜いている」と蔡氏は述べ、「どのような困難や圧力があっても、民主主義を維持するという私たちの決意や、台湾と自由に対する私たちの愛情を打ち砕くことはできない。そのことを世界に示した」と強調した。
蔡氏の正式な退任と頼氏の後継就任は、5月に予定されている。
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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
四国・佐田岬の夜明け(2014年10月)