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和歌山県かつらぎ町 天野の里〜▲624.2峰

のんびり歩いて里山散策
 2025.9.27(土)
標高:624.2メートル
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野
34度16分10.16秒 135度31分1.59秒

里側から▲624.2峰、愛宕社の峰を見る

かつらぎ町天野の里は標高450メートルほどに位置し、周囲には標高600メートル前後の低い峰が連なっている。その美しい田畑が広がる盆地特有の風景からは、いつもより時間がゆっくりと流れているように感じられ、つい畦道に腰を下ろしてぼんやりとした時を過ごしてしまった。今回は天野地区の中心部である旧跡などを巡り、丹生都比売神社から天野の北部にある高野参詣道(三谷坂)の一部を通り、笠松峠から里山へとつないで歩いてみた。
峰で出会った人:0名 その他:ヘビ イノシシ
歩いた距離:8qほど(スマホアプリによる)

八幡社から横笛の恋塚

横笛:平安時代の話、横笛という女性が、高野山に入った斉藤時頼(滝口入道)の後を慕って天野の里へいたるも、この地で19歳で亡くなったという。
八幡社参拝し出発 横笛の恋塚

西行堂

現在のお堂は、昭和61年に現在の場所に移して再建したもの。西行と妻娘は、天野の里に庵を結んで暮らしていたといい、里人はこの庵を西行堂として、再建を繰り返しつつ守ってきたという。
 西行堂参拝

西行妻娘宝篋印塔

西行の妻と娘の供養塔とされ、応安5年(1372)、文安6年(1449)の銘があり、和歌山県の指定文化財となっている。後方に五輪塔あり、曾我兄弟の郎党、鬼王丸・団三郎の供養墓だとする。
「鬼王の墓」案内 西行の妻娘供養塔

丹生都比売神社参拝 

太鼓橋横を通過  御社

三谷ルートへ

三谷坂 一旦、広い緩やかな尾根に至る

笠松峠

笠松峠分岐を直進  方向を変えて尾根を上がる

▲624.2峰 点名:三谷峠

▲624.2 山頂からの眺望無し
9:10 伐採地 作業道が横についていた 8:07 少し紀ノ川方面が見える
伐採地を振り返る 尖って見える峰は稲村ヶ岳横の大日岳か?
分岐付近から下りの尾根へ。手前は谷筋 尾根は倒木ありを直進

愛宕社

作業道へと合流し左折 愛宕社 参拝 
9:20 愛宕社から作業道へ合流  作業道から林道へ
 9:55 林道脇祠の左から下るも獣避電線により戻る 出発点の八幡社へと戻る
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