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和歌山県中辺路町 高尾山

熊野古道中辺路ルートをかすめつつ高尾山へ
 2025.4.19
標高:943.9メートル
和歌山県田辺市中辺路町野中
33度50分33.94秒 135度39分6.47秒

P842東の伐採地から岩上峠、笠塔峰がみえる

本日の山歩きを何処にするか・・、
すでに自宅から出発しているのだが、候補を絞り切れていない。
いよいよという所まで来て、第三候補の高尾山を歩くことにした。
地図は印刷しているが、事前情報は入れていない。

出会った登山者:0名
歩いた距離:9qほど(スマホアプリによる)

熊野古道中辺路から高尾山へ

熊野古道中辺路 小広峠の東の道路脇に公衆トイレがあった。
駐車スペースもあったので、ココからスタートすることにした。
外国人の若者達が、このトイレ位置から草鞋峠の古道へと向かっていった。
 8:18 中辺路ルート公衆トイレ位置からスタートした  古道を上がった道路から尾根へと取り付く
少しキツイ登り  高尾山手前の地図破線道出合
9:33〜55 高尾山 山頂 高尾山から直ぐは、キレイな道・・・

高尾山からP842へ

高尾山からは稜線伝いにP930-P884-P842へとつないで行くが、
途中から灌木が出て、とても歩きにくくなる。
そうこうしていると左手に作業道。地図には無いものだ。
灌木のため、一旦、作業道へ逃げ、適当なところで稜線道へ戻った。
7:50 P884を過ぎると灌木が行く手を塞ぐ 灌木のため、横を走る作業道へ一旦避難
P842から尾根に沿って下って行くと踏み跡があやしくなった。
斜面の左手先に目をやるとわずかに作業道が見えた。
その作業道にでると、東側の木々の合間から
伐採地が見えた。
伐採地は、地図の破線道と交差する位置なので、
様子を見るため向かったが、
岩上峠へと向かう破線道は見つからなかった。
伐採地は笠塔峰や山々が一望できたので、ここで休憩をとることにした。
11:00 P842から下って左手に作業道に出てみた 作業道から伐採地へと下りてみた(振り返る)
11:14〜12:00休憩 正面は笠塔峰だと思う 12:06 作業道の出合へと戻り、適当に下ってみた

作業道から岩神王子跡へ

休憩した伐採地から、P842からの下り斜面へと戻り、再スタート。
岩上峠方面へと下る斜面では、できるだけ緩やかな尾根を探した。
左手の尾根は急峻のように見えるので
三本ある尾根の中央を下ってみた。
ほぼ下りきると石積の炭焼き窯跡らしきに着地し、
その横の沢には橋が架かっていた。
踏み跡もあったので、これを進むと
左の尾根からくる破線道と思われる踏み跡に合流した。
この尾根を先を進むと、
突然に「岩神王子」と彫られた石柱が建っている場所に出た。
事前情報を入れていなかったので、ここに王子跡があることを知らなかった。
王子跡があるのに人に出会わず、古道自体も荒れていた。
その理由は、この後判明。
9:20 踏み跡の無い尾根を下ると炭焼窯跡らしきがあった 沢に架かる橋をわたり、左尾根方向への踏み跡を進んでみた
幸に左尾根からの道と合流した 12:37〜48 突然、岩神王子跡に出た
岩神王子跡からの眺め ここから岩上峠へと進むか悩んだ末、
古道を利用して戻ることにした

岩神王子跡から熊野古道

岩神王子跡の南尾根のかかりに「笠塔辻」の道標があった。
このまま進むと笠塔峰へも行けるようだが、
今回は破線道(古道)を利用して、戻ることにした。
古道で人とすれ違うこともなく、仲人茶屋に到着した。
そこでこのルートが通行止めであることがわかった。
 
古道なのに道がやや荒れている 伐採地に入り、道なりに歩く
13:12〜27 仲人茶屋跡に至り、
熊瀬川で休憩
平成23年9月の台風以降通行止めとなっていた。
岩神王子は通らず迂回路が設けられていたのだ

熊野古道 草鞋峠へと

仲人茶屋跡からは、よく踏まれた古道となり
高低差約150メートル程を上がり、草履峠を越えた
車道から草履峠へと上がる 13:46 草鞋峠(標高592m)を越えた
一里塚跡を通過 14:00 駐車位置に戻る
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