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和歌山県新宮市 西ノ峯

鉄塔から熊野川を挟んで熊野川町と紀和町を一望
 2025.2.23
標高:560メートル
和歌山県新宮市熊野川町田長
33度47分29.23秒 135度53分10.79秒

P491 鉄塔位置から熊野川町を一望(熊野川温泉さつきが見える)

これぞ里山・・・といえる西ノ峯の稜線。
稜線には鉄塔が建ち、簡単に登れそうに見える。
でも、明確な登山道というものが無いので、
なにかと注意が必要な山との印象だった。
なお、西ノ峯からの眺望は無し。
西ノ峯から南西に延びる稜線と
その先の鉄塔まで足を伸ばすと眺望が得られた。

出会った人:0名
歩いた距離:9qほど(スマホアプリによる)

鼻白滝上から西ノ峯へ

地理院地図には、
西ノ峯へのルートは記されていない。
ネットでの登山記録を見ると
鼻白滝の上、落ち口からだと
最短距離で登れることがわかった。
滝口に架かる鉄の橋を渡り、露岩を縫って斜面を上がる。
テープがあるので、助かった。
但し、テープは伐採跡斜面までで、
そこからは、中央の伐採斜面か、それとも
左右どちらかの尾根を利用することになった。
自分は右の尾根を利用したが、
西ノ峯への直登となるので、
一部だが斜度の少しキツイところもあった。
 7:35 林道脇の滝上、田長谷に架かる橋を渡る 鼻白滝の落ち口
6:34 露岩を巻きながら上がる  幸い誘導テープがあるので考えずに進める 
7:12 歩きやすくはないが問題なし 伐採地の手前付近 
7:57 伐採地に出る。誘導テープはここまで。
後は好きなところを上がれということかな・・と
7:40 左側の尾根の様子
自分は山頂まで直登となる右の尾根を利用した
基本的に道は無い感じだが、獣道は多い 山頂南側手前の平地 祠跡地だろうか
山頂方面は灌木がありで回り込んで上がった 8:50〜9:00 西ノ峯 山頂

西ノ峯から鉄塔へ

鉄塔への稜線は、想像していたものと違って
灌木が多く、とても歩くにくく、イライラするレベル。
それでも進むと丸い露岩があり、上に立つと気分爽快。
この大岩の底は向こう側が少し見える隙間があり、
岩を斜面ギリギリに置いたような状態となっていた。
山頂からの下り尾根の状況 一旦、広い緩やかな尾根に至る
稜線を振り返る。とても歩き辛い 灌木が行く手を遮る
9:30 丸い露岩があった。岩の上で立ってみた。爽快だ。
植林帯になり、歩きやすくなる 鉄塔の標識があった(振り返る)
9:56〜10:20 鉄塔に到着 休憩 鉄塔下から振り返る

鉄塔から▲648.1へ

鉄塔位置からは、当初、
田長谷への林道へと下ることを考えていた。
鉄塔管理道があるはずと思ったからである。
しかし現地で確認すると、薄い踏み跡らしきが確認できるレベルだ。
それならばと、
このまま稜線を進んでP641.8まで行くことにした。
鉄塔を後にして進むと決める  植林帯の登り。ピークを巻く踏み跡もあり
10:49 なんと!地図には無い作業道合流 なるべく作業道を通らずに踏み跡を進んだ
結局、作業道にでた 作業道からP641.8への登り
11:13〜27 P641.8 山頂
 眺望なし
山頂から適当に下ると作業道でたが、
作業道が何処へ向かっているのかわからず
後はグダグダで、方向のみの確認で進んだ
新四郎溝遺構の一部である石積みか(振り返る) 12:07 新四郎溝案内板の所に出た

新四郎溝とは(案内板の内容)

 「この案内板の上約二十米杉林の中に古い溝跡があります。
水路は数百年もの間、里人が毎年春先に改修を重ねて保全していましたが、
昭和八年新しい水路が出来ましたので、それ以後使用されなくなりました。
溝については次のような話が伝えられています。
今を去る八百年の昔、赤木の里に移り住んだ平家の落ち武者の子
「田中新四郎」は、里人が毎年水不足で困っている姿を見て一念発起
この◇◇谷の水を赤木の里へ落とすことを決意して、
私財をなげうち工事に励み、数年の歳月
精魂をかたむけて岩を切り開き石垣を築き
長さ七百米余の溝路を完成させ
待望の水を赤木の里へ導くことが出来ました。
中でも最後の峰越?の工事は大変だったでしょう。
正徳元年の名所書上げ帳には次の記述があります。
[高サ壱丈より三◇迄、長サ九間の間?、田中新四郎と申者
先年斧七拾弐挺にて大岩ヲわり 溝につかまつり候故
赤木村の田地◇沢◇に懸り申◇◇これによりて新四郎のために
只今に於て◇◇地下中の者共より◇にて施餓鬼?読み遣し申候]
右に書かれている通り◇◇◇◇赤木の人々は新四郎の
功績に深く感謝して、おこたることなく新四郎の供養を続けています。
又この古溝を新四郎溝◇◇◇◇ています。
熊野川町教育委員会」 (※正徳元年西暦1711)


看板の直ぐ近くには田長谷森林公園への取り付きがあり、
ここは白見山へのルートともなっている。
林道から見る鉄塔 「23」とあるので管理道の取り付きか 13:04 林道を約1時間ほど歩き駐車位置に到着
鼻白ノ滝遠望 ルートはこんな感じか 山の北側、熊野川温泉さつきから見える鉄塔位置
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