登山口は鉄塔管理道だった
取り付きが分からず、とりあえず橋を渡った突き当たりの斜面を上がった。そこから右方向へと移動したところ、道らしき踏み跡があった。本来の登山道は林道を少し進んだ先の鉄塔管理道であることが、下山した折りに判明した。 |
|
 |
 |
8:03 大和谷橋を渡る。 登山口に近い駐車スペースは
橋を渡ってから少し先にあった(帰路に確認) |
宮川ダムハイキングコースの看板辺りで取り付きを探す
遊歩道を少し入って斜面に取り付いたが、これは× |
 |
 |
8:25 鉄塔管理道を利用して7番鉄塔を目指す |
ダム湖を眼下に少し休憩 |
 |
 |
巻き道手前から、江股の頭方面かな |
9:00〜46 植林帯の巻き道を進む 休憩 |
 |
 |
10:05 7番鉄塔を通過 |
少し平坦となる |
 |
 |
10:25 8番鉄塔を通過 |
P1019地点付近を通過 |
 |
 |
10:40 尾根中央に大きな岩(一部褶曲岩)を左に巻く |
尾根を進む |
 |
 |
時折、モミやツガ?などの大木がある |
11:21 尾根への分岐を記録 |
 |
 |
ブナやヒメシャラの尾根 |
簡単な細尾根 |
踏み込んだ足元の岩が崩れ落ちた
国見山手前、ルートを塞いだ倒木をさけるように右端へ寄って、足下の60センチメートルほどの岩上を踏んだところ、あっという間に岩がくずれ落ちた。(以下はページ下の記録へ) |
|
 |
 |
11:00 国見山の稜線 |
11:47 右足を置いた岩が崩れた箇所 |
国見山 山頂
|
 |
 |
12:04〜30 国見山 |
山頂周辺 眺望は無し |
 |
 |
山頂周辺 |
来たルートを戻る |
 |
 |
全体にガスがかかりだした! |
露岩が多い |
 |
 |
15:00 宮川ダム湖が見える位置まで戻る |
林道が見えた |
 |
 |
15:22 林道着地(正規の登山口) |
登山口の先にあった駐車スペースを確認 |
 |
 |
大和谷橋が見える |
15:27 駐車地に戻る |
体重を乗せた足下の60センチメートルほどの岩がくずれ落ちた。身体はザックを重りとして、右回転しながら傾いていった。寝不足と気温上昇で、頭はややボーットなっていたが、滑落とはこうして起こるのかと、はっきりと思った。身体が真横になりつつ斜面下へ落ちる瞬間、突然、身体がとまった。えっ!と思って自分の延ばした右手を見上げた。右手に持っていた丁字ポールが、岩と細い木の根元を狙ったように引っかけて、止まったいたのだ。しかもガッチリと固定した状態だった。奇跡のようだと思った。崩れた岩塊は、岩の発する独特な音をたてながら落ちていった。高さや傾斜はしれたものだったが、打ちどころが悪いと自力下山は不可能となる。右足から三箇所の出血と膝の強い打撲ですんだのは幸いだと思った。足元の岩と共に落ちる状況を思い返してみると、頭の中ではスローモーションで記憶されている。 |
|