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ダニを知る

(ライム病・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
2021.7.17

「山ありダニあり」の啓発ポスター?

和歌山県立自然博物館で開催のダニに関する展示を見に行く。
「タカサゴキララマダニ」の大きな模型が展示されていた
パネル展示内容
1.マダニってなあに?

日本のマダニは6属42種
幼虫期のマダニの脚は6本で、若虫期以降は8本となる。
マダニは飛ばない!跳ねない!
 

2.マダニが媒介する感染症

1〜2週間後に高熱が出たら病院へ
日本紅斑熱
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)


3.マダニ対策に関する問い合わせ先

国立感染症研究所昆虫医科学部
TEL:03-5285-1111
SFTSに関する問い合わせ先
厚生労働省健康局結核感染症課
TEL:03-5253-1111


4.マダニの生息場所

シカ・イノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する環境
民家や裏山、畑、あぜ道などにも生息


5.マダニから身を守る服装

首にタオルを巻くか、ハイネックシャツを着用
ズボンの裾に靴下を被せる
シャツの裾はズボンに入れる
シャツの裾は手袋の中に入れる


6.マダニから身を守る方法

上着などは家の中に持ち込まない
ガムテープで服に付いたダニを取り除く
ダニは長時間吸血する。
吸血中のマダニを取り除こうとすると、
マダニの口器が皮膚の中に残り化膿することがある


7.忌避剤の効果

ダニ忌避剤にはディート、イカリジンの2種類がある
しかし、マダニの付着は完全に防止できない


8.国内で入手できる忌避剤の種類と特徴

ディート:10%で2時間 12%で3時間 30%で6時間
イカリジン:5% 6時間 15%で8時間



マダニはやっかいである。
山を歩いていて、年に2〜3回は喰いつかれている。
ダニにすれば自分のようなマヌケ面した獲物が
ヒョロヒョロとやってくるのだから、
待ってました!といばかりに足元から這い上がってくる。
夏前だと子ダニと思われるヤツらが束になって這い上がってくるが、
老眼ではほとんど見えない。
で、風呂などで黒い小さな粒が皮膚に付いているのを発見して、
マダニと分からず何気に爪で取ると
そこからは三ヶ月間ほど、腫れと強い痒みとの生活がはじまる。

ライム病

マダニによる感染症の一つに、
「ライム病」というのがあることを
読売新聞の記事(2023.7.12)で知った。
「ポレリア菌」
というものを保有しているマダニにかまれた場合に発症するという。
2022年で14人の感染が報告されているらしいが、
マダニにかまれて病院行く人の絶対数は少ないと思われることから、
実際の感染者数は、もっと多いということになるのだろう。
また仮に、一般病院を受診したとしても、
「ライム病」だと即座に診断できる病院があるのかどうか、疑問である。
症状は疲労感、頭痛、筋肉痛というインフルエンザに似たもので、
播種期には、顔面神経まひ、髄膜炎、心筋炎、角膜炎などが現れ、
慢性期には関節炎、皮膚炎の症状や
味覚障害、耳鳴りの後遺症がでる場合があるという。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
マダニからSFTSに罹る人が増えているという。
しかもこのSFTSが人から人へと感染したという。
読売新聞(2024.3)によると、
20代の男性医師が2023年4月にSFTSと診断された男性患者を担当し、
患者死亡後の9日後になって、38度の発熱などの症状が出て、
SFTSと診断されたという。
患者の血液や体液に触れたことで感染した可能性があるという。

和歌山県立自然博物館到着 周辺散策
ついでにモミとツガの見分け方を知る

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