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宍粟市波賀町 十年(1039m)  2019年6月12日(水) 晴れ   地図
登山口
1〜3:大森神社
4:登り口

5:尾根
6:鉄塔跡
7〜12:尾根、杉林
13〜14:栃の木
15,16:十年頂上
17,18:小さな池、モリアオガエルの卵塊

19:林道宮の後線
20:ヤマメ茶屋側登山口
21:ヒメウツギ(引原川沿い)


宍粟別選五名山・十年(1039m)
「十年」とは変わった山名。
登山口のある大森神社に着くと小雨が降っていた。しばらく待つと雲が切れて青空が覗いてきた。

大森神社境内にある由緒


大森神社裏の林道を一時間ほど歩く。「十年」の標識があり、取っつきから急な斜面を登ると尾根にでた。
後は、緑の森林浴コース。広い尾根に大木が見られる。
展望はなく、染まるような緑の中をアップダウンを繰り返しながら歩くのみだ。
この日は曇時々晴れで気温は15度前後で涼しかった。

山頂ではお馴染みの宍粟市の新しい山名標識がたっていた。
分岐付近にぬた場のような小さな池があった。
傍の木にモリアオガエルの卵塊が付いていたが、オタマジャクシや蛙の姿は見られなかった。
下山はヤマメ茶屋側に下っていった。これもなかなかの急斜面でしかも長く続いた。

行程(約8.5km) 休憩含む4時間50分 
大森神社登山口(10:10)--林道--登り口(11:10)==宮ノ後山P872(11:18)==P996(11:50)==栃の巨木(12:05)==三叉路(12:20)==十年頂上(12:30)==三叉路・池(12:40〜12:46)==P965(13:06)==林道(13:50)--林道、国道--大森神社(15:00)

大森神社に帰って来ると、鬱蒼とした社叢で杉の落ち葉を集めている小柄なご老人がいた。
風呂の焚きつけにいいという。無尽蔵にあるから燃料代が助かるに違いない。
当方より10歳上だった。「十年」山の謂われを聞いてみたがとくにないと云うことだった。
戸倉峠に近く人家もまばら、「静かなところですね」というと、
「静かすぎるよ、どんどん忘れっぽくなってな(笑)」という。「いやぁ、それは私もです・・・」。