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西脇市黒田庄町船町〜丹波市柏原町  2020年6月17日(水) 晴 地図
船町 加古川/篠山川合流地点
1:R175井原橋から
川の三叉路
2:南方向
3:東方向(篠山川)
4:西方向 イタリ山
5:イタリ山と井原橋
6,7:土手の草花

丹波市柏原(かいばら)町
8〜12:柏原八幡宮 (説明)
木の根橋 (説明)
13:南側から
14,15:北側から
16:小川をわたる根っこ
柏原藩陣屋跡(説明)
17〜19:長屋門
20〜23:柏原藩陣屋跡
24:柏原藩初代当主徳川信包像(説明)
町並み
25:たんば黎明館(説明)
26:商店街
27:JR柏原駅
28,29:町並み
30:柏原支所
     
梅雨の晴れ間。西脇市、丹波市を散策した。
西脇市黒田庄町船町は加古川上流、篠山川が合流する風光明媚なところ。
通りかかると「いい景色だなぁ」といつも思っていた。
以前、この風景を俯瞰すべくイタリ山に登ったが、樹木が繁っていて展望できなかった。
川の東側の山に林道があるので展望個所を求めて行ってみたが、残念ながら、そちらも展望個所がなかった。

川沿いの小さな駐車場に車を置いて堤防を歩いた。梅雨の晴れ間だが日射しは夏そのもの。
堤防からの眺めは、川と云うより広い湖のよう。穏やかな川面に周囲の山や緑が映えている。
現在、舟は一艘も見当たらないが、JR加古川線が出来るまでは、舟運が盛んだったという。
船着き場の跡も見当たらなかったが、船町という地名にその歴史を留めている。
瀬戸内海まで途中の西脇の滝野の闘竜灘の辺りは難所だったことだろう。

その船町から北東約20kmの柏原に行った。
高校時代の友人A君の故里。その頃、慢性中耳炎の手術のため伊丹市の入院先で知り合った。
それ以降は疎遠であったが年賀状だけはやりとりしていた。
残念ながらA君は60歳で亡くなってしまった。
神戸の近所に引っ越してきたのに、忙しく(いい訳がましいが)交友は復活しなかった。

ふと思い出して彼の故里を訪ねてみた。
彼の実家はどのあたりか判るはずもないが、こぢんまりした町並みのどこかだろう。
柏原藩の城下町で、太鼓櫓があったり、陣屋跡があり、但馬の出石に似ている。
彼が通ったという伝統の柏原高校もあった。
大型店に圧されたのだろうか、廃業した煙草自動販売機を備えたよろず屋?さんも懐かしい。
JR柏原駅は、駅ビルが建って新しくなっていた。

小山(入船山)の麓に八幡宮の鳥居があった。緑に染まる広い石段が頂上の八幡宮まで続いている。
下からは見えなかったが、本殿の裏に朱い三重の塔があった。
鐘楼があり、「願い事をうかべて3つ撞いてください」と書いてあった。
健康長寿を祈念して3つ撞かせてもらった。
入船山は深い森で、町を展望できるところが見当たらないのは残念。

観光案内所でパンフレットを頂戴したが、他にもいろいろと見所がある。
暑いのでこの2,3個所だけになってしまった。
涼しい秋にでも再訪したい。