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愛媛県西条市 石鎚山・弥山(1972m) 2014年11月20日(木)  地図
土小屋コースから
1:石鎚山の岩峰
2:凍った小滝
3,4:南尖峰
5:瓶ヶ森
6:二の鎖元小屋
(成就社からの合流点)

弥山(1972m)頂上
7:鎖場の元結い
8:石鎚神社
9:山小屋の発電
展望
10,11:天狗岳(1982m) 拡大
12:西:二ノ森、
 堂ヶ森方面
13:北:今治方面

下山、土小屋へ
14:三の鎖
15:路傍のお地蔵様
16:山路と瓶ヶ森
17:木道
18:石鎚神社成就社の山、燧灘
19:国民宿舎と岩黒山

     
11月20日(木) 晴れ

19日から国民宿舎石鎚で二泊三日、石鎚山脈の三山(瓶ヶ森、石鎚山、笹ヶ峰)を歩いた。
1900m前後の山々で朝は氷点下になり霧氷が見られた。
10月に剣山を登り翌日石鎚山を予定していたが雨の為登山を断念したが、今回は三日間とも好天に恵まれた。

第二日目は石鎚山。
石鎚山は、石鎚神社のある弥山(1972m)、天狗岳(1982m)、大砲岩、矢筈岩のある南尖峰の総称らしい。
石鎚山の標高は1982mと書かれているが、天狗岳の標高だ。

国民宿舎石鎚から弥山頂上までおよそ4.3km(片道約二時間半)を往復した。
「鶴の子の頭」を過ぎるころから、石鎚の岩峰が見えてくる。
斜面は霧氷の木々を纏って、初めて見るものには神秘的だ。

「二の鎖元小屋」から登りになる。鎖場に挑戦する若い人たちが集まっていた。
当方は二ノ鎖、三ノ鎖場は迂回、霧氷の下、階段を上っていった。

頂上に出ると、十数名の中高年登山者がいた。半分は女性で賑やか。
山小屋はすでに冬眠に入っているらしかった。
北向きの石鎚神社の鳥居には氷が張り付いていた。無事来られたこと感謝合掌する。
東側に鋭い岩峰の天狗岳がそそり立っている。
オーバーハングした北面は霧氷で白く輝き、その素晴らしい景観に感嘆の声があがっていた。

天狗岳へはいったん2,30m岩尾根を降りなければならないが、降り口がよく判らなかった。
誰か向かう人がいれば後をついて行こうかな思っていたが、誰もいなかった。
オジンとしては細い岩尾根で進退窮まりそうな気がするのでここは自重した。
若者だろうか、天狗岳の狭い頂上に2,3人の人影が見えた。

そう度々来ることはないだろう、西日本一の標高から四国山地を見渡す眺望をカメラに収め下山した。


前後しながら一緒に登ってきた方にシャッターを押していただく。

山歩きしていると、各地で役小角ゆかりの修験道行場に出会う。
石鎚山も役小角の開山と伝えられている。宿舎にあった資料より。