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和歌山県 熊野古道中辺路 近露→熊野本宮 2014年4月15日(火)〜16日(水) 晴れ  地図
15日
1〜4:近露
5〜11:野中、秀衡桜
12:新高尾トンネル
16日
13:小広峠
14,15:山路
16,17:蛇形地蔵
18:廃屋
19:かつての棚田
20:発心門王子
21,22:廃屋
23,24:山里
25:九鬼ケ口関所跡
26〜27:展望台より
28:最後の下り
29:熊野本宮大社
30〜32:大斎原の大鳥居


15日(火) 近露→小広峠
行程(約7km)
近露(12:15)==継桜王子(13:35)==小広峠バス停(15:30)
復路
小広峠バス停---路線バス---近露

熊野本宮会館東側の河川敷駐車場に移動、車中泊。
本宮大社は大祭のため大変な賑わいだった。
河川敷からも大斎原の大鳥居が堤防越しに見えるが、夜間はライトアップされ荘厳な風景だった。

16日(水) 小広峠→熊野本宮
本宮大社前から路線バスで小広峠に移動。
行程(約18km)
小広峠(6:45)==わらじ峠(7:30)==(迂回路)==蛇形地蔵(9:55)==三越峠(10:35)==
船玉神社(11:40)==発心門王子(12:20)==水呑王子(12:55)==伏拝王子(13:55)==
ちょっと寄り道展望台(15:00〜15)==熊野本宮(15:45〜55)==大斎原(16:25)

長い間歩いた後、大斎原の大鳥居が見えてくると、「ああ、やっと着いたか」という感動がある。 その感動を味わいたくて来た。
蟻の熊野詣でと言われるほど賑わった道、白装束で一大決心をして歩いた昔の人々もさぞかしと思われる。


大斎原の今昔(掲示板より)

一期一会
日本人よりもスイス、オーストラリアなど外国人の方が多かった。
スイスの青年二人組が「元気ですね」と声をかけてくれた。
「いやいや、この通り二本杖でぼちぼちです」「I'm 70」と身振り手振りで応えると、「Oh!」パチパチと拍手してくれた。

夕方、近くの湯ノ峰温泉・公衆浴場で疲労回復。五人も入れば一杯になるこぢんまりした公衆浴場で他にも壷湯や薬湯など沢山あった。入っていると「こんばんわー」と大きな声で地元の人が入ってきた。 ひとしきり話を聞かせていただいた。
林業、八五歳、小さい頃から毎日入りに来ている。 太からず細からず、肩や足腰の筋肉もしっかりして顔色も艶々している。 山歩きも若い者にはまだまだ負けないよ・・と仰っていた。


本宮会館東側の河川敷からは広い河原の北側に果無山脈が望まれる。
発心門あたり(写真23)に掲げてあった案内板。

いつか、あの山波を歩いてみたいと思いながら眠りについた。

熊野ツーリズムビューロー コース案内↓
http://www.tb-kumano.jp/kumanokodo/#nakahechi-kohechi-ohechi