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和歌山県 熊野古道中辺路 紀伊田辺→滝尻
2014年4月7日(月)
地図
1:秋津王子
2:須佐神社
3:万呂王子
4:小野原付近
5,6:梅畑
7,8:長尾坂から
9,10,11:水呑峠
12:田辺湾遠望
13〜17:捻木峠
18:「峰」村落が見えてくる
19:峰厳島神社
20:峰
21:滝尻王子
22:熊野古道館
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和歌山県田辺市 熊野古道中辺路 −1
紀伊田辺・秋津王子 == 潮見峠 == 峰 == 滝尻王子
行程(約21km)
弁慶のさと湯駐車場(8:45)==秋津王子(8:55)==須佐神社(9:15)==万呂王子(9:55)==
下三栖バス停(10:10)==長野(11:45)==水呑峠(358m 13:05)==捻木峠(492m 13:45)==
潮見峠(545m 15:05)==清姫道分岐(440m 15:55)==国道311峰村落(111m 16:45)==滝尻王子(17:05)
復路
滝尻王子(18:31)---路線バス---紀伊田辺(19:10)---タクシー --- 弁慶のさと湯駐車場
起点にした駐車場は、前日に「弁慶のさと湯」へ電話したところ、「営業時間外ですがかまいません」とのことであった。
このコースは、半分ぐらいが舗装された県道歩きになる。リュック姿のハイカーは滝尻王子まで出会うことはなかった。
熊野古道らしくなるのは、水呑峠あたりからで、それまでは県道や生活道を行く。
梅の生産地で山々の斜面に梅畑、みかん畑が続いている。
谷の向こう側の斜面では、モノレールで農業資材を運び上げているのが望まれた。
長野から県道を離れ長尾村落に急斜面を登っていく。水呑峠辺りまでは人家があった。
所々、梅の加工所、木工所などが道の両側にある。みかん畑も大きな実がなっているが収穫されずに落ちているのが沢山あった。
水呑峠は丁度桜が満開、そこからは田辺湾が遠望できた。休憩所があったが、ウイークデーのためか休業。
捻木峠も杉の巨木、石畳の道、田辺湾の見晴らし、と雰囲気のある峠だ。
潮見峠
清姫道分岐から門谷を通って滝尻に出る道もあったようだが、そのまま峰のほうに行きトンネルの北側に出てしまった。そのためトンネルの中を一段高くなった細い暗渠の上を歩くはめになった。自動車が通り過ぎると真っ暗になり、空気も悪い。
トンネルを出てから気がついたが、東側の川沿いに道があった。よく考えれば当然で暗渠は歩道ではなかった。
熊野古道は、清姫道か峰のさらに北にある「覗橋」へ向かうのが正しいようだ。
21kmの長距離を歩いたのは初めてだが、さすがに足が疲れた。
起点の「弁慶のさと湯」に戻り、足を癒し、食事をして翌日の出発点「滝尻」に今度は自分の車で戻った。
駐車場は他に車はなく、小さな街灯、聞こえるのは川音だけ。
寝袋は二重にしていたが、夜中に冷え込んでくると少し寒いぐらいだった。
だが、夜空には煌々とした月と、それに負けず劣らず星が満天に輝いていた。
星の数は、普段見るのとは全然違っており、子供の頃に見て以来の多さだった。
車中で寝ながら眺めていると、映画で見た宇宙船にでも乗っているような気がした。
しばらくするとガラスが曇ってき、眠気とともに見えなくなった。
参考:熊野ツーリズムビューロー ↓
http://www.tb-kumano.jp/