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兵庫県神崎郡神河町 八幡山(776m) 2014年3月24日(月) 晴れ  地図
1:大歳神社(登山口)
2:尾根筋が見えてくる
3:残雪
4,5:登山口を振り返る(ヨーデルの森)
頂上
6:三角点
7,8:方位石?
9:南斜面(拝殿と呼ばれる)
展望
10:北:段ヶ峰
11:平石山〜段ヶ峰
12:西:長谷
後半
13:730mピーク
14:尾根の倒木
15:峠手前の美林
16:ムジナ
17:峠(南東方向に行くと林道に出た)
18:神河町(林道から)
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19:夕暮れの村(追上、猪篠)
20:八幡山(2012/10、段ヶ峰から)



兵庫県神崎郡神河町 八幡山(776m)〜峠(長谷・大山)
八幡山の頂上には巨石があり、古代人為的に並べられたのではないかという「ピラミッド説」がある。


行程(周回14km)
大歳神社(9:20)==尾根筋(10:15)==八幡山頂上(11:10〜11:30)==P750(11:50)==(方向違いでロス)==
P762(12:55)==P730(14:05)==峠(14:40)==作業林道(14:55)==堰堤西詰(16:05)==(沢筋)==
堰堤(16:40)==播但高速道下(16:50)--(3.3k)--大歳神社(17:45)

大歳神社から八幡山までは道標に従って登っていった。
頂上にある大きな石の並びは、何らかの規則性があるように見えないこともないが、やはり自然のものではないだろうか。
ただ、南西部にある「拝殿」と呼ばれる美しい原っぱと考え合わせると伝説を信じたくなる。
今日は人っ子ひとりおらず、気のせいか神秘的な雰囲気が感じられた。

八幡山から南西方向に峯が連なり、峠に向かい、大山に降りることにした。
林業が盛んらしく、尾根筋も植林地帯が続く。が、随所に倒木地帯もあって、やはり引き返した方がよかったかなと後悔がよぎった。

峠手前のコル(写真15)で何やらうごめく動物が遠くに見えた。そしてトコトコと駆け上がってきた。
7,8m先ぐらいまで来たところでお見合い。タヌキでもなさそう、帰ってから写真を調べるとムジナらしい。
こちらが立ち上がると、「それじゃね・・」と云わんばかりに横へ去ってしまった。
2,3枚シャッターを押したが、ピントが外れており、残念。


峠は大山・長谷を結ぶ。其処から入炭山を往復できればと当初は欲張っていたが、倒木地帯で疲労もあり、大山へ下ることにした。
これが正解だった。というのも、地形図では破線で示されている人道が、真新しい作業用林道で寸断され、わからなくなっていた。 林道の谷側は崖になり降りようがない。時間はかかるがつづら折りに林道を辿る他なし。
林道はさらに北へと延びている。これではいつまで経っても降りられない。
もう1本の破線が東に降りているところまで来た。なんとか沢に降りられそう。
小さな堰堤があったが微かな踏み跡で運良く降りられる側を選択した。
長く感じたが、30分ほどで大堰堤の内側に出た。真新しく、法面の工事はこれからのようだった。

やれやれ、一服した後、後は只管車道歩きで大歳神社まで帰った。

大山〜長谷の古い峠道を歩いてみたく思ったが、あまかった。
林業も機械化、ブルドーザーで林道を造成して行う時代。
地形図にある路地(破線)もだんだんと人が通らなくなる。
だが、通らないからといって消されても困る。今回も一応GPSにポイントしておいたので役に立った。