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兵庫県小野市 鴨池周辺 2014年1月6日(水)、11日(土)  地図
1月6日
鴨池
1:女池
2:コハクチョウ
3:コハクチョウの子
4,5,6:カモ(男池)
鴨池周回路
7:小野アルプス連山
8:古い道標
9:落ち葉の周回路
10:ゴルフ場北側
11:小野アルプス連山
1月11日
不動ヶ尾〜竹山
12:山麓北側の田園
13:糠塚山
14:粟生駅
15:不動ヶ尾・三角点
16:竹山・甕塚古墳
17:走り溝
陣山
18:陣山の畑風景
19:陣山より竹山を望む
 
小野市鴨池周辺の散策。
コハクチョウが渡ってきている。居合わせたご近所さんの話では、年々少なくなっているとのこと。



この日いたのは1,2家族ぐらいか。子供(写真3)はやや灰色がかっている。
コハクチョウや鴨たちも遠いシベリアからよくぞ身体ひとつで渡ってくるものだ。

鴨池は以前歩いた小野アルプスの北側にあたる。
池の北側に回って広い池を前景に連山を撮ってみたいと周回路を歩いた。
道は良いものの残念ながら雑木林に遮られ写真にならなかった。
東側ゴルフ場の辺りでネット越しに望めただけだった。

1月11日(土) 晴れ

池の北側にある山(150m前後)から池と小野連山を撮るべく登ってみた。
山の東西に送電線の鉄塔管理道が通っている。よく踏まれて歩きやすい。
道はここも雑木林のなかを行き、南側の池や連山方面は見通しがきかない。
鉄塔下は草が刈り取られ見通しがよいが、残念ながら山の北斜面に偏っていた。

東側にもう一つのピーク竹山(161m)があり、甕塚古墳があった。
このあたり古来から人々が生活の場にしていたことがうかがわれる。
説明板は山中の湿気のために汚れて判読しにくく、写真に撮って拡大すると以下のように書かれていた。
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阿形町の西にそびえる竹山の山頂(161m)に古墳が存在し、明治34年2月に発掘調査が実施されました。
その調査結果については、加東郡誌(大正12年)に報告されています。しかし、阿形町の住民は、古墳から鏡などが出土したとの話は聞いていましたが、現在の住民は誰一人も見たことがありませんでした。そこで、小野市立好古館との地域共催展で町の住民の要望にもとづいて「わたしたちの町・阿形展」を開催する機会を利用して、好古館から東京博物館に依頼して出土品を借り出し、目の前で見ることが出来ました。
また、立木を伐採しこの古墳の測量を行ったところ、全長23.5m、後円部の径が約14mの前方後円墳で、5世紀の前半に築造されたことが確認できました。
なお、明治時代の発掘で出土したのは、神人画像・乳文鏡と三環鈴、須恵器等で、現在東京博物館に保管されています。
小野市阿形町 寄贈小野ロータリークラブ
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「走り溝」(写真17)

200年前の溝が今も機能し、付近の住民によって守られている。

竹山は地形図では山名がなかった。東山麓に降りたところの民家でちょうど庭先で出ておられた同年輩の方に聞いてみたところ「私らはタケヤマというとります」とのこと。
親切にも家の中から好古館発行の資料を持ってきて見せて下さった。
近所の史跡や子供達が郷土の歴史を勉強している様子などが記載されている。
そこから東に小高い丘が見えた。「あれが『陣山』です、あとで行ってみてください」とのこと。車の所に戻り、寄ってみた。

阿形城趾「陣山」(写真18,19)