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岡山県奈義町 那岐山(1255m) 2013年8月27日(火)  地図
1:朝の那岐山
(南側山麓から)

2:蛇淵の滝
3〜6:登山道
7:大神岩
8:大神岩から南の展望

9:那岐山三角点(1240m)
10:西側展望小屋
11:西・滝山方面
12、13:那岐山頂へ

14:那岐山頂碑
15:三角点を振り返る
16:南・奧に小豆島
17:東・後山〜日名倉山

18〜20:黒滝


8月27日(火) 快晴
岡山県奈義町 那岐山(1255m)

猛暑が続いたが、24,25日雨、そして今日快晴になった。
宍粟の山からは岡山県側をみると独立峰のように形のよい山が見える。

2013/07/20 駒の尾山より

高速道を利用し約3時間で現場に到着。中国道は早朝割引があるので有り難い。
奈義町の田園地帯に入ると山腹に雲がたなびく那岐山が見えてきた。
朝の爽やかな空気を吸いに車外に出てみた。(1)
後山などからみると富士山のような形だが、山麓からみるとは東西に長い山容だ。

さすがに人気の山で蛇淵の滝前の駐車場には数台の車があった。
夏休みの1,2年生を連れたお父さんも見られた。

真っ青な空にちぎれ雲が浮かび、お月様も中天に残っている。
一番西側のCコースから登っていった。
近くに自衛隊基地があり、樹林帯を登っていくと機関銃や腹に響くような重火器の発射音が聞こえる。

つづら折れのあたりで、早くも降りてくる人に出会った。
日焼けした顔に真っ白な頭髪、半ズボン、上半身裸、首にはタオル。あばらの胸にしわ腹のスリムな体格だ。
夏の日射しに汗が光っている。
「地元ですか」
「津山から」
「毎日登山ですか」
「よほど天候が悪くなければ」
お歳は聞きそびれたが70代後半にお見受けする。
もう慣れた道だから足の運びも決まっているのだろう。
話が終わると瞬く間に姿が見えなくなった。
ひょっとして仙人かも・・・ すごいお方がいるものだ。

山頂は大部分熊笹の原っぱで360度の素晴らしい展望だった。
北側に中国山地の山波、東には氷ノ山、後山、日名倉山、南には奈義町の平野の向こうに遠く小豆島がかすかに浮かんでいる。
西は滝山方面に登山道が延び、これまた歩いてみたくなるような山脈が続いている。

行程(周回約8km余り)
駐車場(8:15)==蛇淵の滝(8:30)==大神岩(9:55)==那岐山三角点(10:50)==
那岐山山頂(11:45)==黒滝(13:10)==蛇淵の滝(14:10)==駐車場(14:40)


付近の概略地図

帰りは後山・日名倉山の山麓を抜ける長閑な429号線を千種に向かった。
稲穂が実り田圃は黄金色、青い山脈と対をなして美しい田園地帯が続いている。
あてにしていた「エーガイヤ千種」温泉は火曜定休日だった。
山崎から高速道に入り帰宅した。