メイン頁へ
兵庫県養父市大屋町 御祓山(773m) 2013年4月9日(火)  地図
1〜6:ツツジ回廊
7〜10:みづめ桜
尾根からの展望
11:南:須留ヶ峰
12,13:北西:氷ノ山
14:氷ノ山と天滝(手前)
15:御祓山頂上

16〜18:樽見の大桜
19:桑畑の石垣

20〜22:ミツマタの群生
大屋町宮本・県道279号線

4月15日再訪
23〜26:みづめ桜
27,28:氷ノ山遠望
4月9日(火) 晴
兵庫県養父市大屋町 御祓山(みはらいさん773m) 兵庫100山

御祓山の見所は「みづめ桜(エドヒガンサクラ)」だ。
ネット上では残雪の氷ノ山を背景に満開のみづめ桜の素晴らしい写真が見られる。
是非自分のカメラで撮ってみたいと出かけた。
案内書では中旬から下旬が見頃とあった。今年は桜の開花が早まっているので天気を勘案して行ってみた。
他にも回りたいところもあったので、早朝五時過ぎに出発、現場に七時半現場に到着した。

早速準備をして満開のコバノミツバツツジの回廊を経て、みづめ桜を目指した。
九時過ぎにようやくみづめ桜に到着。標高580mの西向き斜面にあった。
朝の日射しが樹全体には当たらず根元は暗い。
残念なことに花は五分咲き程度、花びらもソメイヨシノよりも小さく慎ましい感じ。
太陽がもっと高くなってから撮ることにして、御祓山の頂上に向かった。

糸原のみづめ桜(現場の説明板より)
=======
「糸原のみづめ桜」はエドヒガンの巨木で、樹高15.0m、胸囲4.25m、樹齢は600年といわれています。
1997年大屋町の天然記念物に指定されました。
エドヒガンはサクラの仲間でも寿命が長く、巨木になりますが、兵庫県には比較的少ない種です。
この桜は地元の「みづめ桜保存会」により大切に守り育てられています。
=======

御祓山々頂の展望は樹木があってきかない。
南側の斜面で早めの弁当を食べ引き返した。
その頃(十時過ぎ)には、中高年登山グループが二組登ってくるのに出会った。
嶮しいロープ付きの斜面があるが皆さん元気。

もとの「みづめ桜」地点に帰って来ると日射しも高くなって見栄えが良くなっていた。

行程(往復約6km)
駐車場(7:40)==四阿(7:55)==ツツジ回廊==みづめ桜(9:15〜9:25)==御祓山(10:00)
御祓山(10:40)==みづめ桜(11:15〜11:30)==駐車場(12:40)

糸原から県道六号線で北西に行ったところにある「樽見の大桜」に寄った。
見頃を迎え、多くの探訪者で賑わっていた。
こちらは樹齢千年といわれる。
千年も前からここで佇み四季の移り変わりを見てきた貴方は偉い。


帰りに寄った与布土温泉にて(鯉幟と粟鹿山)
   

【追記】
4月15日(月) 晴れ
前回9日は五分咲き程度だった。満開の状態を見たくなり「糸原のみづめ桜」に再訪した。
老木ゆえか花の咲かない裏年もあるとのこと、またの機会にしていては本当に見られるかどうか、こちらもいい歳になっているのでわからない。
現場には、日射しを考えて昼前後に到着するように合わせた。
花はほぼ満開になっていた。
この日も、10人前後の中高年が来ていた。それぞれに花を見上げながら弁当を広げた。
今回は私と同様、山頂を目指す人はなく下山した。