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兵庫県相生市 天下台山(321m) 2013年1月8日(火)  地図
北尾根から
1:天下台山
2:相生市街
3:とんび岩(向こう側は復路の東尾根)
4:岩谷池(手前はとんび岩)
5:岩屋谷公園登山口
6:東尾根
天下台山
7:三角点
8:頂上標識
展望
9:東:姫路方面(高御位山がかすかに望めた)
10:西:相生港〜瀬戸内海〜小豆島
11:南:御津山脈、家島
12:北:たつの市、揖保川方面
(東尾根から続いて小山が北へ延びている)
東尾根へ
13:東尾根コース入り口
14,15:山道
16:天下台山(左)と北尾根
17:北尾根の山腹
18:岩屋谷公園
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19:播磨灘の夕日  (拡大)

1月8日(火) 快晴
兵庫県相生市・天下台山(321m)

今年の初歩き、その名も縁起のよい「天下台山」に行った。
年末に行った「たつの市」黍田の西隣にある相生市にある。
相生港の東側にある山で市民に親しまれており、西側からはいくつもの遊歩道コースがある。
ジャージーにズック靴の毎日登山、あるいは当方のような登山姿の方などが見られた。
頂上ではこの毎日登山の方と小一時間付近の山々など、日向ぼっこ展望をしながら歓談した。

行程(休憩散策込み)
今回は、岩屋谷公園の北にある那波野墓地から北尾根に入り尾根伝いに天下台山へ、
復路は東尾根にまわって岩屋谷公園に降りる周回コースを歩いた。
東尾根コースはこの日誰にも会わなかったが、踏み跡はしっかり付いてテープ標識もある。
最後の岩屋谷公園に降りるところは急斜面になった。

墓地・北尾根入り口(9:05)==とんび岩(9:30)==烏帽子岩(9:55)==天下台山(10:50)
天下台山(12:05)==東尾根入り口(12:35)==岩屋谷公園(14:35)

標高は200〜300で樹木もシダや低い松などの雑木が主体。
山腹には大きな岩が露出して、全体が岩山であることがわかる。

岩屋谷公園から谷コースもある。
途中に岩谷池があるが、尾根から見下ろすと冬場のためか水は涸れているようであった。

この岩谷池や天下台山についてサイトがあった。
この周回コースについてもそこに紹介されていたものを参考にさせていただいた。
帰ってから気がついたことだが、岩谷池の碑文が紹介されていた。
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碑の由来

岩屋池は明治末期に築造され天ケ台水系を源にして下流の公園の清流となって人々の憩いの場としてやすらぎを与え那波地区の田畑を潤しています。
以後幾多の修築及び管理の努力がなされてきましたが明治41年の築造工事においては那波野地区岩谷興三治君古池地区土井政治君が土砂崩壊により犠牲殉職されました。
今回殉職碑周辺の整備をさせていただきました。
献身された功績に感謝すると共に環境を愛し守り子々孫々迄大切にしていきたく思います。

平成6年7月吉日 有志一同
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私のルーツは揖保郡黍田にある。
祖母は隣の神部村那波野出身だった。
祖母の記録によると、二十歳のとき(明治36年)祖父に嫁入りしたとあった。
実家は岩谷といい、そこの次女であった。

碑文にある岩谷興三治さんは曾祖父と同年代か、あるいは祖母の兄弟か親族であったかも知れない。
今も縁者が那波野におられるのだろうか、大変興味深い。
(後日、叔父や従兄頭に尋ねたところ親族にはいないということであった 2013/01/12)

帰りは前回同様、相生から県道250号線で播磨灘を望む海岸線に回り、国民宿舎新舞子荘に寄った。(日帰り入浴¥500)
風呂場からは瀬戸内海が一望でき、太陽が西に傾きつつあった。
帰る途中、断崖の上から夕日の写真を撮った。