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支笏湖、地球岬(北海道−11) 2017年7月6日(木) 晴れ 支笏湖→地球岬 地図
支笏湖
1:恵庭岳(湖南側から)
2〜4:支笏湖休暇村庭園のツルアジサイ
5:東湖畔から見る恵庭岳
6:同、紋別岳
7:同、樽前山(左)、風不死岳(右)
8:千歳川
9:同、山線鉄橋

地球岬
10〜14:
15:室蘭港
16:展望台と亀田半島(背景)


道の駅三石(日高郡新ひだか町)で朝を迎える。
R235を支笏湖へ向かった。
苫小牧東港のフェリー乗り場の標識が見えた。ここから敦賀までのフェリー航路がある。
北海道に来て11日目、すこし疲れが出てきて「フェリーで帰るか・・・」と悪魔のささやきが聞こえたが、「初志貫徹だぞ、支笏湖も近い」と云い聞かせる。

R276に入り、11時過ぎ、支笏湖南の「苔の洞門」に着く。支笏湖周辺地図

しかし、近年土砂崩れがあったのか、埋まっていた。
北側の樹間から恵庭岳が見える。(1)
このあたり、見晴らしもよくなく、通過した三叉路まで戻りR453に入る。
ほどなく、観光地らしい風景になった。


支笏湖休暇村に駐車、湖畔を散策する。(2〜8)
湖の透明度は高く、流れ出る千歳川は非常に澄んでいる。
川はここから北に向かい石狩川に合流し石狩湾に注ぐらしい。


流れ出る千歳川はそれほど広くはないが立派な鉄橋が架かっている。
何故かなと思ったが謂われがあった。(9)掲示板より
山線鉄橋
山線鉄橋は、明治32年(1890年)北海道官設鉄道上川線の空知川(砂川〜妹背牛間)に架けられていた「第一空知川橋梁」であった。
この橋は、英国技術者ポナールの設計によるものであり、英国製の200フィートダブルワーレントラス橋である。
その後、王子製紙会社がこの橋の払い下げを受け、大正13年頃現在の位置に移設されたものである。
一方、明治41年(1908年)王子製紙会社が、千歳川に建設する発電所建設資材輸送を目的とした、王子軽便鉄道(通称「山線」)の運行を苫小牧〜支笏湖間において開始した。
建設資材・製紙用原木運搬のみならず、旅行者等の輸送も行われ、支笏湖周辺の発展に寄与してきた山線は、昭和26年(1951年)に姿を消すこととなる。
山線鉄橋は、現在地に移設されてから山線が廃止されるまでの間、道内最古の鉄道橋として活躍し、その後は支笏湖の景観にとけ込み、思いでのある橋として地元住民を始め、多くの観光客にされている。
このような由来のある橋を「現地で原形保存・現役で使用」を基本思想とし、平成6年(1994年)から平成8年にかけて再生、平成9年(1997年)に同じ場所に生涯現役として復元されたものである。
平成9年11月 千歳市長

支笏湖伝説


散策のあと、休暇村の温泉で入湯。¥720。

夕方五時頃、地球岬に到着。
小高いところにあり、なるほど360度の展望。(10〜17)
天気も良く、南側に遠く霞んでいるのは亀田半島の山々だろうか。


駐車場の売店で蒸しパンなどを買う。
店じまいで、おばちゃんが揚げパンをサービスで追加してくれた。
明日のおやつの心配がなくなった。
綺麗なトイレもあり、wifiの接続もよかった。
地球岬で車中泊。

2017/08/03 記