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宍粟市波賀町 赤谷山(1216m)
2012年9月20日(木)
地図
1:赤谷山登山口
戸倉スキー場
2:ゲレンデ上部(750m付近)
3:赤谷山頂上
背景は氷ノ山
4:山道にて
5,6:変わったキノコ
7:戸倉峠側登山口
8:旧戸倉隧道(廃道)
9:新戸倉トンネル
手前は旧国道
10:国道沿い引原川渓谷
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9月20日(木) 曇
赤谷山(戸倉山)(1216m)
雨の予報はなく、50日ぶりの山歩きに出かけた。
余り間隔があくと足が錆び付かないかという焦りがある。
赤谷山は前回の三久安山の北西にある。
まだ明けやらぬ5:30自宅を出て、戸倉スキー場ゲレンデ下の登山口に8:00に到着した。
行程
登山口(8:10)==(作業車便乗)==ゲレンデ最上部(8:45)==赤谷山頂上(10:10-11:10)
赤谷山(11:10)==戸倉峠(12:25)==(旧国道、現国道29号線歩き)==登山口(14:00)
ゲレンデ下は食堂やリフト乗り場があるが、人の気配は全くなくさびれた感じだ。
草原に車を駐めて、登山の準備を済ませる。
林道を歩き始めたところで、小型トラックに出会った。
「赤谷山に登るんかい、上まで行くけど乗っていくかい」と声をかけられた。
ゲレンデの整備に行くところらしい。
作業者は当方と同年輩三人、一人は荷台に乗っていて、草刈り機も載せてある。
「それはありがたい、お願いします」と乗せてもらった。
歩けば四、五〇分はかかる。
林道は未舗装で荷台はポンポン弾み素晴らしい?乗り心地。
荷台で四方山話をしながらゲレンデの一番上、「赤谷山へ」の標識があるところまで云った。
「有り難うございました」
「じゃ、気を付けて」と車はすぐに引き返して行ったところをみると、わざわざ送ってくださったようだ。
気温は20度前後でだいぶん涼しくはなったが、ブナの黄葉もまだまだこれからという状態だった。
前日の強風で山道には青いドングリや葉っぱが落ちていた。
赤谷山の山頂付近は熊笹も刈り取られ見晴らしがよかった。
ほぼ360度見渡せるが、残念なことに雲が多く、北側にはガスがかかって雄大な氷ノ山は半分しか見えなかった。
登山家加藤文太郎さんが、その風景に感動し万歳三唱したと伝えられているが、充分に想像できる。
戸倉峠に下る山道で、市の職員と思われる登山グループに出会った。
壊れた標識を取替たり、山道の整備をしているとのことだった。有り難いことである。
後半の国道歩きは、引原川の渓谷に沿っている。
紅葉の季節なら単調にならず楽しめたかも知れない。
地元の方の親切は嬉しかった。車に乗せてもらったおかげで時間的に余裕が出来、帰りに波賀温泉に立ち寄った。
やはり、山歩きは快晴の時が最高だ。新緑とか紅葉、冬枯れなど季節感がはっきりとした時期がいい。
今回は満足のいく眺望写真が撮れず不完全燃焼、また時期を改めて来たいと思った。