朝来市宍粟市境界 笠杉山(1032m) 2012年6月11日(月) 地図
関西地方も梅雨に入っているが、天気予報は晴れ時々曇りで、まずまず。
宍粟市朝来市境界の笠杉山に出かけた。
ガイドブックやネット上の山登り記録は宍粟市側からのものが多いが、神戸からは遠回りになる。
なんとか朝来市側からの道はないのかと地形図を見ると、生野町羽渕からほとんど笠杉山まで林道が延びている。
ネット上の山登り記録には少ないがこちらを参考にした。
林道の崩壊が報告されているものもあって、谷筋を行くルートもGPSに仕込んで行った。
地図のP'の地点まで入れた(4WDで)が、そこから先は荒れて未整理の倒木、土砂などで埋まったり、ごっそりと抉られたりして廃道となっていた。
もし駐車して作業の邪魔になってはいけないので、P地点まで戻りそこを起点にした。
今回も目印のない山歩きでGPS頼りとなった。崩壊は予想以上で至る所寸断されていた。
自然の力は凄いものがある。すでに樹木が生えだして自然に還っているところもある。
四苦八苦して920m鞍部にまで2時間もかかってしまった。
鞍部の向こう側は宍粟市だが、なんとすぐ下に真新しい舗装林道が来ていたのはショックだった。
笠杉山を往復した後、南西にある杉山(1088m)へ庭園風尾根があるというコースを往復する予定だったが、帰りの時間と体力を考慮して取りやめた。
復路は急斜面の谷筋を降りるのは膝が保ちそうにない。遠回りでも林道跡を辿った。
崩落したところは急な法面を迂回したりした。
そんななかでも、頂上からは見えなかった東側の山々が広々と望めるところがあって休憩した。
往路
起点(9:00)==谷筋入り口(19:00)==920m鞍部(11:20)==笠杉山頂上(11:50)
復路
笠杉山頂上(12:20)==920m鞍部(13:00)==(林道跡)==谷筋入り口(14:45)==起点(15:10)
笠杉山 国道312号線羽渕付近から
起点 「笠杉山登山口」の標識が立っているが・・・
崩れて向こう側が見えない
荒れた谷筋
倒木を乗り越え、右の急斜面へ
やっと902m鞍部にでる。左:朝来市 右:宍粟市 手前:笠杉山頂へ
右側すぐ下に舗装林道があがって来ていた
笠杉山頂 三角点
記念撮影 この日出会った唯一の登山者にシャッターを押していただく
北東側に開けた眺望 奥:氷ノ山 手前:藤無山
林道跡
林道跡から東側 朝来山、粟鹿山(奥)、手前:田路村落
やっと起点に帰り着く