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香美町 久斗三山縦走 2012年4月24日(火) 地図
蓮台山へ
1:登山口
2,3:シャクナゲ
4:尾根から久斗山を望む
5:尾滝尾根のブナ林
6:熊岩
7,8:残雪
9:蓮台山頂上
久斗山への尾根歩き
10,11:樹間から餘部鉄橋
12:久斗山
13:久斗山(カサハ山)頂上
久斗山三角点へ
14:氷ノ山?
15:扇ノ山?
16:久斗山三角点
濃於美山へ
17:濃於美山
18:同頂上
のおみ谷登山口へ
19:尾根を下る
20:のおみ谷登山口
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21:市午(いちご)村落と餘部鉄橋
     

4月24日(火) 晴れ
兵庫県香美町 久斗三山縦走

蓮台山(628m)
久斗山(くとさん)、山頂にあった山名はカサハ山 650m
久斗山三角点(671m)
濃於美山(570m)

久斗山は「兵庫100山」に新しく登録された。地元の熱意でコースも整備された由。
石楠花が咲き、ブナの新緑が見られる頃か黄葉の頃がよいとガイドブックにあった。
2008年5月15日に同じ香美町の三川山に登った。その時、石楠花の花が残り少なくなっていた。

自宅6:30出発
吉川ICー(中国自動車道・舞鶴若狭自動車)ー春日ICー(北近畿豊岡自動車道)ー和田山ー (312号線、178号線)ー餘部

178号線は一部自動車専用道路が出来ており快適にだった。
但し途中豊岡で道を間違え(カーナビなしで頑張っている)、40分ほどロス。現場には10時頃到着した。
餘部の市午橋から甌穴公園までの林道では途中から地道になり、足高の車でないとお腹を擦るだろう。

行程(休憩時間含む、mは高度)
アセビ谷甌穴公園登山口97m(10:20)==シャクナゲ群落(11:15)==ビューポイント(11:30)==
熊岩564m(12:10)==蓮台山628m(12:25)==カサハ山650m(13:35〜13:55)==
久斗山三角点671m(14:50)==濃於美山570m(15:15)==のうみ谷登山口80m(16:20)==アセビ谷甌穴公園登山口97m(17:00)

 甌穴公園

登山口からは、いきなり尾根の急登が始まる。大きな蛇くんが横切りギョッとする。
気温20度前後だがすぐに汗が噴き出してきた。
途中急斜面では支援ロープが張られており助かる。最後のロープが終わる頃、石楠花が迎えてくれ感動する。
石楠花は植物園でも見られる花だが、こうして深山を分け入って出会うとまた格別。
山肌には、解け残った雪が新緑越しに見え、山陰地方の山らしい姿だ。
尾滝尾根から蓮台山、久斗山、最終の濃於美山まで主に熊笹とブナ林の新緑が続いた。

 尾滝尾根で見かけた熊注意標識
熊岩と呼ばれる大きな岩があった。
熊がいそうな穴があり玄関先から中をのぞいたが留守だった(いたら腰を抜かすだろう)。
ガイドブックにも書いてあったので今日はリュックに鈴をつけて歩いた。
山道ではクマとおぼしき糞を見かけたが、幸いお出ましにはならなかった。

尾根歩きでは、展望が余りきかないが、時折樹間から次の山がのぞく。
内陸から日本海に向け風があって、春の日射しで汗をかいても心地いい。
屡々痩せ尾根があり、熊笹に足を取られて谷に転げ落ちないように慎重に歩く。

のうみ谷登山口に降りたところで、農作業中のお爺さんに会釈をしたほかは、登山中は誰にも会わなかった。
鶯や野鳥の声、梢を渡る風の音、落ち葉を踏む自分の足音のみの静かな山歩きだった。

見かけた花々。
 イワカガミ

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帰りはさすがに疲れが出て、高速道に乗る前に30分ほど仮眠した。
帰宅:21時過ぎ 走行距離:370km