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神崎郡神河町 白岩山(973m) 2007年7月31日 地図
1:登山口から仰ぐ白岩山
2:山道の露岩

3,4,5,6:山頂 庭園のような空間

眺望
7:南側・笠形山938m(奧)
8:同・眼下は猪篠集落、播但道路と姫路の山々
9:西側・段ヶ峰

林道越知猪篠線から
10:白岩山
11:越知集落
12:越知と東側の飯森山(901m)
  

 快晴。朝の気温は低めで、現地に行くまでのバイク走行は涼しすぎた。
 白岩山の北側は朝来市生野町になりほぼ境界にある。ふるさと兵庫50山には入っていないが、番外として紹介されていた。頂上には低い熊笹に転々と岩が配置され、まるで日本庭園のようだとある。しかし登山コースがイマイチ粗っぽく、webで調べてみても大差ない。とにかく現地に行ってみることにした。

 白岩山登山口(8:30)ー(林道)ー猪篠浄水場(8:50)ー堰堤(9:20)ー林道終点(9:30)
 〜大岩付近(10:20)〜山頂(10:40)軽食、休憩(11:40)〜西尾根からコース外れ桧林を下山〜白岩山登山口(14:30)

 千ヶ峰の西側にある越知から林道で峠を越えて登山口のある猪篠集落に入った。登山口前の道路の傍らにバイクを駐めようとしていると、付近で作業しているご主人(70過ぎにお見受け)が「山へ登るのか・・、この納屋の裏に駐めるといい」と云ってくださった。「それは有り難うございます」と云って好意に甘えることにした。ちょうどその位置から頂上が望め、尾根が西に延びている。それを指しながら、ご主人は「ここから林道を東に行き終点から頂上にいく標識がある。下山はあの尾根を西に行って、途中の分岐から此処に降りてこれるよ」と説明してくれた。地形図の波線と一致しておりそのコースを行くことにした。

 約40分歩くと林道も終わり堰堤があった。そこで水を飲んだのだろうか鹿の母子が懸命に向こうの崖を登っていくのが見えた。山道の入り口の標識は薄に覆われ見えにくくなっている。丸木橋を渡りいよいよ山道に入った。鶯の声にときおりカッコウの声も聞かれた。桧林の植林地帯は日陰で汗はかくものの歩が進む。30分ぐらいで尾根に出た。青空に燦々と夏の陽光が照りつけ、むっと草いきれがしてきた。しかし風はからっとしていて心地よい。そこから約40分尾根伝いで頂上に着いた。

 頂上の北側は桧林で木陰がある。南から西にかけては展望良く開け、低い熊笹のなかに大小の黒い露岩が顔を出し、なるほど枯山水のようでもある。南側は此方と同じくらいの山並みの向こうに笠形山が顔を出している。眼下には猪篠集落、西側には播但道路が山間を姫路方面に延びている。道路の向こう側は段ヶ峰から峰山高原の山並みが続いていた。
 ヒグラシのコーラスの中、弁当を食べ、貸し切りの眺望を1時間ほども堪能した。

 下山はご主人の云う周回コースで西に尾根伝いに行き、途中の分岐から元の登山口に降りるべく桧林の尾根を進んだ。しかし残念なことにその分岐が見つからず、なおも進むと送電線鉄塔が見えてきた。地形図を見ると明らかに行きすぎだ。
 樹間からは播但道路が見えている。「ありゃー、えらいことになった。分岐を見逃さないよう慎重に歩いたのになぁ」  送電線から向こうは自然林のようで歩けるようには見えなかった。地形図とコンパスを頼りに桧林の急斜面をトラバースしながら戻る方向に降りていった。

 なんとか正規のコースらしき所に出て元の登山口に着いたのは14:30、1時間以上も回り道をしてしまった。
 わき水の流れる溝で汗を拭き下着を取り替えさっぱりする。バイクのある納屋へ帰ると、相変わらずご主人が作業していた。

「どうだった・・」
「いやぁ、分岐点が分からず西の鉄塔の辺りまで行ってしまいました、いい運動になりました」と笑って云うと
 ご主人は(えっ、ほんまかいな)という表情で笑いながらなかば呆れているようだった。
「(帰ってくるのが)少し遅いなと思ってた。そうか、じゃぁ、こんど調べとく」と云っていたが、登山コースの見回りもしておられるようだ。

 時間が早ければ生野の行者岳にも行きたかったのだが、頂上でゆっくりしすぎたのと、回り道で時間を食いすぎた。ご主人にお礼を言って帰路についた。


 
 登山口付近 この標識は新しかった。

 鹿害から苗を守る筒。山中にはゲートやネットが各所に設けられ鹿との共存が図られている。

 東コースと尾根筋の分岐点。左から登ってきた。奧は西尾根方面。

 乾されているのは出穂前の稲。ご主人(左)が正月飾り用に今から準備されているという。販売用ではなく趣味でやっておられるとのことだった。

 バイク走行:181km  帰宅:17:45