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兵庫県宍粟市 大甑山(1095m)、後山(1345m) 2007年4月12日 地図:1/25,000 西河内[南西]
1:松の木公園登山口
2:上:林道終点のコース案内
 左下:垢離取り場 右下:宿坊跡
3: 左、右上:不動滝

4,:大甑山頂上「平成之大馬鹿門」
5:北西・千種高原
6:北東・三室山(1358)、空山(手前)
7:同じく望遠で
8:東側・植松山(1191)

9:後山(1345)山頂
 向こう側は岡山県
10:西側・船木山(1334)、鍋ヶ谷山方面
11:同・那岐山(1255) 岡山県
12:南西・岡山県側の美作市後山地区 429号線
13:南・日名倉山(1047)
14:一対の「平成之大馬鹿門」
 手前が大甑山、向こう側が空山のもの

15:キツツキの巣穴
16:山道で見かけた小さな花
17:左上:後山南側の小さなピーク
 右上:ピーク手前の分岐から東へ降りる
 左下:立木で止まった落石
18:鐘掛の行者像
 天保四年の文字が見える
  

 自宅からバイクで出発(5:30)ー滝野社IC=(中国自動車道)=山崎ICーR53、R72ー千種町中野

 空山登山口(8:30)〜空山901m頂上(9:20-9:35)〜空山登山口(10:25) (前のスライド)

 バイクで次の大甑山(おごしきやま)・後山の登山口に移動

 板馬見渓谷林道終点登山口(11:00)〜不動滝(11:10)〜大甑山・一般コース分岐(11:35)〜大甑山1095m頂上(12:20- 昼食-13:10)〜後山頂上1345m(13:50-14:00)〜笛石山・灯石コース分岐(14:50)〜大甑山・一般コース分岐(15:30)〜板馬見渓谷林道終点登山口(16:00)

 ー板馬見渓谷林道ー松の木公園(16:30)ーR72、R53ー山崎IC=(中国自動車道)=滝野社ICー自宅(18:45)

 バイク走行距離 246km 帰宅 18:45

 朝の気温は9度で高速道路に入ると体感温度はもっと寒くなりふるえが止まらなかった。山崎IC手前の安富PAで休憩しホットコーヒーで暖をとる。山崎ICで降りR53で西に向かい、R72を千種川沿いに北上した。周囲の山塊は三田や篠山よりやはり大きく、中国山地の一端に入ったと実感された。途中通過した瑠璃寺の参道は桜が満開であった。千草川堤防には所々桜並木があり登校時間でもあったのでその下を小学生達が縦列を組んで集団登校している姿が見られた。また山腹にはぽつぽつと山桜のピンク色が遠くから散見された。

 最初は後山から登る予定にしていたが行き過ぎてしまい空山から登った。しかし、これが正解だった。後山の4〜5時間の長丁場のあとたとえ2時間足らずでも登る気になったかどうか。


 空山登山の後、行き過ぎてしまった松の木公園まで戻った。林道入り口には西大峰山の鳥居があった。ここから千種川支流の板馬見渓谷が始まる。後山は別名「教霊山行者山」とも呼ばれ渓谷から後山に至る一帯が千種行者講の行場になっている。
 渓谷に沿って簡易舗装の細い林道をバイクでいった。林道終点は後山登山口で広場になっており駐車も可能であった。

 今回は「平成之大馬鹿門」のある大甑山を経由して後山に至る「おごしきコース」で登った。下山は一般道(灯石コース)をとった。登山口から登り始めてすぐに垢離取り場、宿坊跡があった。この辺りから女人結界だそうだ。また、「大壁忠司氏板葉見山再興基地跡」があり、この地でテント生活をしたとある。

 大甑山は後山の東に伸びる尾根筋にあり、「平成之大馬鹿門」が設置されている。見晴らしは良く北西に千種高原、北側に空山、背後の三室山、東には植松山が見渡せる。

 後山頂上にて。別名「板馬見山」の標識もあった。岡山・兵庫の県境にあり、後山は岡山県で最高峰になる。右手が岡山県側。画面奧が一般道コース、笛石山に至る。

 次の小さなピークの手前で一般道(灯石コース)への分岐があった。灯石コースを下る。明るい谷筋。杉の木で止まった岩が目に付いた。急斜面では靴幅程度の細い道もあったが判りやすい。さらに下っていくと大甑山・一般コース分岐に戻った。