大江山周辺地図 1:鬼嶽稲荷神社 2:同 南側眺望 3,4:ブナの林 千丈ヶ嶽(832.5m)からの眺望 5:南西方向・赤石ヶ岳(右)、三岳山(左) 6:赤石ヶ岳(736.2m) 帰路176号線から見上げるとパラグライダーが舞っていた。 7:与謝野町・176号線 バイクで走っても爽快な道路。 |
8:鳩ヶ峰(745m)から千丈ヶ嶽(左)、赤石ヶ岳(736.2m) 9:付近の露岩 10:鳩ヶ峰、鍋塚の中間に位置する休憩所 千丈ヶ嶽(左)、鳩ヶ峰(右) 11:鍋塚山(763m) 12:鍋塚から千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰を振り返る 13:北側、鬼の岩屋方面 航空管制標識が設置されている 14:平成の大鬼 麓の博物館前にある。 | |
このところ天気が周期的に変化し、晴れが続かない。今日は高気圧が日本上空を通過し、貴重な一日になった。 以前通りかかって登ってみたいと思っていた大江山に出かけた。昨日雨が降ったため靄がかかっている。 篠山地方に入ると霧が出ていたが前夜の冷え込みが少ないためか先日ほどではなかった。福知山にさしかかる頃、予報通り良い天気になってきた。 大江山からの眺望はのどかな春霞であった。歩くと春の日射しで汗が滴るが、まだ風は冷たく休憩すると汗が引っ込む。(写真:大江山山頂) |
今回は周回コースがとれず、鬼嶽稲荷神社(標高610m)までバイクで入りそこから千丈ヶ嶽ー鳩ヶ峰ー鍋塚山の連山を往復した。峰歩きは360度見晴らしが良く、以前歩いた播但中央の段ヶ峰を思い出した。 登山口の鬼嶽稲荷神社までは車が入れる。ご来光が拝め、秋には雲海が眺められるそうだ。傍らに「熊注意」の標識があったが幸い熊にも鬼にも出くわすことはなかった。ここから千丈ヶ嶽に至る山道にはブナの林が多くあり獣たちの食料になる実を提供しているのだろう。すぐ脇に「鬼の洞窟へ300m」という標識があり帰ってから降りてみた。降りて7〜80mの所にに「正一位鬼丸稲荷大神」がありこのことかと思ったがさらに下へ細い急な道が続いている。登り返すのも大変そうで諦めた。(写真:鬼嶽稲荷神社の下にある鬼丸稲荷大神) |
大江山三山からの眺望はスケールが大きく、春霞の丹後地方、丹波地方の山並みが一望できた。 鍋塚山から帰路、休憩所で車道を辿って出発点に帰る方法もあるが距離が4.6kmとあった。迷ったが、もう一度鳩ヶ峰、千丈ヶ嶽を越えて鬼嶽稲荷神社まで帰ることにした。距離は半分以下で逆を歩くとそれなりに風景も変わるだろうと思った。しかし、千丈ヶ嶽への登りはやはりきつい。「なんでこんなしんどいことを・・」「ま、鶯の声でも聞きながら気長にいこうや」と自問自答しながら、何度も息をついて登った。(写真:鍋塚山頂) |
大江山にまつわる歴史や伝説はWikipediaに紹介されている。地質のことにも触れられているが、山道で見かけた岩を見ると光るものがあって何となく鉱物が含まれているように見えた。 |