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神戸市北区 丹生山系縦走 稚児墓山(596m) 帝釈山(586m) 丹生山(515m) 2007年2月3日 
1:志久道
 左上:柏尾谷・近畿自然歩道志久道入り口
 左下:肘曲り分岐 右:付近の山道
2:昨日の雪が残った山道
3:稚児墓山伝説遺跡 *
4:南側眺望・日の峰、菊水山方面
5:丹生山
 左後ろは雄岡山、雌岡山
6:岩谷峠〜帝釈山
 左上:岩谷峠 右上:木々越しの稚児墓山
 左下、右下:帝釈山三角点
7:帝釈山への山道

8,9,10:丹生神社
11:丹生山から六甲、摩耶連山を望む
12:丹生山城跡の石垣、丁石
13,14:参道石仏
15:コナラの林
16:衝原湖
 左上:丹生山登山口 右上:サイクリング・拠点
 左下:衝原湖 右下:箱木千年家
  

 神鉄箕谷(9:30)〜柏尾台北端(10:10)〜肘曲り(10:35)〜稚児墓山596m(11:15)〜岩谷峠(12:05)〜(13:00)帝釈山586m(昼食)(13:20)〜丹生山515m(14:00)〜(15:10)衝原(15:49)=(バス)=神鉄箕谷

 天気は快晴、風はやはり冷たい。山道には昨日の雪が残っているところもあった。葉っぱの雪が溶けてぽたりぽたりと滴が落ちてくる。山中ではその音が夕立の降り始めのように聞こえた。
 昨年初夏に同じコースを丹生山から稚児墓山に向かって歩いた。その時は羽虫に見舞われ、目や耳に飛び込んできて落ち着いて歩けなかった。今回はそれもなく冬日和の明るい雑木林の中をさくさくと歩くことができた。遠くには六甲山、須磨連山、明石海峡大橋が霞んで見えた。

 帝釈山への登り付近で降りてくる2,3組の登山者に会った。頂上では青年が一人いて一緒に少し遅い弁当を広げた。押部谷から歩いてやってきたそうで、これは大変な距離だ。夏は昆虫採集でこの辺にもよく来るとのこと。さすが若者、携帯電話で帰りに節分のお寿司を買って帰る相談などをしている。こんな辺鄙な山の上でも町の中と同じように会話できるのが私には奇妙な感じだ。

 衝原(つくはら)でバス待ちの間に「箱木の千年家」を見学しようと訪れたが、茅葺き屋根の葺き替え工事らしく見学できなかった。庭の一角に大量の茅が積まれていた。

 * 稚児墓伝説
 羽柴秀吉の三木城攻めのさい、丹生の僧兵が別所に味方した為、全山が焼き討ちにあった。その時死んだ侍童、稚児を葬ったと云われている。