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兵庫県福崎町 七種山、七種槍縦走 2006年11月13日 地図
1:山門 説明書き
2:七種の滝、お社 説明書き
この時期水量は少なかった、初夏の水量が豊富な頃また来てみたい
3:展望岩から
手前の山の向こう側に七種槍とそれに続く岩尾根が見える
4:七種山(683m)頂上
5:つなぎ岩はこの向こう側をロープで下りたところにある
6,7:つなぎ岩
割れた底は繋がっているらしい、腹ばいになって写した
つなぎ岩からの眺望
8:雪彦山(左の岩壁)、鉾立山(右側ピーク)
9:北東方向:右側に笠形山が望まれる
10:次ぎに向かう七種槍
11:七種槍(578m)の頂上
12:東側の市川町方面
13:南側次ぎのピーク小槍
14:岩尾根北西の七種山を望む
15:尾根の山肌と七種山
16:七種槍と伝い降りた岩尾根
17:西側、七種薬師(左のピーク)
18:金取り岩と次ぎのピーク
19:ゴールの田口池
20:コース最後のピーク(353m)から振り返る
七種山(左)、七種槍(右)
21:夕方の野外活動センター田口池
 

 13日神崎郡福崎町七種山に登った。明日からまたしばらく雨や曇りが続くらしい。
 インターネットの天気長期予報はなかなか便利だ。動画の天気図も付いているので好天が続く日を大体予測できるので、つぎの山行きを計画し地図や行程を準備することが出来る。

 朝6:30バイクで出発した。社町から北条町にかけて濃い朝霧が発生していた。昨夜の放射冷却のためだろうか。加古川を渡るところは特にひどかった。灌漑用のため池も多くそこからも湯気がたっていた。ヘルメットの外側が曇り、ジャンバーの袖にも水滴が流れるようになった。北条町を抜ける頃から上空に青空が見えるようになった。福崎町に入るとすっかり晴れてきた。福崎も同じように川が流れているが霧はなく、代わりに風があるように思う。

 神崎橋を渡り、406号線を七種川に沿って北上する。青少年野外活動センターに9時頃到着した。さらに舗装林道が奧に続いていたのでそのまま通過し山門脇の駐車場に駐めた。コースの最終は野外活動センターの池の畔に下山してくるので一瞬ここに駐めた方がいいかと迷ったが、林道は暗くなっても歩ける、なるべく早く取り付いた方がいいだろうと思った。

 山門(9:20) ー 七種神社(10:00) ー 展望岩 ー 七種山、つなぎ岩(11:00) ー 小滝林道分岐(12:20) ー 七種槍(577m) ー 小槍 ー 金取り岩(393m)(15:00) ー 最後のピーク(353m)(15:30) ー 野外活動センター田口池(16:00) ー 林道歩き ー 山門(16:20)

 七種山については予めインターネットの情報を参考にして、通過点の風景やや所要時間ばかりを気にしていた。しかし実際歩いてみると、自分の読み方がいかに浅いかを思い知った。
 前回の雪彦山(大天井岳884)もそうだったが、七種山(683)も岩山で急峻なところが多い。

 七種槍から最後のピークに至る岩尾根(約3km)は痩せていて岩が露出しているところが多く、道の両側はすぐに崖という箇所が多かった。ストックを付きながら眺望をゆっくり楽しみながら歩けると勝手に思っていたがあては大いに外れた。小さなピークがいくつも続き、カメラはブラブラしないようにリュックにしまい込み両手はフリーにしてよじ登ったり、斜面にうつむいてロープを頼りに降りなければならないとこともあり、緊張の連続だった。「おいおい、これを登れってか」「えーっ、ここを降りるのか」と自分自身にカツを入れながらの山歩き。自分の浅い山行き経験では初めての体験だった。

 最後のピークから野外活動センター田口池は、高度差200mの岩と小石混じりの急斜面で、足裏をフラットに地面に付けスリップしないよう気を使いながら降りた。池の畔に降り立ったのは16時だった。

 ここから山門まで林道を歩いて帰る。日がかげっているが東側には歩いてきた尾根筋が夕日の中にあった。所々岩壁が見える。下から見れば大した高さには見えないがなぁと感慨にふけりながら歩いた。

 帰宅 18:45 バイク走行距離:135km