メイン頁へ
兵庫県養父市関宮町 氷ノ山(1509.8m) 2006年10月12日
1:加保坂峠
 雲海の下は大屋町 拡大
氷ノ山
2:福定親水公園登山口
3:布滝
4:不動滝
5:古道を偲ばせる石段
6:地蔵堂
7:冷えの水
 夏でも枯れない
8:氷ノ山越え
 向こうは鳥取県若桜町に至る
9、10:同 お地蔵様
 天保年間の文字が刻まれていた
11:鞍部のブナ林
12:鞍部から見た氷ノ山頂上
 手前の小山はコシキ岩
13:コシキ岩
14,15:氷ノ山山頂・避難小屋
下山・東尾根コース
16:路傍のテンナンショウの実
17:人面岩
18:東尾根を行く
19:東尾根避難小屋
20:東尾根登山口
21:冬を待つスキー場
 

 天気予報は2,3日晴れといっている。バイクも新しくなったので再度氷ノ山日帰り登山を試みた。
 朝5:30出発。星が見えないので曇っているらしい。丹生山系の岩谷峠にさしかかると辺りが明るくなってきた。山裾に雲がまつわり、上空も雲が多い。天気図は高気圧に覆われていたので雨の心配はないはず、そのまま行くことにする。
 西脇、朝来に入っても状態は同じ。加古川や円山川など平野を流れているので川霧かも知れない。峠に上がると上空に青空が覗くが、水平方向の見通しは悪く遠くの山々も霞んでいる。

 昨夜ツーリングマップを見ていて気がついた。朝来から養父に至る70号線の森から山を挟んで西側に6号線と宮本をつなぐ細い279号線がある。大屋町加保に至る近道で2,30分の節約になりそうだ。カカナベ峠という名前もなにかいわれがあるのだろう。峠の向こう側はまだ未完成の法面の補修工事を朝早くからやっていた。一車線の完全舗装でカーブの連続、たまに林業家の軽トラックと出くわすのでカーブミラーをよく見なければならない。

 とにかく、走りに走って9:10に登山口親水公園駐車場に着いた。
 他に乗用車が2,3台駐めてあり、登山者があるらしい。一角に立派なトイレがあり登山届けのポストが設置されている。住所氏名、同行者の有無、非常時の連絡先、コースなどを記入しポストする。用紙の下部は切り離して帰着時間を記入し下山時にポストするようになっている。

 麓から見る氷ノ山山頂はガスがかかりスッキリしない。山頂では上空は晴れていたが周囲の山々は霞んでいた。山肌の紅葉も薄いベールを通してみるようだった。念願の日本海の眺望は見ることが出来ず残念。
 先生に引率された40人ぐらい小学生や、2,3組の年輩夫婦が来ていて賑やかだった。冬には厳しい姿になるのだろう。山道には転落注意の標識が目立った。
 帰路は神大ヒュッテ、東尾根コースを降りた。親水公園に戻ったのは16:30だった。

 氷ノ山(須賀の山):
  1509.8m 兵庫県下の最高峰、中国山地では2番目。氷ノ山後山那岐山国定公園。
 コース:
 福定親水公園ー布滝ー地蔵堂ー氷ノ山越えー氷ノ山(1509.8m)ー神大ヒュッテー東尾根避難所ー氷ノ山国際スキー場ー福定親水公園
 所要時間(休憩、散策時間含む):7時間
 帰宅20:00、走行距離290km