メイン頁へ
西国第23番霊場 應頂山勝尾寺 2006年5月22日


西国第23番霊場
應頂山勝尾寺
大阪府箕面市
1:山門
2:石楠花の参道
3:本堂
4:奉納ダルマ
5:山門(本堂から)

1977年4月
6:山門と宝塔
7:本堂
8:山門(宝塔から)
 

 箕面駅午後3時半、勝尾寺の拝観時間は17時までだ。間に合うだろうか。またにしようかとも思ったが、此処まで来て引き返すのはくやしい。駅前のコンビニでお茶のペットボトルを買い歩き始めた。

 滝まで2km余りは、箕面川に沿って歩く。登る人は少なく、降りてくる人ばかりだ。新緑の楓の下、川音を聞きながらひたすら歩いた。
 滝の手前で勝尾寺方面の登り道があり、勝尾寺まで3.5kmとあった。時刻は4時前だ。滝を眺めている暇はない。上から見ると新緑の向こうに水煙を上げてごうごうと落下している。滝上から勝尾寺まではカーブの多い自動車道をてくてく歩いた。汗が額からしたたり落ちタオルハンカチがすっかり重くなった。

 應頂山勝尾寺には16時35分に到着、なんとか間に合った。昔来たことがあるが、すっかりリニューアルされ山門も本堂も改装され鮮やかな朱に塗られていた。昔なかった「勝ダルマ」がお守りとして考え出されたのか、境内のあちこちに奉納されているのが目立った。
 お参りし納経帳に印をいただいて外に出ると、涼しい風が吹き渡っていた。太陽は山の端に沈みつつあった。

 帰りは最終の千里中央行きのバスに乗った。